NHKの連続テレビ小説「らんまん」の第2週「キンセイラン」が放送されました。
主人公の万太郎が9歳になりました。
演じるのも小林優仁くんに変わりました。
『らんまん』第2週「キンセイラン」のあらすじと感想をネタバレありでどうぞ!
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第1週のあらすじ・感想はこちら
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『らんまん』第2週「キンセイラン」あらすじ
9歳になった万太郎
德川の時代は終わり、明治4年。
槙野万太郎(小林優仁)は9歳になっていた。
酒蔵である峰屋の当主として、初呑み切りでは立派に挨拶をできるまでになっていた。
分家はまだ9歳の万太郎が当主なのに納得がいかないが、そこは祖母のタキ(松坂慶子)が「分家は黙っとれ。」と一喝してくれる。
万太郎はみんなから「若旦那さま」と呼ばれ、嬉しそうだ。
万太郎、名教館へ
万太郎は武家の子どもたちが通う学問所「名教館」へ町人だが、入学が許可された。
祖母のタキは張り切っているが、万太郎本人はあまり乗り気ではない。
だが、武家の子たちは町人が一緒に勉強することに納得いかなく、万太郎に稽古と称し竹刀を振りかざす。
間一髪のところで竹雄(南出凌嘉)がかばってくれた。
ついには、名教館にはもう行かない。と言い出し、タキに飯抜きにされてしまう。
池田蘭光との出会い
名教館の入り口で身なりの汚い男(寺脇康文)が水撒きをしていて、万太郎に水がかかる。
武家の子らにやられ、帰ろうとすると、またその男に水をかけられる。
講義の最中に帰ろうとする万太郎に「せっかく勉学に励む機会を与えられたのに。お前もしきたりに捉われんと今こそ変わる時なんじゃ。」と言う男。
その夜、綾と話していて「お姉ちゃんが女だから酒蔵に入れないのはおかしい。好きなら酒を造ったらいい。そんな決まり変えたらいい。」と言った万太郎は昼間の男の「今こそ変わる時なんじゃ。」と言う言葉を思い出す。
次の日、万太郎は竹雄の付き添いを断り1人で名教館へ行く。
万太郎が植物に話しかけていると昨日の水をかけてきた男が、植物のことや名前を色々と教えてくれる。
何で知っているのか尋ねると、明の時代の医者が書いた「本草網目」に書いてあると見せてくれる。
だが、万太郎は字が読めないため教室に持っていって先生に読み方を聞く。
そこに現れた水をかけた男。
彼こそ「名教館」の学頭・池田蘭光。
「「本草網目」を読みたかったら字を知らんと話にならん。森羅万象には全部理由がある。植物は外国にもある。外国は言葉も違う。者ども好きに学べー!」
という蘭光の言葉に感化された万太郎。
学ぶことに楽しさを見つけた万太郎は名教館で時には外国の言葉も学ぶなど学問に励む。
万太郎12歳に。
名教館で学び始めてから3年が経ち、万太郎は12歳になった。
名教館の本を借りては、写している。
そんな中、番頭の市蔵が持っている懐中時計に興味を示した万太郎。
渋る市蔵から懐中時計を万太郎は分解して、部品を絵に写していた。
植物の本を大量に注文したことで分家に嫌味を言われたタキは万太郎に「本を読むのもいいけど当主として仕事を覚えてから。」と無理やり番台に座らせる。
だが、タキが出先から帰ると、万太郎は番台で植物の絵を描いていた。
呆れたタキは名教館へ行き、学頭の蘭光に万太郎を名教館を辞めさせ、峰屋の当主になるため商いを実地で学ばせる。と話す。
それを聞いていた万太郎は「辞めたくない。当主になんかなりたくない。」とタキに反抗する。
それを止めた蘭光は「名教館は今月いっぱいでなくなります。政府が小学校を作る。自分もここにいる理由はなくなった。」と話し、万太郎と学友の佑一郎(岩田琉生)は驚く。
万太郎は「そんなの嫌じゃ。」と蘭光に抱きつき泣く姿にタキは驚く。
蘭光の最後の教え
蘭光はここらへんの景色を去る前に見ておきたい。と万太郎と佑一郎を連れて1泊の旅に出る。
仁淀川で魚を捕り夜になれば火を囲む。
今まであまり話しをしてこなかった佑一郎とも話した。
そんな2人に蘭光は「名教館がなくなっても学びは続くぞ。世の中は変わり続ける。でもいたずらに振り回されてはいかん。道を選ぶがはいつも己じゃ。」と教える。
朝が来て、帰る途中で万太郎はキンセイランを見つける。
今まで文字でしか見ていなかった万太郎は本物のキンセイランを見て心が震えた。
小学校への入学
程なく、名教館は佐川小学校となり、身分の差を関係なく誰でも通え、初めて女子の入学が許された。
万太郎も小学校へと通うが、授業そっちのけで博物図を絵に写すのだった。
相変わらず植物への興味が止まらない万太郎は授業中に教師に怒られる。
「分からないことがあったら先生に聞きなさい。」と言われ、「こんな勉強は退屈です。小学校の勉強では物足りない。もっと面白いことが知りたい。」と外国語で話し、教師はたじろぎ「バカにしているのか。」と怒る。
そして、「出ていけ!」と言われた万太郎は「じゃあ辞めさせてもらいます。」と本当に出ていくのだった。
万太郎は18歳になった。
綾の興味
綾(高橋真彩)は当主だけが見ることができる帳面を見ていて、タキに怒られる。
綾は昔、一度だけが入った酒蔵での匂いや雰囲気が忘れられずにいた。
タキは家業に興味が沸くのは良いこと。と言うが女は酒蔵に入れない。綾には万太郎のことをこれからも支えていってほしい。と頼むのだった。
小学校ができ、女子も学校へ行けることとなり勉強できることを喜ぶ綾だった。
『らんまん』第2週「キンセイラン」感想
学ぶ楽しさを知った万太郎
今週から万太郎が9歳になりました。
名教館への入学を認められたけど、本人は乗り気じゃなかったです。
ただ蘭光先生に出会い、万太郎の大好きな植物のことを知るために勉学に励むことができました。
12歳になるまでにたくさんの勉強を楽しくしてましたね。
そんな万太郎は外国語まで喋れるようになっちゃったから、「いろはにほへと」から始まる小学校の勉強はつまらないに決まってます。
小学校中退でも構わないと辞めてっちゃいました。
万太郎と佑一郎
武家の子で名教館に通っていた佑一郎は最初、商家の子の万太郎と勉強をすることが気に入らずに万太郎に洗礼を浴びせていました。
だが、一緒に勉強にするうちに佑一郎も心変わりしたみたいです。
蘭光先生との最後の旅の時には佑一郎も10歳で父親が亡くなり家督を継いでいることを話しました。
当主になることを、あまり考えてない万太郎とは違い、自分の家のことを考えていて、万太郎とは一回じっくり話してみたかった。と言っていましたね。
佑一郎は小学校へは行かず、東京へ行くことを決めました。
「東京へ来ることがあれば、連絡してくれ。」と万太郎に言っていたので大人になった佑一郎と万太郎が再会がありそうで楽しみです。
祖母の苦悩
祖母のタキは万太郎が植物にばっかり興味を持って、当主の自覚がないことを悩んでいました。
両親を亡くしている万太郎を立派な当主にさせるのが自分の務めだからと万太郎が楽しんでいる勉学と離れさせることにしました。
そして、蘭光先生に抱きついて別れを惜しむ万太郎の姿を見て、男親がいないことの代わりに勉学に励むのではないかと困惑していましたね。
蘭光先生に抱きつく万太郎を見て蘭光先生を父親のように慕っていると思ったのでしょうか?
神木隆之介・登場!
今週最後には万太郎が18歳になり神木隆之介さんと竹雄を演じる志尊淳さんが登場していました。
18歳になっても、裏山の神社でお母ちゃんと天狗に話しかけ、キンセイランの絵を見ている。
そして、本が届いたと竹雄が知らせにくると走っていってしまう。と子ども時代と何も変わっていない万太郎でした。
幼少期を演じた子役たちも可愛かったので、ここでお別れも少し寂しいですね。
『らんまん』次週は?
『らんまん』第3週は「ジョウロウホトトギス」
次週からは万太郎が18歳になっており、神木隆之介さん・志尊淳さん・佐久間由衣さんの出演です。
万太郎は竹雄と初めての東京へ。
万太郎が会っていたクセの強そうな方々は?
綾と蔵人・幸吉の関係は?それに嫉妬する竹雄?
そして、万太郎は一目惚れ?
浜辺美波さんの姿もありました。
次週「ジョウロウホトトギス」もお楽しみに。
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