2024年春ドラマ、日本テレビ木曜深夜「約束～16年目の真実～」第６話が放送されました。
連続殺人事件が再開された？
葵が手錠をかけた相手とは…？
「約束～16年目の真実～」第６話をネタバレありでどうぞ！
「約束～16年目の真実～」第６話あらすじ
16年前と同じ殺害場所で、ビー玉を口に詰められた女性の遺体を発見した桐生葵（中村アン）は、連続殺人が再開されたと確信する。
そして望野署に“連続殺人事件・捜査本部”が立ち上がる。捜査第一係には、一条（岡部たかし）に変わって警視庁からやって来た矢吹（永岡佑）が赴任する。
新たな被害者は、半年前から望野町に住む18歳の和田瑠璃。
瑠璃を殺害した犯人は16年前の連続殺人事件の犯人と同一人物の可能性が高いという見立てで、捜査は進められる。香坂慧（横山裕）は、この犯人による被害者が他にもいる可能性を示唆する。
しかし香坂は、矢吹から「余計な考えを起こさないほうが身のためですよ。」と告げられる。
葵は、香坂と矢吹の関係に違和感を持つ。瑠璃の通話履歴から、彼女が最後に電話した相手が飛鳥桃（織田梨沙）と判明し、葵と香坂は、桃の事情聴取を行う。
桃は「瑠璃はお客さんの１人で、よく知らない」と答える。
しかし葵は、桃の言動に違和感を持ち、問い詰める。
そんな中、望野署に殺人事件に関する匿名の情報が入る。
葵たちは通報のあった場所に向かうが…！引用：公式サイト
「約束～16年目の真実～」第６話ネタバレ
葵は花を手向けに行った玲の遺体発見現場で、ビー玉を口に詰められた新たな女性の遺体を発見した。
電話をかけた葵は遺体を発見したことを報告し「連続殺人事件が再開されたと思われます。」と言った。
新たな殺人事件と16年前の殺人事件が同一犯である可能性が高く、16年前の速水康男（長谷川朝晴）の冤罪の可能性も視野に捜査をすることが新たに赴任した矢吹から発表された。
今回の被害者は半年前から望野町に住んでいる和田瑠璃と判明。
死亡推定時刻は５月１日の午後８時から10時の間。
葵は捜査会議で、遺体の口に詰められたビー玉は不破翔（細田善彦）が書いたシナリオに基づいていることを話した。
公開はされていないシナリオで、読んだ人間は限られていると聞いた矢吹は「その部に所属していた人間が犯人だと？」と聞くが「断定はできません。他にも読んだ人物がいる可能性があるかと。」と葵は答えた。
香坂はこれだけ注目されている中で、犯行を行ったことを考えると犯人は自己統制力が欠けているか、肥大した承認欲求を持っていると思われ、犯行は３件だけではないかもしれないと話す。
それを聞いていた矢吹は「余計な考えは起こさない方が身のためですよ。無論、香坂さんは十分ご承知かと思いますが。」と言われた。
葵は香坂と矢吹の関係について聞くが、香坂は答えない。
だが葵は一条が話していた刑事とは有村刑事部長（杉本哲太）のことだろうと察していた。
それでも香坂は「目の前の事件に注力するだけ。」としか言わなかった。
香坂と現場に向かった葵は野次馬の中で「このままじゃまた死ぬ」と呟き去って行った井出尚哉（森優作）の姿を見る。
改めて現場を見た葵は、被害者たちは犯人に誘導され現場にやってきたのではないかと思う。
香坂も犯人は被害者に心を開かせ、信頼関係を築いた上で殺した可能性を示唆する。
現場の外では天草勇樹（森永悠希）が現場の方を見ていた。
瑠璃の最後に通話した相手が分かった。
その相手とは桃だった。
桃の店を訪ねた葵と香坂は事件の事について署で話を聞きたいと客がいる中で同行を求めた。
桃を署に連れて行く時に香坂は電話をしながら去って行く天草の姿を見た。
瑠璃の最後の通話相手が桃だと話し、瑠璃との関係を聞くと「お客さんの１人でよく知らない。」と桃は答えた。
電話がかかってきたのは、店の電話を自分の番号にしているからで、配達メニューについて聞かれたと桃は話す。
桃は「まさか私のこと疑ってないよね？」と葵に聞くが「質問に答えてください。」と刑事として答える葵。
瑠璃の殺害されたと思われる時間は葵と一緒にいたと答える桃に、あの日不破と暗号について話している時に桃が戻ってきたことを思い出す葵。
香坂が16年前に不破が書いたシナリオを読んでいることを確認して聴取を終わろうとした時「私がすぐに来るって分かってた？それともいつまでも待つつもりで？」と葵が桃に聞くが桃は「何の話？」と言う。
聴取が終わり香坂が葵が最後に桃にした質問の意味を聞いた。
葵は不破との暗号が書かれた紙を見せた。
不破と暗号について話していた時に帰って来た桃は、暗号が書かれた紙を拾った時に向きを揃えていたのだ。
暗号の読み方が分からなければ向きは分からないはずだった。
葵はこの暗号が玲の殺害現場に落ちていて、紙についていた土は現場と同じ土で間違いないと鑑識から聞いていた。
そして自分が後ろから頭を殴られた時も、この暗号で呼びだされたが、場所だけで時間の指定がなかったことから、桃に最後の質問をしたのだ。
瑠璃の殺害時刻には葵といたと言うが、配達があると外に出ていたが正確な時間は覚えていない葵に「まずは客観的に事実を積み重ねる。友人を疑うのはそれからでも遅くない。」と香坂は言った。
葵が桃の店を訪ねると、外には”殺人鬼”などと心無い言葉が書かれた紙が何枚も貼ってあり、それを剥がす桃の姿があった。
桃は「私は私の仕事をするだけだから、葵も自分の仕事をして。」と言う桃だったが、貼り紙を剥がしながらすすり泣いていた。
そのころ不破は児童養護施設の外にいた。
そこで会ったのは天草だった。
不破は16年前のシナリオを読んだ人物を探していた。
文化祭実行委員だった井出を探しにこの施設に来ていた。
井出は施設が閉鎖されるまでここにいたらしい。
天草はここに来た理由は仕事だと答えた。
葵は署の前で「速水葵さんですよね？」とマスコミに囲まれれる。
そんな葵を助けたのは有村刑事部長だった。
有村は「お父さんのこと大変遺憾に思います。どうかあなたの手で我々の間違いを正してください。」と声をかけた。
「警察をその責務を全うすれば、自ずと真実は明らかになるかと。」と葵は答えた。
桃は瑠璃と親交があったことが分かった。
桃の店のバイトの子が瑠璃が常連で桃と仲がいいことを証言したのだ。
事件当夜も夜８時から配達に出ていてアリバイがなかった。
そんな中で、望野署に匿名の通報が入った。
通報を受け向かったのは葵の実家だった。
「速水家の裏庭には、遺体が埋まっている」というメールの情報通り、葵の実家の庭から３体の遺体とビー玉が発見された。
どれも数年は経っているようだ。
葵は「ちょっと調べることがある。」と出ていく。
葵は自分がいなかった間、桃が実家の庭の掃除をしてくれていたと話していたこと、聴取の時に瑠璃との親交があったことを隠していたことが引っかかっていた。
桃の店に入ろうとする葵の前に香坂が立ちはだかった。
「彼女が犯人です。私が町を離れている間彼女が庭の掃除をしていたんです。遺体を隠すとしたら彼女しかいません。和田瑠璃との関係についても嘘をついた。私が止めないと…」と言う葵に「全て状況証拠に過ぎません。」と言う香坂。
自分なら自白を取れるかも…と「刑事は人を疑うことでしか真実にたどり着けません。」と葵は桃の店に入って行った。
桃は葵に閉店の時間まで待ってほしいと言い、葵は店の中で待つ。
香坂は、犯人について分析する。
犯人は恐らく秩序型のシリアルキラー…高い知能を持ち、言葉巧みに人を操り、社会的役割があり社交的で二面性を持ち、完璧主義。
計画性においては警察からの尋問も想定…桃は聴取の時はリラックスしていた。
閉店時間が迫ると、不破と天草が店に来た。
４人でご飯を食べるが、桃が天草の酒を取りに行った時に葵が立った。
不破に止められ「何すんの？桃のこと疑ってるの？」と聞かれるが「確かめたいことがある。私はただ真実が知りたいだけ。」と葵は答えた。
それを聞いた不破は戻ってきた桃を厨房の方に連れてってくれた。
葵は店舗の２階にある桃の自宅に入る。
そこで葵が見つけたのは『サクリファイス』と書かれたシナリオで、16年前のシナリオの続きのようで、今回の事件の事まで事細かに書かれていた。
店に降りた葵は「どこかで祈ってた。お願いだから何も出てこないで。」とシナリオを桃に見せた。
「違うの。これは。」と言う桃に「署までご同行願います。」と葵は手錠をかけた。
桃を車に乗せる葵に「もう後戻りはできませんよ。」と香坂は言った。
逮捕された桃に瑠璃との親交があったことを嘘ついていたと指摘した葵は不破との暗号を見せ知ってるよね？と聞いた。
桃の答えを待たずに不破のシナリオに書き足された物がなぜ家にあったかを聞く葵は「あなたは一体誰？」と桃に聞いた。
「どうして嘘を？自分が殺したから？」と聞くと「違う。私だってつきたくてついたんじゃない。」と答える桃。
シナリオについて改めて聞くと、店のポストに入っていたと桃は答える。
暗号については高校時代に葵と不破とのやりとりを見て、２人の世界があるのは分かっていたがどうしても気になり自力で解読したという。
瑠璃との関係を隠した理由を聞かれた桃は自分のスマホを持ってきてほしいと頼んだ。
香坂が確認すると体に痣をつけた瑠璃の写真があった。
瑠璃は半年前に暴力を振るう彼氏から逃げて望野町に逃げてきたのだ。
お金も荷物もろくにない状況だったため、桃の店にご飯を食べに来るようになり、話すようになった。
だが１か月ほど前にその彼氏に見つかったとまた暴力を振るわれた瑠璃が店に駆け込んできた。
「警察に相談した方がいい。」と桃は言うが、「それだけはダメ。お願いだから誰にも言わないで。」と瑠璃にお願いされた。
その男は瑠璃をかくまっているんだろうと桃の店にも来て、店を荒らし「警察に一言でも喋ったら殺す」と脅した。
桃はそれで瑠璃との関係について嘘をついたのだ。
スマホには瑠璃とその男の写真もあるとその男について調べてもらえば分かると桃は訴えた。
香坂が桃に聞いた男の名前で調べると、その男は前にも同じように女性に暴力を振るい傷害罪で前科があると分かった。
葵は男が店に来た時に「助けて」とひと言言ってくれれば…と桃に言うが、葵が事件のことでいっぱいいっぱいだったから言えなかったと桃は言う。
「16年前だって…」と言う桃に「何の話？」と葵は聞く。
桃は「私、母親に捨てられたの。」と告白した。
今まで母親は隠居したと言い続けてきたが、実は16年前に玲が死んだすぐ後に、何も言わずに母親は消えたのだ。
捨てられたと気が付くまでに時間がかかり、「助けて」と葵のことを思い浮かべた時には、葵はそれどころではなくなっていたため、一人で耐え抜こうと考えたのだ。
その頃、香坂と木崎（坪倉由幸）はある女性に話を聞いていた。
夜のランニングが日課という女性は瑠璃が殺害された時刻に現場からロープを持った白い手袋をした男が逃げるのを目撃したと証言した。
16年前の事件が再開されたことに恐怖を感じ、今まで証言できずにいたのだ。
瑠璃の元交際相手からも瑠璃を追って桃の店に行ったと証言が取れたが、瑠璃の殺害時刻にはアリバイがあった。
そして目撃証言からも、桃は釈放された。
「申し訳ありませんでした。」と頭を下げる葵に「葵は自分の仕事をしただけだよ。」と桃は言った。
そこに夏目（樋口幸平）が報告をしに来た。
「飛鳥さんにも関係が…」と前置きした夏目は「発見された白骨遺体ですがDNA型鑑定の結果、そのうちの１人が飛鳥さんのお母さんであることが判明しました。おそらく亡くなられたのは16年まえかと。」と報告した。
「違う…嘘…そんな…」と桃はショックを受ける。
葵が桃の店を訪れると、張り紙や落書きを奇麗にする不破・天草・恵（佐津川愛美）がいた。
桃は母の件を聞いてから部屋から出てきていなかった。
葵も３人と一緒に桃の店を奇麗にする。
洗剤を探しに行った天草のタクシーの中でスマホが鳴る音が聞こえる。
一度切れたものの、また鳴ったスマホに緊急の連絡かもと葵が出ると、相手は香坂でなぜ葵が出るのかと驚く。
葵もなぜ香坂が天草に電話をかけたのか聞くと「それは和田瑠璃が持っていたはずのスマホですよ。」と香坂が答えた。
天草のタクシーの助手席には白い手袋が見えた。
「約束～16年目の真実～」第６話感想
今回の殺人の容疑者として葵が会ったことをのは何と、桃でした。
桃に手錠をかけるも、桃は瑠璃をDV彼氏から救っていただけだと分かりました。
その上、殺人現場から凶器と思われるロープを持った男の目撃証言が出てきたことで、桃の容疑は晴れました。
謝罪する葵に対し、桃は「自分の仕事をしただけ。」と言い、許してくれました。
友情が壊れることはなく、良かった…と思ったのも束の間、今度は天草が被害者のスマホを持っていることが判明！
次から次へと葵の友人ばかりに疑いが…。
確かに天草の行動は色々と怪しいけど…。
桃の元には今回の事件のことを書いたと思われるシナリオもポストに入れられたり、桃が庭の手入れをしてくれていた葵の実家の庭から３体の遺体が見つかったり…。
まるで、桃に疑いが向くように仕向けられたようです。
葵の友人みんなに疑いが向くことが犯人の狙い？
そして、葵の実家の庭からみつかった遺体のうち１体は桃の母親だと分かり、桃はショックから部屋から出て来れなくなってしまいました。
16年前に母親に捨てられたと思い、誰にも相談出来ずに過ごしてきたのに、実は殺されすぐ近くに埋められていたなんてショック過ぎます。
一緒に見つかった他の遺体は誰なのでしょうか？
謎の人物、雑貨屋の井出の正体が葵たちと同級生だと分かりました。
当時の文化祭実行委員会でシナリオを読んだ人物の１人のようです。
井出を探していた不破ですが、井出のことは思い出せないようでした。
しかも不破が井出を探しにきていたのは養護施設のようでした。
この辺も謎ですし、そこになぜ天草がいたのかも謎！
一条の代わりに赴任してきたのは警視庁から来た矢吹で、香坂の過去のことを知っているようです。
香坂の過去の全容もまだ不明です。
「約束～16年目の真実～」次回は？
「約束～16年目の真実～」次回は
今度は天草を事情聴取！
犯人のきっかけは葵なのか？
葵が知る映画シナリオの意外な事実とは？
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