2023年夏ドラマ、日本テレビ深夜「彼女たちの犯罪」第4話が放送されました。
ついに、繭美と由香里と理子が出会った。
3人はどう犯罪に繋がっていくのか?
「彼女たちの犯罪」第4話をネタバレありでどうぞ!
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「彼女たちの犯罪」第4話あらすじ
出会った3人
2023年7月。
熊沢理子(石井杏奈)の先輩の上原(野間口徹)は自殺した神野由香里(前田敦子)のことをまだ気にしていた。
唯一の肉親である母親とは、いまだ連絡が取れておらず、ろくに友人もいなかった。
上原は近所の玉名翠(さとうほなみ)が唯一の友人だったと思い出すが、その翠も今は消息不明だった。
「孤独すぎて、謎なんだよな。」と上原は言った。
その2か月前、由香里は翠が自殺しようとしているのではないかと、夫の不倫相手・日村繭美(深川麻衣)と繭美の学生時代の後輩で刑事の理子に相談していた。
「死に場所を探している」とだけ言った翠だが、由香里は空気で翠なりのSOSだと感じていた。
だが、理子からはその段階では警察は動くことはできないと言われてしまう。
理子は個人的な意見として、彼女の欲しいもの、大事なものを1つでも見つけたら生きていけるのではないかとアドバイスした。
別れ際、忙しいのに時間を作ってもらったことを理子にお礼を言う。
理子は繭美と会えただけでも嬉しかった。挨拶もなしに大学を辞めたことを気にしていたからと話した。
繭美が大学時代の先輩・神野智明(毎熊克哉)の妻の由香里と友人だということに驚いたと話す理子に、自分は離婚する予定で、今、夫は繭美さんと…と言いかける由香里を繭美は強い口調で止めた。
智明の将来
繭美は智明とバーで会っていた。
由香里が珍しく忙しそうにしているため、離婚の話を切り出すタイミングがないから、もう少し時間がかかりそうだと智明は言った。
繭美はチア部の後輩の理子のことを覚えているかと聞くと、文化祭の日に繭美からの呼び出しだと思って行ったら理子が来たことを思い出す智明。
その時に少し話した程度だと智明は言った。
智明は大学の付属病院の外科部長の父が近々、院長になるかもしれないと話した。
そうしたら、智明も大学病院へ行き、将来的には自分も院長を目指すことになると言い、繭美は喜んだ。
翠の過去
由香里は理子のアドバイス通りに翠の家で高級なお肉を焼いたり、映画を紹介したりするが、ことごとく失敗する。
由香里はめげずに、翠に旅行の提案をしていた。
だが「今さら、会いたい人も行きたいところもないの。この世界に何の欲もない。」と翠は言った。
「離婚なんて決断も翠がいなければできなかった。だからこれからもいてもらわなくては困る。もっと翠さんのことが知りたいんです。」という由香里の言葉を聞いた翠は「ひとつだけ付き合ってもらっていい?」と聞いた。
翠が由香里に付き合ってほしかったのは公園でゆっくりすることだった。
すると、翠はこの公園は母と最後に会った場所だったと話し始めた。
ここで会った後、母は父と旅行に行く途中で事故に遭い両親とも亡くなった。
父と母は本当に仲が良く、そんな家庭を築くことが翠の夢でもあった。
だから、結婚した時は夢が叶うと嬉しかったと結婚歴があったことも話した。
夫だった人はとても優しく、両親を亡くした翠を支えてくれた。
その時、夫は塾を開業したばっかりで忙しかったのに自分を気遣ってくれることに翠は優しさを素直に受け入れられなくなっていた。
結果、夫から離れ、教師の仕事も手放し、残ったのは両親の遺産だけだった。
こうなったら、自分のやりたいことをやろうと世界中を旅してみたが、満たされずに気が付いたら「自分は何のために生きているのか」と考えるようになっていた。
そんな翠の話を聞いて「でも私には翠さんが必要で…私が翠さんのためにできることはないんでしょうか?」と由香里は聞いた。
「人が人のためにできることなんてないんだよ。まずは自分の人生でしょ?このまま死んだように生きてていいの?」と由香里に言った。
由香里は理子と2人で会い、自分と翠の人生の濃度や経験値が全然違う…と憂いていた。
理子もみんなそんな思い通りにいかないと意味ありげに言った。
由香里のことを調べる上原
その2か月後、上原は由香里の過去を調べようとしていた。
由香里の母のアパートを訪ねるものの留守で同じアパートの住民に話を聞いた。
由香里の母は、昔から男をとっかえひっかえで、今もどこか男のところに転がり込んでいるのではないかと言う。
由香里はそれで苦労したのではないかと上原が言うと、娘も娘だからと意外な答えが返ってくる。
派手好きで、とにかく素行が悪いタイプで母親と同じで関わりたくないタイプだったと聞き、由香里のイメージと違い上原は驚いた。
署に戻った上原は理子に「エリート医師の妻って、ある日突然できるもんなんだな。」と言い、上原の手土産を見た理子は上原が由香里の地元を訪れてたことに気づく。
終わった事件のために何でわざわざ三重まで行くのかと理子は聞くが、上原に電話が入る。
電話は静岡県の神野由香里が自殺したと思われる場所の管轄の刑事で、自殺する前の神野由香里が男と一緒にいたという目撃証言があったと言う。
繭美の決意
繭美は会社を辞めることを決意するが、転職先が決まっていないことから、上司に総務部への異動の手続きを進めると言われる。
手続きが終わるまでは、前の部署にいなくてはならず、自分を蹴落とした後輩が企画を進めていく姿を目の当たりにする。
仕事にやりがいを見いだせなくなった繭美はいずれは院長になる智明との結婚を実現させようと、由香里とコンタクトを取る。
智明とも会い、自分が支えると言い、その日はホテルへ行った。
手に入らないもの
繭美は由香里に呼び出された。
由香里は朝帰りをした智明に、繭美とホテルに入る画像を突き付け、「私と別れてください。」と言った。
だが、「嫌だ。別れない。」と智明は離婚を拒否したのだ。
浮気をしているでしょ!と由香里は責めるが「こんな画像どうってことない。ホテルで打ち合わせもする。」と智明は言う。
騒ぎを聞きつけた義母・素子(山下容莉枝)も来るが、由香里が智明と繭美の画像を見せても「こんなことで動揺してどうするの?」と朝ごはんの支度をするように言われる。
それを聞いた繭美は智明が由香里と別れる気がないことを知って愕然とする。
智明が浮気自体認めてないと言う由香里に、念のため録音していたという音声を使うように言う。
そこには智明が繭美のことしか見てない。好きだよ。という言葉が入っていた。
繭美はその音声を証拠に、裁判をするように由香里に言う。
だが、由香里は「それは…できないです。それだけは避けたい。こんな音声が公になったら繭美さんだって…」と言うと「それじゃ話が違うじゃない!」と繭美は声を荒げた。
繭美は由香里が智明のことが惜しくなり嘘までついてると言い始める。
由香里も「あの人がそんなに欲しいんなら、早くその気にさせればよかったんです!」と応戦する。
そこに理子が現れた。
由香里は理子に夫との離婚の件も相談していて、今日も由香里が呼んでいたのだ。
繭美は自分のことを憧れの先輩と慕ってくれて、智明のことが好きだった理子に智明と不倫していることを知られたことで店を飛び出していく。
繭美にはエリート医師の妻というカードは手に入らなかった。
由香里には自由に飛び回るための翼が手に入らなかった。
幸せのトレード計画
理子は繭美呼び出していた。
お互いには知らせずに由香里も呼び出していた。
理子は2人の様子を見て、どうしたらみんなが幸せになれるのかと考えた。
結論は席替えをすることだった。
繭美は智明の妻になりたいが、そこには由香里がいる。
由香里は自由に飛び回りたいが、今座っている場所からは動けない。
いっそのこと、由香里自身が消えて、別の新しい椅子に座ればいい。
由香里が消えれば、智明は再婚を考えるだろうから繭美が妻になることができる。
理子が考える由香里の新しい椅子とは翠のことだと由香里は気が付いた。
翠は自ら理子に相談していた。
そこに現れた翠は「私が死んで、由香里さんが私になればいい。」と言った。
「つまり、これは偽装自殺の提案です。」と理子は言った。
これは彼女たちの幸せのトレード計画だった。
船頭を担うのは女刑事である理子。
由香里と会ったのは…
理子と上原は、由香里が自殺する直前に男と一緒にいたという目撃情報を確認するため静岡に来ていた。
見せてもらった食堂のカメラ映像に映った由香里と会っていた男とは夫の智明だった。
彼女たちの計画にこの時の智明の存在はどんな意味を持つのか?
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「彼女たちの犯罪」第4話感想
明かされた計画
繭美と由香里と理子が出会い、明かされた犯罪計画。
それは偽装自殺でした。
計画は3人ではなく翠を入れた4人での計画。
しかも翠を殺したわけではなく、翠自ら望んだことで偽装自殺ということでした。
その計画を提案したのは理子!
由香里が離婚を望むから繭美と理子に協力を頼んだのかと思ったら違いました!
この計画が成功したら、由香里は望む自由を手に入れられ、繭美は智明の妻になれる。
でも理子には何もメリットがない。
それなのに理子がこの計画を提案するのはなぜ?
やっぱり理子は智明に何か恨みがある?
理子が20歳の時に大学を急に辞め、刑事になったことに関係しているのか?
明らかになった計画が、どう動いていくのでしょうか?
繭美よ…
やりがいのなくなった仕事も辞めることができず、自分を蹴落とした後輩の活躍を見なくてはならないことに辛くなった繭美。
将来的には大学病院の院長になる可能性のある智明の妻の座を何としてでも手に入れたく、由香里とコンタクトを取り、智明と由香里が早く離婚をできるように証拠を由香里に送っていました。
それなのに、智明は由香里と別れるつもりはなかった。
それを聞いた繭美はやりがいのある仕事も失い、智明の妻にもなれないと取り乱していました。
でも、例え智明と由香里が別れて、繭美があの家の嫁になったとしても、あの義母とは絶っ対に上手くやっていけない!
多分、智明もそこらへんを分かっていて、嫁としては由香里が最適だと思うから由香里と別れる気はないんでしょう。
由香里が自殺したことになっているけど、きっと智明は繭美とは再婚はしなさそう…
新たな謎
上原が由香里の地元を訪れ、話を聞いたところ由香里の今のイメージとはかけ離れてることが分かりました。
由香里って看護師として働いてて、医師の智明と出会ったって言ってたけど、素行が悪いと評判の人が看護師になる?
実は今の由香里は別人なんではないでしょうか?
由香里が離婚のために裁判は絶対にしたくないって言うのも、そのせい?
でも偽装自殺をするというのに、そもそもその人が別人でしたって設定的にあり得ない?とかまで深読みしてみたり…
そして、一瞬だけ映った、神野家を見る女性(演じていたのは南沢奈央さん)は?
この女性は何者でこれから先、どういう風に関わってくるのか?
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動き出した偽装自殺計画!
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