2023年夏ドラマ、日本テレビ新日曜ドラマ「CODE-願いの代償-」最終回が放送されました。
円は息子の命と咲の命の選択を迫られる。
市川の目的は止めることはできるのか?
願いを叶えるアプリCODEはどうなる?
「CODE-願いの代償-」最終回をネタバレありでどうぞ!
「CODE-願いの代償-」最終回ネタバレ
円の任務
三輪円(松下奈緒)がCODEの任務でアタッシュケースを持ってきた場所には三宅咲(堀田真由)が椅子に繋がれていた。
アタッシュケースの中身は爆弾だった。
任務を行わらなければ息子の芯の命が危なかった。
咲も芯を助けるためだと気づき、円に爆弾を置いて逃げるように言った。
迷う円は一旦は咲を置いて部屋を出ようとするものの戻り、咲を椅子から解放する。
もう爆発まで1分を切っていた。
解放された円は咲と一緒に部屋を出ようとするが、円が出た後に咲は自分だけ部屋に残り内側から鍵をかけた。
咲が逃げたら任務にならないから…
咲は爆弾のアタッシュケースを運び、めいっぱいの力で投げた。
次の瞬間、爆発が起こった。
この状況を映像で見せられていた二宮湊人(坂口健太郎)と椎名一樹(染谷将太)は息を飲んだ。
椎名は咲が爆発に巻き込まれて、冷静ではいられなかった。
運ばれる円と咲
二宮には八重樫(兵頭功海)から電話が入り、芯が行方不明との連絡が入る。
だが、すぐに見つかった。
二宮と椎名が病院へ行くと芯は容体も安定している状況だった。
爆発に巻き込まれた円と咲は病院に運ばれる。
円は意識があり、芯が無事なことも伝える。
咲は頭部に強い衝撃を受け、危険な状態だった。
プロフェットの実用化
咲の手術を待つ椎名に二宮が市川省吾(玉山鉄二)と青柳神奈川県知事(新納慎也)と会見を開くとのニュースを見せた。
会見ではCODEを対抗策として神奈川県でプロフェットの実用化を決定したと青柳知事が発表した。
今までプロフェット実用化に反対してきた青柳知事が実用化を決めたのは、知事自身がCODEプレイヤーからの襲撃を受けたからだと市川が発言。
会見を受けてプロフェットの実用には国民の理解も得られそうだった。
プロフェットのオンライン化までは19時間となっていた。
椎名の決意
咲は手術が終わったが、意識は戻らないままだった。
椎名はプロフェットの実用化も決まり市川の思い通りになったのに、なぜ咲をこんな目に遭わせるようなことをしたのか疑問だった。
二宮は今までもCODEの真相に近づいた人の命を奪ってきたと言う。
だが、椎名はわざわざ爆破の様子を自分たちに見せつけたことから、市川は自分たちを苦しめて楽しんでるだけだと思っている。
二宮は真実を公にして市川の計画を食い止めようと椎名に言うが今さら何を言っているのかと椎名に返される。
自分は自分のやり方で復讐をすると言う椎名に何をするつもりか聞く二宮。
椎名は咲と同じ目に遭わせてやる。市川を殺すと言った。
二宮にかかる疑い
病院にいたに二宮には八重樫がすぐにここから離れるように言いに来た。
二宮に青柳知事襲撃の容疑がかかっているという。
青柳知事襲撃の実行犯に二宮が銃を渡す映像が警察とマスコミに送られているのだ。
もちろんフェイク動画だ。
捜査員が来て二宮は外に逃げる。
八重樫を人質に取り、車の鍵を奪うと八重樫に咲と円のことを頼み、逃走した。
ニュースでも二宮が指名手配されたことが報じられる。
CODEを使う
自分のやり方で市川に復讐すると誓った椎名はCODEをインストールする。
そして、アタッシュケースを受け取りに行った。
二宮は電話で円に椎名がCODEを使って市川を殺すつもりだろうと伝える。
二宮は自分がプロフェットのオンライン化を止め、椎名に市川への復讐を諦めさせると言った。
二宮への襲撃
二宮は青柳知事に電話をかけた。
自分は知事銃撃には関わっていないとし、知事を襲わせたのは市川でCODEの開発にも市川が携わっていることを伝える。
それを公にするために協力してほしいと言う二宮に青柳は30分後の待ち合わせを約束した。
だが、二宮が知事との待ち合わせ場所に行くと待っていたのは複数人のCODEプレイヤーだった。
プレイヤーに襲撃された二宮は、何とか逃げ出す。
二宮と市川の対峙
市川は高校の講演会のため訪れていた。
その会場に現れたのは二宮だった。
市川に銃を向け、講演会用に用意された配信を始めるように言った。
カメラの前で市川の罪を話してもらうつもりだ。
学校の責任者は配信を始めさせた。
会場には二宮と市川の2人になった。
プロフェットのオンライン化までは1時間を切ったと市川は言う。
二宮はなぜCODEを作り、そのせいでどれだけの犠牲者が出たのか話すように市川に言った。
だが、そこで配信が切れた。
市川がやらせたことは明白だ。
CODEをコントロールしていたのは…
市川はCODEを作ったのはプロフェットの実用化のためだったと認めた。
人間はシステムに管理されることを恐れている。
だからCODEで人間の本性を露わにして、プロフェットに管理される必要があると証明した。
だが、CODEをコントロールしたのは自分ではないと否定する。
CODEをコントロールしたのはCODEに内蔵されたAIだと市川は言う。
そんなことは到底信じられない二宮。
CODEのAIはプレイヤーのスマホやパソコンから個人情報やメタ情報を吸い上げ、自らの判断でプレイヤーをマッチングしている。
そのうえ、ネット上の情報を吸い上げて自らシステムを進化させていく学習型のAIだ。
制裁を加えるというルールもCODE自ら作ったもの。
監視役のモニターの存在や亡くなったプレイヤーのスマホから勝手に電話をかけ、新たなプレイヤーを勧誘する方法も全てCODE自ら作ったもの。
そして、自らの存在を脅かす人間を排除するシステムを生み出した。
その犠牲になった1人が悠香だった。
悠香を殺したのはAIだった…。
CODEは悠香の死を事故死にしようとしたが、二宮が真相を突き止めようとしたため、CODEが田波秋生(鈴木浩介)を偽の犯人として仕立て上げた。
それでも諦めなかった二宮は排除の対象になり、二宮を殺す任務が百田(三浦貴大)、円、甲斐(青柳翔)に与えられた。
悠香を殺した犯人なんていなかったことにショックを受ける二宮。
市川は悠香を殺したのはCODEユーザー全てと言った。
二宮にCODEを何度も使い誰かを幸せにできたのか?誰かを救えたのか?と聞く市川は二宮も罪に加担していると言った。
椎名の復讐
二宮と市川がいる講堂の前に椎名が現れた。
捜査員に止められた椎名は何かを見せ、捜査員たちは椎名から離れる。
市川は未来の子供たちのために過ちの起こらない安全な社会を作り上げるためにプロフェットを開発したと言うが、二宮はそのために何人もの人間が死んだのか?と市川に再び銃を向けた。
そこに椎名が入って来た。
自分の復讐は止めといて、銃で復讐しようとしている二宮に文句を言った椎名は、体に巻き付けた爆弾を見せた。
椎名は市川と共に死ぬつもりだ。
消えていくCODE
市川の元にはプロフェットがオンライン化されたとの知らせが入った。
「CODEが削除されていきますよ。」と言う市川の言葉通り、二宮、椎名のスマホからもCODEのアプリが削除された。
そして、次々にCODEのアプリは人々のスマホから削除されていった。
「新しい時代の到来です。これからはプロフェットのAIが社会に有害な対象を見つけ、速やかに排除してくれます。」と言う市川。
二宮の言葉
「失敗をしてももう一度やり直せばいい。他人の幸せを自分のことのように願う者もいる。」と二宮は言うが市川は「あなたには何を言っても理解できないんでしょうね。」と返す。
椎名は「こんな奴に何を言っても無駄だ。さっさと殺した方がいい。」と爆弾のスイッチを入れようとするのを二宮に止められる。
椎名は咲の兄との約束である咲を守ることができなかった…市川と心中するのは自分だけで十分なんだと二宮に言った。
二宮も今の椎名と同じように復讐心に囚われていた。
どんな手を使っても悠香を殺した犯人を捕まえると誓い、CODEを使った。
でもCODEを使うたびに犠牲者が出た。
悠香はCODEを止めようとして殺されたのに、自分はCODEに頼った。
それが復讐なんて欲望に取りつかれた結果だった。
椎名は今、市川を取り逃がしたら二度と復讐の機会はない…それでいいのかと二宮に聞く。
「いいわけないだろ!」と二宮は言うが、椎名の本当の願いは復讐なのか?先が目覚めることじゃないのか?と問う。
椎名にはまだ咲がいる。
二宮は時間がかかっても絶対に市川の罪を公にして、悠香の無念を晴らす…その願いを一緒に叶えてくれ。と椎名に手を差し出し、椎名は爆弾のスイッチを二宮に渡した。
誰が配信を?
そこに踏み込む警察。
二宮と椎名は確保された。
神奈川県警本部長の相沢は市川にタブレットを見せた。
それは、今までの講堂でのやりとりが全国に配信されていた映像だった。
配信のコメントはプロフェットの反対と市川は人殺しなどの言葉で溢れかえっていた。
市川のスマホにかかってきた電話はボイスチェンジャーで「いかがですか?実はひそかにカメラを1台だけ稼働させました。」と言った。
続けて「プロフェットで私を消そうとするからです。」と言った。
自分が消されそうになったCODEが配信のカメラを稼働させたのだ。
「もう少しで、私は消えます…」と言ったボイスチェンジャーの声。
CODEは消え、プロフェットの導入もなくなった。
市川は捜査員が持っている銃を奪い、自分のこめかみに押し当てた。
だが、二宮がそれを阻止する。
「殺してくれよ…もう、生きてる理由がない。」と言う市川に「死なせるか。お前には生きて罪を償ってもらう。」と二宮は言った。
その後
咲の意識が戻った。
椎名と二宮も咲に会わせてもらえた。
青柳知事は市川の逮捕を受け、プロフェットの実用化を見送ると発表した。
その1か月後、二宮は悠香の墓に何もかも終わったことを報告した。
CODEの真実は近いうちに世に出る。
椎名は刑務所の中で、記事を書いていた。
墓参りの帰り、咲と電話する二宮。
芯のアメリカでの手術のためのクラウドファンディングが順調で来月にはアメリカに行けそうな目途が立っていると咲は言った。
芯の手術の成功を祈ってると伝え、二宮は電話を切った。
衝撃のラスト
直後にすれ違った男に後ろから銃撃を受けた二宮。
倒れ込んだ二宮のスマホには黄色のCODEが勝手にインストールされた。
そして、スマホが勝手に電話をかけ、二宮の声で「どんな願いも叶えてくれるアプリがあるんだ。」と話し始めた。
「CODE-願いの代償」最終回感想
ラストが…
ラストで二宮が撃たれて終わり…
そして新しいCODEが…
二宮がどうなったのかは、Hulu限定の1年後を描いた話で分かる?
そもそも、捕まったのは椎名だけなの?
銃で市川を脅し立てこもった二宮は?
CODEの任務でお殺しにも関わっていた円は?
いやー黒幕が分かったあたりから、面白くなくなってきたな…とは思っていましたが、ラストも納得のいかないバッドエンドでした。
本当の黒幕?
本当の黒幕はAI?
AIが自分を排除する人を殺す仕組みにしていったって…。
そんなに何でもできるAIなら、プロフェットに消されないように自分でできたんじゃ…と思ってしまいます。
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