2023年夏ドラマ、日本テレビ深夜「彼女たちの犯罪」第8話が放送されました。
崩れていく犯罪計画…
偽装自殺計画の裏で何が起きていたのか?
「彼女たちの犯罪」第8話ネタバレありでどうぞ!
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「彼女たちの犯罪」第8話ネタバレ
生きていた翠
神野由香里(前田敦子)の代わりに遺体で見つかったと思われた玉名翠(さようほなみ)は、あの日からずっと、熊沢理子(石井杏奈)の家で暮らしていた。
警察でも遺体のDNA鑑定の結果が翠ではないことが判明していた。
警察の捜査
伊東北署では、この事件が神野由香里の自殺に見せかけた別の人間による自殺、もしくは他殺と考えられると捜査会議が行われていた。
桜木署からの報告で由香里と接点のあった翠が同時期に姿を消しているが、翠ともDNA型は一致しなかった。
由香里が殺しを行ったのなら、翠は共犯だろうと思われた。
遺体の発見以降、翠名義のクレジットカードの使用履歴がいくつもあり、バリ行きの航空チケットが購入されたが、搭乗日に空港には現れなかった。
そのカードで港区のホテルのスイートルームに7月11日から滞在していたことも分かっているが、現在の足取りはつかめていない。
由香里と翠の居場所をつかむため、桜木署がホテルの防犯カメラの映像を手配してもらっていた。
脇谷は上原(野間口徹)に電話で捜査本部を設置することになったとお礼を言った。
上原はホテルの従業員の話として、スイートルームで14日にルームサービスを頼んでいたが、その際のグラスやカトラリー・取り皿は3人分を用意したと聞いたことを話す。
事件には少なくとも3人が絡んでいる可能性が出てきた。
そのうちの2人は神野由香里と玉名翠だとして、もう1人は誰なのか?
あの女の私物
日村繭美(深川麻衣)がスーツケースを持って出かけようとすると、駐車場に由香里がいた。
ホテルに警察が来たため行く場所がないと由香里は言う。
繭美のスーツケースを見た由香里はどこかに逃げるなら自分も…と言うが、繭美は「血の付いたあの女の私物です。」と答えた。
捨てに行くので由香里にも一緒に行くように繭美は言った。
理子の病気
あるアパートの前にいた上原は理子が病院に運ばれた時のことを思い出していた。
医師は理子がまだ仕事をしていることに驚いていた。
病気のことは医師の口からは言えないが、理子には仕事を辞めて治療に専念するようにと何度も話しているという。
上原は貼ってあるポスターから「もしかして、癌では…」と疑うが、医師からは詳しく聞くことはできなかった。
由香里の母
上原が会いに来ていたのは、由香里の母・静江(片岡礼子)だった。
見つかった遺体が由香里ではなかったと伝えるが、静江はもういい。と言う。
神野家の弁護士から誠意を見せてもらったと言う静江は高級そうな腕時計を外し、部屋にもブランドものの袋がいくつも並んでいた。
もともと、自分にとったら由香里は死んだようなものと話す静江は由香里を医者と結婚するようなタイプではない…なんか別人にでもなったみたい。と言った。
上原は由香里の最近の写真と言って翠と映った写真を静江に見せた。
「これは?」と聞く静江に隣に映っているのは、町内の友人の方ですと説明した。
繭美と由香里
繭美と由香里はやっぱり自分たちは理子の復讐のために利用されただけだと話した。
自分たちがこうして警察に追われることになったり、神野智明(毎熊克哉)が捕まることだって予定になかった。
警察は翠がいなくなったことも怪しく思い、クレジットカードの履歴から空港やホテルのことも分かったんだろう。
今後は翠名義のカードやスマホも使わない方がいい。
そう言った繭美に「警察に行きませんか?」と由香里は言った。
繭美は「勝手なこと言わないでください。」と拒否。
繭美は転職が上手くいきそうだった。
智明と結婚することで自分の価値を見出そうとしたが、自分を評価してくれる場所があるなら、あんな男に依存する必要ない。
証拠を全部処分して人生をリスタートさせたい。
自分の人生をもう誰にも邪魔されたくないとの思いから繭美は「自分だけ自首して気持ちが楽になりたいとか許されませんから。」と由香里に言った。
防犯カメラ映像
伊東北署ではホテルの防犯カメラ映像に由香里が映っていることが確認された。
もう1人、女性(繭美)が映っていた。
だが、それは翠ではない。
そして、もう1人女性は帽子を深くかぶり、顔までは分からなかった。
この女性を調べるため、ホテル周辺のカメラ映像の手配を桜木署に頼むことにした。
翠と元夫
理子が用事のためで出掛け、翠は理子の息子の大輔と留守番をしていた。
大輔が寝た後、翠は大輔のスマホを使い、元夫の樋口(木村了)に電話をかけた。
樋口は名乗らなくても翠と分かった。
翠は今は友達のところにいて、その息子と楽しく過ごしていることを話し、樋口も安心する。
樋口は、自分の学習塾が人手が足りないことから翠に手伝ってほしいと頼む。
考えとくと返事をした翠はまた連絡すると電話を切った。
翠は理子の家で大輔と3人で過ごした楽しい日々を思い出し、大輔の寝顔を見つめた。
電話を切った樋口は上原の名刺を見つめていた。
計画の裏側で起こったこととは?
あの日、理子の指示のもと智明を伊東へ向かわせるように仕向けた繭美。
智明が言ったことを理子に報告するために車の外で電話をかけた繭美は由香里が死んだことにしなくても智明が別れてくれるんじゃないか?本当に崖から飛び降りなくたって…と言うが、もうここまで来て引き返せないと理子に言われる。
繭美が車に乗り込むと車の窓をノックされる。
「ちょっといい?」と聞いた女(南沢奈央)は「さっき一緒にいたの神野由香里の旦那だよね?」と聞いた。
女は連絡の取れなくなった由香里を捜しているという。
「私、関係ないんで。」と繭美は言うが「由香里の旦那とどういう関係?”由香里が死んだことに…”とか”崖から飛び降りる”って何?」と女は繭美を問い詰める。
女は由香里の家に言ったが、姑に由香里が行方不明と言われて追い払われたので智明の車を追いかけてここまで来たのだ。
「どういうこと?教えてよ。」と言う女に「知りません!」と車のエンジンをかける繭美。
女は「さっきの電話の内容あの旦那に話してもいいの?」と聞き、繭美が答えないと車の前に立ちはだかった。
女が何を言ってもどかないため、繭美は車を降り、女をどかそうと揉み合いになる。
繭美が女を車の後ろの方へ突き飛ばすと、女は動かなくなった。
頭からは血を流していた。
繭美は救急車を呼ぼうとするも、やめて理子に電話をかけるが繋がらなかった。
そのころ理子は
翠に大輔を頼んで出かけた理子は親戚に頭を下げていた。
「動物好きで、とっても優しくて賢い子なんです。他に頼れる方もいなくて。」と理子は言った。
「こんな見ず知らずの土地に来て、会ったことない親戚と暮らすより、ちゃんとした施設に入った方が幸せだと思うよ。」と言い、親戚の男は謝った。
由香里の看護学校
上原は由香里が通っていた看護学校を訪れていた。
教員から由香里が映った当時の実習風景の写真を見せてもらっていた。
他の写真も持ってきてくれると、待っている上原に電話が入る。
神野家の前を不審な男がうろついていると通報があり、話を聞くと由香里の知り合いだと男は言っているとの報告だった。
上原は自分もすぐ戻るから男を任意で連行するように言った。
処分
女の血の付いた服を埋めるため、土を掘る繭美と由香里。
繭美はあの女は由香里のことを捜していたため、由香里の知り合いだろうと聞いた。
「あの女さえ現れなければ…」と繭美は言う。
女が嵌めてたリングには内側にYUKARIと刻印があったため、由香里の物かと繭美は尋ねるが由香里は答えない。
繭美の車についた傷は女をトランクに入れる時にそのリングがこすってできた傷だった。
この女が誰か分かっているんだろうと問い詰める繭美は「私には知る権利があります。」と言った。
由香里は「分かってます。」と答えるが、先に服を処分しようと掘った穴の中に血の付いた服を入れた。
繭美がオイルをかけ火をつけた。
全部燃えたら土をかぶせておしまいだ。
あの日の夜のこと
あの日の夜、崖の上。
翠が由香里にお別れを言い、海に飛び込もうとした瞬間、車のクラクションが聞こえた。
由香里、理子、翠がクラクションの音の方へ行くと、繭美が服に血をつけ、女を引きずってきた。
電話も繋がらなくて、どうしていいか分からずここまで来たと繭美は言う。
「誰ですか?生きてるんですか?」と聞く理子に「まだ息はあるみたいだね。」と翠は言った。
女が由香里を捜していたことを伝え、計画のことも知られて、もみ合いになり頭をぶつけたと繭美は説明した。
救急車を呼んだら、計画のことがバレてしまうため、ここまで連れてきたのだ。
由香里は「この女がいなくなればいいんじゃないですか?」と言い出した。
計画のことを知られた以上、このまま生きていたら全部喋られてしまう。
この人をどうにかしないと計画もダメになるし、繭美だって捕まる。
「どうせ、もう助からなさそうじゃないですか?崖から落とせば…」と言う由香里に「そうするしか…ないですよね?」と繭美は言った。
理子は「ちょっと待ってください!そんなことしたら…」と止めるが「自殺幇助だって殺人だよね!理子ちゃんの計画だよね。」と繭美が反論する。
遺書は書いた。服を着替えさせ、崖から突き落とせば死んだのは自分と言うことになると由香里は言う。
繭美と由香里は女を着替えさせた。
理子も仕方なく手伝った。
そして明るくなる頃、3人で女を崖から海に投げ落としたのだった。
理子のピンチ
親戚の家からバスがなく、歩いていた理子は痛みに襲われ、うずくまっていた。
痛み止めを先ほど立ち寄ったバス停に置き忘れてきていたのだ。
そのころ、伊東北署ではホテルの防犯カメラに映った帽子を深くかぶった女を調べるために、ホテル周辺の防犯カメラの映像をチェックしていた。
そして、あの帽子の女が理子だと分かり、脇谷が驚いていた。
ユカリという女
服に火をつけたあと、繭美はリングをどうするか由香里に聞いた。
「リングは彼女のだから。ユカリってのはあの女なんです。」と由香里は言った。
桜木署に戻った上原は神野家の家の前にいた不審な男(前原瑞樹)に話を聞いた。
男の名前は田岡徹也。
神野家には彼女を捜しに来ていたが、その彼女の名前は“ユカリ”。
刑事が言っている由香里はあの家の女でしょ?と神野家の話をする田岡。
男の話に「由香里は2人いる。そういうことだね?」と上原は田岡に聞いた。
上原は「君が付き合っていた”ユカリ”さんは、この彼女じゃない?」と写真を出した。
それは、3人が海から突き落としたあの女の写真だった。
その写真は上原が神野由香里の三重の実家から借りてきた高校時代の由香里の写真だという。
「君はこの彼女を捜していた。そして、あの家に住んでいた由香里は、この彼女ではない。」と言う上原にそうだと田岡も答える。
なのに田岡は神野家に彼女である”ユカリ”を捜しに行った。
彼女がいなくなったのは7月10日ではないかと上原は聞く。
そして、その3日後に伊東の海で身元不明の遺体が見つかった…おそらくは他殺。
ずっと遺体は神野由香里だと思っていた。
でも違った。
「由香里は私じゃない。死んだ彼女。」と由香里は繭美に言った。
田岡が”ユカリ”を捜しに神野家に行ったのは、”ユカリ”が神野家に行っていたから。
“ユカリ”が神野家に行った理由は「”アイ”が金を払わないから。」と田岡は言った。
“ユカリ”の服を燃やす炎を見つめながら「私は…アイ」と由香里が言った。
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「彼女たちの犯罪」第8話感想
やっぱり!
やっぱり由香里は元々なりすましだった!
由香里の地元の評判では素行が悪いと言われていたり、離婚のための裁判は絶対に避けたいと言っていた時にそんな感じはしていました。
ですが、あの女が由香里がなりすまししていた女だったとは…。
てっきり智明の関係かと思っていました。
きっと由香里(アイ)も看護師だったと言っていたので、本当の”ユカリ”とは看護学校時代の友人なのでしょう。
そして、そのなりすましに上原が気づいた!
南沢奈央さん演じる本当の”ユカリ”は素行が悪いとか、あの母親の娘といったイメージぴったりでした。
理子の病気
理子が度々痛みを訴え、倒れていましたが、もう先が長くない病気のようです。
だから、死ぬ前に犯罪を犯してでも智明に復讐がしたかったのでしょう。
そして、自分がいなくなった後の大輔のことを心配している理子。
何とか親戚に引き取ってもらえないかと、頭を下げていましたが断られていました。
もしかしたら、翠が大輔を育てていくことになるのでしょうか?
それにしても、前回まで大輔が理子の弟だと思っていたのは、お姉ちゃんと呼んでいたから。
でも大輔がお姉ちゃんと呼んでいたのは本当は翠のことだったんですね~。
いや~騙されました~。
繭美が軽率すぎ!
繭美が色々軽率すぎません?
外であの計画を話したことから全てが悪い方に行っている…。
あんなスーツケース持ってサングラスかけて、血の付いた服を捨てに行くのも怪しいです。って言っているようなもの!
しかも、不倫相手の妻になりたいという動機がムカつくんだよな!
他の2人とは違い、自分のことしか考えていない感があって、繭美がどうしても好きになれません!
「彼女たちの犯罪」次回は
「彼女たちの犯罪」次回は
由香里はどうしてなりすましを?
罪を犯した彼女たちの末路とは?
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