2023年夏ドラマ、テレビ朝日オシドラサタデー「ノッキンオン。ロックドドア」第6話が放送されました。
薬子が持ってきた10円玉の謎…
不穏な10円玉ミステリーが開幕!
「ノッキンオン・ロックドドア」第6話をネタバレありでどうぞ!
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「ノッキンオン・ロックドドア」第6話ネタバレ
事件を欲する倒理
探偵事務所のノッキンオン・ロックドドアでは最近、不倫調査の依頼ばかりで御殿場倒理(松村北斗)は苛立っていた。
避暑地での夫を見張ってほしいとの依頼も1日で根を上げ、片無氷雨(西畑大吾)がずっと見張っていた。
倒理が包丁を見つめ「心躍る謎を持ってきてくれよ。」と言う姿を見て、昼食を食べに事務所を訪ねてきていた刑事の穿地決(石橋静河)と仲介屋の神保瓢吉(角田晃広)は「一種の依存症だな。禁断症状が出てる。」と呆れ顔だ。
薬子の持ってきた謎
そんな倒理を見て薬師寺薬子(畑芽育)は「10円玉が少なすぎる。あと5枚は必要だ。」と呟いた。
薬子が今朝、学校に行くときにスマホで話しながら歩く男とすれ違った時にそう言っているのが聞こえた。
大の男の人が10円玉の話をするなんておかしいと、その男がなにをしようとしていたのかが気になっていた。
倒理はその男の特徴を聞いた。
30代くらいの会社員といった感じでネクタイが時計柄だった。
「ヒント少なすぎます?」と聞く薬子に倒理は「十分だ。むしろヒントは少ない方がいい。」とスイッチが入った。
避暑地で張り込み中で電話が繋がったままの氷雨も興味を惹かれていた。
倒理と氷雨は10円玉の謎を解くことにした。
神保の推理
倒理は冷やしだご汁を作り、みんなに振舞うと10円玉の謎に取り掛かった。
「第一にそいつはすごく10円玉を欲しがっていた。だから”必要”なんて硬い表現を使った。」
薬子は「買いたい物があり小銭が必要だったとか?」と言うが神保は買い物説を否定する。
「”あと5枚は”ってとこ。買いたい物があって50円分足りないのなら、50円玉が必要だって言う。」というのが理由だ。
神保の意見に推理好き?と聞く薬子に倒理は神保が元探偵だと教えた。
一方で穿地は冷やしだご汁に夢中で会話に入る気はゼロだった。
「私はキャリアに繋がらない推理はしない。」と言い切った。
続く神保の推理は、10円玉のコレクション・小銭を使ったアート・コミケなどのイベントで使う用のお釣りだった。
だが、倒理は「その程度の推理力か。」とバッサリ言った。
神保のどの答えも10円玉が最低20枚から30枚は必要になる。
男が「10円玉が少なすぎる」と言ったということは10円玉が全然足りないということだ。
その上で「あと5枚は必要」と言ったことから、男が必要としていた10円玉のトータルの数は10~15枚程度と考えられた。
倒理の推理
電話の向こうの氷雨は張り込み中の夫に愛人が激怒しているのを横目に「決めつけるのはどうかな?」と言った。
男が大げさな性格で「少なすぎる」と表しただけかもしれない。
そんな氷雨の意見を「情報が少ない場合はイレギュラーな考えは後回し。男が使った日本語の表現は正しかったと仮定すべき。」と倒理は却下した。
氷雨も了承し、「男が必要とする10円玉は最大で15枚程度。」と言い、「買い物以外の目的。」と倒理が言う。
倒理には思いついていることがあった。
150円を10円玉で分割する必要がある。
それは飲み会の割り勘。
男がまとめて会計し、お釣りが150円発生し、それを10円玉に分割し返そうとした。
「それが正解かも。」「さすが現役」という薬子と神保の言葉に「どうだ。氷雨、ぐうの音も出まい。」と倒理はドヤ顔で言った。
だが、氷雨は「君は大事なことを見逃している。」と言った。
氷雨の反論
男は10円玉が5枚必要。と言ったのではなく、5枚”は”必要と言ったことから必要な数が確定していないと思われる。
「15枚程度必要なのかもしれないが、ピッタリじゃなくてもいい。」と推理した氷雨は「どう異論ある?」と倒理に聞いた。
倒理も異論は出なかった。
飲み会だとしたら過去に起こったことであり、参加人数もハッキリしているため理屈に合わない。
「たまたま”5枚は”って言ったんじゃないか?」と言う倒理に「男が使った日本語は正しいってのが前提条件でしょ?」と氷雨は言った。
氷雨の推理
氷雨の推理はお賽銭だった。
神社巡りが趣味な男が10~15か所の神社を巡るつもりでお賽銭用に10円玉が必要だった。
「氷雨さん冴えてますね。」「現役の推理合戦、片無さんの勝ちかな?」という薬子と神保の言葉に「ぐうの音も出ない?」と氷雨は言った。
倒理は「9割方は。」と答えた。
倒理の反論
残りの1割はお賽銭なら10円玉である必然性がないことだった。
お賽銭なら5円玉や1円玉でもよく、全て10円玉にするのは神経質過ぎる。
“必要だ”という言い回しから、10円玉をどうしても欲しがっていた。
男の目的には10円玉でないと果たせない何か必然性があったと見るべき。
どうしても10円玉が必要なもの
倒理と氷雨は5円玉や1円玉ではダメで10円玉を使わないとできないことが1つだけあることに気が付いた。
それは、公衆電話だ。
だが、その説に1つ問題があると神保が指摘する。
男は携帯電話を持っていたことだ。
倒理は「普通だったら携帯電話を使うが、男に普通じゃない理由があったとしたらどうだ?」と言った。
男はどこかに電話をかけたかった。携帯電話を持っているにも関わらず、あえて公衆電話を使った。それはなぜか?
穿地の推理
「身元が隠せるから。」とデザートを食べていた穿地が食いついた。
電話会社にも記録が残るのは公衆電話の電話番号だけ。
防犯カメラが少ないところの公衆電話を使えば、誰がかけたかの特定は難しい。
男は調べられることを予測していた。
しかも、そんな調査ができるのは警察。
男は警察の目を欺きたがっていた。
この件は犯罪の可能性があった。
どんな犯罪?
詐欺かと思われたが、10件程度の電話では当たりは引けない。
電話をかける数は10か所程度。
バラバラの10か所に1分ほどで用の済む電話をかける。
その電話が犯罪と関係している。
「男たちの目的は何?」と穿地は聞く。
10か所となると範囲が広い。
でも用件は1分で済むほど単純。
連続ということは、かなり急いでしらみつぶし的な印象。
倒理は「人捜しってのはどうだ?」と電話に向かって言い、氷雨も「妥当だね。」と答えた。
捜していた相手は?
男たちは誰かを捜していた。
居場所として10か所ほど候補を挙げたが、1つに絞り切れなかった。
それで電話をかけることにした。
公衆電話からの着信でも出る相手と考えられることから、相手は自分が狙われていることに気づいていない普通に暮らす一般人。
男たちはどれくらい相手の情報を知っていたのか?
名字と住んでる町が分かれば電話帳から絞り込める。
そして声を知っていたから電話に出た声を聞いて相手の声かどうか判断しようとした。
最後の問題は男たちの捜していた相手は誰か?
今朝の時点で10円玉を気にしていたのなら、もうすでに電話をかけているだろう。
平日の昼間に家にいて、電話に出る可能性が高い人物…それは専業主婦。
総括
男たちはある主婦を捜していた。
主婦本人に自覚はないが、偶然何かを目撃したか犯人にとって致命的なことを知っていた。
何としても見つけ出す必要があった。
だが、名字と住んでる町以外分からない。
そこでリストアップした住所に片っ端から電話をかけ、炙り出そうとした。
とはいえ、個人の携帯電話からだと足がつくので公衆電話を使うことにした。
男は相棒と落ち合おうとするが、財布の中を見て問題が発生した。
小銭が少なすぎたことから、相棒に電話をかけ「10円玉が少なすぎる。あと5枚は必要だ。」と話していた。
10円玉ミステリーの終わり
薬子は「その人たち家を特定したんでしょうか?」と不安げに聞いた。
特定したのなら、家まで行って相手が出てくるのを待ち伏せするか、家に押し入るか?
「そして口封じ…」と薬子は包丁を見つめながら言った。
薬子が会話を聞いたのが今朝…「もう事が起きてしまってるかも…」と神保は言う。
そして、みんなで笑い合った。
「さすがにないだろ。主婦の口封じってドラマじゃあるまいし…」と倒理は言い「職業柄、乗っかったけど、さすがにないな。」と穿地も言った。
だが、氷雨は電話の向こうで「7年は長すぎる。手間だが1年でやれないことはない。」と言い「動きがあったから切るよ。」と電話を切った。
氷雨の残した謎の言葉に全員戸惑った。
実際の事件
そこに事務所のドアをノックする音が聞こえた。
「知り合い。男性。叩く音量からして体重は80キロ以上100キロ未満。」と倒理が推理した通り、薬子がドアを開けると穿地の相棒の小坪清太郎(駒木根隆介)がいた。
慌てて入る小坪は穿地に事件だと伝えた。
一軒家に何者かが押し入り主婦が刺された。
一命は取り留めたがはんにんは逃走していた。
“主婦”という言葉に全員が反応する。
穿地は詳しく話すように小坪に言った。
昨日の夕方、被害者の主婦は知人宅に行く途中に電話をしながら歩いていると男たちが揉めている現場に出くわした。
相手に睨まれたから逃げたが、ただの喧嘩だと思いあまり気にしていなかった。
その後、路地裏から人の血痕が見つかり、近くの空き家に遺体が隠されていて路地裏の血痕と一致した。
路地裏で殺して遺体を隠した。
主婦は殺しの現場を目撃してしまい、口封じで刺された。
被害者の主婦は逃げる時にクリーニング店のポイントカードを落とした。
裏には名字が書かれており、店舗から最寄り駅を割り出したのか被害者の主婦の家には公衆電話からの発信の不審な電話がかかってきていた。
防犯カメラには何人もの人が映っており犯人の特定が難しい。
小坪の説明を聞いた倒理は小坪の胸ぐらを掴み「2人組の男が映ってなかったか?1人はスーツを着て30代くらいの会社員といった感じでネクタイは時計柄。謎はすでに解けているんだ。」と言った。
穿地は急いで事務所を出て、小坪は慌てて追いかける。
「だからこの事務所で働くのは面白い。」と言う薬子に「同感。」と神保も言った。
氷雨の謎の言葉
「お楽しみはまだ残っている。」と言い事務所を出た倒理は不倫調査の夫と愛人が車で話す駐車場で車に乗る氷雨と合流した。
「7年は長すぎる。手間だが1年でやれないことはない。」との氷雨の言葉は夫が愛人に言った言葉だ。
不倫関係にあるカップルで男は若い愛人に夢中で妻が邪魔。
7年…失踪して7年経てば死亡扱いになる。
手間だが1年でやれないことはない…特別失踪なら1年で死亡扱いになる。
山で遭難して見つからないなどの状況だと特別失踪になる。
妻の別荘は上高地の北アルプスのすぐ近くだったため、その推理は当たっていそうだった。
出発する夫と愛人の車を追いかけようとする氷雨は「穿地に連絡入れる。」と言った後、倒理と笑い合った。
「この世界は謎に満ち溢れてるね。」と氷雨は言う。
倒理はタートルネックの上から首を触り、首を切られ倒れた時のことを思い出した。
何者か分からない犯人が逃げたあと、首から血を流した倒理は血で何かを壁に書いていた。
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箸休め的な回?
1話の1時間スペシャルから2話をかけて事件を解決してきた今までとは違い、1話30分で終わる箸休め的な話でした。
ただの推理対決をして「そんなわけはない。」と笑って終わるかと思いきや、実際に推理した通りの事件が起こって終わる。
薬子ちゃんのおかげで、犯人もすぐ捕まりそうです。
倒理の首の傷
今まで少ししか触れられてこなかった倒理の首の傷…
倒理が血で書いたのは何なのか?
倒理は犯人を見ていたのか?
逃げる犯人にかかっていたモザイクがいかにも堤幸彦らしい演出でした。(「TRICK」かと思った…)
氷雨だけ別撮り?
氷雨は避暑地で不倫調査のため電話での参加。
氷雨役の西畑大吾くんが所属するなにわ男子はライブツアーや24時間テレビで忙しかったのかな?とか思っちゃいました。
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