『あなたがしてくれなくても』第４話が放送されました。
前回、熱を出したみちの元へ向かった陽一と新名。
先にみちの元に着くのはどっち？
キスをしてしまったみちと新名の関係はどうなる？
『あなたがしてくれなくても』第４話をネタバレありでどうぞ！
『あなたがしてくれなくても』第４話あらすじ
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陽一と新名、先に着いたのは…？
熱を出した吉野みち（奈緒）の看病のため職場から自宅へ戻る夫の陽一（永山瑛太）と職場の上司・新名誠（岩田剛典）。
先にマンションの前に着いた新名がみちにメッセージを送ろうとした時、陽一が前を通りマンションに入っていく。
陽一が帰ってきたことで目を覚ましたみちのスマホには新名からのメッセージはなかった。
「こんなことをしても彼女に迷惑がかかるだけなのに。」と思い直した新名は会社に戻ってきていた。
それぞれの想い
その夜、新名は帰ってきた楓（田中みな実）に昨日水族館へ行ったかを聞かれた。
仕事で忙しくていろいろあったから仕事を休んだ。と答えた。
楓には「あんまり無理しないでね。」と言われ新名は用意したカモミールティーを置いて先に寝室へ行った。
たった３分紅茶を蒸らす時間も耐えられなかった。
みちは「自分たち夫婦は何も変わらない。夫以外の人に心を奪われるなんてないって思っていた。でも今は…」新名からのメッセージに笑顔が綻ぶ。
「早く会いたいです」と打ったメッセージを送るのをやめて消した。
次の日、駅までを陽一がバイクで送ってくれると言ったがみちはヘルメットを見て「髪の毛…」と言った。
ドキッとした陽一に「これかぶると髪の毛ボサボサになるからいいや。」と歩いていく。
陽一はバイクの後ろに乗せてボサボサの頭に笑っていた三島結衣花（さとうほなみ）のことを思い出した。
「もし、みちに知られたら、きっと今までとは違う。きっとみちは…」と自分の職場へ向かう。
みちは新名と早く会いたかったのに上手く話せない。
そんな中で、職場の男性社員との会話で新名が昨日自分の看病に来ようとしていたことを知る。
みちは新名に勘違いだったらごめんなさい。とそのことを確認すると「反省している。家に行こうなんて非常識だよね。」と謝られてしまう。
みちは「嬉しいです。」と言った。
結衣花の想い
陽一は結衣花に「この間のことは、なかったことにしてくれないかな？」と言った。
「いいですよ。私もそのつもりだったんで…。」と結衣花は答え「そうだよね。じゃ、そういうことで。」と陽一は言った。
「でも店は辞めませんよ。次の仕事が見つかるまでは。」と結衣花は休憩に入った。
陽一はタバコを切らしている結衣花に自分のタバコを１本差し出す。
仕方なくもらった結衣花。
結衣花にとって陽一のタバコは陽一とのキスを思い出すものだった。
陽一からもらったタバコは吸わずに灰皿へ捨てた。
日の当たらない恋
会社から帰ったみちは先に帰っていた陽一が夕飯の支度をして靴下も洗濯かごの中に入れていたりと今までとは全く違う様子に戸惑った。
優しくされるとどう接していいか分からなかった。
みちは後輩の北原華（武田玲奈）と会話で新名とのことは「日の当たらない恋」だと自覚。
「これ以上進んだら、全て失うかもしれない。でも顔を見たら浮かれてしまう。」
満員のエレベーターで隣合わせで乗ったみちと新名は周囲に気づかれないように小指を絡めた。
楓の想い
楓は職場でまた仕事に精を出していた。
編集長の圭子（MEGUMI）にたまには旦那孝行するようにと明日は早く帰るように言われる。
「明日から、研修旅行らしくていないんで。」と言った楓の顔を見た圭子は「旦那がいなくて寂しいじゃなくて、心おきなく仕事ができる。って顔しちゃう。」と言われた。
「そういうのって態度に出て相手にも伝わるから気をつけな。不満がたまっていつか爆発ってことになるから。」と圭子に注意を受けた楓は「気を付けます。」と返した。
楓も誠が不満があるのは分かっている。
水族館のことも仕事で疲れたと言ったのは嘘だと分かっていた。
研修旅行出発前
会社の研修旅行の朝、みちは鼻歌を歌いながら
下着を選んでいた。
陽一に「楽しそうだね。昨年は研修旅行なんてめんどくさい。って言ってたのに。」と言われ「めんどくさいよ。でも仕事だからテンション上げていかないと。」とごまかすみち。
誠は出発前に楓の好きなポーチドエッグを作っていた。
美味しそうに食べる楓は「ちょっと話そう。」と言い、この間セックスしなかったことを怒ってるんでしょ？と誠に聞いた。
会社をサボって水族館に行ったのも、そのせいなんでしょ？と言い謝る。
「でも誠は分かってくれてると思ってたから。」の楓の言葉に「俺は…」と誠が言いかけたところで楓のスマホが鳴る。
仕事の電話に夢中になる楓に「いってきます。」と小さい声で言い誠は家を出た。
研修旅行の夜
会社の研修旅行に出発したみちと新名。
旅館に着いたみちの部屋は1人部屋で華から羨ましがられる。
研修旅行だから新名とは話すことも近くに寄ることさえできない。
だけど、みちは新名と旅行というだけで何かを期待してしまう。
その夜、温泉に入ったみちは部屋に戻る途中に新名と会った。
みちの1人部屋からは星が綺麗に見えると言う話から「じゃあ見にきます？」と新名を部屋に誘ってしまうような形になってしまって焦るみち。
だが、新名は「いいんですか？ちょっとだけ見に行こうかな？」と言った。
みちの部屋に戻った２人。
曇ってしまって、さっきまで綺麗に見えた星は見えなくなっていた。
みちが冬の星座オリオンと間違えたことで新名はオリオンの悲恋の話をした。
月の神である弟は女性オリオンを愛した。
兄である太陽の神はその恋を許さなかった。
弟を騙し自分の弓でオリオンを殺させた。
「太陽に許されない２人には明るい未来はないってことなのかなぁ？」と新名は言った。
その後、星に見立てた金平糖や饅頭を並べて遊ぶ２人。
その時、新名がみちの手を握る。
「ずっとこうしたかった。好きです。吉野さん。」と言った新名はみちにキスをする。
みちもそれを受け入れる。
みちは「太陽に許してもらえなくたっていい。」と思いながら２人は抱きしめ合う。
新名の手がみちの浴衣の帯に伸び２人はそのまま倒れ込む。
何度もキスを重ね手も握り締める。
みちは「こんな風ににもう一度愛されたかった。」と思いながら、目からは涙が流れていた。
新名もみちの涙に気づいた。
みちもなぜ涙が出てくるか分からなくて新名に謝る。
それでも涙が止まらない。
「ごめんなさい。」と謝るみちに新名も「俺の方こそごめん。」と謝る。
研修旅行の帰り
そのまま新名は自分の部屋に戻る。
新名が出た後の部屋で「どんなに新名さんに惹かれてても陽ちゃんが私の中からいなくなったわけじゃないんだ。」と思っていた。
そこに陽一から明日、会社に着く時間に迎えに行く。とメッセージが入った。
陽一は明日の流星群をみちと見に行くため、結衣花に仕事を代わってもらっていた。
翌朝、研修旅行からの帰るバスに乗る時に顔を合わせたみちと新名は気まずい。
バスの中で「もう新名さんとは会わない方がいい。こんな状態で会ってもお互い苦しいだけだ。」と思うみち。
楓は断られたモデルにOKをもらえた事で編集長から「楓の熱意が相手を動かしたって事だ。」と言われ研修旅行出発前に夫の言い分をきちんと聞かなかったことを思い出す。
楓はいつもより早く職場を後にした。
陽一は昨日のテレビ番組を見ていて、みちに自分の浮気がバレたのではないかと思っていた。
結衣花に「うちの奥さんと連絡取ってたりする？」と聞いてしまい否定される。
みちのバスが着く時間になるので、結衣花に店を任せて出ようとする陽一に結衣花は「行かないで。」と呟き誤ってコーヒーを盛大にこぼしてしまう。
バスが会社に着いたみちには陽一から少し遅れる。とメッセージが入った。
みちはもう着いたから電車で帰ると陽一にメッセージを送るとすぐにメッセージが届いた。
それは陽一ではなく新名からの「少し話せませんか？」というメッセージだった。
新名のお願い
新名といつものベンチの場所で会うみち。
新名は昨日のことを謝る。
みちは「悪いのは私なんで…私達もう…」と言いかけたところ新名からサービスエリアで見つけたある物を渡される。
それはオリオン座に形の似た綺麗な砂時計だった。
砂時計を落とすみちに「約束します。もうあなたに指一本触れません。」と新名は言った。
結衣花が汚した店内を掃除する陽一と結衣花。
結衣花はまだ間に合うから奥さんの所に言ってください。と言うが陽一はもう電車で帰るっ言うからと掃除を続ける。
楓はテイクアウトで買った料理で夫が帰るのを待つ。
昨日の話の続きをしよう。とメッセージを送ったものの返事はなかった。
新名は「だから、今までみたいにそばにいてほしい。俺にはあなたが必要なんです。」とみちに伝えていた。
みちは「新名さんのそばにいます。」と返事をしながら「私は卑怯者だ。」と心の中で思った。
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『あなたがしてくれなくても』第４話感想
みちの心
みちは完全に新名に惹かれているようでした。
それなのに、いざ一線を越えようとした時にはずっとこうしてほしかったのは陽一になんだと気づいてしまって涙が止まらなかったのでしょうか？
でも新名にそばにいてほしい。と言われると「そばにいます。」と返事。
みちの中では陽一と新名を心の二股をかけていくつもり？
ただ、みちは今の時点で陽一の浮気を知りません。
陽一の浮気を知ったら新名との関係が動いて行くのかもしれないです。
新名の心
新名はもうみちのことが好きなようで、本人にも言っちゃいました。
指一本も触れなくても一緒にいてほしい。って好きすぎです。
もう楓のことはいいのでしょうか？
楓とは紅茶を蒸らす3分が一緒にいられなかったのに、みちには3分計を送るというのが楓よりみちに惹かれているという演出だったのでしょうか？
それにしてもエレベーター内で指を絡める２人は何とも言えずにエロくてドキドキでした。
研修旅行のシーンよりこちらの方がドキドキしました。
浮気がバレたと勘違い
陽一はみちを看病したり夕飯を作ったり研修旅行から帰ったみちと流星群を見に行こうとしたりしてましたが、あれは全部浮気の後ろめたさからですよね？
そんな時にたまたま見ていたテレビで、みちの行動から自分の浮気がバレているのではないか？と思いました。
でも陽一の勘違いしたみちの行動は、みちの新名とのキスからの後ろめたさからでした。
お互いに後ろめたさを抱えた夫婦はこれからどうなっていくんでしょうかね？
楓の変化
楓は新名が水族館に行ったのは女と一緒だったとは思ってないんでしょうかね？
仕事のせいだと嘘はついたが、本当は自分のせいだとは思っていたみたいですが…。
あの研修旅行の出発前、楓から言ってきたのに結局いつも通り仕事の電話を優先しちゃんと話ができなかった。
新名にとってあそこが楓に対するラストチャンスだったのかもしれません。
だが楓は大きな仕事が上手くいきそうなことで編集長からの言葉で新名に対する自分の態度に反省し改めて話をすることを決めました。
だが、もう手遅れかもしれません。
そして、散々今まで放っておいたのに夫の浮気を知ったら楓は怖そうです…と思うのは演じているのが田中みな実さんだからでしょうか？
でも、浮気をしていないのは楓だけなので、怒る権利は十分ありますからね。
華ちゃん
みちの後輩の華ちゃん。
研修旅行で新名と何かがあるかもしれないと勝負下着まで持ってっちゃう新名狙いの後輩です。
どこでワンチャン新名と何があると思ったのかは謎ですが…。
そんな華ちゃんは職場でのみちと新名の態度に何かを感じ取ってる模様。
そんな華ちゃんに旅館でみちの部屋から出てきた新名の姿は見られてないですよね？
華ちゃんが２人の関係に確信を持ったら、こちらも怖いことになりそうです。
『あなたがしてくれなくても』次回は？
『あなたがしてくれなくても』次回は
楓が夫の異変に気づく。
そしてみちと楓が顔を合わせることに。
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