『帰ってきたぞよ！コタローは１人暮らし』の第８話が放送されました。
コタローの誘いでみんなで海へ！
みんなを誘ったコタローの真意とは？
『帰ってきたぞよ！コタローは１人暮らし』第８話をネタバレありでどうぞ！
『帰ってきたぞよ！コタローは１人暮らし』第８話あらすじ
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何かがおかしい
さとうコタロー（川原瑛都）は、狩野進（横山裕）秋友美月（山本舞香）田丸勇（生瀬勝久）宇田桃葉（白州迅）岩永佑（松島聡）を誘い、海に来た。
だが、はしゃぐコタローを見ながら、狩野と美月と田丸はマッサージをしてくれたり、おやつを作って持ってきてくれたり、ほっぺスリスリをいっぱいさせてくれたりしていたコタローを思い出し「絶対おかしい。」と何かあると疑う。
それでも、楽しそうに遊ぶコタローとみんなで海を満喫した。
コタローの言いたいこと
帰るとコタローの部屋で大盛り上がりだ。
コタローは「今日は一日わらわにお付き合いいただきありがとう。わらわは大満足である。」とみんなに伝えた。
狩野はコタローに「お前、俺らに何か言いたいことあるだろ？」と言った。
コタローは父から届いた手紙を見せた。
手紙をもらったコタローは父に連絡をしていた。
父と話したコタローは、アパートを出て父と暮らすことにしたとみんなに話した。
アパートを出る前にみんなと思い出作りがしたかったと言うコタロー。
田丸は何で父親が居場所を知っているのか聞くが、コタローは父は自分と暮らすためにたくさん努力をしてくれた。声も優しい父の声だった。そして、自分も十分強くなった自信があると言った。
母親にDVをしていて、コタローのいた施設で暴れたような父親だから、みんなは金目当てじゃないかと疑うが、コタローは父は昔の父ではない。お金目当てなんてことはない。と言う。
父との電話
田丸は父親に今電話をかけようと提案。
狩野のスマホでコタローが電話をかけた。
電話に出た父親は仕事帰りでコタローは何をしているかと考えていたところだと話し、コタローは父が仕事をして、自分のことを考えてくれていたことを喜ぶ。
海に行ったことを話すコタローに一緒に住むようになったら色んな所に一緒に行きたいと話す父。
どこに行こうか話す父は「それからお母さんのお墓参りも。」と言った。
コタローの母の死を知っていた狩野と宇田は動揺し、狩野はすぐに電話を切った。
真実を知ったコタロー
母のお墓参りと言われたコタローはどこかに行こうとする。
狩野がどこに行くのか聞くと「母上のお墓参りである。」とコタローは答える。
何かの間違いかもと明日、弁護士に聞くからと狩野は止めるが、コタローは「母上、母上、母上…」と叫び続けた。
狩野の気持ち
何とかコタローを落ち着かせ寝かせた狩野は外で田丸と話す。
コタローの母の死をお墓参りに行った時に偶然知り、保険金が優しい人からの寄付であることを田丸に話す。
嘘ついて嫌われるかもしれないけど、許してもらえないかもしれないけど、それでもコタローから生きる希望を奪いたくなかった。
真実を受け止められるくらい心も体も強くなるまで、もう少し待ってあげたかった。
そう話した狩野に田丸は「カッコつけ過ぎだよ。それでも、ここまでよく頑張ったよ。」と声をかけた。
鈴野の判断
次の日、コタローは狩野とお墓に来た。
コタローは母の名前がバカに刻まれているのを見て「母上の名前ぞ。」と言った。
狩野は弁護士の鈴野（光石研）に会いに行った。
鈴野は狩野からの連絡を受け、コタローの父親と会ってきたと言った。
本当に更生して、一緒に暮らせる状態にあるのか確認するため。
これまでも身辺調査を行なってきていて、DV治療をしっかり受け、最近ではコタローの接近禁止命令も解除され、監護権も認められていたが、これまでの経緯から簡単にコタローを引き渡すわけにはいかないと、鈴野は父親に直接会って判断しなければと言った。
鈴野は狩野に「コタローくんが父親と一緒に住むことに関して、問題はありません。私はそう判断しました。」と伝えた。
狩野は「人はそんなにすぐ変われるもんなんですか？」と聞いた。
鈴野は「難しいと思います。ただ彼はもともと家族思いのいい父親です。真面目で頑張り過ぎた結果、追い込まれてしまったんです。」と答えた。
コタローからの手紙
鈴野はしばらくは荒れた生活を送っていた父親だったが、コタローが１年前に送った手紙が更生のきっかけになったと話した。
その手紙には、父親を責めることもなく、むしろ悪いのはDVをしていた父親ではなく弱い自分にある。
自分が強くなれば、また家族が一つになれると書いてあった。
そんなコタローの思いを知り、あんな小さいコタローにそこまで思わせてしまった。
今度こそ、自分が変わらなければと父親に思わせたのだ。
再就職して生活の基盤も安定している。
コタローと一緒に暮らすという夢が父親を支えている。
コタローも父親と一緒に暮らしたいと思っている。
コタローの様子
鈴野は母親の死を知ったコタローの様子を心配した。
父親はまさかコタローが母親の死を知らないとは思ってなかったのだ。
狩野はコタローを今は出来るだけ１人にはしないようにしていると鈴野に言った。
コタローは美月と一緒にカレー作りをしていたが、やはり元気はないようだ。
狩野はコタローがいつも通り学校も行って特に変わった様子はないと言うが逆にそれが引っ掛かっている。
鈴野はまだ現実を受け止めきれないのかもしれないと言う。
狩野やアパートのみんなが心配するのは分かるが、父親に問題がない以上、ここからは父と子、親子の問題。
あとはコタローが決めること。と鈴野は言った。
母の真相
アパートに帰った狩野をコタローがカレーを作って待っていた。
いつも通りのコタローに美月に何があったか聞く狩野。
狩野が忘れていったスマホにコタローの父から電話があった。
父はコタローに母の死のことを思いがけず知らせてしまったことを謝り、ちゃんと説明したいと言った。
コタローの母は父の逮捕後、心身共に衰弱していて、とてもコタローと暮らせる様子じゃなかった。
一緒にいたら最悪のことが起きてしまうと、必ず戻ってくるつもりで、コタローと離れることを選んだ。
その後、病気が発覚し、コタローを悲しませないために二度と会わない決心をした。
と美月は狩野に話した。
父親は「空から見ているママを悲しませないためにも、これから２人で頑張っていこうな。」と言い、コタローも「うむ！」と答えていた。
それで元気になったのかと思う狩野に「お父さんの支えが今のコタローちゃんにとっては、すごく大事だってことだよね。ここを出て行くのは寂しいけど、コタローちゃんが決めたことなら仕方ないのかな…」と美月は言った。
コタローの涙
コタローが元気を取り戻したのとは逆に狩野は元気がなかった。
コタローは「もしや、狩野どの、わらわが出て行くのが嫌なのか？」と聞いた。
「寂しいって顔に書いてあるぞよ。」「わらわに母上に会えると言ったことを気にしておるのか？そんなこと気にしてないぞよ。」とコタローが言うが狩野は答えない。
そして、コタローを呼び「お前、俺を信じてるって言ったよな？だったらよく聞け！お前は間違っている。このアパートを出て父親と暮らす。それはいい。俺たちとはまた会える。そんなことはどうだっていい。でも、母親のことは違うだろ？お前はもう、一生母親に会えないんだよ！名前を呼ばれることも、抱きしめられることも、会う日を待つことも、もうできないんだよ。お前の母親はもういない。その事にちゃんと向き合わなきゃダメなんだ。ちゃんと悲しまなきゃダメなんだよ！そんな時まで大人ぶんなよ！まだ子供なんだから！」と言い、嗚咽を漏らした狩野。
「なぜお主が泣いておる。」と言ったコタローは腰の刀に手を当て、「ママ…ママ…」と言い泣き始めた。
狩野も泣きながらコタローを抱きしめた。
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『帰ってきたぞよ！コタローは１人暮らし』第８話感想
コタローが真相を知った時…
コタローがついに母の死を知りました。
鈴野弁護士もそろそろ話さなくてはと言っていたので、きちんと説明してあげるのかと思いきや、まさか父親との何気ない会話で知るなんて！
見ている方も心の準備ができていなかったです。
そりゃ、あの年齢では言葉で言われただけじゃ理解が追い付かないよね。
それでも、狩野がきちんと言ってあげて、コタローは母の死に涙を流すことができました。
母の死を知った時に、一心不乱にお墓参りに行こうとする様子や、母の死を理解して、涙するコタローにもらい泣きでした。
コタローにというか、川原瑛都くんの演技に泣かされました。
狩野にも涙…
最後に狩野がコタローに母の死を理解させ、悲しむことができるように話していました。
狩野も両親を事故で無くしている経験をしているからこそ、母の死を受け入れ悲しむことが必要なんだとコタローに話すことができたんでしょうね。
こちらも、横山裕さんの演技にやられました。
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『帰ってきたぞよ！コタローは１人暮らし』次回は？
『帰ってきたぞよ！コタローは１人暮らし』次回は最終回！
母の死を受け入れ、父親と暮らす準備を始めるコタロー。
コタローにとっての幸せとは？
そして、別れの時…
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