『帰ってきたぞよ！コタローは１人暮らし』第５話が放送されました。
コタローが佑の誕生日を祝う計画を立てる。
だが、佑の誕生日を巡って、２人はケンカに！
竹馬の友の２人の友情は？
『帰ってきたぞよ！コタローは１人暮らし』第５話をネタバレありでどうぞ！
『帰ってきたそよ！コタローは１人暮らし』第５話あらすじ
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佑くん
さとうコタロー（川原瑛都）の竹馬の友・岩永佑（松島聡）は現在、５つのバイトを掛け持ち中だ。
色んな職業を体験し、自分のやりたいことを見つけたいという思いからだ。
まだ小学生のコタローがあんなにいろいろと考えているのに、来週二十歳を迎える自分も負けてられないと思っていた。
そんな話を狩野進（横山裕）の部屋で話していると、狩野の部屋のチャイムが鳴った。
佑が出ると、コタローがクラッカーを鳴らし「お誕生日おめでとうぞ。さあ、誕生日会をしようぞ。」と言った。
佑の誕生日会
コタローの部屋に行くと部屋は佑の誕生会仕様になっており、宇田桃葉（白洲迅）まで呼ばれていた。
コタローが張り切って乾杯をするが、主役のはずの佑の表情は浮かない。
狩野が「言いにくいけど、佑くんの誕生日は来週だからな。」と言った。
だが、コタローは今日が本当の生まれた日と言い、佑はコタローが知っていたことに驚いた。
佑が誕生日としているのは、佑が拾われた日。
コタローは施設にいる時に、佑が話しているのを聞いてしまっていたのだ。
産まれてすぐの佑を生まれた日だけ書いたメモを残して捨てた親を今でも恨んでいる佑は、産まれた日より拾われた日が、誕生日だと思いたい。
今日、おめでとう言われてもありがとうとは言いたくない。
それでも、コタローは今日は祝う日である。と今日の日付入りの手作りの誕生日プレゼントを渡すが、佑は受け取れないと帰って行った。
コタローの気持ち
狩野は佑を追いかけ、お誕生日のお客様とお連れ様半額キャンペーンをやっている銭湯に連れて行く。
佑は「二十歳にもなるのに、自分が何なのかよく分からないし、将来も決められないし、意地張ってコタローを落ち込ませるし…」と狩野に言った。
狩野はコタローの昨年の誕生日会の話をした。
コタローの家で狩野と田丸勇（生瀬勝久）と秋友美月（山本舞香）とコタローの誕生日をお祝いすると、コタローは誕生日会なら幼稚園でやった。と戸惑っていた。
「お誕生日は何回お祝いしてもいいんだよ。誕生日は生まれてきておめでとう。生まれてきてありがとう。をお祝いする日だよ。」と美月に言われたコタローは「わらわが生まれてきたことはめでたいことだったのか…」と言った。
それに気づいたコタローだから、佑の誕生日も何回でも祝いたかったんじゃないかな。と狩野は佑に言った。
家で片づけをしていたコタローは宇田に「わらわは最近になって誕生日の意味を知った。生まれてきてありがとう。生まれてきておめでとう。の日。佑どのが生まれてきてくれたから、わらわは会うことができた。」と話していた。
仲直り
１週間後、佑が誕生日としている日。
スーパーでアルバイト中の佑はコタローとの喧嘩を気にしていて元気がなかった。
すると、コタローが現れ「油断しておったであろう。今日もお祝ぞよ。」と言い、プレゼントを渡してきた。
１つには佑の生まれた日の５月８日生まれてきてありがとう。
もう１つは佑が拾われた日の５月15日友だちありがとう。
と書かれていた。
それを見た佑は「コタロー、ありがとう。」と言い、２人は仲直りした。
キャラメル
佑の店でキャラメルを見ていたコタロー。
その姿をマーケティング部の浅川（浅利陽介）が見ていた。
そのキャラメルは浅川が思い入れのある商品だが、売れ行きが悪いと佑に話したところ「１人だけそれ買ってく子がいますよ。」と聞いていた商品だった。
買い物を終えたコタローと狩野を浅川が追いかけてきた。
キャラメルについて聞かれたコタローは
値段の割に入っている数が少ない。
パッケージは地味。
子供には甘すぎて客層のターゲットが分からない。
と辛辣な意見を言う。
だが、浅川に「この商品、もう外そうと思う。」と言われたコタローは「どうすればいいのだ。わらわがたくさん買えばなくなさないでいただけるのか？」と聞いた。
コタローにとってこのキャラメルは特別だった。
なぜなら、このキャラメルはコタローの父（滝藤賢一）が作った物だった。
コタローの父の後輩である浅川はキャラメルを手にした幼きころのコタローの写真を父から見せられていたため、それを知っていた。
コタローが父のことを恨んでいると思っていた浅川に「わらわは、父上も母上も大好きぞ。」とコタローは言った。
それを聞いた浅川は涙を流して「これからも頑張って、そのキャラメル売り続けるよ。」とコタローに言った。
浅川とコタローの父
浅川は狩野に改めて話をした。
コタローの父は浅川の会社の先輩で、入社した時から可愛がってもらっていた。
仕事でミスをしても励ましてくれる先輩だったのに、父がコタローの施設に乗り込んで行った時に責めてしまったことを後悔していた。
コタローみたいに、先輩を信じてあげればよかった。と浅川は言った。
狩野がコタローの父が今どうしているかを聞くと、連絡は途絶えていて浅川も知らないと言った。
その場を去ろうとした浅川に狩野はコタローの父親がどんな父親だったかを聞いた。
どんな父親だったかは分からないとしたうえで、「一生懸命だったと思います。」と答えた。
コタローが生まれたときは育児休暇も取得したくらいで、「家族のことを真剣に考えていたはずです。」と浅川は教えてくれた。
コタローの夢
佑の誕生日会。
みんなが集まり、田丸が買ってきた鯛を外で焼いていた。
二十歳になった佑のやりたいことの話からコタローの夢の話になった。
コタローの夢は
「いつかお城のような大きな家で、父上、母上、狩野どの、佑どの、みんなと一緒に暮らすことぞ。」だった。
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『帰ってきたそよ！コタローは１人暮らし』第５話感想
コタローと佑の喧嘩
コタローの竹馬の友の佑くん。
佑くんの生まれた本当の誕生日を知っていたコタローはお祝いするも、それをきっかけに２人は喧嘩に。
コタローは誕生日を祝う意味を知ったからこそ、佑が生まれて来てくれたことをお祝いしたかったんですね。
そんなコタローの気持ちを佑くんも分かってくれて、無事に仲直りできました。
それにしても、このアパートのみんなに出会うまで、誕生日のお祝いの意味も知らなかったなんて…。
同じように施設で育った佑くんも、誕生日は嫌だった。と言っていましたね。
誕生日が来ると、自分が捨てられた日、拾われた日と考えてしまうからなんでしょうかね？
だからこそ、２人も誕生日をみんなにお祝いしてもらえるようになって、良かったね。
コタローの父親
コタローの父親の会社の後輩なる人物が現れました。
その人の話では、コタローの父はとてもいい人そうでした。
育休も取るような人だったとは…。
何がどうなって、逮捕されるまでの人間になってしまったのでしょうか？
それでも、毎回のように父も母も好きだというコタローが切ないです。
サボテンの女性
最後、狩野が見ていた大家さんの部屋の前のサボテン。
狩野が思い出したサボテンに水をあげていた女性は…コタローの母（紺野まひる）のようでした。
実は、狩野はコタローの母に会っていたのでしょうか？
コタローの母もアパートの清水の住人だったとか？
謎が深まってきました。
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