『あなたがしてくれなくても』第7話が放送されました。
陽一の残酷な告白を聞いたみち。
楓と夫婦としてやり直すことを決めた新名。
2組の夫婦の行く末は…
『あなたがしてくれなくても』第7話をネタバレありでどうぞ!
『あなたがしてくれなくても』第7話あらすじ
それぞれのその後
夫の吉野陽一(永山瑛太)から「一度だけ裏切った。」と浮気を告白された吉野みち(奈緒)。
ずるいと思いつつ、行かないつもりだった新名誠(岩田剛典)との待ち合わせ場所に行く。
その時、届いたのは新名から「本当に同僚に戻ろう。」というメッセージだった。
そのあと、みちは1人ファミレスにいた。
陽一は仕事場であるカフェで、心ここにあらずで三島結衣花(さとうほなみ)に心配される。
妻の楓(田中みな実)と夫婦としてやり直すことを決めた新名はみちとやり取りしたメッセージや一緒に行った水族館の写真を消した。
結衣花の怒り
結衣花は陽一に奥さんと何かあったのかと聞いた。
陽一はみちに結衣花とのことを全部話したと言うと結衣花は陽一にタオルを投げつけ怒った。
「自分の心に刺さったくいを抜いて、代わりに奥さんに刺しただけでしょ?
それで奥さん今、血流してるんですね。
奥さんに刺さったそのくいどうなるか分かります?
今度はそれ不倫相手の女に刺すんですよ。
不倫は妻を変えるって覚えておいた方がいいですよ。」
結衣花は陽一に言った。
被害者
みちは後輩の北原華(武田玲奈)に連絡をして、一緒にカラオケに来た。
華はとことん話を聞いてくれると言った。
みちは陽一の浮気やセックスレスであったことを全て話し、「私がレスで悩んでることを知ってて、他の人とするなんて、最大の裏切りでしょ?」と華に言った。
だが、華は「やっぱりやめた。私帰ります。」と立ち上がった。
「浮気がバレた旦那さんも罪だけど、先輩1人だけが被害者なんですかね?」
と言って華は本当に帰った。
ビジネスホテルに泊まることにしたみちは
「私とはしないのに、他の人とはするなんて、私は被害者じゃないの?」と思った。
その時、華がみちの泊まる部屋を訪ねてくる。
箱根の菓子を出した華は「これは先輩が箱根に行ったお土産です。」とみちに渡し、「旅行に行ったフリするんですよ。もちろん新名さんにも。」と言い、まずは新名とのことをちゃんと解決するようにと華は言った。
結婚記念日のやり直し
新名と楓は結婚記念日のディナーをやり直していた。
初めて2人でいいお店に行くとき、着ていくものを楓に選んでもらったことを思い出し笑い合う2人。
その晩、楓はセックスをするつもりでいた。
だが、新名は先に寝てしまう。
何も言わない陽一
翌朝、みちは家に帰るが、陽一とは目も合わさず荷物だけをまとめた。
出て行こうとするみちとその前に立つ陽一。
だが、陽一は何も言わない。
みちは大きなため息をつき、また家を出て行く。
家を出たみちは「顔を見たら余計に腹が立ってくる。」と思った。
同僚に戻った2人
みちは会社で箱根のお土産のお菓子を新名のデスクに置いておいた。
お土産がみちからだと聞いた新名はみちに「旅行行ってきたんですね。」と話しかけた。
「たまには夫婦で旅行もいいですよ。」とみちは答える。
新名も「あの結婚記念日からやり直そうってディナーに行ってきました。」とみちに言った。
それを聞いたみちは「お互い夫婦の再構築、上手く行っていますね。何だか戦友に戻ったみたい。」と言った。
お互いに応援してます。と2人は笑った。
みちが去ったあとの新名の顔は寂しそうだ。
みちはトイレの鏡の前でため息をついた。
母と楓の会話に新名の反応は…
入院している新名の母・幸恵(大塚寧々)が一時退院をして、新名の家に来た。
楓も仕事を早く上がり、新名と夕飯の支度をする。
そんな2人を幸恵は「本当に仲良し夫婦ね。」と笑顔で見ていた。
「誠のそんなクソ真面目なところに付き合わなくてもいいからね。」と幸恵に言われた楓は「これからは仕事も家庭も両方頑張っていきたいと思ってるんです。」と答えた。
楓のその言葉を聞いた幸恵は「じゃあ、そろそろお孫ちゃんも?ってそんなこと言ったらダメね。」と言うが「その辺も自分たちのペースで考えていけたらと…」と楓は答えるが、新名はその話題には無反応だった。
現実逃避
まだ家に帰らないご立腹のみちに華は「旦那さんって、そんな悪いことしました?」と言った。
「他の人としたんだよ。」と言うみちに「先輩、気持ち分かりますよね?浮気なんて現実逃避以外なくないですか?辛い分だけ遠くに逃げようとしませんか?」と言った華は帰って行った。
華の現実逃避という言葉に陽一は何から逃げようとしてたのだろうか?と考えるみち。
「陽ちゃんは、ずっと悩んでた。
その間、私はずっと陽ちゃんに気持ちをぶつけていた。
陽ちゃんは、私から逃げたかったんだ。」
と気づいたみちだった。
「セックスは、どちらかが苦痛感じてまでするものじゃない。
自分だけがレスの被害者だと思っていた。
でも陽ちゃんも被害者だ。」
そう思ったみちは自宅へ帰った。
だが、みちが帰ってきたことに気が付かない陽一の後ろ姿を見たみちはそのままそっと玄関を出て行った。
妻とのキス
眠れないと言う新名に楓がキスをしてきた。
そのままキスを重ねる2人だが、新名はキスをやめ「おやすみ。」と言ってベッドに潜る。
新名はみちとのキスを思い出していたのだ。
会社を訪れた陽一
陽一はみちの会社を訪れた。
受付から連絡を受けた華から陽一がロビーにいることを聞き、みちは戸惑う。
結局、華が陽一に会い、みちは席を外していると伝えに行った。
「何か伝えたいことがあれば…」と華は言うが陽一は「ないです。」と帰っていた。
帰る陽一は会社に戻ってきた新名とエスカレーターですれ違った。
戻ってきた華に陽一が何か言っていたかを聞くが何も言ってなかったと華は答えた。
「旦那さんも、何でこういう時に帰ってこいの一言が言えないんですかね?」と言う華に「陽ちゃんは、そういう人だから。ずっと何も言わないのが陽ちゃんだから。」とみちは答えた。
だが、そんな陽一がここまで会いに来るなんて…とみちは思った。
みちは自宅に帰った。
陽一はいなかったが、テーブルの上にあったタブレットにこと座流星群の画面が映っているのを見た。
みちは、研修旅行の帰りに陽一が流星群を一緒に見に行こうとしてくれていたことに気が付いた。
「それなのに、そのとき私は新名さんと…」とみちは思った。
新名の告白
楓は打ち合わせで、水族館がデートのコンセプトに合っているという会話を聞き、新名の車のナビに水族館に行った履歴があったことを思い出した。
新名は「楓が待ってるから帰らなきゃ。」と重い足取りで帰路につく。
楓が待つ家へ帰った新名は酔っぱらっていて、玄関で倒れ込んだ。
駆け寄った楓に「ごめん。楓」と謝ると、「誠、浮気してるでしょ?」と楓に言われた。
「何で?」と聞く新名に楓は「分かるよ。妻なんだから。」と言った。
「仕方ないよね。私がずっと拒んでいたから。誠も男なんだもん。性処理の1回や2回くらい…」と言う楓に「彼女とはそんなんじゃない。一方的に俺が彼女に対して、精神的な支えを求めてしまったんだ。」と新名は答えた。
「楓を裏切ったことに変わりはない。」と言う新名に「やめてよ。聞きたくない。」と楓は部屋を出た。
洗濯機の前で座り込んだ楓は「もし体だけの関係なら許せたかもしれないのに…」と思いながら泣きじゃくる。
新名がいる部屋にも楓の泣き声が聞こえていた。
頭を下げる陽一
陽一は帰ると、みちがいることに驚きながらも、みちの前に座った。
お互いに何かを言い出そうとするが言えない。
陽一の方が「許さないでいいから。それでも、ここにいてほしい。」と言い頭を下げた。
みちは何も答えず、玄関の方へ行ってしまう。
追いかけてきた陽一に「荷物取ってくる。」と出て行き、陽一も追いかけた。
その晩、久しぶりに2人でベッドに入った。
みちは「結局、新名さんとのこと話せなかった。やっぱり私はひきょう者だ。でも今は目の前の日常を積み重ねていくしかない。」とベッドの中で思った。
夫の浮気相手
ソファで新名が寝ている隙に新名のスマホを見る楓。
メッセージのやり取りでは何も出てこなかったが、水族館の魚が映っている写真を見つけた楓。
その写真の水槽にはみちの顔が映っていた。
ランチに出ようとしたみちは「吉野さん」と呼び止められる。
相手は楓で「私とランチしません?ごちそうします。」と言われ、戸惑うみち。
一歩前に出た楓は「夫と浮気してますよね?」とみちに言った。
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『あなたがしてくれなくても』第7話感想
結衣花の言い分にイライラ!
陽一が結衣花にみちに浮気の件を話したと言った時の結衣花の言い分に相当イライラしました。
それを不倫相手である自分に奥さんの怒りが向いてくるからと陽一を責めてましたが…その話を陽一がみちにするかしないかは夫婦の問題。
不倫をしているあなたに怒る権利ないですよ!
刺さったくいがどうとかこうとかってカッコいい風に言ってますけど、陽一が既婚者って分かってましたよね?
奥さんの怒りが自分に向くって…それが既婚者に手を出すということですよ。
しかも、前も不倫してましたよね?
セックスをしたのは、前の不倫相手の奥さんに訴えられる前だったかもしれないけど、訴えられた後も、陽一に抱きついたりしてワンチャン狙ってましたよね?
もう、マジでこの女、前の不倫相手の奥さんからもみちからも慰謝料請求されて、地獄を見ればいいのに!
てか、早く陽一のカフェ辞めろよ!
今日もかっこいい華ちゃん
陽一の浮気を聞かされてから、家を出て1人でいたみちの話を聞いてくれた華ちゃん。
家に泊めてあげようと思いつつ、みちの話を聞いていて自分1人が被害者みたいな顔をしているみちに共感を得られず置いて帰っちゃいました。
それでも、新名に箱根に行ったふりをするためにと嘘のお土産まで用意してくれたり、会社に訪ねてきた陽一に会いたくないみちの代わりに陽一のところまで行ってくれたり…今日も華ちゃん、最高の後輩でした。
そもそも、華ちゃんはみちと新名の関係を知っているから、みちが浮気をした旦那だけにあんなに怒っているのも共感できないのかもしれませんね。
華ちゃん、これからもみちにガンガンとブチかましてください!
それぞれの夫の浮気
陽一が一度だけ、体の関係を持った浮気。
みちはセックスレスで自分がもがいてたがために、他の人とセックスをしたのが許せない。
一方、新名は体の関係はないが、精神的な支え…いわゆる心の浮気。
楓は、自分がセックスを拒んでいたから、体だけの浮気なら許せたかもしれないのに、心の浮気だったことにショックを受けていました。
みちは、レスのことで自分だけが被害者なんではなく、できないことに悩んでいた陽一も被害者だと気が付きましたが、だからって他の人とセックスしてい理由にはならない。
楓は自分が拒否していたから、体の浮気なら許せたかもと言うなら、仕事に没頭して、夫を蔑ろにしていたから心の浮気をされても仕方がないってことになっちゃいます。
やっぱり、体の浮気も心の浮気もどちらもダメ!って結論しか出てこないです…
みちにも少しイライラ
みちは、陽一の浮気にショックを受けてましたが、だんだんと陽一も被害者だったと気づいたことや、自分と流星群を見に行こうとしてくれていた時に、自分は新名と…と考え、陽一が頭を下げたこともあって、家に戻りました。
だが、陽一には新名との関係は話せず、自分はひきょう者と思ってましたが、うん、ひきょうだと思う!
新名とのことを知らない陽一がみちに頭を下げるシーンとか、クズ夫の陽一がほんの少しだけ可哀想に見えました。
陽一が新名との関係を知った時…陽一はどんなことを思うのでしょうか?
そして、みちが陽一の不倫相手が結衣花で、まだ一緒に働いていることを知った時、みちはどんな風に思うのでしょうか?
まずは、次回のみち VS 楓の直接対決を楽しみにします!
『あなたがしてくれなくても』次回は?
『あなたがしてくれなくても』次回は
みちと楓の直接対決!
みちの話に楓は…?
結衣花の不倫相手の妻の怒りと寂しさは陽一にも突き刺さる!
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