2023年夏ドラマ、テレビ朝日オシドラサタデー「ノッキンオン・ロックドドア」第８話が放送されました。
美影からの挑戦に倒理と氷雨の推理は？
ついに倒理、氷雨、穿地に美影が会いに来る！
「ノッキンオン・ロックドドア」第８話をネタバレありでどうぞ！
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「ノッキンオン・ロックドドア」第８話ネタバレ！
穿地と美貴
穿地決（石橋静河）は宍戸大樹の墓参りをする上野美貴（市川由衣）の元を訪れた。
「あなたは１年前、射撃の世界から身を引いた。でも秘かに母校で…」と話している穿地を遮るように「私が殺しました。片桐検事を。」と美貴は言った。
「仮にそう言っても、私の犯行動機を警察は採用しない。検察も認めない。冤罪により第二第三の事件が起きた。関係者がどんな訴追を受けるか分からないから…」と言う美貴に「それでも私は真実を明らかにします。」と穿地は言った。
穿地は被害者の妻・片桐佳代子（入山法子）の名前を出し「射殺された検事の妻とあなたは何かしらの接点がありますよね？」と聞くが、美貴は何も言わずにその場を去った。
倒れる音
御殿場倒理（松村北斗）は被害者である片桐道隆（朝井大智）の家の前の公演にいた。
この位置から遮光カーテンが閉まり、中の見えない状況で狙撃したトリックを考えていた。
銃を構える真似をして「バン！」と言った倒理を現場の部屋から小坪清太郎（駒木根隆介）がカーテンを開けて覗いた。
「おい。撃たれたら倒れろ！」と電話の繋がっている倒理に言われた小坪は適当に倒れ、倒理に怒られる。
「穿地の最後の事件、何でもやるって言ったの、どこのどいつだよ。」と倒理に言われた小坪は本気で撃たれて倒れる芝居をした。
そこに佳代子がお茶を持ってきた。
小坪がうるさくしていることを謝ると「いえ、一階にいると特に音は…」と佳代子は言った。
その言葉に反応した倒理は現場にいる小坪の元へ走った。
トリックと動機
事務所に帰って料理をする倒理に片無氷雨（西畑大吾）は「不可能狙撃のトリック解けたの？」と聞いた。
倒理は現場である部屋は絨毯が敷いてあったため、普通に倒れても１階には響かない。
だとしたら、普通じゃない倒れ方をしたということは分かっていた。
氷雨は佳代子の実家を訪れて佳代子の母から話を聞いてきていた。
佳代子はエリート検事の妻に見合うように必死に頑張っていた。
旦那が法律で、服装から生活態度、交友関係まで夫の指示に従っていた。
実家との距離を取らされていた。
片桐の父の態度を見る限り、親子揃って佳代子に対して同じような態度を取っていたと思われた。
食事を食べに穿地が来た。
倒理の作った鯖みそ定食を食べた穿地は掴んだ情報を話し始めた。
10年前の料亭放火殺人事件で犯人とされた堂島健太郎の元に佳代子が何度も面会に訪れていた記録が残っていた。
彼女なりに事件のことを調べていたのだろう。
そしてそのきっかけとなったのは上野美貴だったと思われる。
「”法律に絶望した上野美貴””夫という法律に縛られた片桐佳代子”間違ったルールに縛られた２人の女性。」という氷雨と「確実な殺害方法×不確実な現場＝不可能狙撃。」という倒理の言葉に「”不可能””不可解”どっちも解けたのか？」と穿地は聞いた。
「僕たちに解けない謎はない。」と氷雨は立ち上がり「穿地、最後の大仕事だ。」と倒理も立ち上がった。
穿地最後の仕事！
倒理と氷雨は片桐の家にいた。
１階に佳代子と片桐の父といる倒理は電話で２階にいる氷雨に「いいぞ。」と言った。
少し経ち「はい次。」と倒理が言うと”ドン”と音が響いた。
「事件当日、あなたたちが聞いた音はこれだ。」と倒理は佳代子たちに言った。
穿地は警察で美貴と対峙していた。
「あなたは亡くなった宍戸大樹さんの遺志を引き継ぎ、料亭放火殺人の真実を明らかにしようとした。
真犯人が別にいることを立証しない限り、宍戸大樹さんがなぜ歩道橋から落とされ殺されたのかは闇に葬られたまま。
懸命な活動の末、開かずの扉は開きかけた…しかし、検察の不服申し立てにより閉ざされた。
覚悟を決めていたあなたは片桐道隆を撃ち殺そうとした。
が、相手も狙われることを想定していて、警戒していた。
そこで糸切美影（早乙女太一）の登場。
彼はある方法を考え付いた。
カーテン越しに狙撃する極めてシンプルな方法。」
と穿地は美貴に話した。
トリック
倒理は佳代子たちを２階の現場へ連れて行った。
そこにはスツールの上に立つ氷雨の姿。
「被害者は窓際で狙撃されたんじゃなく、こいつと同じようにスツールの上に立っている時に撃たれたんだ。」と倒理は説明。
被害者の体重がスツールの高さから落ちた衝撃を人形を使って説明する。
片桐は蛍光灯を取り替えようとして部屋の真ん中でスツールに乗っていたのだ。
証拠は事件直後に絨毯の上に落ちていた蝶の死骸。
証明のカバーを外した時に中にあった蝶の死骸が落ちた。
その蝶は今の時期には生息しない蝶だった。
美影がトリックを思いついたのも、片桐の部屋の蛍光灯が切れそうなのを外から見て知っていたから。
書斎に入ることを禁じ、掃除も自らやっていた片桐なら蛍光灯も自分で替える。
片桐の身長とスツールの高さを考えて蛍光灯を替える瞬間を狙えば、30度の角度で見えない相手の心臓を撃ち抜ける。
あとは、タイミングさえ見極めればいい。
蛍光灯を替えるのに電気は落とす。
だが、手元が見えないので別の光源が必要になる。
現場の書斎でいったら机にあるスタンドだった。
窓の右側からスタンドの明かりのみが漏れる。
それが狙撃犯にとっての合図となった。
事件を複雑にした動機
「蛍光灯をこまめに替えなかった妻の責任だ。」と片桐の父は佳代子を責め、佳代子は謝る。
それを見た氷雨は「今のそれが今回の事件を複雑にした動機ですよ。」と言った。
部屋に入るのは禁じていたのに、蛍光灯を替えなかったのはお前のせいだ。と言う。
きっと片桐もそうだったのだろう。
夫が法律だった佳代子。
その夫が重大な間違いを犯していたとしたら…。
自宅まで来て片桐に詰め寄る美貴の姿を見た佳代子は美貴に声をかけた。
美貴は「必ず再審までこぎつけます。料亭放火殺人の犯人が明らかになれば、宍戸が殺されたことも認められる。だから決して裏から手を回したりしないでください。もし、その時は私があなたを撃ち殺す。」と片桐に電話で言っていた。
そして、美貴により刑は執行された。
片桐が殺害された現場を見た佳代子は全てを悟った。
しかし、夫から解放されたとはいえ、まだ義理の父がいて、どんな叱責を受けるか分からなかった。
だから蛍光灯のことを隠すために短時間で偽装を行ったのだ。
正義の味方
それを聞いた義父は「立派な証拠隠滅罪だ！」と言うが「そっちもな。」と倒理は言った。
「人は間違える生き物なんだよ。だからこそ同じ過ちを繰り返さないために、間違えた時が大事なんだよ！間違いを認めない。それこそが一番の間違いなんだよ。」と倒理は続けた。
穿地の話を全て聞いた美貴は「黙秘します。」と言った。
「正義の味方でありたい。だから私は警察官になった。今回のことも、”あったこと”を”なかったこと”にはしない。それが私の最後の仕事。」と穿地は言った。
穿地は美影との関係を記事にしようと自分をつけている記者のところに行き「全部話す。」と言った。
「その代わり条件がある。」と付け加えた。
ニュースでは美貴が片桐射殺の容疑者として捕まったことを伝えていた。
美貴の「料亭放火殺人の真実を明らかにするため。」という動機に検察は再審を改めて審議することとなった。
料亭放火殺人事件の真犯人と思われる佐伯の再捜査が始まったと小坪は穿地に伝える。
小坪は穿地が自分のネタを売る代わりに大々的に記事を書かせたという噂について聞くが、穿地は答えない。
「正義の味方ですよ。あなたは。」と言う小坪の腹にパンチを入れた穿地は「お疲れ。今までお目付け役。」と言って去って行った。
依頼人の正体
警視庁を出たところで待っていたのは倒理と氷雨だった。
「事務所でお祝いだ。」と言う２人に穿地は笑顔を見せた。
警察を辞めた穿地は勝手に倒理と氷雨の事務所でアルバイトをすることになっていた。
薬師寺薬子（畑芽育）も穿地と一緒に働けると喜んでいるが、穿地は「ここで働く気はないから！」と言った。
その前に依頼人が来てると言われ、事務所に入る。
「よろしくお願いします。探偵さん。」と言ったのは美影だった。
「ひさしぶり。」と言う美影を穿地はビンタした。
「そろそろだと思ったよ。」と言う倒理。
依頼人が美影だと知った薬子は食材の買い出しに出た。
「なぜ今ごろ顔を出した。」と聞く穿地に「謎解きの依頼だよ。だって、ここ探偵事務所でしょ？」と美影は倒理と氷雨に向かった聞いた。
どんな依頼かと倒理に聞かれた美影は「６年前の密室殺人未遂事件」と答えた。
現場には不可解な血のメッセージもあった。
倒理は「面白そうだ。話を聞かせてもらおうか。」と言った。
第一発見者は美影、穿地、氷雨。
被害者の名前は“御殿場倒理”と美影は言った。
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「ノッキンオン・ロックドドア」第８話感想
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「悪魔探偵」というあだ名を気に入る！
前回、小坪に「巻き毛」と呼ばれ「あだ名をつけるのは構わないが、センスがない！あと100個考えろ！」と言っていた倒理。
今回「悪魔探偵」と呼んだ小坪に「あだ名はそれで！」と笑顔で言い、「悪魔探偵」というあだ名は気に入った様子でした。
穿地の笑顔
事件を解決し、警視庁を後にした穿地。
迎えに来てた倒理と氷雨に見せた笑顔が素敵でした。
刑事として接してた時には見せなかった笑顔が印象的でした。
再会
美影がノッキンオン・ロックドドアを訪ねました。
天川教授（渡部篤郎）に話した通り、自分が指南した事件を倒理と氷雨が解決したから会いに来たんですね。
そして、６年前の倒理の事件の解決を依頼してきた。
この事件を４人で解くのが最終回になるのでしょう。
ビンタをする穿地に、「そろそろだと思ってた」と余裕の倒理に対して、２人には内緒で美影と会っていた氷雨は驚きつつも何も言葉を発さなかったのが印象的でした。
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「ノッキンオン・ロックドドア」次回は？
「ノッキンオン・ロックドドア」次回は最終回！
過去の扉が開く時が…
６年前の真実とは？
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