2023年夏ドラマ、TBS金曜ドラマ「トリリオンゲーム」最終回が放送されました。
顧客の個人情報漏洩というトリリオンゲーム社最大のピンチ!
トリリオンゲーム社は崩壊⁉
ガクとハルのトリリオンゲームの行方は?
「トリリオンゲーム」最終回をネタバレありでどうぞ!
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「トリリオンゲーム」最終回ネタバレ
黒龍の宣言
黒龍一真(國村隼)との食事中、天王寺陽【ハル】(目黒蓮)は平学【ガク】(佐野勇斗)からの電話でトリリオンゲーム社の情報漏洩を知る。
そんなハルに黒龍は「トリリオンゲーム社の資産価値は700億円。想像以上に大きく育った。だが、間もなく君たちの積み上げてきた信用と実績は全て地に落ちる。」と言った。
「私の足元に跪き助けを乞うなら君たちの株式を買い取ってあげよう。ただし断れば君の大事にしている仲間たちは地獄に落ちる。」と黒龍は宣言した。
社長の決意
高橋凜々(福本莉子)は明日行う会見には自分1人で出席するとハルとガクに言った。
ガクはセキュリティーを任された自分のミスと凜々1人が矢面に立つのは…と言うが、最優先すべきなのは迷惑をかけたユーザーに誠心誠意謝罪をし、今後の対策を説明すること。
「それは社長である私の仕事です。」と凜々はキッパリ言った。
凜々は2人に出会えて仲間に入れてもらってよかったと言い、「何があってもこの会社は潰さない。二人でこのピンチを乗り切り、もう一度トリリオンゲームを…夢の続きを追いかけてください。」とお願いした。
次の日、ハルとガクが見守る中、凜々は1人で会見に臨み情報漏洩について謝罪した。
セキュリティー対策に問題が?との質問に「弊社のセキュリティー対策に問題や過失があったとは考えていません。」と凜々はハッキリ言った。
だとしたら内部から情報を持ち出したのか?社長の管理責任は?責任の所在は?などの質問に凜々は情報漏洩の責任を取り、代表取締役社長の辞任を発表した。
ガクは膝をつき、ハルは呆然とした。
凜々はハルとガクに初めて会った時のことを思い出しながら、トリリオンゲーム社に「ありがとうございました。」と一礼して去って行った。
桐姫のため
黒龍キリカ【桐姫】(今田美桜)の秘書・長瀬(竹財輝之助)はトリリオンゲーム社のエンジニアを買収していた。
黒龍は「いい仕事をしたね。」と褒められるが、「あいつらと手を切れば、キリカ様を本社に…」と言う長瀬に「そんな約束をした覚えはない。」と言う。
長瀬は桐姫に「キリカ様のためだと思い…」と謝罪をする。
桐姫は「言い訳はいらない。」と一蹴するが、「勝手に辞めることも許さない。あなたは私の秘書…でしょ?」と聞く。
株式交換
トリリオンゲーム社ではゲーム事業の売り上げは大幅ダウン、トリリオンTVも視聴回数が落ち広告収入は激減、トリンリンPayも加盟店や利用者数が減って存続自体が難しい、SNSでも袋叩きだった。
ハルとガクは祁同院一樹(吉川晃司)にこのままじゃトリリオンゲーム社もゴップロも…と相談しに行っていた。
そこに現れたのは黒龍と桐姫だった。
「君たちの答えを聞きに来た。」と黒龍は言った。
株式交換の契約書を見せ、祁同院15%、ハルとガクがそれぞれ42.5%ずつ持っている株のうち二人が株を手放せばトリリオンゲーム社は黒龍のもの。
株式交換で手に入れたドラゴンバンクの株を市場で売れば、祁同院100億、ハルとガクは300億になる。
「どうする?このままじゃ…」という黒龍に「分かりました。」とハルは立ち上がった。
そして、黒龍の前で膝をつき「俺は株を手放します。」と言い、ガクは驚く。
「その前にこの前の話って生きてます?」とハルは聞いた。
それはハルは桐姫と結婚し、黒龍家の人間になると言った黒龍の提案だった。
「ドラゴンバンクの株はいりません。その代わり俺を役員にしてください。」とハルは言う。
ガクの落胆
ハルをガクは引っ張り小声で「どういう作戦?」と聞いた。
だがハルは「作戦なんかねえ。ガチだ。」と答える。
「俺のゴールは1兆ドル稼ぐこと。だからこの状況で1番の異か道を選ぶ。」
「ベンチャー企業ごっこは終わり。」と言うハルに「ごっこ?トリリオンゲーム社はごっこだったの?」とガクは聞く。
「ゲームオーバー。俺は降りる。」とハルは言う。
ガクも株を手放せば300億もの大金が入ると言うハルに「みんなはどうするの?」とガクは聞く。
「ハルくんを信じて頑張ってきたみんなだよ。桜さん、蛇島さん、功刀さん、あかりさん。みんな僕たちの会社を守るために、大きくするために…」と言うガクに「頑張ってきたやつが勝つわけじゃない。引き際を間違えたら一生這いあがれなくなる…それがマネーゲーム。」とハルは返した。
「凜々さんとの約束は?力を合わせてどんなことしても会社を立て直すって…」とガクは食い下がるが「忘れた。そんな約束してねえ。」とハルは冷たく言い放った。
ガクは祁同院のオフィスを出て行った。
祁同院は出資3000万が100億になると「喜んでサインします。」と言った。
ハルは改めて「役員の件はどうですか?」と黒龍に聞いた。
黒龍は「いいだろ。」と返事をしハルも「よろしくお願いします。」と言った。
子会社となったトリリオンゲーム社
祁同院はゴップロもトリリオンゲーム社の株も手放し、100億でしばらくは世界一周旅行だと出かけて行った。
ドラゴンバンクの子会社となったトリリオンゲーム社にはドラゴンバンクの幹部を送り、各部門の強化を図るとニュースで伝えられた。
トリリオンゲーム社に来たのはドラゴンバンクの取締役になったハルだった。
「嘘だよな?」と詰め寄る桜(原嘉孝)「お得意のハッタリ攻撃!その手には乗らないよっ。」とおちゃらける蛇島(鈴木浩介)「本気なのか?」と聞く功刀(津田健次郎)を無視したハルは新社長として連れてきた橘(小木茂光)を紹介する。
橘は「言われたことだけやっていればいい。」と言う。
ハルは旧体制の役員を解任していた。
「未練はないのか?」と黒龍に聞かれたハルは「未練なんかありません。」と答えた。
ハルの真意
ガクは総務部への異動を求められる。
ガクは自分の椅子が廃棄されたことを知り、ゴミ捨て場に探しに行く。
この椅子はハルが「最高のエンジニアには最高の椅子が似合う。」と言って買ってくれた椅子だ。
椅子を見つけたガクは、その時のことを思い出し涙を流す。
トリリオンゲーム社が始まったガクのアパートの屋上で退職願を破くガク。
そこにハルが現れた。
「覚えてるか?ロードマップ。」とハルは聞いた。
ハルがガクに示したトリリオンを稼ぐためのロードマップ…「まず最初のゴールはここ。ドラゴンバンク社長室。」だった。
「俺はドラゴンバンクの社長になる。」と言い、ガクにある物を渡した。
それは世の中に出る前に潰された黒龍の癒着などのゴシップの束。
「このネタで黒龍を社長の座から引きずり下ろす。内部からドラゴンバンクをぶっ壊し、丸ごといただく。」と言うハルはネタの裏を取るためにハルはドラゴンバンクに潜入していたのだ。
それを聞いたガクは「メチャクチャだよ。ひどいよ。」と言う。
「俺がメチャクチャできるのはガクがいてくれたから。」とハルは返す。
「信じてよかった。」とハルは言った。
ガクが株を手放さない限り、自分たちの会社は死なない。
ガクがずっといてくれると信じたからこそ、ハルはドラゴンバンクの闇に潜入できたのだ。
不正を暴く!
「ただし、ここから先はお前にしかできないミッション。」とハルは言う。
「名付けて、社長室に潜入し、黒龍のパソコンから直接、機密情報をゲットする大作戦!ミッションインポッシブル・ガクの巻!」
清掃員に扮したガクはドラゴンバンク社ですれ違ったハルから社長室のカードキーを受け取っていた。
ガクは社長室に潜入し、黒龍のパソコンと向き合う。
だが外出した黒龍がスマホを忘れたと社長室に戻る。
ハルが電話をかけてもガクに繋がらない。
何とか黒龍を引き留めようとするが、社長室の前の廊下まで来てしまう。
ハルの会話する大きな声でガクは黒龍が戻ってきたことに気が付くが、データのコピーが終わっていない。
黒龍が社長室に入って来た時にガクはデスクの下に隠れていた。
見つかる一歩手前で難を逃れた。
ガクが手に入れた証拠を使い、黒龍の不正を暴く。
ネット記事、SNSや配信動画で拡散する。
トリリオンTVのニュースでも報道する予定だったが、放送直前に橘から白虎あかり(百田夏菜子)はキャスター交代を言い渡される。
ネット上でもフェイクニュースだというアンチに潰された。
役員会
黒龍は緊急役員会を開くとし「あの2人を呼びなさい。」と言った。
役員会の真ん中にいたのはハルとガクだった。
「チームを裏切った者は罰を与え、追放しなければならない。」と黒龍は言う。
社長室の監視カメラが何者かによって削除されていた。
「心当たりがあるだろ?」と言った黒龍が見せた映像はガクが社長室にいる映像だった。
社長室にある像の目の中に隠しカメラがあったのだ。
「この二人は社内の重要機密を不正に持ち出した。君たちはクビだ。」とハルとガクの肩を抱いた。
逆襲
ハルは黒龍の手を振り払い「クビになるのはあなたです。」と言った。
「我々は次の株主総会に緊急動議として黒龍社長の解任を要求したいと思います。」とハルは言う。
ここで、役員の意見を聞きたいと「我々は市場に出ているドラゴンバンクの株を16%集めました。」とハルは言った。
ハルはドラゴンバンクの株主に黒龍の不正をチラつかせ、ドラゴンバンクの株を市場に売りに出させていた。
そこに現れた祁同院。
「市場に出回った株を俺が海外の投資家に買わせた。」と祁同院は言う。
祁同院は新しい株主から黒龍の退陣に賛成するという委任状を持ってきていた。
それでも役員人事を決めるには51%の株主が必要だと黒龍は余裕だ。
「だから、あんたの持ち株29%を俺らにください。」とハルは言う。
「それしかあんたに生き残る道はない。」と言うハルに「どういうことだ?」と黒龍は笑う。
黒龍は国家事業の巨大利権を独占し国民の税金を食い物にしている。
それを今まで握りつぶしてきた。
「今回もお見事でしたよ。」と言うハルはガクに合図を出す。
それは今回の不正の裏帳簿の存在、黒龍がテレビや週刊誌、新聞を止めるようにスポンサー降板を盾に圧をかけるように命令している姿だった。
いくら不正を暴いても、どうせフェイクニュースだと潰される。
だったら、黒龍が真実をフェイクニュースに仕立て上げる瞬間を暴くしかない。
ガクは潜入した時に黒龍のパソコンのカメラをハッキングしていた。
祁同院は「助かりたければあんたの持ち株29%を俺らに差し出すしかねえ。おとなしく手放せば、この不正は表沙汰にはならない。」と黒龍に言う。
「ずいぶん汚いケンカの仕方。」と言う黒龍に「先にケンカを売ったのはアンタだ。俺らに情報漏洩をハメた極悪人。勝つためなら何してもいいんでしょ?」とハルは反論する。
桐姫の決断
仮に黒龍が株を売っても51%には6%足りない。
ハルは「残りは今から交渉します。」と言い、桐姫の方を向いた。
「黒龍キリカさん。あなたのが持つドラゴンバンクの株6%を俺たちに譲ってくれ。」とハルは言った。
「キリカは私の娘だ!」と黒龍は言うがハルは「選んでくれ。」と桐姫に言った。
「私はドラゴンバンクの株を手放します。」と桐姫は言った。
「お父様の娘だから。」と言う桐姫。
桐姫が要求を拒否すれば、不正が全世界にさらされ会社ごと破滅する。
桐姫は父と会社を守るため株を手放すことを決めた。
新社長
黒龍は、ハルが役員でありながら、未公開の情報で株を手放させたインサイダー取引の罪にあたるとハルも破滅すると言う。
「上等だよ。こっちはとっくに腹くくってなだよ。」とハルは返す。
どの道、黒龍はハルに動画を見せられた株主たちを口止めする必要がある。
それはハルのインサイダー取引も隠蔽するということだ。
「我々は黒龍社長の退陣及び新社長の推薦を行います。」とハルは改めて言った。
ハルは社長にガクを推薦した。
ハルの答え
ハルとガクは凜々がアルバイトに戻った花屋を訪れた。
会社を取り戻したことを報告し、凜々がいたから会社を続けてこれたことにお礼を言って、「俺たちともう一度トリリオンゲームを続けよう。」と言い、凜々も「はい。」と返事をした。
ドラゴンバンクの社長室で「ただの妄想だと思ってた。だけど心のどこかで信じてた。ハルくんならあのメチャクチャなロードマップを絶対に実現させるって。だから、あの時ハル君くんについてこうって決めた。」とガクは言った。
「この先もロードマップの続き、一緒に進むんだよね。」とガクはハルに聞いた。
ハルの答えは「ごめん。俺は無理。」だった。
インサイダー取引は事実。
犯罪者すれすれの自分が表舞台に出れば、せっかく取り戻した会社がパーになる。
それがハルの考えだった。
社長の椅子にガクを座らせ、「あとは任せた。」とハルは出て行った。
新体制
凜々はドラゴンバンクがトリリオンゲームの傘下に入ることをみんなに伝えた。
みんなはハルがいないことを気にする。
ハルとは連絡が取れていなかった。
犯罪すれすれのギャンブルにみんなを巻き込まないために、もしもの時は全ての罪を一人で被るためにいなくなったのだとガクは説明した。
新体制に経営陣はトリリオンゲーム社の社長はガク。
子会社となったドラゴンバンクの社長は桐姫にお願いした。
現れた桐姫は「ハルがいようが、いまいが傾きかけた会社を立て直していかないと。力を合わせてこの難局を乗り越えていきましょう。」と言った。
課題はいまだ山積みだった。
「だからもう一度みなさんの力を貸してください。みんなでトリリオンゲームを続けましょう。」とガクは言い、みんなもやる気だった。
トリリオンゲームとドラゴンバンクのゲーム部門を桜と蛇島がまとめる。
トリリオンTVにはD-REXジャパンにいた日影(佐戸井けんた)が入り、あかりもキャスター復帰だ。
ガクと凜々は密園フラワーの密園社長(余貴美子)にトリリオンゲーム社のグループに入らないかと誘った。
密園社長は条件として凜々に密園フラワーの社長をお願いしたいと言った。
祁同院はスペインでハルとガクのような若者に「俺がお前らを買ってやる。」と言っていた。
俺らのワガママ
それから2年が経った。
凜々は密園フラワーの社長としてガクの元を訪れていた。
次の休日が空いてるか聞くガクに「空いてます。」と答える凜々。
ご機嫌で自販機で飲み物を買おうとしたガクは千円札を飛ばしてしまう。
その千円札をキャッチしたのはハルだった。
「待たせたな。」と言うハルはガクを高級車に乗せた。
港に連れてきたガクに「ここで俺らのロードマップの続きを始める。」とハルは言った。
「ドラゴンバンクいただいたくらいじゃ1兆ドルにはまだまだ足りない。」と言うハルに「そうだね。俺らのワガママは…」とガクは続けた。
ハルはガクが「俺ら」と言ったことに喜ぶ。
「俺らのワガママは世界一だ!」とハルは改めて言い、2人はハイタッチした。
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最後もハルにやられた!
ハルがあっさりドラゴンバンクへ株を売り、黒龍に跪いた。
それも全て内部からドラゴンバンクをぶっ潰すため。
黒龍の不正の裏を取るため。
それを暴くも全て握りつぶされた!
黒龍も隠しカメラを仕掛けていて、ハルとガクが不正を暴くことを知って先手を打っていた。
でもそこで終わらなかった!
ガクにパソコンのカメラをハッキングさせて、黒龍自ら不正を口にし、そのネタを圧力をかけて潰させているところを抑えていた!
それをネタにドラゴンバンクの株を買ってドラゴンバンクを乗っ取ることに成功!
裏の裏まで読んだハルにお手上げでした。
ハルがそこまで無茶できたのも、ガクがトリリオンゲーム社の株を絶対に手放さないと信用してたからってのも、またよかったです。
ハルと桐姫
ドラゴンバンクが手に入れられるかの最後の決断は桐姫にかかっていました。
ハルがみんなの前から去ることを決めた後、無言で桐姫とすれ違うシーンが痺れました。
ハルと桐姫…好きだったなー。
長瀬さんも好きだった!
桐姫の秘書の長瀬さん!
なぜトリリオンゲーム社のエンジニアを買収したのかと思ったら、それもキリカが本社に戻れるようにやったことだったんですね。
だが、それも黒龍に反故にされ桐姫に謝り責任を取ろうとする長瀬さんを桐姫が秘書で居させ続けるところもよかった。
「何があってもキリカ様の秘書!」という長瀬さん好きでした。
トリリオンゲーム社の傘下となったドラゴンバンクの社長となった桐姫も長瀬さんが支え続けていたようで、よかったです。
続編ありそう!
ラストにハルが戻ってきました!
まだまだ1兆ドルを稼ぐロードマップは続く!
原作コミックが続いていることもあり、続編に期待がかかります!
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