『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』の第4話が放送されました。
今回の事件の共犯者は江戸係長の娘⁉
係長にとっての最後の事件⁉
『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』第4話をネタバレありでどうぞ!
『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』第4話あらすじ
江戸係長
署長の牛島正義(伊藤淳史)が電話で強行犯係長・江戸一(古田新太)の処遇を県警本部で決めてほしい。と電話で話していた。
それが本人の希望らしい。
強行犯係では、その係長が誰よりも早く来て警察手帳を見つめていた。
仲井戸豪太(桐谷健太)ら強行犯係のみんなが来て係長があと5年で退職になる年だとか、退職後は何するんですか?と口々に言っていた。
そんな係長のスマホの待ち受け画像が17歳の娘の小さいころの写真になっていたことから「今は口聞いてもらえないとか?」と言われるも江戸は否定もせず、無駄口叩いてないで仕事をしろ。とみんなに発破をかけた。
餃子の窃盗事件
冷凍餃子の無人販売所で冷凍餃子の窃盗事件が発生。
一部始終は防犯カメラに収められていて、犯人は3人だが若いことは分かるがマスクをかぶっているため、顔は分からない。
犯行には不慣れなようで相当慌てていた。
そして餃子を買いにきた客を突き飛ばし逃げて行った。
その後、岸本凛(長井短)が盗まれた餃子が120パックもフリマアプリに出品されているのを発見。
盗まれた餃子パックは126パック。
出品者は全部同じカクガリータという人物。
係長はカクガリータが何者なのかを探るように指示を出す。
カクガリータの正体
カクガリータは大学3年生の三鷹蒼(濱田龍臣)と判明。
豪太は目黒元気(磯村勇人)と取り調べをする。
豪太のお得意のどこの高校出身かを聞くと豪太が教師をしていた学校の出身者だと分かる。
いつも以上に熱くなる豪太。
餃子の出品について聞くと「何で僕が餃子出品してるんですか?」と聞き返す。
「餃子を盗んだからだろ?」と豪太に言われても覚えがないようだ。
フリマアプリのサイト運営者に確認したらカクガリータの正体は三鷹で間違いない。
豪太と目黒に問い詰められた三鷹はアカウントを乗っ取られたんじゃないか。と言い出す。
目黒が犯行当日のアリバイを聞くとバイト先で知り合ったひまわりというハンドルネームの友達とボイスチャットをしながらソシャゲをしていた。と言う。
ひまわりの本名が陽葵(ひまり)と聞くと裏で聞いていた係長の顔色が変わった。
陽葵の住所、年齢を三鷹が言うと係長は取り調べ室に入った。
「陽葵の名字は?」と聞いた係長に三鷹は「江戸陽葵」と答えた。
江戸陽葵は江戸係長の娘の名前だった。
係長の娘
係長は娘の陽葵(飯沼愛)に電話をして三鷹のアリバイが本当なのか確認する。
ダルそうに電話に出た陽葵は、三鷹は友達で犯行時刻に一緒にゲームをしていたことを認める。
岸本と原口奈々美(岡崎紗絵)が実際にボイチャをしながらゲームをする様子を確認し、三鷹のアリバイは陽葵の証言で証明されることとなった。
だが目黒がフリマアプリの運営者に確認を取ったところ、カクガリータのログインは全て三鷹本人のスマホかPCからされており、アカウントが乗っ取られた形跡はないことが分かる。
すると餃子を出品したのは三鷹で間違いないことになる。
では陽葵が証言した三鷹のアリバイは嘘と言うことになる。
「係長の娘さんがそんなことするわけないでしょー。」と言う豪太に「まだ分からないじゃないですか。」と言う目黒。
署長は係長に娘さんを呼んでもう一度きちんと話を聞くように言った。
陽葵の取り調べ
家で明日、警察に行くように陽葵に言うが「何で私が警察に行かなきゃならないの?」と怒る。
「とにかく明日は聞かれたことに正直に答えるように。」とだけ係長は言った。
娘が事件に関わっているなんて係長の妻・孝子も信じられない様子。
次の日、警察署に来た陽葵から岸本と原口が話を聞く。
三鷹はバイト先で知り合った友達で付き合っているとかではない。と言い三鷹が何かしたのかを聞いてくる。
岸本は冷凍餃子が盗まれフリマアプリに売られていること、それを売ったのが三鷹であることを教える。
三鷹が餃子を盗んだのが陽葵とゲームをしていたと言う時刻で本当に三鷹が犯人なら陽葵の証言と食い違っていることを話すと陽葵は「警察なんて大っ嫌い。何言ったって信じてくれないんでしょ?」と言った。
娘の様子をモニター越しに見ていた係長は一緒に見ていた署長に、この事件の捜査から外れる。と言い出した。
署長もその方がいいと言い、係長が出て行った後、三鷹葵の容疑が固まり次第、逮捕状を請求し陽葵も参考人として聴取を続けるように言った。
陽葵も共犯の可能性が出てきた。
逮捕
三鷹に改めて事情聴取する。
フリマアプリに出品された餃子を警察が購入したところ製造番号が盗まれた餃子と一致した。
それでも三鷹は犯行を否定する。
目黒に言われて出した三鷹のスマホには三鷹を含めた男性3人が仲良さそうにしている写真があった。
三鷹の逮捕状の請求を諸星美沙子判事(吉瀬美智子)に出し、三鷹の写真に映っていた野々村翔と二川瞬也の自宅に事情を聞きに行った。
三鷹のスマホで確認して二人が共犯であることは分かっていた。
二川の家に行っていた豪太は奥に大きい冷凍庫があるのを発見。
捜索差押令状も取っているため、中に入り冷凍庫の中身を確認すると冷凍餃子がギッシリ入っていた。
改めて野々村と二川の逮捕状を目黒が諸星判事のもとにもらいに行った。
取り調べ
係長が家で陽葵に三鷹を逮捕したことを言うと「私の友達は絶対にそんなことしない。」と陽葵は否定。
取り調べでは野々村も二川もゲームの課金のために餃子を盗んだことを認めた。
2人とも言い出したのはカクガリータだと言った。
だか三鷹蒼は黙秘。
豪太がこのまま黙秘を続けてたら心証も悪くなる。前科もないしゲームの金欲しさにくだらない盗みをしただけだ。と諭すと三鷹も罪を認めた。
陽葵が証言したアリバイはガガーリンと言う友達に3000円払い、自分になりすまして陽葵とゲームをしてくれ。と頼んでいた。
ガガーリンは餃子泥棒のことは知らない。と三鷹は言った。
陽葵はいつもの三鷹と声が違うことを気にしたがガガーリンは風邪っぽいとごまかしていた。
三鷹も陽葵は何も知らず無関係だと証言した。
署長は係長に娘が無関係であることを報告。
係長は警察署に来ていた陽葵に無関係であることが証明されたから帰っていい。と言った。
三鷹のことを心配する陽葵に三鷹が犯行を認めたことと陽葵がアリバイのために利用されたことを話すとショックで飛び出して行った。
部屋を飛び出した陽葵の姿を見ていた豪太達に「仕方ないよ。」と係長は言った。
次は検察局
三鷹・野々村・二川は送検された。
検事局では持丸支部長(峯村リエ)が窃盗については3人で間違いないが問題は傷害については誰の犯行なのか?
場合によっては事後強盗致傷になる可能性もあるので誰が被害者に怪我をさせたのか速やかに明かすように言われる。
三鷹は二階堂検事(北村有起哉)、野々村は亀ヶ谷検事(西村元貴)、二川は矢部検事(中村アン)が聴取することとなった。
だが、3人とも、最初に飛び出したのは自分ではないが誰かも分からない。と言う。
しかも三鷹の話では友達と言ってもオフ会で1回あっただけ。
普段の会話はゲームのボイチャでしているだけだと言う。
検事3人は「誰か1人が嘘をついている。その嘘をついているのが被害者を突き飛ばした本人。」と悩む。
事務官の仲井戸みなみ(比嘉愛未)は「みなさんの連携プレーが必要ってことですね。」と検事3人に言った。
みなみの言葉で3人は、また明日作戦を考えることとした。
ある夜
二階堂はみなみを夕飯に誘う。
かほり(奥貫薫)の店に行くと諸星判事がいた。
諸星判事は元裁判官のかほりと熊本地裁で一緒だったことがあり、よく店にも来ている。
みなみと一緒に二階堂をからかう諸星だったが、かほりが「みなみちゃんは知ってるのよ。諸星判事が昔二階堂検事と付き合ってたこと。」言うと「私の黒歴史。」と言った。
強行犯係のみんなは居酒屋で飲んでいた。
係長は刑事として働くうちに陽葵に父親らしいことをしてやれずに、今はいい関係を築けなくなった。陽葵が警察を嫌っていることが切ない。と話していた。
係長は「色々考えている。」と言い、みんなに「何を?」と聞かれるが「教えなーい。」とはぐらかした。
そのころ係長の家では妻の孝子が陽葵に「お父さん、あなたのことすごく心配していたのよ。」と言っていた。
利き手
翌日、強行犯係と検事3人は防犯カメラ映像を見直していた。
最初に出てきて被害者にぶつかったのは、2番目に入ってきた人物だと分かる。
もう一度巻き戻した映像で矢部検事が2番目に入ってきた人物は左利きだと言うことに気がついた。
検事はそれぞれの被疑者に二階堂と亀ヶ谷はジャンケンで、矢部はキウイを投げ左利きか確認するがみんな右利きだった。
矢部その後、二川は野球部だったことを知ると左利きなら右手にグローブをつけてキャッチすることから左利きなのは二川と睨む。
二川に名前を書いてもらうようにペンを渡すと右手でペンを持ち名字の二川は難なく書いたが18画の瞬という字はきちんと書けなかった。
それは警察で二川がサインしたものとは全然違った。
三鷹・野々村・二川は窃盗の罪で起訴された。
二川は傷害の罪でも起訴された。
アリバイ作りに関わった陽葵とガガーリンは事件のことを知らなかったとお咎めなし。
それでも事件に娘が関わっていたことを係長は謝った。
係長と陽葵
今回の事件で疑ったことで、ますます陽葵に嫌われたと言う係長を「陽葵ちゃんに謝りましょう。」と豪太が連れ出す。
下校中の陽葵に声をかけた豪太は係長のもとへ連れて行く。
係長は陽葵に「陽葵の友達を逮捕して悪かった。でも彼は悪いことをした。お父さんはそれを見逃すことはできない。でも少しでも陽葵を疑って悪かった。ごめん。本当にごめん。」と謝った。
そして「お父さんはもう刑事をやめる。やめてパン屋さんになる。」と言い驚く陽葵と陽葵以上に驚く豪太。
前々から早期退職について署長に相談していた係長。
係長は昔パン作りが趣味だった。
陽葵も小さいころ係長の作ったパンを美味しいと言って食べていて、それを覚えていた。
係長はパン屋になるために中古のキッチンカーも購入済みだと言った。
強行犯係のみんなにも係長が今月いっぱいで退職することが伝えられた。
これからは家族との時間を大切にしたい。と涙ながらに挨拶し、みんなで「ありがとうございました。」とお礼を言った。
後日、豪太とみなみが係長のキッチンカーを見に行くと、すごい行列ができていて、父親の隣でパンを売る陽葵の姿もあった。
『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』第4話感想
冷凍餃子の盗難
今回は無人の冷凍餃子販売所の盗難事件。
実際に無人の販売所での窃盗事件は起きていますからね。
最初に捕まった容疑者は本当に知らない。と言っていて違う人が犯人なのかと思っちゃいました。
それも陽葵たちを使ってアリバイ工作をしていたからバレない自信があったのでしょうか?
しかも動機がゲームの課金したいから…と浅はかなものでした。
矢部検事の意地
矢部検事が被疑者の中から左利きを探すため、意地になっている姿が面白かったです。
今回、事務官で入っていた沢さんに「家族に聞けば済むんじゃ…」と言われても「ここまで来たら目の前で暴いてやる!」と気合を入れていました。
矢部検事の気合で左利きなのは二川と判明しましたね。
江戸係長
江戸係長が退職してしまいました。
その告白を陽葵にする時の豪太の相槌と刑事を辞めるって言った時のリアクションが最高でした。
その後の係長と陽葵の会話で豪太が質問することは全部スルーされているし…。
でも江戸係長が4話で退場は悲しいですね。
メグちゃんと諸星判事
第3話でいい感じだったメグちゃんと諸星判事。
今回も夜遅くに逮捕状を取りに行ったメグちゃんに「こんな時間までご苦労様。」と声をかけた判事。
メグちゃんがまた食事でも…と誘うと「刑事と判事が一緒に食事するのは…。」と断りつつ「偶然、会ったなら一緒に食事をするのも大丈夫なんじゃないかしら?」と「明日のランチはマヒマヒにしようかな?」と大きい独り言を言っちゃう諸星判事でした。
次の日のランチ、2人はマヒマヒを一緒に食べたのでしょうか…?
『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』次回は?
『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』次回は
同窓会赤ワイン殺人事件⁉
最重要容疑者はまさかの牛島署長!
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