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【NHK大河ドラマ】「どうする家康」最終回ネタバレ!家康の最後は?小栗旬も登場!

【NHK大河ドラマ】「どうする家康】ネタバレ! 「どうする家康」
出典:公式サイト
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松本潤主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」が最終回を迎えました。

大坂・夏の陣はどうなった?

1年後、家康の功績を話す南光坊天海に春日局。

そんな中で倒れた家康。

小栗旬に寺島しのぶも登場!

「どうする家康」最終回をネタバレありでどうぞ!

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「どうする家康」最終回ネタバレ

家康戦場へ!

戦支度をする徳川家康(松本潤)は支度を手伝う阿茶(松本若菜)「わしに言いたいことがあれば今じゃぞ。これが最後かもしれない。」と言った。

だが、阿茶の返事は「ありませぬ。私は最後と思っておりませぬので。」だった。

その後で阿茶は「ひとつだけ。あのお話をお聞かせ願いとうございます。」と続けた。

「鯉。魚の鯉のお話でございます。」と阿茶は言うのだ。

「あれはな、信康と五徳の…」と家康は言った。

大坂夏の陣

大坂城では豊臣軍の不利な戦況が伝えられていた。

「家康が動いた。自ら戦場に出てきた。」大野治長(玉山鉄二)が伝える。

「我が軍がこの戦に勝つ手立てはただひとつ。恐ろしき化け物の首を取ることである。」豊臣秀頼(作間龍斗)が言い、「狙うは家康の首ただひとつ。」と大野が続く。

「我が子らよ。恐れることはないぞ。この母はそなたらと一緒じゃあ。」茶々(北川景子)が鼓舞し、「私も一緒じゃ。武運を祈る。」千姫(原菜乃華)も続いた。

戦場に着いた家康は金の扇を敵から見えるところに出すように言った。

大野は「あの金扇をめがけ、一気に駆けあがれ!」と指示を出した。

真田信繁(日向亘)は家康のすぐそばまで来ていた。

「家康はここじゃあ!」との家康の声のする方に行くと家康が待っていた。

信繁に少しづつ近づいていく家康は「さあ来い!さあ来い!共に行こうぞ!」と言った。

「乱世の亡霊たちよ。わしを連れていってくれ。」と心の中で呟く家康には織田信長、武田信玄、豊臣秀吉の姿が思い浮かぶ。

信繁は家康の目の前まで来た!

戦の終わり

「また生き延びてしまいましたなあ。」本多正信(松山ケンイチ)は家康に言った。

その時「天守が燃えておるぞ!」と声が聞こえた。

大坂城の天守が燃えている。

「とうとう終わるんですな。乱世が。」と正信は言った。

大野からは千姫をお返しするとの申し入れがあった。

茶々に「お千、輿を用意した。出よ。」と言われた千姫は自分だけ行くことを拒否した。

「私は豊臣の妻じゃ。行くのなら殿と母上もご一緒じゃなければ。」と一緒に行くことを促す千姫に「余は最後まで豊臣秀頼でありたい。」と言う秀頼。

「千はただ、殿と共に生きていきとうございます。」と言う千姫の手を秀頼はほどく。

茶々は初(鈴木杏)「お千を頼んだぞ。」と千姫を預けた。

千姫の嘆願

家康たちの前に連れて来られた千姫は「大御所様、我が夫と母を御助命くださいますよう、何卒お願い申し上げまする。」と家康に頭を下げた。

「豊臣にはもう戦う力は残っておりませぬ。この期に及んで2人を死なせる意味がどこにありましょう。」と言う千姫に「戦の作法とはそういうわけには…」徳川秀忠(森崎ウィン)が言うが「大御所様に申し上げております。」と千姫は言い、改めて家康に「お願い申し上げます。」と涙ながらに嘆願した。

家康は「秀頼を深く慕っておるのじゃな。」と声をかけると「私だけではございませぬ。多くの者があのお方を慕っております。あのお方は夢を与えてくださいます。力を与えてくださいます。前途ある若き才をお救いくださいませ。」と千姫は頭を下げる。

だが家康の答えは「すまぬ。」だった。

「ここで挫ければここまでやってきたこと、全てが…」と家康が言いかけると「私が命をくだします。将軍として!」と秀忠が言った。

「将軍として命を下す。秀頼には死を申し付ける。」と命じた秀忠は「最後くらい私に背負わせてください。」と家康に向かって言った。

「鬼じゃ!父上もおじじ様も!鬼じゃ!鬼畜じゃ!豊臣の天下を奪い取った化け物じゃ!」と取り乱す千姫に初が「これは姉と秀頼様がお選びになったことでもあるのです。」と説いた。

家康は大坂城に向かって手を合わせた。

豊臣家の終焉

そのころ、大坂城では秀頼が命を絶つところだった。

自分の腹に刀を入れた秀頼は茶々の手を取り「我が首を持って生きてくだされ。」と言い、苦しむ秀頼を大野が介錯した。

茶々は「見事であった。」と涙を流した。

「お供いたしまする。」と次々に家臣たちが腹を斬っていく。

「徳川の汚名を残し豊臣は人々の心に生き続ける!」と叫んだ大野も茶々の前で自らの腹に刀を入れる。

最後は茶々が大野の腹に刀を深く入れた。

茶々は燃え盛る城の中で「日の本か…つまらぬ国になるであろう。正々堂々と戦うこともせず。万事長きものに巻かれ、人目ばかりを気にし陰でのみ妬み嘲る。優しくて卑屈なか弱き者たちの国。己の夢や野心のためになりふり構わず力のみを信じ戦い抜く、かつてこの国の荒れ野を駆け巡った者たちはもう現れまい。」と言い、優しい声で「茶々はようやりました。」と言うと、自らの首に刃物を当てた。

安寧の世

かくして、安寧の世が訪れた。

家康の偉業を伝えるための書物を残そうとする南光坊天海(小栗旬)

秀忠は「いい話ばかり残すのもどうなのか?」と言うが「世間でも狡猾で恐ろしい狸と憎悪する輩も多ございます。」と周りがしかと讃えて語り継ぐことが必要だと天海は言うのだ。

そして、家康の孫・竹千代(のちの家光)の乳母である福(寺島しのぶ)も家康の偉業を竹千代に伝えていた。

家康は体調が優れず、阿茶がお世話をしている。

正信は寝ている家康の元に行き、「わしのような者を信用していただき、深く深く感謝しております。」と家康の手を取り「長きに渡り誠にご苦労さまでありました。」と言うと、家康も正信の手を取った。

阿茶は「天が遣わした神の君、あるいは狡猾で恐ろしい狸。いずれにしても皆から恐れられる、人にあらざる者になってしまった。お幸せだったのでございましょうか?」と心配していた。

「戦無き世を成し、この世の全てを手に入れた。ずっと欲しかったもの…求めていたものは…」と正信は答え、手を合わせた。

家康の前に現れたのは…

布団で木を彫る家康の前に「もう出ていってもよいかしら。」と現れたのは瀬名(有村架純)松平信康(細田佳央太)だった。

「お前たちずっとそんなところに…」と驚く家康に「父上、とうとう戦無き世を成し遂げられましたな。」と信康は言った。

「ようやりました。私の言った通りでしたでしょう。成し遂げられるのは殿だと。ご立派なことでございます。」と瀬名も言った。

家康は「立派なことなんぞ…やってきたことはただの人殺しじゃ。あの金色の具足をつけたときから望んでしてきたことはひとつもない。望まぬことばかり。したくもないことばかりをして…」と言う。

そこに竹千代がやってきて「おじじ様、上手に描けたので差し上げます。」と1枚の絵を置いていった。

竹千代のことを「不思議な子でございますね。」と言う信康に家康は「跡継ぎじゃ。」と答えた。

瀬名は「初めてお会いした時の誰かさんにそっくり。あの子が鎧を纏って戦場に出なくてよい世の中をあなた様がお作りになったのでしょう。あの子があの子のままで生きていける世の中をあなたが生涯をかけてお作りになったのでしょう。なかなかご立派なことと存じますが?」と言い、竹千代が持ってきた絵を見て信康と笑った。

「存外見抜かれているのかもしれませぬな。あなたが狸でもなければ、ましてや神ではないということを。」と言って瀬名が見せた竹千代の絵は兎の絵だった。

「みんなも待っておりますよ。私たちと白兎を。」と瀬名は言った。

鯉の話

「殿起きてくだされ。」言う声で目覚めた家康の前にいるのは鳥居元忠(音尾琢真)平岩親吉(岡部大)だった。

今日は信康と信長の娘・五徳の祝言の日だ。

元忠と親吉は「池の鯉が…」と話し始める。

信長から両家の絆と繁栄の証にと贈られた鯉が池に居ないと言うのだ。

鯉を届けた木下藤吉郎(ムロツヨシ)から「万が一、おらんようになったら、その時はどうなるか俺は知らんで。」と言われていた家康は焦る。

そこに大久保忠世(小手伸也)が骨だけになった鯉を持ってきて「誰かが食っちまったみたいで…」と言うのだ。

家康が酒井忠次(大森南朋)石川数正(松重豊)にどうすればいいか相談する中、渡辺守綱(木村昴)が間もなく五徳が到着し、信長自らも付いてきて「鯉を見るのを楽しみにしている。」と伝える。

家康は母の於大(松嶋菜々子)に鯉を捌いた者がいなかったかと聞くが、誰も何も知らない。

その後も、本多忠勝(山田裕貴)榊原康政(杉野遙亮)、夏目広次(甲本雅裕)本多忠真(波岡一喜)にも話を聞くが鯉を食べた者は見つからない。

そして鯉に目がないという鳥居忠吉(イッセー尾形)に話を聞くが「もし食ったのなら成敗せなねばならん。」と刀を出す家康。

だが家康は「もうよい。大事な家臣を鯉と引き換えにはできぬ。」と刀を下ろす。

「では鯉を食ってもお許しくださるので?」と聞く忠吉に「鯉は所詮鯉じゃ。食うて何が悪い!」と答える家康。

その家康の言葉を聞いた家臣たちはニヤニヤする。

「その言葉待っておりました。」と忠次が言う。

於大が「よう申した家康。」と皆を呼び「これでやっと鯉が食べられますな。」登与(猫背椿)が捌いた鯉を持ってきた。

「何が宝物じゃ。」「信長に媚びへつらうならまだしも、信長の鯉にまで媚びへつらっていられるか。」と口々に言う家臣たち。

「まんまと担がれましたな。」と言われた家康は「今から信長に謝るのはわしなんじゃぞ!」と怒るが美濃攻めで忙しい信長が来るはずもなかった。

笑う家臣たちに「馬鹿にしおって!笑うな!主君を一同でからかうとは何という家臣じゃ!」と怒る家康。

もしあのまま手打ちにしていたら…と聞かれた家臣たちは家康がそのようなことはしないと分かっていた。

「皆よう分かっているのです。殿というお人を…お心を。」と忠勝が言う。

家臣たちは次々に家康にお礼を言い、どこまでも付いていくと言う。

家康は「こちらこそじゃ。」と涙を流した。

家臣たちの中心で「心より感謝申し上げる。」と頭を下げる家康。

そして、現在の家康も同じように頭を下げると「お幸せでございますな。殿。」と瀬名の声が聞こえた。

「わしは幸せ者じゃな。」と家臣に囲まれた家康は涙を流しながら笑った。

家康と瀬名の会話

信康と五徳の祝言では海老すくいで大盛り上がり。

その光景に瀬名は「何と良き光景でしょう。こんな良き日は二度ありましょうか。まるで戦などないみたい。」と言った。

「わしが成したいのは今日この日の世かもしれんな。」と家康が言うと「是非ともあなた様が作ってくださいませ。」と瀬名は言うのだ。

「わしには無理だ。」と答える家康に「ただの白兎ですものね。」と瀬名は笑った。

「この者たちを見ていると、いつの日かそんな世が来るような気がするの。」と言った家康は「わしは信じるぞ。いつかきっとそんな世が来ると…いつかきっと…」と言うのだった。

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「どうする家康」感想

戦が終わる

大坂・夏の陣が終わりを迎えました。

乱世の亡霊と共にこの戦で命を落とすことも覚悟し、自ら戦場へ出る家康でした。

秀頼を演じた作間龍斗さん、茶々・お市の2役を演じた北川景子さんの最期の演技も素晴らしかったです。

小栗旬・寺島しのぶの出演

小栗旬さんが南光坊天海、寺島しのぶさんが春日局役で出演しました。

小栗さんは昨年の「鎌倉殿の13人」の主演でした。

「鎌倉殿の13人」の最終回で今作の主演の松本潤さんが家康役でサプライズ出演したことが話題となりましたが、そのお返しとばかりに今作の最終回には小栗さんが出演しました。

松本さんと小栗さんが親友関係にあることがお互いの作品への出演へと繋がったんでしょうね。

ナレーションを担当していた寺島しのぶさんは春日局役で出演しました。

今作のナレーション自体が春日局が竹千代に家康の功績を聞かせているという設定のようでした。

最後は…

大坂・夏の陣の後は弱り床に臥せっている状況が多かった家康。

神の君や狡猾な狸と言われるような晩年を阿茶は幸せだったのかと疑問を持っていました。

そんな家康の前に現れたのは安寧の世を誰よりも願っていた瀬名と信康。

そして、思い出す家臣たちと過ごした日々。

家臣たちと笑顔で過ごした日々を思い出し、家康は自分は幸せだったと涙を流す。

最後に家臣団、瀬名、信康の姿が見れて嬉しかったです。

終わりは家臣団の海老すくいを見ながら瀬名と戦のない世を願う家康というのも大円団という感じでよかったです。

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