『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』第5話が放送されました。
今回は同窓会赤ワイン殺人事件⁉
同窓会の参加者が全員被疑者?
その中には牛島署長も!
『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』第5話をネタバレありでどうぞ!
『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』第5話あらすじ
目黒係長
退職した江戸係長の後任で目黒元気(磯村勇人)が強行班係長になった。
係長になったことを諸星美沙子判事(吉瀬美智子)にお祝いされたことを思い出し、にやける目黒。
強行班係の岸本凛(長井短)や原口奈々美(岡崎紗絵)が「目黒係長」と呼ぶ中で、仲井戸豪太(桐谷健太)は相変わらずのメグちゃん呼びだ。
署長の同窓会
署長の牛島正義(伊藤淳史)は高校の同窓会に出席していた。
高校時代に片思いしていた城山由希子(黒川智花)と話ができて、嬉しそうな牛島。
そこに、津川亮太郎(敦士)がワインを飲みながら牛島に話しかけてきた。と思ったら津川が倒れた。
周囲が騒然とするなか、牛島は救急車を呼ぶように言い、津川の心臓マッサージをしていた。
殺人事件…
強行班係が現場に着いたころ、津川が救急車に乗せられるところだった。
津川は心肺停止の状態で運ばれていった。
そこに、牛島署長が出てきて、運ばれたのが高校の同級生と聞き、驚く強行班係の面々。
牛島は事件の可能性があるとして、会場内の飲食物を全て押収し、関係者全員を帰らせないようにと指示を出した。
津川は赤ワインを一口飲んで急に倒れた。
苦しんだのは一瞬で、すぐに意識がなくなった。と牛島は説明。
ワインに毒物が入っていた可能性があり、鑑定結果が出ないと何とも言えないが、牛島は青酸化合物ではないか。と言った。
目黒は出席者全員の名前と連絡先、津川さんの言動で気になることはなかったか、ワインに何かを混入した人物を見た者はいないかを聞き取り捜査をするように指示を出した。
同窓会の出席者に聞き取りをするが、誰も何も見ていないし、これと言った情報は得られなかった。
牛島は県警捜査一課長の見城(池田成志)に連絡し、殺しの可能性があるため、捜査一課と検視官の派遣を要請する。
そして、検察の持丸支部長(峯村リエ)にも連絡し、殺人の可能性があると、検察も初動捜査から加わることのなるので担当検事を決めてもらうようにお願いした。
そこに目黒が来て、津川亮太郎の死亡が確認された。と言った。
犯人は同窓会の出席者か、ホテルスタッフの中にいると思われ、その中には牛島も含まれると目黒は言った。
「署長が犯人なわけ…」と驚く豪太たちだが牛島本人が「目黒係長の言うとおりです。」と言った。
捜査会議
殺人事件の捜査となり、みなとみらい署に捜査本部が立ち、見城捜査一課長らが来た。
担当検事は二階堂検事(北村有起哉)で、二階堂と立会事務官で豪太の妹・仲井戸みなみ(比嘉愛未)も署にやってきた。
捜査会議が始まり、一課長より牛島署長は事件関係者のため、捜査には加わらず、参考人の1人となっていることが伝えられた。
検視結果が豪太から伝えられる。
津川亮太郎の死因は青酸化合物による中毒死で、津川が倒れる直前に飲んだ赤ワインから同じ成分の青酸化合物が検出された。
毒物が検出されたのは、津川が飲んだグラスのみで、犯人は最初から津川を狙ったものと思われた。
出席者の1人が、撮っていた動画にたまたま津川が倒れたところが映りこんでいた。
最初、動画の端の方で、津川が誰かと話している。
そして、ワインを受け取り、牛島のもとに行き話をしている途中で津川が苦しみだし、倒れた。
動画には映っていないが、最初に話していた人物が津川に毒物入りのワインを渡したように見える。
豪太は動画撮影をしていた人物と署長にはワインの渡しようがないので、犯人から除外していいんじゃないかと言う、捜査一課長は単独犯でない可能性もあると言った。
二階堂は同窓会に出席していた49人全員が捜査対象者だと言った。
署長を取り調べ
二階堂は牛島署長に被害者の津川はどういう人物だったか聞いた。
牛島は、高校時代は勉強ばかりしていて、同級生のことはよく分からない。
卒業後に会ったのも同窓会に出席した今回が初めてだった。
目黒は署長が城山由希子にラブレターを渡していた情報を得ていたため「城山由希子さんのことは知っていたんですよね?」と尋ねる。
署長は城山について、当時から可憐で清楚で透明感のある女性だったと言い、城山が事件に関わっているとは思えない。と言った。
被害者の人柄
豪太と目黒は検事局の二階堂のもとを訪れ、被害者のIT会社の社長を務める津川について会社で社員を罵倒したり、ライバル会社を蹴散らしてきたりと津川を恨んでいる人は多そうだと報告した。
だが、津川の高校時代はパソコンオタクで地味だったと同級生は全員証言している。
同級生の中で、最近の津川さんと関わった人物で、そこでトラブルが起きたのではないか?と推測できる。
その相手が誰なのか?
そして、誰が青酸化合物を手に入れられるかも調べなければいけない。
容疑者1
そんな時、署長のもとに同級生の堀(佐野泰臣)から電話がかかってくる。
津川が会社を立ち上げた時のことで思い出したことがあると言い、捜査に関わることは今は自分は聞けないと言い、豪太と目黒が話を聞きに行く。
堀の話では、津山が会社を立ち上げた時に、同窓会にも出席していた同級生の唐沢吾郎(忍成修吾)も一緒だったという。
小さなベンチャー企業だったが、業績は上がっていった。
それは津山の力はもちろん、唐沢の営業力の力も大きかったはず。
だが、何かをきっかけに意見が対立して唐沢が追い出される形で会社をやめたらしい。
その後、津山の会社は大成功。
一方の唐沢は実家の書店を継いだが、本の売り上げ自体が落ち込んでいることから、経営は上手く行っておらず、借金もあるそうだ。
自分が追い出された会社で上手くいっている津山を恨んでいてもおかしくない。
最初の聞き取りでも津山との関係を言わなかったのも気になる。
容疑者2
今度は署長のもとに、同級生の山中みち(山田キヌヲ)から電話がかかってくる。
みちの情報はなんと、由希子が城山と不倫関係にあったことだった。
署長はショックを受けつつも、話は聞けないため、また豪太と目黒が話を聞きに行く。
みちの話だと、2人の関係が始まったのは10年前に行われた同窓会がきっかけだったらしい。
みちは由希子本人から聞いており、去年の冬に会った時に、まだ関係が続いていると言っていたという。
調べで、津山は携帯に由希子の電話番号を偽名で登録していた。
復元したメッセージのやりとりを見ても不倫関係なのは間違いない。
直近のメッセージでは由希子からのメッセージに津山が返信していないことから、由希子が津山に捨てられた可能性が出てきた。
唐沢と津山のトラブルが10年前以上であったこと。
由希子が製薬会社のラボで働いていることから青酸化合物が手に入れられる可能性も指摘された。
目黒が由希子の聴取を志願したが、捜査一課長が由希子の聴取を、所轄は唐沢の聴取をすることになった。
事情聴取
唐沢を取り調べする目黒。
唐沢が津川との関係を話さなかったのは聞かれなかったから。
津川に会社を追い出されたことに関しても、当時は腹が立ったが、13年も前のことなのでもう何とも思っていない。と答えた。
由希子を取り調べる捜査一課長。
由希子は津川との不倫関係は認めた。
青酸化合物のような危険なものは厳重に管理されているので、持ち出すことなんてできない。と答えた。
そして、津川を殺すなんてこと、絶対にしない。と言った。
唐沢の方は、書店経営は厳しく店を畳むつもりだと話した。
借金は1200万ほどあるが、店と土地を売れば返せると言った。
唐沢の取り調べを見ていた豪太は由希子の取り調べを見に行く。
由希子は津山から2週間ほど前に別れを切り出されていた。
理由は分からない。と答える。
10年も不倫関係にあって、あっさり別れを受け入れたかと疑問を呈すが、逆に不倫について質問された捜査一課長はリズムを崩され取り調べ室から出、「もう無理!なんかすごい疲れる。」とお手上げ状態だった。
二階堂は「自白より物証。」と言い、由希子が青酸化合物を入手した形跡と犯行動機に繋がる物証を見つけるように言った。
唐沢の怪しさ
豪太は改めて由希子が不倫を認めたことを署長に報告する。
署長は「やっぱり、人は20年も経てば変わるんですね。」と落ち込む署長に豪太は「被疑者は彼女だけじゃありません。」ともう1人の被疑者・唐沢の書店を変装して訪ねる。
そこには、完全犯罪マニュアルや危険物取り扱いなどの本が並んでおり、カウンターにいる唐沢がニヤリと笑った顔に何かを感じ取った豪太。
署に戻り、唐沢からはヤバい匂いがする。と訴え、家宅捜索をするように言うが、そんな理由で令状が下りるわけもなく、目黒は却下する。
すると、豪太は署を出た。
豪太は交番勤務の田口(湯江タケユキ)にからさわ書店の店主の悪い噂などを聞いたことがないか、尋ねてみるが聞いたことはない。と言われる。
田口は桜川橋緑地の池の魚が大量に死んで浮いているという通報がたくさん入り、行かなければならないと言った。
それを聞いた豪太は一緒に行くことに。
家宅捜索
一方、由希子の自宅と会社には家宅捜索令状が下り、捜索することに。
会社の青酸化合物の管理に怪しいところはなく、由希子が持ち出した形跡はなかった。
しかし、自宅から出てきた産婦人科の診察券から、由希子が妊娠していることが分かる。
本人に話を聞いたところ、父親は津山で産んでほしくないと言われた。
それが原因で別れたが、喧嘩別れではなくお互い納得して別れたと由希子は言った。
だが、捜査本部では額面通りに受け取れるわけもなく、妊娠を機に捨てられた恨みで殺したのではないか?という話になった。
しかし、それでは物証にはならず逮捕の理由にはならない。
魚の死
そこに豪太が入ってきて、交番で聞いた池の大量の魚に死について話してきた。
そこの池の水を科捜研で調べてもらったところ、青酸化合物が検出された。
しかも、津川が飲んだワインに入っていた青酸化合物と成分も一致した。
犯人が残りの青酸化合物を池に捨てたということだ。
しかも現場は由希子の家から80mのところにあった。
だが、由希子が犯人なら、下水に流すかどこかに埋めればいい話。
真犯人が由希子に罪をなすりつけるために、池に青酸化合物を捨てたのではないか?
と豪太は言った。
真犯人と動機
そして、池の近くの防犯カメラから、池に青酸化合物を捨てたのは唐沢と判明。
ノートパソコンから海外から非合法に青酸化合物を購入した履歴も出てきた。
津川を殺したことを認めざるを得なくなった状況で、津川がどんなやつか知らないから。と話し始めた。
あいつに人生狂わされた。
自分が大きくした会社を独り占めされた。
店も土地も抵当に入っていて1200万の借金が、どうしても返せなくて津川に金を貸してくれるように頼んだ。
だが、相手にされなかったうえに「価値のない人間」と言われたことを話し、「ひどいでしょ?あんなやつ死んで当然ですよ。」と言い取り調べをする目黒に「分かってくれますよね?」と言った。
目黒は「お前が殺したんだな。」と言い唐沢が「殺しましたよ。」と認めた。
同窓会で犯行に及んだのは、山中みちから津川と由希子の不倫関係を聞いたから。
何かあれば、疑われるのは由希子だよ思ったから。
すると、今度は「山中があんなこと教えなければ…」と言い出した唐沢。
そんな自分勝手な唐沢に目黒は「ふざけるな。どんだけ自分勝手言い訳並べてるんだ。ただの逆恨みだ。お前が津川さんに言ったこともお前の作り話なんじゃないのか?確かなのはお前が最低な殺人犯だということだけだ。」
「その涙で同情を買えると思うなら、検事の前でそれをやってみろよ。判事の前でそれをやってみろよ。」と言った。
二階堂は唐沢の逮捕状を請求するように言い、送検後は自分が取り調べをすると言った。
『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』第5話感想
目黒係長!
江戸係長の後任はメグちゃんでした。
そんなメグちゃんは捜査会議で変な小芝居を挟むなどの相変わらずのキャラでした。
ただ、捜査では指示を出したり係長らしくなっていました。
そして、最後の容疑者への説教はビシッと決まっていました。
諸星判事とメグちゃんと二階堂検事
係長になったメグちゃんは諸星判事に祝ってもらったことを思い出し、ニヤニヤ。
そんな諸星判事も二階堂の前で、目黒が事件で大変と心配する。
相変わらず、一緒に食事に行ったりといい感じの2人ですが、それに嫉妬する二階堂検事。
諸星判事が独身なのは自分のことを引きづっているからと盛大な勘違いをしていましたが、判事には「もう会っても話しかけないで。」と言われる始末。
そして、豪太から二階堂と判事が昔付き合ってたことを聞いたメグちゃん!
驚きのあまり「WHAT?」と久しぶりのメグちゃん英語が聞けました。
今後もこの3人の関係はどうなっていくのか楽しみです。
普通の二階堂検事
検事と事務官全員でかほりさんのお店にご飯を食べに行きました。
みんなに二階堂検事の印象を聞かれたみなみは「普通」と答えてしまい、凹む二階堂検事。
みなみもまずい…と思い、フォローするも「私は二階堂検事のこと好きですよ。」と言ってしまい、今度は二階堂が勘違いで喜ぶ。
「そういう意味じゃ…」と言うものの聞いてない二階堂。
そんなやりとりを、かほりさん達が「あちゃー。」と言った表情で見ていたのが面白かったです。
キャラ濃い目の捜査一課長
捜査一課長の池田成志さん!
さすがのキャラ濃い目の課長を演じていました。
落としの長さんと言われていて、自信満々で事情聴取に臨んだのに「もう無理!」とお手上げ状態。
最後に犯人が唐沢だと分かると「最初から怪しいと思っていた。」と言っちゃうし。
池田成志さんは、今回のような憎めない嫌な奴の役が多くて、面白いので私は好きです。
安定の忍成修吾
犯人は安定の忍成修吾さんでした。
ドラマでゲスト出演すると、必ず犯人と言われる忍成さんは今回も犯人でした。
それにしても、豪太が見た、あのニヤッと笑ったシーンは忍成さんならではの怪しさ全開でした。
『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』次回は?
『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』次回は
事件の目撃者は女子中学生。
だが、加害者も被害者も目撃者も全員黙秘。
目黒が拳銃も⁉
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