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【勝利の法廷式】最終回ネタバレ!蘭は黒澤と花を救えるか?

【勝利の法廷式】最終回ネタバレ! 勝利の法廷式
出典:公式サイト
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『勝利の法廷式』最終回CASE.10「約束」が放送されました。

連続殺人犯は速水と判明。

その速水を黒澤が刺した?

蘭は黒澤と花を救うことができるのか?

『勝利の法廷式』最終回をネタバレありでどうぞ!

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『勝利の法廷式』最終回CASE.10「約束」あらすじ

刺された真犯人

神楽蘭(志田未来)速水政樹(泉澤祐希)の部屋に行くと腹部から血を流して苦しむ倒れた速水血のついたナイフを持った黒澤仁(風間俊介)がいた。

蘭はすぐに救急車を呼んだ。

蘭は逮捕された黒澤と面会する。

黒澤は速水は生きているのかと聞き、蘭は一命を取り留めた事を伝える。

黒澤は全然気づかなかったと言い、十和(入来茉里)を速水の働く店に連れてったのも、椿九重(市川知宏)を仕事仲間だと紹介したせいで速水と繋げてしまったと、後悔を口にした。

「なのに刺せなかった…」と黒澤は言った。

真実

黒澤が速水の部屋を訪れた時、速水は黒澤の下の名前を確認して「ずっと頭に残ってたんです。十和さんが死ぬ前に何度も呼んでいましたから。」と言った。

その言葉を聞いた黒澤は部屋にあったナイフを手にして、速水に突きつけた。

「どうぞ。この瞬間を願ってたんですよね。」と速水は言う。

ナイフを下ろした黒澤に「どうしたんですか?犯人が憎かったんでしょう。」と言った速水。

次の瞬間、外から聞こえる蘭の声に黒澤が反応した隙に速水はナイフを持つ黒澤の手で自分の腹を刺した

「どうですか?復讐を果たした気分は?」と速水は黒澤に聞いた。

蘭の宣言

黒澤は十和の復讐を出来なかったことに後悔を滲ませるが、蘭は刺したのが黒澤ではなかったことに安堵した。

蘭は速水の友人でもある流川蒼(髙橋優斗)に速水が連続殺人犯であることと、黒澤が刺していないことについて話す。

やってもいない罪で捕まっている黒澤を救いたいものの、速水が自分で自分を刺したと立証するのは難しいし、黒澤にその気がないのだ。

蘭は、「まずは早乙女花(北乃きい)の無実を証明する。連続殺人犯が速水だと証明できれば、検察側が主張する花の動機を崩せる。」と蒼に言った。

父と息子

速水は父親の週刊現都の編集長である芳野小太郎(矢島健一)から早乙女蓮(カトウシンスケ)が事件を追っていることを聞き、蓮が犯人が自分だと辿り着いたことで殺した可能性が高い。

だがそれをどう証明するか。

そして、なぜ流川大治郎(升毅)は花が負けるように仕向けたのか?

蒼は大治郎と芳野が繋がっているのではないかと考えた。

そこで蒼は大治郎に直接話を聞きに行った。

「あなたは早乙女花さんの裁判で目撃証言をもみ消した。」と大治郎に言う。

芳野は速水が蓮さんを殺した事を知り、花さんに罪をなすりつけようとした。そして、その罪が確定するように大治郎に依頼したのではないかと蒼は問いただすが、「証拠は?」と聞かれ詰めが甘いと言われる。

蒼は黒澤が速水を刺した罪で捕まったのは知ってますよね?と聞き、芳野から速水が連続殺人犯であることや蓮を殺害したことを聞いていたのなら裁判で証人になってもらえないかと大治郎に頼んだ。

「僕はまだあなたの中に弁護としての信念がどこかに残ってると信じたいんです。」と蒼は大治郎に言った。

大治郎は「法廷には立ってやる。だが、そこで何を話すかはお前が用意した証拠次第だ。」と言った。

真犯人の父親

蘭は芳野に会いに行き、蓮について話が聞きたいと言う。

またか…と呆れる芳野に真犯人は別にいて、あなたの息子の速水政樹であると考えているとハッキリ言った。

「はぁ?」と言う芳野に「あなたは早乙女蓮さんが連続殺人を取材し、真犯人が速水であることに気がついたことを速水に話した。」と蘭は言うが「10年前に妻と離婚して以来、息子とは一度も会っていない。お帰り下さい。」と芳野は言った。

私たちのやり方

蘭は黒澤に会いに行き、速水が順調に回復していることを伝えた。

花の裁判で速水が連続殺人犯であることを立証するつもりだと話した蘭は速水が十和を殺害したことも立証できずに、速水の思惑通りにここに閉じ込められたままでいいのかと黒澤に聞いた。

勝つことは復讐することではなく、速水を法で裁くことなんじゃないか?速水が犯人だと明らかにして、黒澤さん事件も無実を訴えるんです。私たちは私たちのやり方で戦いましょう。

その蘭の言葉に黒澤は留置所で台本を書き始めた。

黒澤の裁判

台本を手にした蘭は台本をもらった時の黒澤の言葉を思い出していた。

今の証拠では連続殺人犯が速水だと立証するのは難しい。

チャンスがあるとしたら、速水が証人として出廷する黒澤の裁判だ。

そこで、速水を連続殺人犯だと立証するのだ。

花の裁判は期日の延期を申請し、黒澤の裁判を先にする。

それが花の無実を勝ち取ることにも繋がる。

どちらの裁判も勝つぞ。

それが黒澤の言葉だった。

そして黒澤の裁判の日。

黒澤は検察側が読み上げた殺人未遂の罪を間違いないと認めた

認めることで、速水に婚約者を殺されたことが動機と主張でき、堂々と速水を証人として呼べるというのが黒澤の台本だ。

蘭のなぜ刺したのかという質問に「彼が婚約者を殺したからと確信したから。」と黒澤が答え、法廷はざわつく。

そう思ったのは、婚約者が死ぬ前のことを語っていた。

被害者がつけていた5連の指輪が部屋にあった。

婚約者を発見した時に嗅いだ匂いと同じ香水が速水の部屋にも充満していた。

その匂いは椿も沙良の遺体を発見した時に嗅いでいる。

その黒澤の答えに「では、被害者は連続殺人事件と椿沙良さんを殺した犯人だと?連続殺人犯は早乙女蓮とされていますが?」と蘭は質問する。

「速水が早乙女蓮に罪をなすりつけたから。」黒澤が答え、蘭は質問を終えた。 

父 VS 息子

続いて流川大治郎が証人台に立ち、蒼が尋問する。

蒼は藤堂亜蘭(遊井亮子)に事前に会っていた。

大治郎の「証人に証言を変えさせた。」と言う発言を認めた藤堂に「やはり父と芳野は協力関係にあったんでしょうか?」と蒼が聞くと「むしろその逆です。」という答えが返ってきた。

蒼は医療カルテを証拠として提示し、今まで大治郎が裁判で使ってきた医療記録は懇意にしていた病院に頼みカルテを偽造してもらっていたことを示した。

その件で、芳野小太郎に脅され、記事を出さない代わりに花の裁判で負けるように頼まれた。

「あなたは芳野小太郎さんに脅され早乙女花さんが裁判に負けるように仕向けましたか?」と蒼は聞いた。

「はい。その通りです。」と大治郎は認めた。

頼まれた時は理解ができなかったが、速水政樹が連続殺人犯及び早乙女蓮殺害の犯人だと蒼から聞いた時に合点がいった。

芳野は息子が連続殺人犯であると知り、自分を脅し、連続殺人犯は早乙女蓮、蓮を殺したのは早乙女花になるように画策したのだろう。

大治郎は法廷でそう証言をした。

尋問を終えようとした蒼は「最後に…」「今でも私の目標はあなたに私の生き方を分かってもらうことです。この裁判がそのきっかけになることを願っています。」と大治郎に向かって言った。

証言を終えた大治郎が法廷を出ると藤堂が表に警察が待っていることを告げた。

藤堂が蒼に大治郎の証言について話したのは大治郎の指示のもとだった。

大治郎は「苦労かけたな。」と藤堂に言い、警察が待っている外へと向かった。

アリバイ

続いて速水が証言台に立つ。

検察側に聞かれた速水は早乙女蓮を殺したことを否定した

証拠として、蓮が殺害された時間に速水がバイト先で働いていたことが店のカメラ映像で示された。

蓮を殺してないのなら連続殺人犯だと気付かれたという動機が否定され、沙良を殺したことにも合理的な疑いが生じると全ての殺人が否定された。

それを見た黒澤は「お前が十和を殺したんだろ?」と立ち上がり、蘭は休廷を願い出た。

法廷の外に出された黒澤と話した蘭は速水が蓮を殺していないとしたら残された可能性はひとつと話した。

追い詰める

裁判が再開された。

蘭は速水に母の話をし始めた。

椿の集めた情報によると速水の母は夫である芳野に長年虐げられていた。

耐え続けていたが、ついに精神疾患を患った。

離婚の原因もそれだった。

そして、速水が高校生の時に母は自殺した。

速水はその時に父である芳野との関係は完全に破綻した。

速水は父親を恨んでいた。

蘭は芳野にとっても元妻の死は辛かっただろうと速水に訴えかけた。

父が母を想っているということは速水にとって受け入れ難いというところを突くのだ。

寄り添うように話しかけると見せて速水を追い詰める。

抵抗感を煽り、不満を募らせ、爆発させる。

「庇ってほしいなんて言ってない!あいつが勝手にやったことだよ!」

ついに速水は爆発した。

「あいつは息子がやったって思われたくなくて、キャリアに傷をつけたくなかったから勝手に早乙女蓮を殺したんだよ。」

その速水の言葉に「芳野小太郎さんが早乙女蓮さんを殺害したということですか?」と蘭は畳みかける。

「俺の注射器を持ち出して、早乙女蓮を殺して、その罪をあの女になすりつけた。」と速水が言う。

「連続女性殺人事件や椿沙良さん殺人事件の犯人はあなただったんですね?」と蘭が聞くと「殺人なんて言葉使うなよ。俺はただ人生をやり直させただけだ。」と速水は答える。

速水の思い込み

速水の母は芳野と結婚したことを後悔しながら「人生をやり直したい。」とうわ言のように呟いていた。

速水いわく、被害者の女性はみんな母と同じ顔をしていた。

だから救っていた。

生まれ変わらせるために、香水をかけ、姿勢を変えエンジェルナンバーの5、新しいスタートを意味する指輪をはめた。

と平然と説明する速水。

「お前は人を殺したんだぞ。」と言う蒼にも「心配するな。彼女たちは新しいスタートを切るんだから。」と速水は笑いながら言う。

「その幼稚で傲慢な考えで、たくさんの人の未来を奪った。

あなたが見た一瞬が全てじゃない。

幸せな結婚式や結婚記念日を楽しみにしていた彼女たちや周りの人も、あなたは不幸のどん底に陥れたんです。

あなたは誰も救ってなんかいない。」

涙ながらに蘭は速水に訴えた。

十和の言葉

蘭は黒澤に向き直り、十和の友人から聞いた黒澤の話を始めた。

世渡り下手で不器用だけど、自分の脚本で誰かを幸せにできたらって本気で思って書いてるところだけはカッコいいんだよね。

だから彼が1人でも多くの人に幸せを届けられるように、私が隣で彼を幸せにしたい。

十和は友人にそう語っていた。

「これまで黒澤さんの脚本に救われた人がたくさんいます。私もその1人です。」そう言った蘭は「黒澤さんにも前を向いて生きてほしい。十和さんの分まで…生きてください。」と訴えかけ尋問を終えた。

花の再審

1か月後の花の再審裁判の判決期日。

花は無罪を言い渡された。

早乙女蓮の殺害は芳野の犯行であることが認められた。

弁護席には蘭と蒼、傍聴席には黒澤の姿があった。

裁判所を出た花は蘭にお礼を言った。

「ママー」と聞こえ、陽斗が走ってきた。

花は陽斗と抱き合い涙を流した。

約束

蘭の子役時代の代表作、「小さな弁護士コラン」の脚本は黒澤の父が書いていた。

撮影の見学に行った黒澤は脚本を読む子役時代の蘭と話していた。

父の脚本を面白いと言う蘭に「俺も書いてみようかな?そしたら出てくれたりします?」と蘭に聞いていた。

蘭は「ぜひ。じゃあ約束。」と黒澤と指切りげんまんをした。

 

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『勝利の法廷式』最終回CASE.10「約束」感想

黒澤の裁判

速水を刺したとして、殺人未遂で捕まった黒澤。

今回は花の再審がメインかと思いきや、黒澤の裁判がほとんどでした。

黒澤の裁判で速水と芳野の犯行を明らかにできたので、花の再審はサクッと無罪で終わらせられたんですが…。

蘭の言う通り、本当に黒澤が刺したんじゃなくてよかったです。

でも、やはり速水が自分で刺したと証明するのは難しかったのか黒澤は執行猶予はついたものの無罪にはならなかったようです。

それでも、これからも蘭の裁判の脚本を書いてくれることを黒澤が選んでくれて、よかったです。

真犯人

真犯人・速水の犯行の理由が身勝手過ぎました。

母の自殺で速水も精神やられちゃってたようで、自分のやっていることが正しいと思い込んでいて怖かったです。

しかも蓮を殺して花に罪をなすりつけたのは、速水の父親本人だったとは…

大治郎を脅して花の裁判が負けるように仕組ませたのは自分の犯行を隠すためだったんですね。

速水が依頼人として出てきたCASE.2のタイトルが「正体」で、この時点で真犯人を示していたとなっているそうです。

全然、気づかなかった…

蒼とお父さん

蒼は父の大治郎を尋問しました。

蒼くん、本当に立派になりましたね。

父に自分の生き方を分かってほしいと言っていましたが、大治郎が藤堂に認めさせた時点で、蒼の生き方を父は分かり始めていたようです。

最後、黒澤から脚本をもらう蘭を目撃して、何ですかそれ?と聞いて、「お前が大根だからだよ。」と黒澤に大根呼ばわりされてましたが…その姿は蘭の事務所に来たばかりの時に重い雰囲気のドラマの中での唯一の癒やしとなっていた蒼くんの姿でした。

蒼くんは脚本のこと、まだ教えてもらえてなかったのね…

約束の回収

最後、子役時代の蘭と黒澤が交わした約束が黒澤の回想によって描かれました。

黒澤が書いた脚本を蘭が演じる約束をした2人。

法廷という舞台で、黒澤の書いた脚本を蘭が演じるという約束を今果たしていた。という意味での今回のタイトル「約束」なのかぁ。と震えました。

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