2024年冬ドラマ、日本テレビ新土曜ドラマ「新空港占拠」第9話が放送されました。
犬と判明した岩槻が獣になった理由とは?
武蔵の兄の失踪の真実と悠月と駿河姉妹の過去が繋がる…
空港に向かった鼠は…
獣たちにも終焉の時が!
「新空港占拠」第9話をネタバレありでどうぞ!
「新空港占拠」第9話あらすじ
真・空港
最後の獣『犬』の正体は、岩槻澪(白石聖)だった!!
岩槻は武蔵三郎(櫻井翔)のインカムに爆弾を仕掛け、指揮本部を占拠!
同時に空港では、龍・悠月(高橋メアリージュン)が人質の武蔵二葉(奥貫薫)を問い詰める…武蔵の命が惜しければ、30年前の兄・健一の失踪の真実を話せ…!
しかし、「何も知らない」と話す二葉。
武蔵爆死まで残り1時間…。
焦る和泉さくら(ソニン)に、岩槻はさらなる難題を突きつける。
「私が獣になった理由を突き止めてください。制限時間は1分」
岩槻はそう言うと、ある人物に銃口を向け、「よーいスタート」ーー。一方、鼠・大河(ジェシー)に拉致されたままの武蔵裕子(比嘉愛未)は、配信を見て、武蔵の危機を知る。
「三郎が死ぬわけがない。あの人は絶対に最後まで諦めない」…揺るぎない思いで武蔵の無事を祈るが…。30年前、健一は道路建設の談合を告発しようと北見(手塚とおる)に殺された。
当時、北見の秘書だった二葉は全てを目撃していたのだ。
悠月と蛇・駿河紗季(宮本茉由)は、健一と恋人の間にできた双子の娘で、武蔵の姪だった…。さらに、空港建設の本当の目的『Mプロジェクト』の存在が明るみになった直後、大河が空港内に侵入!
混乱に乗じて突入したSATが獣たちを次々と制圧する中、人質全員を奪い取った大河は…「全員、皆殺しだ」ーー!引用:公式サイト
「新空港占拠」第9話ネタバレ
岩槻が獣になった理由
自分が獣の『犬」であることを告白した岩槻は武蔵のインカムに爆弾を仕掛け、指揮本部を占拠した。
人質の二葉は悠付に連れて来られ、弟を助けたければ武蔵と二葉の兄・健一の失踪の真実を話すように言うが、二葉は何も知らないと言う。
和泉は健一の失踪の真実を探るために本庄(瀧内公美)を捜査に出させてほしいと岩槻にお願いする。
だが、岩槻は条件として自分が獣になった理由を突き止めるように言い、志摩(ぐんぴぃ)に銃を向けた。
銃を向けられながらも志摩が突き止めたのは、岩槻は虎・丹波(平山浩行)の妻の妹であることだった。
岩槻は年が離れ親代わりだった姉の死の復讐のため、義兄である丹波と甥である猿・直樹(岩瀬洋志)と共に獣になり、駿河の用意したKSBCの職員として警察側に潜り込んでいたのだ。
岩槻は獣と合流した。
兄の失踪の真実
岩槻の獣になった理由を突き止めたため、本庄は健一が当時勤めていた市役所に話を聞きに行った。
当時の警察の資料によると健一は度重なるクレームにより仕事に行き詰まり心療内科の通院記録もあり、自ら失踪したものとされていた。
だが、市役所で当時からいる職員に話を聞くと、健一は真面目でどんな人にも真摯に対応していたため、クレームがあったなんてことはなく、警察にもそう話したが、どこからそのような話が出たか分からないと言うのだ。
その話から警察が嘘の報告書を作っていたことになる。
そんなことをさせられるのは、山猫だ。
健一が失踪したのは30年前でまだ初代・山猫の陸奥哲夫が生きていたころだ。
当時の健一は土木課で、幹線道路の建設について調べていて、その工事を請け負ったのが陸奥建設だった。
その道路建設の発注者が北見だった。
健一は山猫と北見が関わった道路建設について調べていて、利権が絡んでいることを知り、告発しようとしたのではないか?
そして、その当時二葉が北見の秘書をしていたことも判明した。
武蔵は二葉にこの事実を知ったことを伝える。
二葉は当時の事を話し始める。
二葉は健一に頼まれ、北見に会わせた。
そこで健一は北見の不正の証拠と山猫の正体を突き止めたことを話し、告発すると宣言したのだ。
すると、健一は二葉の目の前で北見に殴り殺された。
北見は二葉にまだ幼かった三郎のためにも、このことを黙っているように言われ、30年間健一の死の真相を隠し続けてきたのだった。
二葉が健一の死の真相を語り、武蔵のインカムに仕掛けられた爆弾は停止した。
駿河姉妹
悠月は二葉に「お前の罪はそれだけか?」と聞いた。
当時の健一には恋人がいたが、健一の失踪後に二葉がその恋人を武蔵家から遠ざけた。
だが、その時恋人のお腹には双子の赤ちゃんがいたのだ。
恋人の名前は駿河純子。
悠月と駿河は健一の娘だった…ということは2人は武蔵の姪ということになる。
2人は父親の存在を知らずに育ち、母も突然いなくなった。
戸籍は売られ、闇金業者から多額の借金を抱え、まともな生活など到底送れなかった。
新しい戸籍を手に入れ、駿河悠月と駿河紗季となった。
悠月は経営コンサルタントの表の顔とは別に犯罪コンサルタントの裏の顔も持っていた。
病院を占拠した青鬼である大和耕一(菊池風磨)に犯罪計画を売ったのも悠月だったのだ。
3年前にいなくなった母の消息を突き止めると、闇金業者に騙され娘たちと引き裂かれていたことが分かった。
そして、その時に父である健一の真相を聞き、失踪したのではなく、山猫という巨悪に立ち向かおうとして消された…。
その話を聞いた二葉は子供たちがそんなことになっているとは知らなかった…と話すが、「お前が山猫を守るためについた嘘が全てのきっかけなんだよ。」と悠月は涙ながらに言った。
二葉は謝ることしかできなかった。
Mプロジェクト
全てが終わったはず…と和泉は人質を解放するように言うが、最後の嘘が残っていると悠月は言う。
それは、かながわ新空港が建設された本当の理由。
山猫が空港を建設した理由は『Mプロジェクト』ため。
10年前、かながわ新空港の土地の地下から『ネオメタン』が発見された。
開発に成功すれば今後100年のエネルギーを自給自足にできる物質だ。
メタンの存在をかくすために、この土地にかながわ新空港を建設したのだ。
鼠侵入!
最後の配信を録画映像に切り替え、獣たちは脱出の準備をする。
その時、空港内に現れたのは大河だ!
大河は羊・詩(山本千尋)、兎・奏(安斉星来)と大河の仲間だと気づかれ、共に捕らえられていた猪・松長(後藤剛範)と鶏・瀬奈(山谷花純)がいる資材庫のロックを解除すると、空港内のロックを全て解除していく。
大河はシステムを乗っ取った時にもう一つウイルスを仕込んでいたのだ。
駿河に銃を向けた大河は、人質と丹波、直樹がいるVIPルームへ向かう。
大河は脱出用のトンネルを逆にたどり空港内へと侵入した。
悠月に人質は全員もらうと宣言した大河は「お前の占拠を占拠した」と言った。
獣確保…
武蔵たちも配信が録画であることに気が付き、獣たちが脱出しようとしているのではと、採掘用のトンネルを脱出ルートと見て建設前の工事について調べる。
大河は空港の閉鎖システムを全て解除した。
入り口の扉が次々に開いていることを知り、和泉はSATに空港へ突入し獣たちの確保を指示した。
だが、瀬奈はお腹の中の子供のことを想い、大河とは一緒に行けないと言い出す。
大河は了承したが「だったら、ここで死ね!」と瀬奈に向かって発砲する。
直樹が瀬奈を庇い、前に出るが、直樹を庇った丹波が撃たれた。
仲間である詩たちも大河が容赦なく発砲したことに戸惑うが、駿河と人質を連れて、空港脱出を目指す。
大河に縛られていた馬・堀江(竹内まなぶ)と牛・瑠美(サーヤ)は縄をほどき逃げようとするが、SATに見つかり応戦するも確保された。
撃たれた丹波は直樹と瀬奈とお腹の子供を守るようにと逃げろと指示する。
2人が逃げたあと、元部下であるSATに囲まれた丹波は「ご苦労だった。」と言った。
逃げた直樹と瀬奈も引き裂かれるように確保されてしまう。
次々に確保されていく仲間の姿を見ていた悠月は涙を流した。
武蔵が管制室に入ると、そこにいたのは岩槻だけだった。
システムを復旧させた岩槻は観念するように両手を上げた。
人質たちはどこへ?
採掘用のトンネルを辿って空港の外に出た大河たちは人質たちを止めてあったトラックに乗せた。
そこには裕子の姿も…。
防犯カメラの映像で武蔵たちも裕子と人質たちが大河に連れて行かれたことを確認した。
そして、悠月も採掘トンネルを抜け、バイクで大河を追っていた。
武蔵に大河の目的を聞かれた岩槻は「人質全員を…」と答える。
トラックの助手席で大河が「皆殺しだ!」と呟く。
そんなトラックの目的地は横浜ベイサイドホテル…。
「新空港占拠」次回は?
「新空港占拠」次回は最終回!
鼠に連れて行かれた人質たちの運命は?
真の山猫の正体とは?
最後の衝撃の数十秒には何が?
「新空港占拠」最終回は3月16日(土)22時から日本テレビで放送です。
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