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「アンチヒーロー」第8話ネタバレ!12年前の真相が明らかになる!

「アンチヒーロー」ネタバレ アンチヒーロー
出典:公式X
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2024年春ドラマTBS日曜劇場「アンチヒーロー」第8話が放送されました。

ついに12年前の真相が明らかに!

明墨の前に立ちはだかるのは伊達原!

「アンチヒーロー」第8話をネタバレありでどうぞ!

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「アンチヒーロー」第8話ネタバレ

緋山啓太(岩田剛典)に血の付いた緋山のジャンパーを見せ「もう逃しませんよ。」と言う赤峰柊斗(北村匠海)

赤峰は緋山がジャンパーをゴミに捨てるのを目撃した後、ゴミの山の中から緋山が捨てたジャンパーを探し出し拾っていたのだ。

「これはあなたが羽木さんを殺した十分な証拠になる。確かめたかったんです。あなたも12年前の糸井一家殺人事件に関わっている。殺人を無罪にしてくれたことと引き換えに先生に従って動いている。そうですよね?」と聞いた赤峰を緋山は自宅のアパートの部屋に招き入れた。

明墨正樹(長谷川博己)のデスクの上の糸井一家殺人事件と書かれたファイルを手に取った紫ノ宮飛鳥(堀田真由)青山憲治(林泰文)に声をかけられ驚き、ファイルを落としてしまう。

「そのファイルには12年前の事件のことが書いてあります。」と青山は教えてくれた。

明墨のかつての同僚・桃瀬礼子という女性が残したものだという。

青山は「知りたいんですよね?志水裕策さんのこと。」と紫ノ宮に聞いた。

 

紗耶(近藤華)の元を訪れていた明墨は「君のお父さんは…志水裕策さんは無罪だ。」と紗耶に言った。

 

青山は紫ノ宮に志水(緒形直人)が冤罪なのではないかと最初に気づいたのが桃瀬だったと話した。

県警は糸井の自宅から志水と糸井が横領に関与していた証拠を発見し、検察は志水の取り調べを開始した。

その取り調べを任されたのが、当時さいたま地検から応援で呼ばれていた明墨だった。だが、志水には横領という殺害に至るだけの大きな動機があった。

千葉県警は横領に関して志水と糸井の関与を疑っていたが、決定的な証拠は得られなかった。

そんな矢先に糸井が何者かによって殺害されてしまい、疑いの目が志水に向いた。

 

明墨も紗耶に当時、志水の事情聴取を任されたことを話していた。

志水はずっと殺人を否定していた。

事件があった時間は娘に頼まれてウサギのぬいぐるみを公園に捜しに行っていたと。

だが、その頃の明墨は検察の正義を妄信し、志水が犯人だと疑わなかった。

何度もその時間は公園に行っていたと殺人を否定する志水に「捜していたんじゃなく、殺してたんだろ!」と大声を張り上げる明墨。

糸井とは横領のことで揉めていたと言われ否定する志水に「少なくとも奥さんはお前がやったと思ってるよ。」と妻が娘を連れ家を出て、離婚の準備も進めていると写真を見せる。

「毎日毎日マスコミに追い回されていることが娘のトラウマにならないといいな。」と言う明墨の言葉に「紗耶…紗耶…」と呟く志水に「一体誰のせいでそうなったと思ってるんだ!」と責め立てる明墨。

その後、志水の妻は交通事故で亡くなった。

娘である紗耶は児童養護施設に預けられた。

「引っ越しして、離婚もして、仕事も見つけて、これからって時にな…。本当なら違う人生があっただろうにな。」と妻の事を言われた志水は大声を上げ泣き叫んだ。

その後、志水は「…が悪い。悪い…。」と呟いた。

「もう一度はっきり言ってもらえますか?誰が糸井さんを殺したんですか?」と言う明墨の問いに「私が…やりました。」と志水は消えそうな声で言った。

「私がお父さんに自白させたんだ。」と紗耶に言う明墨。

志水は裁判で瀬古判事(神野三鈴)から死刑判決を受けた。

「お父さんを死刑に追い込んだのは…私だ。」と紗耶に謝罪する明墨。

その後、自分の罪に気づいたのは裁判から6年が経った時だった。

それを教えてくれたのが紗耶もよく知っている桃瀬だった。

桃瀬から紗耶が保護犬施設にいると聞き、紗耶の姿を見に行った明墨は「こんなにも幼い子から大切な父親を奪ってしまったんだ。」と思った。

明墨の話を聞いた紗耶はベッドに入り、声を上げて泣いた。

 

青山は桃瀬が志水の冤罪の可能性に気が付き調査を続けていたが、病気が見つかり志半ばで亡くなったことを紫ノ宮に話した。

紫ノ宮も保護犬施設で幼い紗耶と写真に映った桃瀬が随分前に亡くなったと聞いたことを思い出す。

桃瀬が明墨に託したファイルには「当時千葉県警の警察官が志水さんのアリバイを証明するある動画を見つけていた」と書かれていた。

紫ノ宮はそれを隠蔽したのが自分の父である倉田(藤木直人)であると気づいた。

青山は隠蔽したのは「お父様と伊達原さんです。」と教えた。

明墨は桃瀬の遺志を引き継ぎ、動画の事を調べようとしたが、継続中の案件があるにも関わらず急な地方への異動を命じられた。

伊達原(野村萬斎)の手が回ったのだろう。

紫ノ宮は明墨が志水のアリバイが証明されるその動画を捜しているのだと分かった。

 

緋山は赤峰に1年前に田舎の母親が亡くなったことを話した。

中学の時に父親が死に、それからは女手ひとつで育ててくれた母親だ。

母親が危篤になったことを社長である羽木(山本浩司)に伝えると、「あ、そう。帰れば。その代わりクビね。無責任に仕事を放り出して行く奴、うち、いらないから。」と言われた。

今思えば、そんなの無視して母親の元へ行けばよかったと思うが、せっかく決まった正社員の仕事を失うのが怖くて、どんなにひどい扱いされても、歯を食いしばってやってきた。

だが、あの夜、羽木に「口答えするんだ。育ちの問題?母親の教育が悪かったんかなあ。ねえ、今度会わせて。あ、死んだんだっけ?助かったな死んでくれて。これで、もうずっと働けるもんな。」と言われた緋山は「取り消せよ。母さんの死を侮辱するんじゃねえ。」と羽木の胸ぐらを掴んだ。

その時に、緋山の腕から外れた腕時計を羽木は踏みつけた。

それは、母が大学卒業して就職祝いにとパートの給料を貯めて買ってくれた時計だった。

母は、将来いい仕事に就けるからと、体が弱いのにずっと働き、無理して大学に行かせてくれた。

だから、就活に失敗したと言えなくて、就職が決まったと嘘をついたら、母は物凄く喜び、腕時計を贈ってくれたのだ。

そんな母の思いをぶち壊されたと、緋山は羽木のことをハンマーで殴り殺したのだった。

逮捕された緋山が「人を殺した。もうまともには生きられない。ここで死んでもいい。」と思いながらいた留置所に明墨が面会に来た。

明墨は緋山のことをずっと捜していたと「12年前のことを覚えていますか?こう言った方がいいかもしれませんね。スピルドアから依頼を受けていた頃のことなんですけれど。私はある動画を探していましてね。それがどこにあるのか、あなたが知っているのではないかと思い、ここに来ました。」と言った。

「何のことですか?」と言う緋山に「12年前、あなたは千葉県千葉市花見川区に住んでいましたよね?その近くにある、ひしみ公園という所で女性を盗撮している動画が闇サイトに上がっていたそうなんです。」と説明した明墨は緋山に近づき「ご存じないですかね?」と聞いた。

緋山は赤峰に闇サイトについて説明した。

母親に就職したと嘘をついた手前、金が必要だった。

そんな時に紹介されたのが“江越”という男を紹介された。

その闇サイトには匿名で色んな依頼が来ていた。

詐欺の受け子・違法薬物・死体の処理まで…。

江越のバックにはヤバい奴もいると聞いていた。

その依頼の中に盗撮の仕事もあり、公園で女性を盗撮した動画に映っていたのが志水だったのだ。

緋山と面会した明墨はそのことを説明していた。

動画が撮影されたのは、糸井一家殺人事件が起きたのと同時刻であり、その動画は志水が無罪であることを証明する証拠になる。

 

青山も紫ノ宮に動画の事を説明していた。

その動画は以前、闇サイトにアップされており、「ケイ」という名前で登録されていたことが分かっていた。

 

面会で緋山は「ケイは俺です。確かに動画は俺が撮りました。」と明墨に告白していた。

だが力になれないと言う緋山に「動画は撮ったら江越に送ったら、もう終わり。もう持っていない。」と聞かされた明墨は闇サイトの管理者が江越という男だと知った。

緋山は江越に会ったのは最初の1度きりで、それからは連絡も取っていないと話すと「その江越を捜してもらえませんか?」と明墨は言った。

「は?無理ですよ。俺捕まってるんですから。」と言う緋山に明墨は「分かりました。ここから先はよーく考えてからお答えください。…緋山さん、人…殺したんですか?もう一度お聞きします。あなたは人、殺したんですか?」と聞いた。

 

「約束通り無罪にしてもらったから、今は先生の言うことを?」と聞く赤峰に「違う」と否定した緋山は「動画を見つけたら自首するつもりです。」と答えた。

人の命を償っても償いきれないが、自分が動かなければ志水がいつ死ぬか分からない…こんな自分でも誰かを助けることができるなら何でもしたいという思いから緋山は動いていた。

 

事務所に揃った明墨と赤峰と紫ノ宮。

明墨が動き出したのは緋山を見つけ出したことがきっかけとなり、志水の再審の手がかりを見つけたから…事件の関係者だった瀬古判事や倉田の不正を暴いたのも志水の冤罪に加担したと証言させるためと明墨の目的が分かったと赤峰と紫ノ宮は話した。

その上で赤峰と紫ノ宮は自分達も協力すると願い出た。

だが、赤峰は「ただ誓ってください。この件が終わったら必ず緋山に罪を認めさせると。」と明墨に言った。

「もちろん」と答える明墨に緋山が羽木を殺した証拠となる血の付いたジャンパーを出し「これは先生に託します。」と渡した。

志水の再審の意思を聞かれた明墨は無実を訴えたのに自白を強要した自分を信じる気にはなれないだろうと答えた。

紗耶にも全てを話したが何も答えてはもらえなかったと話す明墨は「私があの2人にしてしまったことは償い切れることではない。だが必ず、志水さんを紗耶の元へ返す。」と宣言した。

 

緋山は昔の江越の連絡先はもう使われていなかったが、闇バイトで使われていたメーリングリストに連絡してみたところ、その中に江越を知っている人物がいた。

江越はいまだに表には出てこないまま、今は投資詐欺をしているという情報を掴んだ。

12年も前の動画を保存しているのか疑問な紫ノ宮に「お前も共犯だという脅しにも使えるので、絶対に元データは保管しています。」と緋山は話す。

投資詐欺をしているという江越には知り合いに「投資に興味を持っている若者がいる」という情報を流してもらい、餌をまいてある。

 

その投資に興味を持つ若者・鴨井に扮した赤峰に接触してきた江越(迫田孝也)

喫茶店で、鴨井に株式投資について説明する江越を隠れて撮影する青山。

青山が撮っている動画で江越であることは間違いないと緋山が確認する。

喫茶店を出る江越を青山は尾行をして調査を開始する。

 

紗耶が明墨に会いに事務所を訪れた。

紗耶はあれから頭がおかしくなるくらいに色々考えたと話す。

「何でずっと黙っていたの?優しくしてくれたのは罪悪感?」と紗耶は聞いた。

「紗耶の言う通り、罪悪感が消えることはない。優しくしていたのは心の底で後ろめたさがあったからだ。でも、紗耶のためにできることがあるのなら何でもしたいと思ったんだ。」と明墨は答えた。

紗耶は「正直、先生のこと、どう見ればいいのか分からない。でも…」と言い「絶対に無罪にできるんだよね?」と聞き「ああ。」と明墨は答えた。

それを聞いた紗耶は「パパに会わせて。」と言った。

 

明墨は紗耶を連れて、志水の面会に行った。

紗耶の姿を見た志水は嗚咽を漏らした。

「大きくなったな…」と言う志水に紗耶は「パパ、誰も殺してないの?」と聞いた。

「殺してない。パパは人を殺してなんかいない。悪いことをした。会社のお金を本当はダメなのにもらってしまった。そんな悪い人間が紗耶の父親なんて情けないよな。こんな父親ならいない方が紗耶は幸せになれるって、そう思った。ごめんな。パパのせいで、つらい思いさせたな。よく頑張ったな。ずっとひとりで…。」と涙を流しながら紗耶に語り掛ける志水。

それを聞いた紗耶は「何それ?簡単に言わないでよ。バカじゃないの?」と言った。

「私がどうしたら幸せかは私が決める。何で私を置いて行ったの?ずっと信じてたのに…。パパが認めたせいで、つらかったなんてもんじゃないよ!パパがいなくなって、ママもココアも死んじゃって、私はずっとずっと寂しかった。ほんとは、犯罪者でもなんでもいいから、ずっとパパと一緒にいたかった…」と涙を流す紗耶に志水も泣きながら謝る。

「先生がパパを無罪にしてくれるって約束してくれたの。大丈夫。絶対に助けてくれるから大丈夫。」と紗耶は言った。

「私は…私は紗耶と…」と明墨に語りかける志水に「私にあなたの無実を証明させてください。」と明墨は言った。

 

青山の数日の調査で江越の正体が明らかになった。

港区のタワーマンションに妻と2人の息子と暮らしていて、江越というのは偽名で本名は後藤秀一。

東大卒でウィンダムシステムという会社に勤務している。

赤峰は表の顔があるのは、家族や会社にバラすと脅しの材料になるとこちら側に有利だと言う。

だが、青山は緋山のアパートを張る菊池検事(山下幸輝)の写真を見せた。

菊池が緋山を張っているということは緋山と志水の関連性に気づかれたということだ。

だが、江越の周辺には菊池の姿がないことから、江越のことまではバレていないと思われる。

明墨は赤峰と緋山には菊池の目をくぎ付けにしておいてほしいと言った。

緋山のアパートに入る赤峰。

その様子を車の中から撮影する菊池の姿を赤峰は見ていた。

 

その頃、江越は勤務先でアポのない来客の連絡をもらう。

「弁護士の先生です。『エゴシの投資の件で』と伝えれば分かると。お忙しいようでしたら、20時にインペリアル東京のソファで待つとおっしゃってます。」と受付から伝えられた江越は「了解したと伝えてください。」と言った。

20時にインペリアル東京のソファで江越を待つ明墨。

青山はスマホで撮影する準備をしていた。

赤峰は緋山のアパートの外に菊池の車がまだ止まっているのを確認し、緋山と一緒に青山が撮影している動画を見ている。

江越が姿を現した。

「後藤秀一さん。いや江越さんとお呼びしましょうか。」と明墨が声を掛ける。

「弁護士の明墨と申します。」と名刺を出した明墨は「緋山啓太さんの代理で来ました。」と言うが、江越は緋山の名前にピンと来ていない。

「単刀直入に申し上げます。12年前に緋山さんが撮影した動画を全て渡していただきたい。」と明墨が言うと「おっしゃっている意味がよく分かりません。」と江越は答える。

「緋山さんから全部聞いています。あなたの指示で盗撮を行っていたと。」と明墨は声を潜めて言った。

何も答えず帰ろうとする江越に「いいんですか?」と聞いた明墨は「私はただ取引がしたいんです。ただそれだけです。」とソファに座るように促した。

江越は盗撮は3年で時効を迎えるはずだと話し、明墨も取引がしたいだけと言う。

緋山が過去に手を染めた犯罪で江越に脅されるのではないかと怯えているため、緋山が過去に盗撮に関わったという痕跡を全て渡してほしいと明墨は話し、応じてもらえれば金銭まで渡すと言う。

なぜそこまで?と笑う江越に「世の中には法では解決できないこともあるんです。それを知っているのもまた弁護士です。」と明墨は言った。

江越は仮に自分が盗撮の証拠を持ってたとして、それを渡すだけで金が入り、明墨の方も違法手段であるからこそ、通報されるリスクもないと理解する。

「あなたにとってデメリットのないビジネスだと思いますが。」と明墨に言われた江越は「悪くない…話しなんですがね。」と胸ポケットからスマホを出しながら「ビジネスはスピードが大事なんです。」と言った。

通話が繋がったままのスマホを見せながら江越は「残念ながら先客がいまして、その動画もう私のところにはないんですよ。」と言い、「脅迫はされませんでしたが、どうしたらいいでしょうか?」と電話の相手に聞いた。

そこに電話をしながら現れたのは、菊池検事だ。

緋山のアパートで明墨と江越の様子を見ていた赤峰は外にいるはずの菊池の姿を確認すると、菊池の車は止まっているものの、中には誰もいなかった。

菊池は明墨に「あなたなら脅迫してでも動画を奪いに来ると思ったのですが…」と言い、明墨が脅迫をした場合は逮捕する気であったことを話す。

その場にいた客は全て私服の警官だった。

 

菊池から連絡を受けた伊達原は決裁を頼みに来た緑川(木村佳乃)に何を見ているのかと聞かれた。

「とある大昔の事件で押収した資料映像」と答えた。

伊達原がパソコンで見ている動画は公園で女性を後ろから盗撮している動画で、そこにはハッキリと志水の姿が映っていた。

ハードディスクの中身を削除した伊達原はハードディスクを取り出し、床に叩きつけると何度も踏みつけ破壊した。

 

明墨の事務所では伊達原がやはり自分達より先に江越を見つけ出し、犯罪を見逃す代わりに動画を手に入れていたのではないかと話していた。

明墨が江越を会社に訪れ、待ち合わせ場所を伝えた直後、江越は菊池に「来ましたよ。例の弁護士が。」と連絡し明墨が待っている場所と時間を教えていた。

菊池から連絡を受けた伊達原が私服警官を配備したのだ。

菊池の目を江越に向けないように動いていたつもりが、逆にこちらが伊達原の手のひらで転がされていたのだと赤峰は言う。

そこに訪ねてきたのは、緑川を伴った伊達原だった。

大きな花束を持った伊達原は後輩が弁護士事務所を開いたお祝いと言い、明墨のデスクに置いた。

明墨はデスクに足を乗せた後、伊達原にお礼を言う。

「昔の盗撮犯を追っていたとか…。何でそんなお金にもならないことを?弁護する人間は選んだ方がいいよ。事務所潰れちゃうよ。」と言った伊達原は「ついていくあなたたちも大変だ。いっそ検事に転向します?」と赤峰たちに言う。

「堂々とした勧誘を。だが、彼らを引き渡すつもりはありませんよ。どうぞお引き取りを。」と明墨は言った。

伊達原は自分の持ってきた花束を明墨に直接手渡して帰って行った。

 

伊達原が帰った後、花束を持った明墨は自分の部屋に入った。

花束を強く握りしめた明墨。

花束をデスクに置き、天井を見上げる明墨の部屋の床には、今まで調べてきたであろう資料が散乱していた。

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「アンチヒーロー」第8話感想

明墨が紗耶に、緋山が赤峰に、青山が紫ノ宮に話す形で12年前の事件の真相と、明墨が今になって動き出した理由が明らかになりました。

やっと全員が全てを知り、足並みを揃えることができました。

桃瀬というのは、明墨のかつての同僚であり、志水の冤罪の可能性に気づいた人でした。

そして、明墨は検事として志水の取り調べをし、志水を追い込み自白させていた。

紗耶の母は志水が逮捕された後に交通事故で亡くなっていて、それで紗耶は児童養護施設に入ったんですね。

倉田が隠蔽したという証拠は志水のアリバイを証明する動画だった。

その動画は緋山が盗撮したものだった。

動画をアップしたのが闇サイトの管理者である江越。

江越役はやはり迫田孝也さんでした!

東大卒で一流企業っぽい会社で働きながら、妻と子どももいるのに、過去には闇サイトの管理者で今は投資詐欺をしている悪い奴の役が似合います!

江越を捜し出したのに、先にたどり着いていたのは伊達原の方でした。

明墨が何よりほしかった志水の冤罪の証拠となる動画は伊達原の手に渡り、破壊されてしまいました。

ハードディスクを踏みつけ壊したり、明墨の事務所に大きな花束を持っていく伊達原の姿を見ている緑川は何を思うのでしょうか?

志水の冤罪を証明できる証拠を失ってしまった明墨には、もう打つ手はないのでしょうか?

白木が紫ノ宮と話していた事務所に入ったきっかけ…「先生はもう忘れちゃってるかな?」と言ったことが意味深っぽくって気になります。

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「アンチヒーロー」次回は?

「アンチヒーロー」次回は

伊達原に証拠を潰された明墨は?

明墨が交わした桃瀬との約束。

 

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