『合理的にあり得ない 探偵・上水流涼子の解明』第7話が放送されました。
今回の依頼は娘を誘拐された両親からの依頼!
犯人に家の中を監視され警察にも通報できない。
そこに犯人からホームパーティーの指示が!
集められたメンバーは全員が初対面!
犯人がこのメンバーを集めた目的は?
娘を無事に救い出すことはできるのか?
『合理的にあり得ない 探偵・上水流涼子の解明』第7話をネタバレありでどうぞ!
『合理的にあり得ない 探偵・上水流涼子の解明』第7話あらすじ
誘拐事件の依頼
貴山伸彦(松下洸平)は上水流涼子(天海祐希)に誘拐事件を解決してほしいという依頼がメールで来たことを伝える。
諌間久実(白石聖)が勝手にSNSで宣伝をしたのを見たらしく、依頼をしてきたという。
誘拐なんて普通警察に行くだろうからイタズラではないのかと言う涼子に貴山はそんなこともなさそうと女の子が拘束されている画像を見せた。
その子は石原星名ちゃん7歳。
母親は有名なインテリアコーディネーターの石原歩美(酒井若菜)で父親は経営コンサルタントの啓士(山崎樹範)、夫婦で稼ぎまくるパワーカップル。
ただ、身代金の要求はない。
ややこしそうだと警察に通報するように伝えてと涼子は言った。
貴山は警察には通報しようとしたそうだが、娘に刃物を向ける画像が送られてきて、けいさつに知らせたら娘を殺すと言われた。家のいたるところに監視カメラが仕掛けられていて、家族の行動はすべて筒抜けだと言った。
だとしたら、犯人が家の中に入った可能性がある。
探偵なのに、誘拐事件なんて無理と言う涼子。
依頼を受けた時点で500万円、更に救い出してくれたら1000万円という報酬にもまだ迷いを見せるが、貴山と久実にお願いされて、渋々乗ることにした。
潜入
涼子と貴山は犯人に監視されている状況なので、動物病院のスタッフに扮して、石原家へ潜入。
監視カメラで見ていた犯人からすぐにソイツラダレダとメッセージが送られてきた。
啓士が動物病院の先生と送るとショウコヲミセロと返ってきた。
犬のプーの症状を聞かれた貴山が専門的な病名で診断結果を言い、かなり重症なので今動かすよりここで様子を見させてくれと言った。
啓士が娘の大事にしている犬だからと犯人に頼み、許可を得た。
貴山が確認しただけでも、カメラはあらゆるところに仕掛けてあり、音声もすべて聞こえているようだった。
プーちゃんを静かな場所に移したいと言った涼子は寝室に案内してもらう。
寝室はベッドが2つ並んでいるのに、使っているのは1つのみのようだった。
寝室には貴山がチェックし、カメラがあるので理由をつけて違う部屋へ。
次は歩美の書斎。
ここのソファで誰かは寝ているらしい。
ここにも監視カメラがあった。
次は子供部屋。
ここには、カメラも盗聴器もなかった。
経緯
子供部屋に啓士も呼んで、改めて涼子と貴山は挨拶をして、経緯を聞いた。
今日のお昼過ぎくらいに、建築家の青田と打ち合わせをしていた歩美のもとに拘束された星名の画像が届いた。
その頃、啓士は会社にいて、歩美と同じ画像が届いていた。
歩美は星名より先に仕事に出ていて、啓士が星名を学校に見送った。
本当にちゃんと見送ったの?だったら何で星名学校に行ってないの?と歩美は啓士を責めた。
犯人からのメッセージは身元が特定できないアドレスで、貴山は自分のスマホにも転送されるように設定した。
カメラをいくつも設置していることから、犯人はこの家に自由に出入りできる人物の可能性が高いと心当たりを聞くと、家政婦・ハウスクリーニングの業者・庭師の他にも何人かいるというので、後で調べるためリストにしてもらうことに。
誰かに恨まれてる可能性を聞くと、歩美は「最近仕事が上手くいってないんだから、コンサル失敗した企業とかあるんじゃないの?」と啓士に詰め寄る。
啓士も君の方こそどうなんだ。と言い返すが、揉めている場合ではないと涼子が止める。
犯人からの指令
犯人からナニシテル?とメッセージが届き、星名の助けを求める声の入ったボイスメッセージが送られてきた。
とにかく、リビングに戻らなければと、啓士と歩美に小型のマイクとイヤホンを渡し、いつでも涼子たちと話ができるようにした。
そこに、犯人からの指令が来た。
それはイマスグホームパーティーヲシロだった。
啓士と歩美はホームパーティを開き、日頃の感謝を込めてサプライズでお呼びしました。と参加者に言った。
貴山は監視カメラのハッキングに成功し、子供部屋で涼子とカメラの映像を見ていた。
監視カメラは全部で6台も取り付けられていた。
これだけ取り付けられたのに、子ども部屋だけなぜ取り付けなかったのかが疑問だった。
そして、パーティーの参加者は犯人からの指示のもと集められており、全員が今日が初対面だった。
なぜこのメンバーが集められたか、犯人の目的も不明なため、涼子はパーティーに潜入するしかないと考えていた。
貴山は久実と有田浩次(中川大輔)に、石原家に出入りする人物のリストに載っている人たちを片っ端から当たるように頼んだ。
ホームパーティーの参加者
リビングに降りた涼子と貴山はプーちゃんの容体は安定したが、もう少し様子を見たいと石原夫婦に伝えに行く。
2人からパーティーの参加を促され、パーティーへの潜入に成功した。
パーティーの参加者は啓士の秘書・赤西(滝裕可里)、歩美と仕事をしていて石原家の設計もした建築家の青田(小柳友)、啓士の行きつけのスナックのママ・桃井、歩美のパーソナルトレーナー・黒川(野村祐希)、啓士のかかりつけの歯医者・白鳥(水沢エレナ)だった。
自己紹介を終えた白鳥は帰ろうとするが、犯人からダレモソトニダスナと指令が来て、白鳥が帰ろうとするのを必死で止めた。
ワイン好きの白鳥を涼子がビンテージワインで引き止めた。
地獄のホームパーティー
パーティー中に犯人から追加の指令が来た。
指令はフウフデイチャイチャシロだった。
こんなことに何の意味があるのかと困惑する啓士と歩美はどうやってイチャイチャすればいいのか分からなかった。
涼子の指示で、参加者の前でイチャイチャした姿を見せ、赤西は「社長と奥様って仲がいいんですね~。」と言い苦笑いをした。
青田は「歩美さんはそういうことするタイプじゃないと思ってました。」と言い2人から目を逸らした。
白鳥は「とってもよくお似合いの夫婦ですね~。」と作り笑いをした。
その様子を見ていた貴山は地獄のホームパーティーと言った。
家のチャイムが鳴り、モニターを見ると警察の相談センターの丹波(丸山智己)だった。
丹波は涼子の事務所での浩次の発言で涼子と貴山がパーテーィーに参加していると思い込んで、久実が慌てて隠した石原家の住所もちゃんと見ていて訪問したのだ。
丹波が警察と名乗る前に動物病院のスタッフとごまかし、涼子は玄関前で丹波を追い返した。
涼子が戻ると、犯人から次の指令が来ていた。
それはツギキスシロだった。
とてもそんな指令は聞けないと、啓士と歩美は監視カメラに向かって「いい加減にして。何が目的なの?お金ならいくらでも払うから。」と小声で言った。
だが、犯人からはカネイラナイ キスシナイトムスメカエラナイとメッセージが来た。
メッセージを見て泣き崩れる啓士。
パーティー参加者も2人の様子に異変を感じたようだ。
犯人が分かった
涼子と貴山は子供部屋に戻った。
涼子は「旦那さん、不倫してるね。」と言った。
相手は歯科医の白鳥で、白鳥は歩美が話しかけても全然目を合わせようとしないし、啓士と歩美がイチャついた時の白鳥の顔に啓士が異常に白鳥に気を遣ってる様子から察することができる。
夫婦は別々で寝ている様子から、冷え切った仲であることも分かる。
子供部屋にある高そうなぬいぐるみには袋がかかったままで、遊んだ形跡がないことから家族としても上手くいってないのかもしれなかった。
久実からの連絡で石原家に自由に出入りできる人物は全員アリバイがあったことが分かった。
それを聞いた涼子はこの誘拐が星名の自作自演だと言った。
不倫相手特定
そのころ、星名はパソコンで監視カメラの映像を見て、「パパとママ早くちゅーしないかなー。」と言っていた。
「あんなに仲悪いから無理だと思うよ。」と言う女性に「チューすれば王子様とお姫様はめでたしめでたしって書いてあったから大丈夫。」と言い、「美沙先生は言う通りやって。」と星名は美沙(浅川梨奈)に言った。
星名の目的はきっと父親と母親が不倫していると思っている。
それぞれの相手が分からなかったから、怪しい人をパーティーと称し呼び出して、夫婦が仲のいいところを見せつけて相手を怒らせてあぶり出すつもりだった。
というのが涼子の推測だった。
その時、玄関の監視カメラでは帰ろうとする白鳥を必死で止める啓士の姿が。
白鳥は啓士が歩美とイチャイチャする姿に耐えられなくて、私は別れてもいいんだよ。と言っていた。
次は歩美の書斎に歩美と青田がいた。
青田は歩美に自分に焼きもちを妬かせたいからあんなことをするのかと言っていた。
だが、否定した歩美は「何度も言いましたが、あなたは私の仕事のパートナーでしかありませんから。自分の家庭を壊す気はありません。」と言った。
同じく監視カメラを見ていた星名は「ママは不倫していなかった。パパの相手は歯医者さん。パパがあの人とケンカしたら、パパとママ前みたいに仲良くしてくれるよね。」と言い、次の指令を送ろうとしていた。
その指令はイシハラケイシがハイシャニスープヲカケロだった。
漢字の指令
涼子と貴山は星名の自作自演と分かり、頃合いを見てカメラに怒って終わりにしようかと話していた。
すると、次の指令が来た。
星名からだと思って見た貴山は急にメッセージが漢字に変わっていると涼子にメッセージを見せた。
そのメッセージは石原歩美が歯科医・白鳥薫を殺せだった。
早く殺さないと、娘が死ぬぞとのメッセージの後に、手足を縛られた星名が空の浴槽に入れられ、ドライアイスににさらされているLIVE映像だった。
ドライアイスは二酸化炭素の個体のため、このままだと意識を失い、最終的に呼吸が止まり、二酸化炭素中毒死すると貴山は説明した。
涼子は「こんなことが7歳の子供にできるわけない。」と言った。
本当の犯人
子供部屋にこれは何なのかと言い、入ってきた啓士と歩美に最初は星名が両親の不倫をやめさせるために計画した狂言誘拐だったと説明。
だが、今は何者かが本当に星名を誘拐したと涼子は言った。
家に出入りする人物は全員シロだった。
他に心当たりがないか聞く涼子は啓士に白鳥と不倫していることを確認し、その不倫相手を奥さんに殺させようとしてることから、2人に恨みがある人しか考えられないと啓士に本当に心当たりはないか聞いた。
なかなか言わない啓士に「ハッキリ言って。他にも不倫相手いるんでしょう。さっさと言って。時間がないの。」と涼子は啓士の胸ぐらをつかみ、貴山に止められる。
星名が危険な状態のLIVE映像を改めて見た啓士は泣きながら、元家庭教師の岡田美沙が白鳥の前に不倫していた女性と明かした。
しつこいから、すぐに別れた。と言ったが歩美に最低と言われ、不倫した理由を歩美が仕事で成功して、忙しそうにしていたから寂しかったと言った。
また、言い争いを始める啓士と歩美を涼子が一喝し、岡田美沙の住所を貴山が聞いた。
風呂場に星名を監禁していた美沙は監視カメラの映像が映るパソコンに向かって「啓士さんは私だけのもの。誰にも渡さない。」と呟いていた。
犯人の命令を聞く
岡田美沙の住所を聞いた久実と浩次が美沙の家に向かった。
だが、中には誰もいなかった。
犯人からは早く歩美に白鳥を殺させろ。というメッセージの後に娘が死ぬぞと大量のメッセージが送られ続けてきた。
「こうなったら犯人の言う事を聞きましょう。奥さんが白鳥さんを殺すしかない。」と涼子は言った。
石原夫妻は覚悟を決め、今から妻が殺しますとメッセージを送った。
メッセージを見た美沙はパソコン画面を食い入るように見つめた。
啓士が白鳥を庭に連れだし、それを歩美が追いかける。
歩美はナイフを持ち、啓士と話す白鳥の背中を刺した。
それに気づいた桃井が悲鳴を上げる。
一部始終を監視カメラで見ていた美沙は笑った。
血の付いたナイフを持った歩美はカメラに向かって「これでいいでしょ?娘を返して!早く星名を返して!」と言った。
すると、美沙が庭に現れ「やっと邪魔な女が死んだ。」と言った。
「あとはあんたがいなくなれば、啓士さんは私のもの。」と持っていたナイフを振りかざし、歩美の方へ走って行った。
だが、歩美を啓士が庇った。
もう一度ナイフを振り上げた美沙を蹴りを食らわせた涼子が取り押さえた。
涼子は白鳥と入れ替わり、ジャケットに血のように見せたトマトジュースを仕込んでいた。
捕らえられた美沙は「でも、もう子供は助からない。」と笑った。
だが、そのころ貴山が星名を助けていた。
貴山の呼びかけに目を覚まし、無事だった。
追い出した丹波が釣った魚をアクアパッツァにして持ってきて、この状況に驚くが、「殺人未遂及び少女監禁の容疑者。」と涼子は美沙を丹波に引き渡した。
星名の思い
歩美をかばった啓士は腕を少し切り、歩美が包帯を巻いていた。
そこに貴山が星名を連れて帰ってきた。
抱きしめた星名に何でこんなことをしたのか歩美が聞くと「2人に仲良くなってほしかったの。そしたら、美沙先生がいい方法があるって…」と言った。
星名は3年前まで家族で住んでいたアパートにいた。
監禁された風呂場の模様と、星名の部屋に飾ってあった風呂場で撮った写真に映った模様が一緒だったことから特定できた。
星名がそこを選んだ理由はそこに住んでいたころは両親の仲が良かったからだった。
「もう1度あのお家に戻りたい~。」と星名は泣いた。
涼子は大切な娘に二度とこんな悲しい思いをさせないようにと言い、啓士と歩美と星名は3人で抱き合った。
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『合理的にあり得ない 探偵・上水流涼子の解明』第7話感想
誘拐事件
今回は誘拐事件でした。
子供部屋だけカメラが仕掛けられてない時点で狂言誘拐かなとは思いました。
寝室の様子から夫婦の仲が良くないのも明らかでしたから、パパとママに仲良くしてほしくてしているのかと思いましたが、不倫相手をあぶり出すためとは…。
それもこれも、啓士の別れた不倫相手だった美沙が現在の不倫相手をあぶり出し、妻と一緒にいなくなる計画を実行するために、娘をいいように使っていたんですね。
次から次へと不倫している父親が全部悪かったってことです。
丹波と浩次
涼子の事務所で丹波と浩次が顔を合わせていました。
意外にもこの2人、初対面だったんですね。
でもお互い有名みたいで存在は分かっていましたね。
久実ちゃんは警察である丹波に誘拐のことを知られてはいけないと思っていたのに、浩次がパーティーと言って住所まで見せちゃって…。
急いでごまかした久実ちゃんでしたが、丹波はしっかり住所見てて、現場に現れちゃうって期待通りの丹波でした。
キャラ濃い目の丹波と浩次の絡みはもっと見てみたいです!
謎の数字・3776
最後に、明細書を見ていた涼子は明細書に書かれた3776という数字に反応。
どうやら、この数字は涼子が起こした傷害事件の被害者が呟いた数字みたいです。
しかも、涼子が被害者に殴りかかる直前に呟いたと思われるので、この数字が何かの暗示にかかる数字になっている?といった感じです。
明細書で数字を見た涼子も表情が変わっていって、貴山からの呼びかけで正気を取り戻した感じでした。
涼子が起こした事件の鍵を解く数字なのは間違いなさそうです。
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名コンビが解消⁉
涼子は高校時代の後輩と急接近!
貴山に芽生えた涼子への感情?
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