2023年夏ドラマ、日本テレビ木曜深夜「彼女たちの犯罪」第9話が放送されました。
由香里はなりすましを告白。
本当の名前はアイ…
なぜ由香里はなりすましたのか?
死んだ女、本当のユカリとの関係は?
犯罪を犯した彼女たちの末路とは…?
「彼女たちの犯罪」第9話をネタバレありでどうぞ!
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「彼女たちの犯罪」第9話ネタバレ!
アイの真実
「由香里は私じゃない。死んだ彼女…私はアイ。」神野由香里(前田敦子)の言葉に日村繭美(深川麻衣)はどういうことかと尋ねる。
由香里(アイ)は昔から自分の席を持ったことがなかった。
母親は複数の男性と関係を持ち、誰にも認知されないままアイを産んだ。
やがて母は老いた祖母に娘を預け、どこかに消えてしまった。
いつか迎えに来ると約束して。
祖母は認知症でアイのことは認識できなかった。
家は荒れ放題で学校には一度も行かせてもらえなかった。
母親が出生届を出さなかったせいでアイは無戸籍だった。
母親に待ってろと言われた場所が唯一残された場所だった。
5年を過ぎた頃、母を待つのをやめた。
高架下に同世代が集まるたまり場に行くようになった。
18歳の時にそこで知り合ったのがユカリ(南沢奈央)だった。
ユカリは家を出るための口実で入った看護の専門学校に全然行く気がしないと言った。
「もったいない」と言ったアイに「あんたが行けば?アタシの席貸してあげる。」とユカリは言った。
アイは本当にユカリとして看護の専門学校に行き始めた。
そこには、みんなと同じように席があり、挨拶をしてもらえた。
次の日も、その次の日もアイは学校へ行った。
するとユカリが席のレンタル代として千円を払うように言ってきた。
アイは席を守るためにバイトをして毎日毎日、卒業するまでの3年間払い続けた。
そして、卒業が決まった時、「50万ちょうだい。そしたら一生アタシの席を譲ってあげる。」とユカリに言われた。
ユカリはアイが自分の戸籍で医師と結婚したことを知った。
そして金をせびりに行った。
「私の戸籍使って結婚したんだって?エリート医師と。その席代払ってよ。神野由香里さん。」とユカリは言った。
翠は?
警察でも上原(野間口徹)がユカリの彼氏・田岡徹也(前原瑞樹)の証言で、由香里がなりすましであり、それを元にユカリが金をせびりに行ったこという情報を得ていた。
トラブルに発展し、由香里がユカリを殺したかもしれない。
そして、その次になりすましをした玉名翠(さとうほなみ)も今ごろ…と警察は考えた。
繭美と由香里は翠は岬を出る時に別の方法で死ぬと言っていたから、この世にはもういないと話していた。
上司の疑い
家に帰ろうとした熊沢理子(石井杏奈)の前に上原が現れた。
伊東の事件も捜査中なのに体調が悪く休みをもらっていることを謝る理子に「熊沢さん次第で早く終わるんじゃないの?」と上原は言った。
由香里が宿泊していたホテルの防犯カメラに由香里以外の2人の女性が映っていたこと。
1人は日村繭美だろうが、もう1人が理子ではないか。
上原からそう聞かされた理子は「あのホテルのラウンジたまに1人で行くんです。」と言った。
由香里が翠を名乗っていたことから「玉名翠本人はどこにいるんだろうね?」と上原は理子に聞いた。
「さあ…私には。」と答える理子の視界に翠と息子の大輔が入る。
理子はよろけるフリをして、上原に気づかれないように翠にそこから去るように合図をした。
新しい証拠
繭美は理子に電話をかけると、やっと繋がった。
理子は「色々まずい状況で。」と伝える。
繭美は「見せたい物がある。何かに使えるかもしれない。」と会って話をしたいと言う。
理子は以前会ったカラオケBOXで会う約束をした。
カラオケBOXには繭美1人で行き、由香里は繭美の車の中で待っていた。
繭美は理子の顔色が悪く具合が悪そうなことを心配した。
繭美はユカリがしていたリングを見せた。
「これを使って智明がもう一度容疑者になるように仕向けられないかな?」と繭美は提案した。
理子はできなくはない。と言うが、自分はホテルの防犯カメラの映像から上司に目をつけられていると話す。
繭美は自分のことも知られたとうろたえる。
再会
繭美の車の中で伊東の事件が偽装自殺で由香里が行方が分からなくなっているとニュースで報道されているのを由香里は見る。
由香里の顔までニュースで流れ、由香里は車を出て交番を探しながら歩いた。
その時、翠の元夫の樋口(木村了)を見かけた。
一緒にいたのは翠だった。
由香里は樋口の学習塾に入って行き、翠と再会する。
一緒にいた男の子が理子の息子と知って由香里は驚く。
理子の目的
繭美はこうなった以上隠さず教えてほしいと理子の本当の目的を聞いた。
「子どもがいるんです。」と理子は答えた。
大輔がスマホを家に置いたままのため、今は連絡も取れなくなっていた。
このままじゃ二度と会えないかもしれないと理子は不安がっていた。
繭美は理子に子どもがいたことに驚く。
結婚はせず、ひとりで産んでひとりで育てた。
父親は疎遠になっている。
探偵に調べてもらったらエリート医師で結婚もしていて内面的にも頼れる人じゃなかった。
そこまで聞いた繭美は「父親って…まさか…」と聞き、理子は「神野智明です。」と答える。
理子は「あの男を愛したことは一度もない。」と言う。
大輔は…あの学祭の日の子だった。
繭美がセッティングをした智明との待ち合わせに行った理子は繭美の手前断れなかったと言い、帰ろうとした。
そんな理子を智明は強引に連れて行った。
あんな最低な男に妊娠したことは話していない。
繭美と由香里に会って、あの男は父親に値しないと確信した。
昔と変わらず女を物として扱っている。
でも、ちょうどいいチャンスだと思った。
最期にあいつを陥れるチャンスだと。
繭美たちの力になりたいと思ったことに嘘はない。
理子はそう繭美に話した。
皮肉
由香里はなぜ翠が理子の家に行くことになったのかを聞いた。
あの夜、由香里が来るのを理子と2人で待っている時、「本当にいいんですね?」と理子は翠に確認した。
「何の未練もないから。」と答える翠に「どうすればそんな風に思えるんですか?」と理子は聞いた。
その時、理子は涙を流していた。
「自分がいなくなった後の大輔くんのことを思ったのかもしれない。」と言った翠は理子が末期癌であることを教えた。
「皮肉だよね。自殺したい私が生き延びて、理子さんの方が弱ってくなんて。」と翠は言った。
約束
繭美のスマホに知らない番号から電話がかかってきた。
相手は由香里で、翠と大輔と一緒にいると言う。
大輔が理子と話したいと言うのだ。
理子の体調を心配した大輔は明日10時に待ち合わせできるかと聞いた。
動物園に行く約束をしていたからだ。
理子は「そうだね。動物園ちゃんと行かなきゃね。」と泣きながら言った。
智明の車内
繭美は車の中で待つ神野智明(毎熊克哉)と会った。
智明に理子が刑事の立場を利用して智明を犯罪者にしようとしていたと話す繭美。
明日2人で警察に行って話を聞いてもらおうと繭美は言った。
「智明の未来は私が守るから。」という言葉に繭美を抱きしめる智明。
抱きしめられた繭美は袋からリングを車内に落とした。
待ち合わせ
大輔との待ち合わせ。
理子のことは繭美が送った。
繭美は昨日リングを智明の車に入れたことを伝える。
理子が死んだ女と智明が一緒にいたと密告して車内を捜査するように仕向ける。
「大丈夫です。私が全部責任を負いますので。」と理子は言った。
理子はここで大丈夫と車を降りた。
大輔のことは由香里と翠が連れてきた。
待ち合わせの場所で理子が来るのを待つように言い、由香里と翠はその場を去った。
由香里は警察に電話をしようとする。
が、理子が大輔の傍まで来て、苦しむ姿を見た。
下には上原と脇谷の姿があった。
樋口が昨日の待ち合わせの電話を聞いていて、連絡したのだ。
由香里は理子と大輔の約束のために動いた。
大輔を連れて走る。
理子もその場から逃げ、上原と脇谷は理子たちを見失う。
証拠が…
上原は智明に電話を掛けた。
由香里が理子と待ち合わせをしていたことを伝える。
それに繭美も関わっている可能性を聞いた智明は車内を探った。
そして、リングを見つけた。
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「彼女たちの犯罪」感想
由香里の過去
由香里が由香里になりすましたのは、生まれた時から無戸籍だったから…。
無戸籍で学校も行ったことないのに、看護の専門学校に入って普通に勉強できるとは思えないんですが…。
しかも簡単に戸籍を売るようなユカリなんだから、医者と結婚したら金づるって思われちゃうよね。
やっぱり!
やっぱり大輔の父親は智明でした。
しかも、あの感じは合意ではなかった…。
そりゃ智明を陥れたいほど憎いわ!
いや、もう智明捕まれよ!というぐらい最低ですね。
そんな智明も由香里、理子、そして繭美が繋がっていることを知ってしまいました。
偽装した証拠も見つかっちゃった…。
「彼女たちの犯罪」次回は?
「彼女たちの犯罪」次回は最終回!
どうして犯罪を犯したのか?
終わりを迎える彼女たちの最後
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