『勝利の法廷式』CASE.9「再開」が放送されました。
黒澤の前に姿を消していた蒼が現れる!
蘭は花の再審請求のために奔走!
再審請求はの扉は開くのか?
そして、現れる真犯人…⁉
『勝利の法廷式』CASE.9「再開」をネタバレありでどうぞ!
『勝利の法廷式』CASE.9「再開」あらすじ
花の気持ち
神楽蘭(志田未来)は早乙女花(北乃きい)の面会に行った。
連続殺人犯の5人目の被害者が出たことで、早乙女蓮(カトウシンスケ)が連続殺人犯ではないことが分かった。ということは検察側が訴えた花が蓮を殺した動機はなくなる。と蘭は花に伝える。
だが、花は「塀の中で、私の記憶の中にある彼を何度も何度も殺した。そしたら彼のことを思い出しても何も思わなくなった。やっとそこまで来たのに、今更…」と言った。
蘭は息子のことを持ち出し、「陽斗くんの存在も嘘なの?消したい記憶なの?」と聞くと、「あの子は幸せにならなきゃダメなの。殺人なんか無関係で、こんな父親とも母親とも縁を切って、幸せに普通に生きていかなきゃいけないの。」と花は涙を流しながら答えた。
そんな普通を真犯人が奪った。だから私は真犯人を見つける。そして花の無実を証明してみせる。
蘭のその言葉に花は「帰りたい…陽斗と一緒に家に帰りたい…。蘭、もう一回やり直せるかな?」と蘭に言った。
蒼の話
姿を消していた流川蒼(髙橋優斗)が黒澤仁(風間俊介)のもとに現れた。
黒澤は「お前が殺したのか?」と蒼に詰め寄るが、「先輩のために…」と蒼は答えた。
蒼は、黒澤が殺された婚約者の復讐で早乙女蓮を殺したと思い込んだのだ。
そこで、父の流川大治郎(升毅)に黒澤のアリバイを調べてもらっていた。
「先輩のためなら手段は問わない。」と言う蒼に「だったら、なぜ大事な先輩に4人目の被害者との関係を黙っていたんだ?」と聞いた。
あの日、蒼は4人目の被害者・瓜生と一緒に店を出たが、瓜生がイヤリングを落としたというので、駅で別れて店に戻っていた。
「だから、俺が殺したようなもんです。何もできなかった。あの時も。今だって何もできない、何の役にも立たない人間なんです。」と蒼は言った。
再審請求へ!
「そんな人間だとしても、お前のことを心配してくれる奴はいるんじゃないか?」と言った黒澤は蘭からの電話に出た。
蘭は花が再審請求に同意してくれたことを伝えた。
電話を切った黒澤に蒼は蘭を巻き込んで何がしたいのかと聞くが、「俺はただ真実を暴きたいだけ。その真実があいつの親友を救うのにも必要なだけ。」と答えた。
そして、蘭のためなら手段は選ばないんだな?と蒼に確認した。
陽斗の意志
花の再審請求を認めてもらえるだけの証拠を探し出さなければいけない蘭だったが、成果は得られなかった。
そんな中で、黒澤が花の息子の陽斗に会ってきたと言い、子供を巻き込もうとしていることに蘭は激怒するが、黒澤は「手段は選べない。お前はそれを分かっていない。」と蘭に言う。
蘭は手段は選べないことは分かっているし、黒澤の気持ちも理解しようとしているが、誰でもかれでも巻き込むのは正義の皮を被った暴力と言った。
陽斗と話をした黒澤は「彼は全部分かっている。今の状況も。母親のことも全部。」と言い、我が子を守るのは親の意志だし、権利とした上で、「子供にだって意志も…意志を主張する権利もあるんじゃないのか?」と黒澤は蘭に言った。
陽斗の協力
蘭は陽斗を花の面会に連れて行った。
陽斗を勝手に連れてきたことを謝った蘭は「陽斗くんの力が必要なの。」と花に言った。
ママを出すための鍵を探したいと花の前で言った陽斗は「ママ、早くお家帰ろう。」と言った。
蘭は陽斗を連れて、事件当日の行動を思い出してもらった。
陽斗はあの日、迷子になりパンダタクシーのドライバーがママを一緒に探してくれたと言った。
蘭の調べで車体に黒い丸の模様がついていたタクシーがあることが分かり、おそらく個人タクシーではないかと黒澤に報告した。
黒澤は椿九重(市川知宏)にも協力を仰ぐと言った。
蒼の報告
そこに、蒼が現れ、蘭は驚く。
謝る蒼に謝る必要なんかないと今までどこにいたのかを蘭が聞くと、黒澤が「仕事を頼んでいた。俺の指示で動いてもらっていた。」と言った。
蒼は流川綜合事務所で藤堂亜蘭(遊井亮子)から花の再審請求に向けて、蘭が目撃者探しをしていると報告を受けた大治郎が「また黙ってもらう必要がありそうだな。」と言っていたのを聞いていた。
また…という言葉に花の裁判で証言に立ったのに「覚えていない。」と答えた阿澄のことを思い出した。
蒼は阿澄に会いに行っていて、裁判の前日に大治郎に会ったことを認め、「証言をする練習をしただけ。」と言うが「証言を変えろと言われたんじゃないですか?」と蒼は聞いた。
「何も知りません。」と阿澄は去って行った。
蘭は当時、花の弁護士である蘭が所属していた事務所の所長なのに、なぜ証言を変えさせる必要があったのかと疑問を抱く。
そこまでは、まだ分からないと言う蒼だが「同じようなことをしようとしているのは間違いない。」と蘭に言った。
パンダタクシーのドライバー
大治郎より先に目撃者を探すため、蘭たちはパンダタクシーのドライバーを探す。
ドライバー仲間からの話で、パンダタクシーのドライバーは加賀と言い、今日は区民会館に現れると黒澤から連絡を受けた蘭は急いだ。
パンダタクシーを蒼が前に立ちはだかって止め、加賀に話を聞いた。
他の弁護士はまだ加賀の元を訪れていないと言った。
加賀は陽斗が迷子になった時のことを覚えていた。
花とは話していなかったが、車載カメラの映像があると言った。
早乙女蓮の印象
黒澤は椿に早乙女と椿が記者として出入りしている週刊現都の編集部での聞き込みのことを聞いたが、成果は得られなかったと椿は答えた。
早乙女蓮の取材内容を誰がどこまで知っていたのか?どこからか漏れたはず。と黒澤は言った。
黒澤は椿から見た早乙女蓮の印象を聞くと、「しつこい奴。」と椿は表現した。
取材対象については、ちょっとした癖や趣味、好きな食べ物から酒の銘柄まで、とことん調べる。
それは仕事だけではなく、付き合う前の花に対してもそうだったと言った。
早乙女は花のことを年取っても一緒にいたいと思える人と話していた。
再審!
蘭は加賀から車載カメラを預かってきた。
その映像には花と陽斗の映像が映っていた。
そこから、蘭、黒澤、蒼、椿の4人で証拠集めを行い、花の再審請求が通った。
黒澤は蘭に花の再審裁判の脚本を渡した。
再審裁判開始!
第一回再審裁判。
花は夫の早乙女蓮を殺したとされる起訴状の内容を否定した。
蘭は、加賀からもらった車載カメラの映像を証拠と出した。
この映像が撮られたのは、通報があった22分前で、自宅から徒歩15分の距離の所だった。
当時3歳の陽斗を連れて歩いて帰ることを考慮し、20分で家に着いたとするならば、たったの2分で自分より体格のいい夫を2回も刺したことになると花に犯行は不可能であると主張した。
真犯人は…
裁判からの帰り、陽斗が歌っていた歌には聞き覚えがあった。
蒼が何でその歌を知っているのかと聞くと、その歌は父である早乙女蓮がなくなる前日に聴いていた歌だと分かる。
その歌は蒼の大学時代の友人・速水政樹(泉澤祐希)が好きなアイドルの歌で彼の裁判の時にも流していた曲だった。
黒澤は椿が早乙女は取材対象者の趣味や好きなものをとことん調べると言っていたことを思い出す。
家に帰り、蒼が事情聴取を受けた2人目の被害者・瓜生の警察の調書に速水も事情聴取を受けてたことを確認する黒澤。
速水の身辺調査を見直すと、速水の両親は離婚しており、父親が週刊現都の編集長・芳野小太郎(矢島健一)であることが判明する。
真犯人と対峙
蘭は慌てて、黒澤のことを追いかけて来たが、蘭が着いた時には黒澤はもういなかった。
黒澤が速水の調査書を見ていたことに気が付いた蘭は走った。
黒澤は速水のアパートに来ていた。
鍵が開いている部屋に入ると、天井からは無数の5連の指輪がぶら下がり、被害者の遺体に振りかけられたと思われる香水もあった。
その部屋の真ん中で、好きな歌の動画を流していた速水は被害者と同じ胎児姿勢をとっていた。
「お前だったんだな。」と言う黒澤の言葉で速水は起き上がった。
蘭が速水の部屋に着き、見た光景は、血の付いた包丁を握りしめる黒澤と、腹を刺され血を流した速水の姿だった。
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『勝利の法廷式』CASE.9「再開」感想
帰ってきた蒼くん!
蒼くんが戻ってきました!
何か理由がフワッとしていましたが…黒澤はそれで納得したみたいです。
蘭を最高に憧れの先輩と言い、その蘭のためならと父親の事務所に行き、情報を掴んできました。
真犯人!
真犯人がついに判明!
それは、蒼の大学時代の友人で、過去に蘭の依頼者でもあった速水政樹でした。
蒼の友人として、裁判後も何度も出てきたと思っていたのに、まさかの真犯人!
そして、前回出演シーンが少なかった編集長がキャスト的に気になっていましたが、まさかの速水の父親…そう来たかとなりました。
早乙女が連続殺人事件の取材をして、どこまで掴んでいるかは編集長である父から情報が漏れていたということになりますね。
そして、早乙女が真犯人の正体に近づいたから殺したのでしょうか?
そして、流川の父・大治郎が裁判の証言者に会っていたことも判明!
自分の事務所の弁護士であった蘭が負けるようにしたのはなぜでしょう?
速水の父親である編集長の芳野に頼まれた?
そして、黒澤は本当に悲しさを憎しみで終わらせたのでしょうか?
『勝利の法廷式』次回は?
『勝利の法廷式』次回は
黒澤が殺人未遂で逮捕!
流川親子は法廷で対決!
蘭は花と黒澤を救えるのか?
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