2023年秋ドラマ、フジテレビ水曜10時「パリピ孔明」第2話が放送されました。
孔明が次に英子を出演させるのはアートフェス。
ライバルは大人気インディーズバンドのJET PACK!
孔明が仕掛ける次なる計略とは?
「パリピ孔明」第2話をネタバレありでどうぞ!
「パリピ孔明」第2話ネタバレ
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家探し
なぜか若い姿で現代の渋谷に転生した諸葛孔明(向井理)は新しい家を探す。
担当してくれた大泉喬花(ナヲ)が候補を色々出してくれるものの、軍資金が無限にあるわけではない。と渋谷駅まで徒歩5分、家賃3万円という無理な条件を突きつける孔明。
当然そんな条件の部屋はなく、帰った孔明は「BBラウンジ」のオーナー小林(森山未來)に「庵を持つのは少し先になりそうです。」と報告。
三国志好きの小林も「お前の主君・劉玄徳も自分のホームを見つけるには長い道のりだったからな。焦らずやれ。」と声を掛けてくれた。
次のステージ
月見英子(上白石萌歌)はSNSのフォロワーがだいぶ増えた。
だが、孔明は「大望を抱くものが小事に浮かれていることが悲しいです。あなたの歌を待っている人がいることを忘れないでください。」と言う。
そして、次のライブを決めてきたと孔明は言う。
今度のステージはクラブイベントではなく「アートフェスライブ」というフェスだった。
かなり選考が厳しいフェスだったが、先日のイベントの映像を送ったところ評価されたようだと言う孔明は映像を見せた。
英子が歌う映像はカッコよく編集されたものだった。
誰が編集したのかと聞く小林に優秀な人を雇ったと孔明は答えるが、優秀な人を雇う金なんかないはずだと小林は疑問に思う。
フェス当日のブースも決まっていて確認すると、一番端っこのブースだった。
このフェスは初参加は不人気のブースと相場が決まっているのだ。
しかも向かいのブースは今人気のインディーズバンド・JET JACKETだった。
ボーカルのRYO(森崎ウィン)が歌がすごく上手く、「MID DAY」という曲は動画サイトで500万回再生されていると英子は孔明の動画を見せた。
「目の前でこんな人たちにやられたら、お客さん全部持ってかれちゃうよ。」と心配する英子に「いえ。この戦勝てますよ。」と孔明は言った。
JET JACKET
スタジオで練習するJET JACKET。
ボーカルのRYOは途中で曲を止め、セットリストを見せ、メンバーのMASAとTAKUを戸惑わせる。
2人がセットリストを見ると「MID DAY」が入っていなかった。
JET JACKETはフェスの次の日が単独ライブだった。
MASAとTAKUはそれでも「MID DAY」をやった方がいいと言うが、それを無視しRYOはアートフェスに6年前に初めて出た時の思い出話を始める。
JET JACKETも初めての出演は一番端っこのブースで誰も演奏を聴いてくれる人もいなかった。
それがメジャーデビューが目の前まで来ていた。
RYOは「ここまで来れたのは2人のおかげだよ。」と泣きながらMASAとTAKUに感謝を伝えた。
練習終わりに飲みに誘われたRYOは断り、猫カフェに行くと言った。
そんなRYOの様子を建物の間に挟まった孔明が見ていた。
挟まって出れなくなった孔明は誰かに電話をかけ「またお願いしたいことがあるのですが。」と言った。
フェスの準備
「BBラウンジ」に帰った孔明は小林からのセットリストの話を無視し、買い出しに出ている英子に「犬派?猫派?」「朝食はパン派?ご飯派?」「家のエアコンの設定温度は?」と質問のメッセージを送っていた。
小林はセットリストを見て、「ヒット曲のカバーばかりだが、何か策を考えているんだろ?」と孔明に聞いた。
孔明は「秘策は胸中に秘すればこそ、必殺の策になるかと。」と教えない。
その夜、孔明はずっと倉庫にこもっていた。
英子が倉庫のドアを開けると、ものすごい匂いがして小林は「毒水の再現か?」と言い、英子は驚く。
孔明は「今はダメです。この件は私にお任せを。」とドアを閉めた。
フェス当日
フェス当日、ステージの位置を確認している孔明と英子の前に、RYOが現れる。
「JET JACKETさんも6年前に出た時はこのステージだったんですよね?」と聞く孔明。
RYOはそれを認め「ここ全然人来ないから。」と英子に言った。
それでも英子はこのフェスに出られるだけで嬉しいから頑張る。と言った。
そこに、小林が機材トラブルで音が出ないと知らせに来る。
RYOは「大変そうだけど頑張って。」と言い残し、自分のステージに戻って行った。
JET JACKETのステージが始まった。
客も集まり、盛り上がっていた。
小林は孔明に「本当にこれでいいんだな?」と確認し孔明も「オーナーの演技、お見事でした。」と返した。
孔明は「兵法三十六計の中の第七の計・無中生有をお見せしましょう。」と言った。
英子がステージに立った。
その姿が劉備(ディーン・フジオカ)に見えた孔明は「英子さんと一緒に、なしえなかった天下泰平を。分からず終わった世界の真理を、今世こそ…」と誓った。
JET JACKETはMCを始めた。
そのタイミングで、英子のブースのスピーカーからは爆音が流れた。
客もいっぱいいて熱気を感じる。
JET JACKETのブースでは客が「『MID DAY』やって!」と言い出した。
「MID DAY」は明日の単独ライブで…とRYOが言うと「『MID DAY』しか知らなーい!」とあっちに行こう。」と英子のブースに行ってしまい、他の客もそれにつられて英子のステージを見に行く。
英子のブースは客も集まり、大盛り上がりとなった。
孔明の策
無中生有の計とは、無きものを有るように見せる策。
そのために入年な下調べが必要だった。
そのために密偵を使った。
密偵とは英子の熱狂的なファンで、動画の編集をしてくれたのも、このファンだった。
その報酬が、孔明が英子に聞いていた質問の答えだった。
そして尾行の結果、RYOが耳鼻咽喉科に行っていたことを知った。
孔明は人の表情や人相から人となりを見抜く観相学を心得ていた。
最初にJET JACKETの動画を見た時から、RYOが喉が弱いということに気付いていた。
今日、直接会ってそれを確信した。
代表曲の「MID DAY」はサビからハイトーンの連続で歌う際には喉がかなりキツイはず。
だが、RYOは非常に責任感が強く、弱みを見せられない性格。
明日メジャーデビューのかかった単独ライブを控えていることで、喉に負担がかかる「MID DAY」は温存したいはず。
そして、RYOが来たタイミングで英子のブースの機材トラブルを装うと、RYOは油断した表情になった。
余裕綽綽でMCを始めたタイミングでフェスで盛り上がる人気曲を英子が歌い、スピーカーから爆音で大歓声を流した。
そして巨大な照明を下に向け地面を高温状態にして蜃気楼を発生させ、屋台の行列がステージ前にいるように見せた。
仕上げに密偵である英子のファンが「『MID DAY』やって。」と叫ぶ。
「『MID DAY』しか知らない。あっちに行こう。」との密偵の言葉で、筋金入りのJET JACKETファン以外は英子のブースに流れてくると読んだのだ。
孔明は「この計の成功の鍵は彼女の歌声にかかっていました。」と言い、ステージで見る英子を見た。
「見事に彼女はやり遂げてくれました。」と孔明は言い、小林も「英子のやつ、前よりも堂々としている。」と言った。
孔明の狙いはまさにそれだった。
英子は謙虚に振舞う「謹」が強すぎる。
だが、この慣れぬ土地での勝利が強烈な成功体験として残る。
「そこまで見越してのこのフェスの参加だったのか?」と小林は聞き「もちろん。私は英子さんと共に天下泰平の世を目指すのですから。」と孔明は答えた。
乗り込んでくるJET JACKET
フェスが終わり、「めっちゃ楽しかった~。」と充実感に浸る英子と孔明がいる「BBラウンジ」にJET JACKETが乗り込んできた。
「機材トラブルなんて嘘でしょ?」と問い詰められるも、孔明はとぼける。
ライブを妨害したと怒る3人に孔明は袖から黒い液体が入ったボトルを出した。
そしてRYOに「喉に問題を抱えていますね。」と聞いた。
MASAとTAKUはそのことを知らなかった。
RYOはとぼけるが「いつまでごまかすつもりですか?メジャーデビューを目前に心配をかけたくない。喉の不調を隠したのは分かります。でもそれが本当に仲間のためになるのでしょうか?」と孔明は言った。
そして、ボトルの黒い液体を喉に効く煎じ薬と言った。
戦場を走り回り、大声で戦局を伝えた伝令係に持たせた薬だ。
孔明はその煎じ薬をグラスに注ぎ「よろしければお試しください。」とRYOに前に出した。
「飲むわけないだろ。そんなもの。」と断るRYOが咳をする姿を見たTAKUがその煎じ薬を飲んだ。
薬を飲んだTAKUはえずくが、少しするとすごくいい声になっていた。
続けてMASAも飲むと、また美声になった。
2人はRYOに飲むように勧めるが、RYOは断る。
「お前、喉開いたら最強だろ。お前には感謝してる。メジャーデビューできるのもお前のおかげだ。でもデビューして終わりじゃない。俺たちの夢はそっからだ。何でも背負うな。俺たちのことも頼ってくれ。」とTAKUとMASAは言った。
孔明は「戦場で信じて背中を預けられる。それが本当の仲間というものですよ。」と薬をRYOの前に出した。
RYOは煎じ薬を飲んだ。
そのまずさにえずくが、声は美声になった。
RYOは喉が開き、声が出て、喉の引っかかりもなくなった。
RYOは英子に「君のおかげで昔を思い出したよ。客の数もステージの大きさも関係なく必死に演奏していた頃を…」と言った。
そして「次対バンする時は覚えといて。必ず借りは返すから!」と言い、JET JACKETは帰って行った。
孔明の狙い
英子は「私、もっとたくさんの人の前で歌いたい。だから孔明を信じてついていくから。」と言った。
孔明は「では最後の仕上げといきますか。」と言い、「BBラウンジ」でパーティーを開いた。
孔明は心残りが1つあった。
かつて曹操軍に追われ、敗走せざるを得なくなった。
その前夜に兵たちは酒宴に誘われた。
でも多忙を理由に無下に断ってしまった。
今思えば、あれは死を覚悟した兵たちの別れの杯。
その後、彼らは戦場で命を落とした。
なぜ、あの時一杯だけでも彼らと杯を交わさなかったのか…。
その話を聞いた小林は「お前…超孔明だな。」と言った。
その時、英子を探す奇抜な格好の人たちが声をかけてきた。
孔明は「どうやら本命が網にかかったようですね。」と言った。
その人物は今回のアートフェスのオーガナイザー・近藤剛(嶋田久作)と秘書の霧島玲奈(アオイヤマダ)だ。
近藤は国内外の大型フェスをオーガナイズしている超大物プロデューサーだ。
「EIKO、素晴らしかったよ。初参加であのブースであんなに人を集めたのは君が初めてだ!しかも見た目もキュートだ。」という近藤の言葉を耳打ちされた玲奈が身振り手振りで伝える。
近藤は英子に再び自分の主催するフェスに出てほしいと言う。
それを聞き孔明は「狙い通りです。」と小林に耳打ちした。
英子の決断
だが、出てほしいのは2つのフェスのうち、1つ。
1つは来月、福岡で行われる今回と同じ1万人規模のフェス。
もう1つは超ビッグな音楽イベント・サマーソニアだった。
サマーソニアは国内外のトップアーティストが出演し、世界的に注目されているサマーフェスだ。
そして英子がサマーソニアに出場するには条件があった。
その条件とはSNSで10万いいねを獲得すること。
それを聞いた小林は「いいねを集めきれなくて解散したグループや無理に10万いいね集めようと炎上したアイドルもいた。」と孔明に教える。
「つまり注目度が高い代わりに失敗すれば全てを失う、諸刃の剣ということですか。」と孔明は理解した。
5年間で達成したのは1グループのみ。と玲奈に言われ、英子は「最高でも100ちょっとしかもらったことない。10万なんて絶対無理!」と1万規模のフェスに手を伸ばそうとするが、腕をひっこめる。
「まずは福岡のフェスからやっていった方がいいよね?いきなりサマーソニアなんて早すぎるよね?」と孔明と小林に聞いた。
孔明は「あなたの夢は何ですか?」と聞いた。
「たくさんの人の前で歌を歌うこと。もっともっと自分の歌でたくさんの人の心を動かしたい。」と英子は答えた。
「なら、答えは出てるはずです。」という孔明の言葉に英子は「決めた!私サマーソニアに出る!」と決意した。
「パリピ孔明」第2話感想
フェスが大成功!
孔明が英子の次なるステージに選んだのはフェス!
ライバルは大人気のインディーズバンドだったけど、孔明の計略で大成功でした。
これ見てると三国志の色んな作戦を知れて勉強になります!
そして、その作戦を生かして英子の歌声をみんなに聞いてもらうという孔明の策がピッタリとハマっています!
JET JACKET
今回の英子のライバルはインディーズバンドのJET JACKETでした。
喉の調子がよくないボーカルのRYOはそれをバンドメンバーに隠していた。
でも孔明はそのことに気付き、そこを突きました。
なのに、そんなRYOの喉のために薬を煎じてあげちゃう。
煎じ薬のレシピをクックパッドにまであげちゃって、孔明どんだけ現代に馴染んでんの?
JET JACKETが薬を飲んで美声になりましたが、美声を担当していたのは声優の梶裕貴さんでした。
またも強烈キャラが!
最後に出てきたフェスのオーガナイザー近藤とその秘書の玲奈!
英語で話す近藤の通訳を玲奈が大げさな身振り手振りで伝える…
そんな近藤が持ってきた大型フェスの話!
英子はたくさんの人に歌声を聞いてほしいと10万いいねを集めるという厳しい条件に挑戦することに。
これから10万いいねを集めるのに孔明はどんな策を使っていくのか楽しみです。
「パリピ孔明」次回は?
「パリピ孔明」次回は?
新たな仲間にラッパーを!
英子は自分には何が必要かが分からなくなる。
「パリピ孔明」第3話は10月11日(土)22時からフジテレビで放送です。
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