『合理的にあり得ない 探偵・上水流涼子の解明』第2話が放送されました。
涼子が弁護士時代に顧問弁護士を務めていた諫間から娘を探してほしい。との依頼が。
傷害事件の容疑者になった時に話も聞かずに自分のことを切った諫間の依頼を涼子は受けるのか?
今話から仲村トオルと白石聖が登場!
『合理的にあり得ない』第2話をネタバレありでどうぞ!
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『合理的にあり得ない 探偵・上水流涼子の解明』第2話あらすじ
諫間グループ社長から依頼
弁護士時代の上水流涼子(天海祐希)が顧問弁護士を務めていた諫間グループの社長・諫間慶介(仲村トオル)に涼子は傷害事件で有罪になった途端に手の平を返すように関係を切られた。
今でも悪夢を見るくらい大っ嫌いな相手だ。
だが、そんな諫間から上水流エージェンシーに依頼の電話が入る。
諫間がどんなトラブルに巻き込まれたのか聞きに行くだけでも価値があると涼子は助手の貴山伸彦(松下洸平)と諫間に会いに行く。
そこで、諫間に依頼されたのは1週間前から行方不明になっている大学生の娘・久実(白石聖)を探してほしい。と言う。
会社が業績悪化の中、トラブルを知られたくない諫間は警察にも届けていなかった。
諫間自身も誰も信じていないから涼子に頼んできたのだ。
見つけてくれたら報酬はいくらでも出すという諫間の言葉に涼子は依頼を受ける。
潜入
涼子は早速、学食のおばちゃんになりきり大学へ潜入。
久実と一緒に写真に映っていた友人・亜矢と真理奈に元から知り合いだったかのように話しかけ、久実の話を聞く。
亜矢と真理奈の話だと久実は最近、大学を休んで六本木のクラブへ入り浸っているらしい。
涼子はバブリーファッションに身を包み、貴山と共に久実が入り浸っている六本木のクラブに潜入する。
貴山が金を渡しバーテンに久実の情報を耳打ちしてもらっていると、男たちに見つかり「金を渡して何コソコソしてんだ?」と言われるが注目を集めた涼子を男たちが見ている隙にそっと逃げる。
バーテンから聞き出した情報で久実の友だちエリ(早見あかり)に話を聞く涼子。
「ご家族が心配しているの。」とエリに久実のことを聞くが、「久実に言われている。『誰が来ても居場所は話さないで。私はあの家には帰らないって。』と。」と言い残し去っていく。
出て行ったエリを貴山が尾行する。
久実発見!
貴山が尾行したエリが入っていったのは会員制のバー。
どうやら久実は先に中に入っているらしい。
中では久実が今まで会ってきた人達とは違い諫間グループの社長の娘ではなく友人として接してくれるエリに出会えたことをお礼を言っていた。
そして、久実にエリの幼なじみ・広瀬リアム(猪塚健太)を紹介する。
会員制のため中に入れない涼子は昔からの顔なじみの警視庁・相談センターの丹波(丸山智己)を呼びつけていた。
現在は相談センター勤務で刑事ではない丹波を上手いこと言いくるめ、涼子はバーに乗り込む。
涼子に気が付いたエリがリアムと一緒に久実を連れて逃げた。
エリとリアムの情報
久実に逃げられた涼子は貴山の弟分で歌舞伎町の若者を束ねる浩次(中川大輔)に話を聞く。
浩次の話しだと、エリとリアムは2人で動いているヤバめの奴ら。
まず、エリが女の子に近づき、そのあとにリアムが口説いて夢中にさせて薬物漬けにする。
その後、金持ちサディストか海外に売り飛ばすと言う。
リアムは無類のギャンブル好きで口説いた女の子をカジノに連れて行く。と浩次は言う。
そのころ、久実はリアムに限度額無制限のブラックカードを見せたため久実を一緒にカジノへ連れてこられていた。
そこは浩次が張っていたカジノだったため貴山に居場所が届く。
涼子の作戦
リアムがギャンブルに夢中になっている間、潜入した貴山が久実に話しかける。
涼子の考えた作戦は久実を貴山に惚れさせること。
うぶな久実にベタな出会いを演出するが断られ、久実の飼っていた犬と同じ名前の猫を飼っていたことにして久実の気を引く。
その間に株で大もうけしたマダムになりきった涼子がリアムに近づく。
涼子と勝負したリアムは勝ち続けていたが、最後の一発勝負で負けてしまい、駆け付けた久実に「黙ってろ。ガキ!」と本性を見せてしまう。
驚く久実を涼子と貴山で連れて帰ろうとしたところ、店内が真っ暗になりエリが来てリアムと久美を連れて行ってしまう。
車内に連れ込まれた久実がどういうことなのか聞くとエリは「今までの話は全部嘘。友だちのふりをしていただけ。」と言い久実はリアムに薬を嗅がされ、そのまま車で連れて行かれてしまう。
取り引き
涼子は諫間に呼び出されていた。
諫間のもとに久実に薬物を打とうとしている動画が届き、助けたかったら5000万円を持ってこいと連絡がきていた。
諫間は全て涼子のせいだと言い、相手の言う通りに5000万円を払うと言う。
そんな諫間に相手に1円も払わずに久実を助ける方法があると言い、1億円用意するように要求する。
代理を頼まれたと涼子と貴山が受け渡し場所へ行く。
5000万円と久実の交換に成功した涼子は「賭けをしない?」と持ち掛ける。
もう5000万円があるから、賭けに勝ったら合計1億円が手に入る。と言うとギャンブル好きのリアムはノッてくるがエリに止められる。
だが、涼子に煽られリアムは賭けをやると言う。
1~10の数字の中からリアムが選んだ数字を涼子が当てると言う。
リアムは数字を選んだあと、何か仕掛けているんだろう。と涼子ではなく貴山に数字を当てるように言う。
「話が違う。」と戸惑う涼子に「だったら、賭けをやめて5000万円だけもらっていく。」とリアムが言うので涼子は貴山に数字を当てさせる。
貴山がヤケクソで言った数字は当たった。
5000万円入りのスーツケースを2つ持って帰ろうとした涼子にリアムは体当たりし力づくでスーツケースを奪って車で逃走。
貴山が慌てて車で追う。
残ったエリは涼子とやり合う。
だが、涼子はエリにまたがり上からパンチを振りかざした瞬間、傷害事件の記憶が蘇る。
一方、リアムが奪ったスーツケースを開けると札束ではなくサツマイモが入っていた上にGPSが仕込まれていた。
リアムはサツマイモの入ったスーツケースを置いて逃げた。
種明かし
涼子と貴山は無事に久実を連れて事務所に戻った。
エリは警察に涼子が突き出していた。
リアムが捕まるのも時間の問題だろう。
涼子たちは1円も渡さずに済んだ種明かしを久実にしていた。
あのスーツケースは蓋が二重構造になっていて、最初に開けた時には金の段を見せておき、次にリアムが開けた時には1段目のサツマイモが見える仕掛けになっていた。
リアムが置いていったスーツケースの下には現金が入っていたのだ。
リアムが選んだ数字が分かったのは、カジノでのやたらと数字にこだわりを持っていたリアムを見た涼子は占いのラッキーナンバーを信じていると確信。
浩次やその仲間たちを使い、今日のラッキーナンバーは2だと刷り込ませたのだ。
そして、涼子は久実に犬を飼えないという理由で家出したことでこれだけの人を巻き込み、自分も命を失うところだったことを説教する。
その後、諫間のところへ報酬をもらいに行った涼子は久実が人生経験を積むため涼子のもとで働くと置手紙を残して出て行ったことを知らされる。
「娘を連れ戻す。」が依頼だったと諫間に報酬の支払いを拒否される。
涼子は久実が諫間の唯一の弱点だと、女性が苦手な貴山が拒否するのも聞かず、久実を上水流エージェンシーで雇うことを決める。
『合理的にあり得ない 探偵・上水流涼子の解明』第2話感想
今回の潜入と小ネタ
今回の涼子の潜入は大学の学食のおばちゃん。
クラブへバブリーファッションで潜入。
株で儲けたマダム。
クラブでのバブリーファッションは浮きまくりでしたが、涼子いわく何かあった時のためにわざと目立っていたそう…。
そして、学食のおばちゃんを手慣れた感じでやる涼子は貴山にツッコまれ「昔、給食当番を少し…」と言ったり、上水流エージェンシーで働くこととなった久実に「何て呼べばいいですか?やっぱりBOSS?」といったセリフで天海さんの『chef~三ツ星の給食~』『BOSS』と天海さんの過去のドラマ作品に絡めた小ネタもありました。
涼子と貴山のやりとり
涼子と助手の貴山のやりとりにクスっときてしまいます。
そんな貴山は涼子の案で毎回、気の乗らない潜入をさせられています。
しかも毎回、涼子の思い描いた通りには進まず、貴山の臨機応変さで乗り切っていますね。
やっぱり、ナイスバディです。
諫間の娘
諫間の娘・久実が上水流エージェンシーで働くことに。
お嬢様で世間を知らな過ぎて見ていてイラっとしましたが、そこは最後に涼子が視聴者の想いを代弁すべく説教をカマしてくれました。
久実が涼子のもとで働いて、いい人生経験を積めることを願います。
貴山の過去は何?
今まで、貴山の過去やなぜ、涼子の助手をやっているのか謎のまま。
IQが高い天才なのに浩次みたいな弟分がいるところも謎ですが、今回の潜入で久実が父親の文句を言っている時にだけ何か思うようなことがある表情で「やめろ。」と一瞬、素に戻っていました。
貴山は家族関係で何かあるのかもしれません。
『合理的にあり得ない 探偵・上水流涼子の解明』次回は?
『合理的にあり得ない』次回は予知能力者が相手。
ゲスト出演者は高橋克実さん、笠原秀幸さんです。
諫間の娘・久実が加わった上水流エージェンシーは?
次回の涼子は何になりきる?
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