木村拓哉主演のドラマ「風間公親ー教場0-」の第1話が放送されました。
スペシャルドラマで放送された「教場」「教場Ⅱ」より前の話しで風間が警察学校の教官になる前、刑事時代のストーリーになります。
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そんな「風間公親ー教場0-」の第1話「硝薬の裁き」あらすじ・感想をネタバレありでどうぞ!
「風間公親ー教場0-」のキャスト情報はこちら
『風間公親ー教場0-』第1話「硝薬の裁き」あらすじ
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風間と遠野
風間公親(木村拓哉)は雨が降る中、遠野章宏(北村匠海)と車の中で張り込みをしていた。
遠野が「来ました。」と言うと、風間は「よし行こうか。」と言いビニル傘を広げ車を降りた。
その47日前…
バディを組むのは瓜原潤史
地域課の警察官だった瓜原潤史(赤楚衛二)は連続窃盗犯を逮捕し自白をさせ、署長賞をもらっていた。
そして、県警本部捜査一課の調整官・眞堂丈史(小林薫)から捜査一課の刑事への配置替えを言い渡される。
刑事指導官の風間公親からの連絡を待つように言われる。
事件が起き、現場へ入る瓜原。
県警捜査一課の谷本進一(濵田崇裕)と尾山柔(結城滉星)に「風間道場」かと同情され、早く挨拶に行くように急かされる。
風間・瓜原の最初の事件
タクシーの車内で男性客が刺殺された。
運転手が目的地に着いて声をかけたら死んでいたのだ。
男性客は帽子にマスクにサングラスをした女性客と乗り、運転手が猫を轢いてしまったかも。と降りて確認をした後、女性客は男性客を目的地まで連れていくように。寝ちゃったから起こさないように。と運転手に言いタクシーを降りていったのだ。
現場に付いた瓜原は風間公親に挨拶に行くと、タクシー運転手にすぐ事情を聴くように促される。
一通り聞いたと思ったが風間に「被害者と女性の会話の内容は聞かなくていいのか?」と言われ、話を聞く。
押収されるタクシーも大事な証拠と言われ、写真を撮る瓜原だった。
瓜原は風間に言われ、犯行があったタクシーの写真を確認すると、防犯カメラがついていなかった。
女性はタクシー会社と何らかの関係があると思われ、調べるとタクシー会社の御曹司と最近婚約した日中弓(内田理央)という女性に目星をつけた。
日中は被害者男性のホストクラブオーナー・芦沢健太郎(久保田悠来)とも付き合っており、タクシー運転手の芦沢が日中にタブレット画面を‟俺の旅の記録”と言って見せていたという証言からリベンジポルノをほのめかされていたのではないかと睨む。
瓜原は日中に署に来てもらい、寄り添いながら話しを聞こうとする。
すると、日中は芦沢に脅されていたことを涙ながらに認めた。
だが、芦沢を殺したことは「証拠があるんですか?」と認めなかった。
そのうえ、風間が瓜原の指導教官だと知ると、瓜原のことを「仮免刑事」と言い帰っていく。
次の事件は…
一見すると拳銃自殺に見える現場。
だが、風間の指摘した撃たれて落ちた賞状・波打つ文字の遺書などから、拳銃を向けられ無理やり遺書を書かされたと推測できた。
被害者の海藤(勝矢)は6か月前にひき逃げ事故を起こして逮捕されていた。
だが、被害者の娘の目撃証言だけで不起訴となっていたのだ。
被害者の夫・益野紳祐(市原隼人)は海藤のもとを何度も押しかけていた。
益野が海藤を恨んでいるのは確実だが、益野が撃った物的証拠が何もなく身柄は引っ張れない。
警察学校を訪れた瓜原は飾られた写真の中に益野の姿を見つける。
益野は警察学校に通っていて、射撃の腕はよかったが体力がなく付いていけず卒業前に辞めていた。
風間と瓜原は益野の自宅を訪れ話を聞く。
益野は海藤の元を訪れ、いい加減自分のしたことを認めたらどうか。とお願いをしたことは認める。
風間は瓜原に「娘さんの話を聞くと意外なヒントが聞けるかもしれない。」と言い瓜原は娘の麗華に話を聞く。
瓜原が麗華の算数を見てあげていると、麗華の呼吸がヒューヒュー言い出す。
益野は娘は母親の事故を目の前で見てから、話すことができなくなった。呼吸音も精神的なもの。娘の証言を取り合ってくれなかった警察が嫌いなのだ。と言う。
「あいつが死んでくれてせいせいした。刑務所送りにしてやりたいと思っていたから。」と言う益野に風間は「娘さんを苦しめた相手を刑務所に送ってやりたい…その気持ち忘れないでください。」と言い帰っていく。
海藤が殺された銃はモデルガンではなく、パーツ1つ1つを手作りで、益野の腕なら工場で作れそうだ。
風間は瓜原に明日、娘の麗華が1人の時に話を聞くように言われる。
次の日、小学校で麗華を待つ瓜原だったが小学校に行き渋る男の子を見て、昔の学校に行けなかった自分と重ね合わせ、辛くなり麗華に話を聞かず帰ってしまう。
学校前で瓜原の帰っていく姿を見た麗華の手には封筒があった。
瓜原は風間に「娘さんは何も知らなかったです。途中で呼吸が苦しそうになったので、話を聞くのを止めた。」と嘘をつく。
あの女の逮捕
海藤が殺された事件の捜査中、タクシーの車内で殺された芦沢の事件の容疑者として、日中弓が逮捕されたとのニュースを見る瓜原。
瓜原は捜査一課の谷本と尾山にどういうことか。と聞くと風間のアドバイスで所轄署が日中を落としていた。
殺された芦沢はタブレット画面を見ながら運転手に指示を出しながら目的地までグルグル回りながら走らせていた。
そのルートを繋ぐと、地図上に日中弓の名前が浮かび上がった。
被害者は殺されるかもしれないと感じていて、そのルートを走らせることで日中弓の犯行だと示していたのだ。
その事実を突きつけられた日中は犯行を認めたのだ。
アレルギーが事件解決
海藤の事件で改めて瓜原は風間に言われたことを整理しながら、犯行現場に再度足を運ぶ。
瓜原は益野が工場で銃を作った証拠を確かめるために工場を調べさせてくれと頼む。
娘の麗華も一緒に工場へ連れて。
工場へ行くが何もしない瓜原たちにイラつき帰ろうとする益野。
すると、麗華の呼吸がヒューヒュー鳴り出す。
麗華は火薬にアレルギーがあるのだ。
瓜原が麗華に話を聞いた時、その前に瓜原が射撃訓練をした後だったから火薬が身体に残っていたのだ。
益野がケガをした麗華を学校に迎えに行った時に呼吸がヒューヒュー言ったのが益野が海藤を撃った後だという証拠だ。
今、工場で麗華のアレルギー症状が出たのも工場で銃を作った時の火薬が残っているからだ。
娘の麗華を苦しめていたのは益野自身だったのだ。
連行されていく益野に今まで話せなかった麗華が「パパ、待ってるね。」と駆け寄ってくる。
瓜原に足りないもの
瓜原は風間に「君には警察官として欠けているものがある。」と言われる。
何かを聞いても「自分で考えろ。交番勤務に戻りたくなければな。」と教えてもらえない。
日中弓の逮捕で日中の名前が地図上に現れることを分かっていながら風間に教えてもらえなかったことに「何で教えてくれなかったんですか。指導教官なら指導してください。」と風間に言うが、「君の前で地図を広げていた。」と言われてしまう。
瓜原は警察学校を訪れ、学校長の四方田(小日向文世)に「風間道場に選ばれたということは何か持っているということだ。頑張りたまえ。」と励まされる。
益野の事件が解決したあと、火薬アレルギーに気付いたことを褒められるが、風間に嘘をついたことを理由に交番勤務に戻るように告げられる。
風間は麗華があの日持っていた封筒の中身を見せる。
麗華は父親の犯行を知っていて絵に描いていた。
あの日、瓜原が麗華の話を聞いていれば、この絵を見ていて益野を落とせた。
麗華を工場に連れてきて実験台にするようなことをしなくて済んだ。
優しい警察官になりたいと警察学校の卒業文集に書いていた瓜原に「人に優しくしたかったら刑事を辞めろ。」と言い風間は去っていく。
『風間公親ー教場0-』第1話の感想
初っ端からサプライズ
ドラマの一番最初に出てきたのは明石家さんまさんと「教場」で風間教場の生徒役だった富田望生さんでした。
明石家さんまさんと言えば「教場」「教場Ⅱ」にも出演。
「教場」で実家の旅館を継ぐために風間教場から去った枝元佑奈(富田望生)の旅館の近くの交番勤務の警察官として出演していました。
今回は風間が警察学校の教官になる前の話しのため、枝元が警察学校へ入学する前のやりとりでの出演でした。
冒頭のシーンは試写会でもカットされており、さんまさんの出演は第1話が放送されてからのサプライズとなっていました。
まさか、ドラマの始まりがさんまさんからとは思わずビックリしました。
枝元佑奈役の富田望生さんの「教場」「教場Ⅱ」に続いての出演も嬉しかったですね。
あの事件の起こる47日前
第1話の事件に入る前に風間と北村匠海さん演じる遠野とのシーンがありました。
あの衝撃的な終わり方をした「教場Ⅱ」のラストシーンに繋がるかと思うと、ドキドキしてしまいますし、楽しみでもあります。
何でも自分で考えさせる風間
風間指導官の元に来たのは、所轄の地域課にいた瓜原潤史でした。
身なりに無頓着で、髪も伸びっぱなしで風間道場に来てからは胃薬が手放せない。
そんな瓜原は所轄で犯人に寄り添った優しいやり方で自白を引き出したりしたことから、そのやり方が正しいと思っていたようです。
だが、日中弓にはそのやり方が通用しなかった。
風間もその辺は見抜いているようでした。
風間は指導官として、聴取の時も少し離れたところから見ていて、時々ヒントを差し出す。
その他の風間のひと言ひと言にもヒントが散りばめられていましたね。
地図の件にしても自分で気づけ。ということなんでしょうね。
瓜原も事務員の伊上幸葉(堀田真由)のアドバイスなどを元に風間の言葉を自分で考え、2つ目の事件では益野を落とすところまで持っていけました。
風間に「今回の事件と母親の事故のことは別で考えろ。」と言われ「それでは麗華ちゃんが可哀想。」と言った瓜原でしたが、結局麗華ちゃんに負担をかけていたのは自分だったと風間によって気付かされてしまいました。
益野「娘さんを苦しめた相手を刑務所に送ってやりたい…その気持ち忘れないでください。」と言い、最終的に益野が娘を一番苦しめている原因となっていたことと言い、風間は全てお見通しですね。
今回の木村拓哉さんはセリフが少ないですが、いるだけで醸し出す威圧感と存在感でドラマの重厚感を見せてくれていますね。
瓜原役の赤楚衛二さんも刑事になったばかりの頑張っているけど空回っている感を上手に見せてくれています。
懐かしい顔も
瓜原が警察学校を訪れた際には学校長の四方田役の小日向文世さん、服部教官役の佐藤仁美さん、須賀教官役の和田正人さんが出てきました。
「教場」シリーズに出演されてた方が出てくると嬉しくなっちゃいますね。
益野の最後の言葉
風間が指導教官として瓜原を教えていることを知った益野。
自分の前で指示をする風間に「ここは教場ですか?」と怒るが、その瓜原が自分を追い込んだ。
連行される前に風間に「教官になった方がいい。ダメな警察官が減る。」と風間に声をかけて連行されていきました。
「教場」「教場Ⅱ」へ繋がるかのような益野の言葉でした。
『風間公親ー教場0-』主題歌
放送前は主題歌の発表はありませんでしたが、第1話のエンディングで主題歌はUruさんの「心得」であることが解禁されました。
ドラマのための書き下ろし曲で、「風間から学び得た事と、今作の脚本を読み終えた直後の感情のまま、これだけは腐らずに心のどこかに置いておきたいという想いを書いた曲です。」とUruさんは語っています。。
主演の木村さんも主題歌を聞き、「バディを組む新人刑事たちの顔が浮かんできて目頭が熱くなった。」とコメントしています。
『風間公親ー教場0-』初回視聴率は?
4月10日に放送された『風間公親ー教場0-』の第1話視聴率は12.1%でした。
ドラマの視聴率が2桁取るのが難しい時代となっている昨今では12.1%は好発信と言えるのでなないでしょうか?
第2話以降の視聴率にも期待がかかります。
『風間公親ー教場0-』次回は
次回の「風間公親ー教場0-」は宮澤エマさんがゲストです。
不登校になってしまった息子を持つ母親役での登場。
息子役は川原瑛都くんが演じます。
そして、風間に交番勤務に戻るように言われた瓜原はどうするのか?
捜査一課の谷本&尾山コンビもピリッとしたドラマの中の癒しとなっていて好きです。
谷本役の濵田崇裕さんはプライベートで主演の木村拓哉さんとゴルフへ行ったことが話題になっていました。
そして、尾山役の結城滉星さんは以前から噂のあったサッカー日本代表の三笘薫選手の実兄であることを認め、話題になっていました。
そんな谷本&尾山コンビにも今後も注目です。
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