『合理的にあり得ない 探偵・上水流涼子の解明』第４話が放送されました。
今回は上水流エージェンシー初めての依頼を振り返る。
涼子と貴山の出会いも！
強烈な役を演じるゲストは水野美紀！
『合理的にあり得ない 探偵・上水流涼子の解明』第４話をネタバレありでどうぞ！
『合理的にあり得ない 探偵・上水流涼子の解明』第４話あらすじ
貴山の秘密
貴山伸彦（松下洪平）は父の見舞いに来ていた。
そこに担当医師が来て変わらず意識不明なこと、昨日も警察が来て意識が戻ったら連絡がほしい。と言われたことを話す。
貴山は医師に「引き続きよろしくお願いします。」と頭を下げた。
上水流涼子（天海祐希）から来た連絡には猫カフェにいると嘘をつき、父のことを隠しているようだが、涼子は病室の外にいて、医師との会話を聞いていた。
ビューティークリニックの制服
事務所に戻った涼子に雑用として働いている諌間久実（白石聖）が片づけをしていたら出てきたと有名ビューティークリニックの制服を着て見せてきた。
見たくないから着替えるように言う涼子に何があったのかを聞くと、上水流エージェンシー最初の依頼の時に使ったものだと貴山が答えた。
そのことを詳しく知りたがる久実に涼子は渋々８か月前のことを振り返る。
初めての依頼
８か月前、涼子は警察の相談センターに異動したばかりの丹波（丸山智己）に手伝ってもらいながら探偵事務所・上水流エージェンシーの立ち上げ準備をしていた。
弁護士だった涼子は依頼人を殴ったことで傷害罪で有罪となり、弁護士資格を失った。
丹波はその時に涼子をかばったことで刑事からお客様センターに異動になったのだ。
頭に入った弁護士としての知識を生かし、表立って相談できない人のために動く探偵となったのだ。
初めての依頼は弁護士事務所のころの後輩が紹介してくれた西田真紀（市川由衣）だった。
後輩弁護士・谷川の話では真紀はとあるビューティークリニックでひどい外傷を負ってしまった。と言う。
真紀は生まれつき顔に大きなあざがあり、結婚するのを機にあざを消そうと思った。
そこで訪れたのがマジェスティックビューティーラボ。
院長は愛原樹里亜（水野美紀）
樹里亜は「美しさを与えるのは神だけではありません。私は魔法使いなの。」と言い真紀のあざを見て「これくらいならすぐに消えるわ。」と言った。
施術は樹里亜が行い、オリジナル美容薬を塗られ、レーザーを当てられた。
１週間後には確かにあざは消えて綺麗になった。
だが、半年後にあざが徐々に浮き出てきて、しばらくすると、もっとひどくなってしまった。
クリニックに言ったが、責任はないと言われ、警察にも行き、カルテの開示請求を行ったが、これでは刑事責任は問えない。と言われてしまった。
というのも、カルテに記載してある薬品名や治療法には問題がないのだ。
同意書もあるため、裁判をしても時間と費用がかかってしまうからおすすめできないと言った谷川だったがどうしても諦めたくないと言うので涼子のもとに連れてきたのだ。
涼子は真紀の希望を聞くと、「元に戻してほしい。」と言った。
涼子は自分は医者ではないので…と言いかけたところで真紀は前髪をどかし、額を見せ「こんな顔にされてしまったんです。」と涼子に訴える。
その額は半分ほどが大きなあざで覆われていたのだ。
元に戻すには海外での整形しかないが、そのためにはお金がかかる。
マジェスティックビューティーラボには悪い噂が絶えないが巧みに隠蔽していて弁護士では太刀打ちできない。
そのためこのクリニックの悪事を暴けば相当なお金を引っ張れると言う。
彼女を救ってあげられるのは涼子しかいない。と谷川に言われ、涼子は依頼料の200万円を依頼達成時の支払いOKとして、依頼を受けた。
直接対決
涼子は樹里亜に直接会いに行き、真紀からの依頼を話した。
だが、名刺を出すと樹里亜は涼子のことを「ニュースで見た暴力女弁護士」と言った。
真紀のことも「まだうちのせいだとか言ってんの？」と相手にしない。
涼子が諦めずに法律の知識で責任を問おうとするが樹里亜は「そういうの本物の弁護士と話して、全部終わったことだから。」と言い涼子のことを「元・犯罪者」とまで言って追い返した。
事務所に戻り、丹波に愚痴を言いながら激辛料理を食べる涼子。
涼子は相手のクリニックの悪事を暴きたいが、どうやったらいいか分からないのだ。
そんな涼子に丹波は廃業した探偵が使っていた探偵グッズとクリニックの情報を開業祝いとして持ってきてくれていた。
どうやら、あの社長は秘書を募集しているらしい。
条件は頭脳明晰・容姿端麗・健康な男子で年齢は25歳～32歳に限る。
そして、社長はイケメンに目がないらしい。
貴山との出会い
今度はその頃はまだ涼子と働いていなかった貴山の話。
飼っていた猫を捜していた貴山だったが、その猫が涼子の車のボンネットに入っていた。
そこに貴山が来て、猫で汚れたジャケットの弁償を要求する涼子だったが、貴山を改めて見ると顔が整っていることに気づく。
ジャケット代を払う代わりに貴山を樹里亜の秘書として潜り込ませることにした。
貴山を着替えさせ丹波からもらった探偵グッズの無線機をつけさせ、採用試験に向かわせた。
試験では過去のセンター試験を抜粋した問題を解かなければならなかったが貴山は秒殺。
貴山はIQ140の持ち主だった。
次の英語のスピーチも難なくクリア。
だが、最終審査は樹里亜を口説くこと。
ここで貴山は大苦戦。
涼子の無線機での指示も虚しく撃沈して帰ってきた。
事務所で貴山は今までに女性と付き合ったことがないと知り驚く涼子。
そんな話をしている時に貴山のスマホが鳴った。
それは樹里亜からの電話で秘書に合格したとの知らせだった。
潜入
貴山が樹里亜の秘書として潜入することに成功したが、なかなか何も掴めない。
そんな時、真紀が事務所を訪れ結婚が破談になったことを伝えた。
「こんな顔の奥さん、人に見られたくないですよね。」と泣く真紀に涼子は樹里亜から必ずお金を取ることを誓う。
貴山の報告によると、樹里亜が必ず持ち歩いている黒革の手帳があるという。
中には薬品名などが書かれており、カルテに記載できないことが手帳に書いてあるのではないかと予想された。
しかも、手帳を持ち歩かない時の保管は厳重な金庫。
何とかして、その手帳を手に入れたい涼子は樹里亜をベロベロに酔わせてその隙に金庫の鍵を拝借できないかと考えた。
対決
ベロベロに酔わせる作戦なら、つてがあると貴山は有田浩次（中川大輔）を涼子に紹介する。
浩次は顔が利くことから、SMクラブを借りホストクラブのように見せ、ホストも浩次の友達で揃えてくれた。
貴山が面白い所に飲みに行きましょう。と樹里亜を誘いホストクラブへ連れてきた。
だが、ホストは不細工ばっか、内装も趣味が悪いと樹里亜は帰ろうとする。
マズイと思った涼子は自ら出ていき、自分はこのお店の常連だと言いシャンパンを入れる。
すると樹里亜も涼子に負けてられないと、1番高いシャンパンを注文する。
そこから、涼子が吹っかけて樹里亜との言い合いが始まった。
頭に来た樹里亜は涼子の頭からシャンパンをぶっ掛ける。
負けじと涼子も樹里亜の頭からシャンパンをぶっかけた。
キレた樹里亜に涼子はコレで勝負をつけよう。とテキーラを出した。
テキーラの瓶をだいぶ空けて樹里亜は潰れた。
金庫の鍵も無事に手に入れ、樹里亜を浩次達に見張らせ、涼子と貴山はクリニックに向かう。
金庫
金庫の鍵を開けて、後はダイヤル式の鍵のみ。
そこは貴山が自分に任せてください。とダイヤルを回し順調にロックを解除していく。
残り１つまでになったところで、浩次から樹里亜が起きたと連絡が入る。
目が覚めた樹里亜は会計をしようとバッグを開けて鍵がないことに気がつく。
院長室に忘れてきたと思った樹里亜はタクシーに乗りクリニックに向かった。
貴山は涼子に３分時間を稼ぐように言った。
涼子は清掃のおばちゃんに扮装し、院長室の前で何とか樹里亜を引き止めることに成功。
その間に貴山が最後のロックを解除し、手帳の中身をスマホで撮影した。
樹里亜が院長室に入る頃には鍵もデスクの上に置いてあった。
手帳の中身
手帳の中身を持って涼子は樹里亜に話しに行った。
貴山が涼子とグルだったことに怒る樹里亜。
涼子は
手帳には真紀の施術をした日付けに、あざの患者に新薬lavanを使用。と書いてあった。
lavanはイスラエルの薬で日本では無認可の薬。
しかも現地では肌が荒れる事例が報告されている。
それを真紀に使ったがカルテには記載しなかった。
業務上過失致傷罪にあたる。
と涼子は真紀の顔を直すための2000万円でこの写真を買い取るように樹里亜は言った。
樹里亜はlavanは本当に危険な薬で肌が荒れるだけではなく、壊死してしまう。と認めたうえで、手帳に書いてあるのはlavanではなく、1avanと言うクリニックのオリジナルの美容薬だと言った。
樹里亜は「メモじゃなく実物の薬を持ってきてみな。あんたごときじゃ私に一生勝てないの。」と涼子に言い切った。
どうせ実物の薬なんてとっくに破棄している。
涼子は樹里亜に敗北したのだ。
一矢報いる
樹里亜から2000万円を取ることは叶わなかった。
だが、樹里亜のお気に入りの2000万円のネックレスを頂戴することに成功していた。
ホストクラブで涼子が樹里亜にシャンパンをかけた時、ネックレスが汚れたことに憤慨する樹里亜から拭くふりをして預かった貴山がレプリカのネックレスとすり替えていたのだ。
樹里亜もすり替えられた事に未だに気づいていないようだった。
このネックレスがあれば真紀のあざを治すには十分な金額になるはずだ。
バディ誕生
貴山は弁護士だった人が窃盗なんていいのか？と涼子に聞くが依頼人が助かるならそれでいい。と涼子は答えた。
そして、これから探偵としてダーティーなことや、ずる賢いこともやっていかなくてはならない。
それには仲間が必要。と貴山をこの探偵事務所で働かないかと誘う。
貴山もIQ140ありながら、金庫破りができたり、ネックレスのレプリカを用意できたりと過去に何かありそうだが涼子は現在の貴山を信じることにした。
「私と一緒にやってみない？」と改めて貴山を誘う。
「分かりました。僕でよければ。」と貴山も答えた。
涼子は
１つだけ、約束しよう。お互いに決して嘘をつかないこと。
と言い２人は握手を交わした。
最悪な結末
涼子と貴山の出会いが運命みたい。と言い感動している久実に「この話はハッピーエンドじゃない。」と貴山は言った。
依頼人の西田真紀は涼子達がネックレスを渡す前に自殺したのだ。
自殺した日は真紀が結婚式を挙げるはずだった予定の日だった。
「だから思い出したくなかったの。」と涼子が言ったその時、事務所のドアをノックする音が聞こえる。
事務所に入ってきたのは、あの時の天敵・愛原樹里亜だった。
「何であんたがここに？」と怒る涼子に樹里亜は「仕事の依頼。助けて。私殺されそうなの。」と言った。
『合理的にあり得ない 探偵・上水流涼子の解明』第４話感想
最初の依頼
上水流エージェンシー初めての依頼は、まさかの涼子敗北。
ここでも貴山の機転で一矢報いて依頼人を救うためのお金は手に入れられたと思いきや、間に合わず依頼人が自殺すると言った後味の悪い結果となってしまいました。
ただ、この件には涼子もまだ知らない新事実があるようで、それが次回。
自殺してしまった依頼人の婚約者によって明かされるそうです。
天海祐希vs水野美紀
涼子の最初の敵で敗北を喫してしまった相手はビューティークリニックの院長でした。
この強気な院長を演じる水野美紀さんが、流石の演技でした。
水野美紀さんにしては控えめな方だったかもしれません。
強い女を演じたら右に出るものはいない天海祐希さんと対決できるのは水野美紀さんレベルではないとできませんからねー。
この対決は次回も見られそうです。
バディ結成の経緯
上水流エージェンシー立ち上げの時には涼子１人で貴山はまだいませんでした。
貴山と出会ったのも、たまたまでしたが樹里亜のところに潜らせるには最適な人物でした。
そんな偶然からだが貴山を潜入させてからIQ140もあることを知り、機転の利く貴山をもしかしたら凄く使える？と思った涼子。
２人はバディを組むこととなりました。
現在の涼子にズバズバ言う貴山とは違う姿も見れました。
貴山の過去と秘密
そんな貴山は浩次みたいな知り合いがいたり、金庫破りができたりと、過去に何かありそうですが、それは今回も分かりませんでした。
そして、意識不明で入院中の父。
警察からも事情を聞かせてほしいと言われているようで何らかの事件に巻き込まれたのかもしれません。
最初に嘘だけはつかない。と約束した涼子にもこのことは言えないようです。
父親の事件に涼子が何らかの形で関係していて、貴山はわざと涼子の助手になれるように近づいたってこともあるのかもしれません。
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『合理的にあり得ない 探偵・上水流涼子の解明』次回は？
『合理的にあり得ない 探偵・上水流涼子の解明』次回は
涼子は因縁の相手の依頼を受けるのか？
涼子も知らなかった８か月前の新事実とは？
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