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【最高の教師 1年後、私は生徒に■された】最終回ネタバレ!突き落としたのはアノ生徒!二周目の九条の運命は?

【最高の教師】最終回ネタバレ! 最高の教師
出典:公式サイト
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2023年夏ドラマ日本テレビ土曜ドラマ「最高の教師 私は生徒に■された」最終回が放送されました。

卒業式の日。

九条の2周目の人生は?

自分を突き落とした生徒と向き合う時が!

「最高の教師 私は生徒に■された」最終回をネタバレありでどうぞ!

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「最高の教師 私は生徒に■された」最終回ネタバレ

卒業まで

鵜久森叶(芦田愛菜)の事件について、全ての告白が行われた翌日、彼女の席には一輪の花が置かれた。

不破大成(のせりん)が鵜久森のことをずっと忘れたりしないようにと始めたことだった。

それから卒業式の日まで、その花は一度も途切れることなく、鵜久森の席を彩り続けることになった。

10月中頃には警察の聴取を終えた野辺桐子(田牧そら)金澤優芽(田鍋梨々花)の復学が許可された。

事件の直接的な関与がない彼女たちには法律的な罰が与えられることはなかったが、2人は自らの意志でその出来事と向き合い続けた。

復学した2人を江波美里(本田仁美)「おかえり」迎える。

野辺と金澤は鵜久森の席に「ごめんなさい。」と謝った。

11月下旬、事件は突発的に起き、悪質性はない保護観察処分となった西野美月(茅島みずき)も復学した。

綺麗なカモミールの花を鵜久森の席に置いた西野は「私も…絶対に忘れないように。」と言った。

2月に入ると、それぞれの進路が決まると、自分の将来の報告を鵜久森の席にするようになった。

明日が来ない感覚

卒業式まで2日となった。

九条里奈(松岡茉優)はその日を意識し過ぎないよう、でも確かに優しく寄り添ってくれる夫の蓮(松下洸平)にも言えない事実を抱えていた。

それは鵜久森の言っていたことが少しだけ現実味を帯び始めてきていること。

「明日が来る感覚がない」と鵜久森が言っていた感覚が九条にも少しずつ芽生え始めてきていた。

卒業式前日、九条は早乙女智美(森田望智)の店で開店5周年を祝い、勝見夏穂(サーヤ)と飲んでいた。

この日だけは智美が九条と夏穂と会ってご褒美にしたいと思って毎年集まっているのだ。

家に帰ると「やっぱり2人には話さなかったんだ。」と蓮に言われた。

鵜久森の言っていた通り「危険な目には絶対に遭わせたくない。」と九条も思ったのだ。

だから蓮にも「これは私の挑戦だから絶対に巻き込まれようとしないで。」とお願いした。

卒業式の朝、蓮は初めて蓮が料理をした時のメニューを朝ごはんに用意しておいてくれた。

花見団子の粒あんかこしあんかを議論してると「来週、花見に行って品評会な。」と蓮は言った。

だが、九条はピンと来ない顔をしている。

「ないのか?鵜久森さんが言ってたみたいに、明日が来る感覚。」と蓮は聞いた。

明確に答えない九条に蓮は未来の話を続ける。

上の空の顔の九条に「未来の話をそんな顔で聞くな。」と蓮は言った。

「里奈は生きてるよ。生きてる。生きる。もし、その感覚がないっていうんだったら、俺がいつまでも未来の話をする。」と蓮は続けた。

「行かない選択しはないのか?今日。」と聞く蓮に首を横に振る九条。

「最後かもしれないから行くわけじゃない。」と九条は言った。

鵜久森の話を聞いた時に思った。

鵜久森も最後だと思ったから闘いに言ったわけじゃないって。

彼女はずっと明日を信じて未来を変えようとしていたんだって。

そして、ずっと言えなかったけど…と1周目の時は離婚していたことを蓮に話した。

「もう言えないかもしれないから…」「好きだよ。」と九条は蓮に伝えた。

もしも、そういう運命が待っているんだとしても、どうしても変えなきゃいけない今がある。

私だって死にたくない、死ぬ気もない。

でも、だから行く。

運命を変えるために。

と九条は言った。

突き落としたのは…

そして、卒業式が終わった。

九条は1周目で自分が突き落とされたのと同じ場所にいた。

「教師とは?私とは一体何者なのだろうか?」と考えていた九条は後ろを振り返り、ある生徒の腕をつかんだ。

「やっぱり、あなただったんですね。」と九条が言った相手は星崎透(奥平大兼)だった。

自分が九条を突き落とそうとしていることが何で分かったのか驚く星崎だが「やっぱり…2周目でしょ?」と九条に聞いた。

「あなたの期待通りです。」と答えた九条は1周目は星崎に突き落とされ、始業式に戻ったことを話す。

「二度はさせません。」と言い切った九条は星崎に下を見させた。

そこは、鵜久森が転落死した場所でもあったため、落下対策で花壇が設置されていた。

九条は鵜久森に救われることになったのだ。

いつから自分だと思っていたのか星崎に聞かれた九条は1周目で落とされた時には、分からなかったと答える。

九条は「あなたは本当、不思議な人ですよね。」と星崎に言った。

星崎と話していると教師と生徒ではなく、人と人との距離で話してしまう。

とても不思議で素敵な人だなと感じた。

九条が星崎を犯人だと確信したのは顔が見えなかったから。

西野の話を聞いて、事故であっても必ず見る。

意志を持って落としたのなら尚更、その瞬間を確認する。

でも、九条は地面に着くその時まで犯人の顔が見えなかった。

そのことに気が付いた時に、自分が突き落とされた出来事は明確な殺意もなく起きたのではないか?

もしかしたら無感情に近い感情で…。

そう思った時に、日々を振り返ると浮かんできたのは星崎の顔だった。

他の生徒たちが言葉に、思いに感情が揺さぶられていく中、星崎だけは全てを客観的に見ているかのようだった。

この世界が作り物かのように…。

あの生徒の想い

九条は星崎に「あなたは私を殺そうとした後、自らの命も絶とうとしていませんか?」と聞いた。

「だから今日、私はここに来たんです。あなたに会いに来ました。今日会わないと、この運命は変えられないと思ったから。」と言った九条は「星崎くん、私を殺すのをやめてください。」と頼んだ。

「そして、自分を殺すのをやめてください。」と頼む九条に「先生、やっぱヤバいね。」と星崎は言った。

何で自分が死のうとしてることが分かったのかと星崎は聞く。

鵜久森の生き様を通して九条は「その選択を取るのは、苦しい状況が変わらないと絶望した時なのだ。」と思った。

星崎が笑っている時も楽しそうにしている時も絶望に近い危うさを九条はずっと感じていた。

この世界が退屈で、こんなものなのかと達観してしまう危うさを。

星崎が自分がおかしいと感じたのは小学生の時だった。

「何で誰も変えてくんないんだろう?」とずっと思っていた。

自分なりに空気を読んで、出過ぎないように自分を殺して、みんなの真似をしていなと邪魔しちゃうから…そんな思いでずっと我慢をしていた。

それに慣れてくると、周りが景色みたいに見えてくる。

白黒の映画みたいに、どこにも自分がいないかのような虚しい世界。

でも今年1年は違った。

白黒の景色の中に急に1人色つきの人間が出てきた。

そこから、自分の周りはどんどん変わっていった。

すっごい楽しかった。

そして、先生の力になりたいと思い浜岡修吾(青木柚)に西野のことを話した。

先生が何かまたぶっ壊してくれるんじゃないかと思ったから。

そしたら、鵜久森があんなことになった。

悲しかった…だから何かできることはないかと思い浜岡の動画を見つけた。

見つけた時「これで俺もみんなのこと変えれるかもしれない。」と思い東風谷葵(當真あみ)に話した。

自分も誰かのために生きてみたかった。

先生が「それぞれ考えて向き合う」って言っても、自分は何を考えればいいのか…と思った。

自分は全く何も変わらない。変えてほしいってずっと思ってたのに…。

いざ先生が変えてくれても「変わんないの俺だけじゃん。」と思い、小学生の時のみんなに合わせられない時の感覚が元に戻った。

「やっぱ俺っていない方がいいんだな…」と思った。

最近はまた景色みたいな世界をただ歩くだけになった。

それがもし永遠に続くと思うと怖い…。

そう話した星崎は「先生何でもするって言ってたよね?先生…俺と一緒に死んでくんない?…お願い。」と言った。

九条は「それは…できない。」と断った。

自分が何でもするのは生徒が変わるため。

終わらせるためじゃない。

それに、私は死にたくない。

「そうだよね。」と納得した星崎は「そう思うのって俺がおかしいからだよね。」と言うが「おかしくない。」と九条は言った。

そう思うこともある。

色を失った世界を淡々とこなすのが虚しくなる…それは九条の1周目がそうだった。

でも、この1年をやり直してみて、白けていたのはこの世界じゃなくて自分だったと気が付いた。

変わらないと諦める星崎に白ける前にしてほしいことがあると九条は言った。

「自分だけでも自分を信じてみてくれませんか?」と九条はお願いした。

自分だけが自分の思いを信じてあげる…そうすればきっと変えようと動けるはず。

助けに来たのは…

星崎は「すごい言ってること分かるんだけどさ…」と泣きながら「やっぱ動かないんだよね。俺の心。」と言った。

「悲しいね…先生。」と言った星崎は手すりを超えた。

九条が星崎の腕を必死に掴む。

「先生も一緒に死んじゃうよ。」と言う星崎に「私は死なない。待ってくれてる人がいる。」と九条は答える。

「いいなあ。先生は。」と言う星崎に「あなたにもいる。見えてないだけ。あなたの味方になりたいって。あなたをもっと知りたいって。私が…私たちが思ってる。」と九条は言った。

その時、3年D組の生徒みんなが走って来た。

「色が付いてるわ。みんなに。変わったね。」と星崎はみんなの方を見て、言った。

九条の腕が限界を迎えそうなその時、星崎の腕を掴んだのは蓮だった。

「言ったろ。ヤバい時は絶対に助けるって。」と蓮は星崎を引き上げた。

蓮は卒業式が終わってから、九条のことをずっと捜していた。

D組の生徒は星崎に「何でこんなことすんだよ!」と詰め寄った。

相楽琉偉(加藤清史郎)は浜岡から西野の事を吹き込んだのは星崎だと聞いていたため、いつか何かしでかすかもしれないと思い、みんなに声をかけ、九条と星崎のことをずっと捜していたのだ。

「悲しかったろ?鵜久森のこと!なら…俺たちのために死ぬな!」と相楽は言った。

「このクラスメートたちがいても、あなたの世界はやはり虚しいですか?色のない世界に見えていますか?」と九条は聞いた。

星崎は「分かんない…」と答えるが「今みんなの後ろで見えてる、この真っ赤な太陽はきっと一生忘れないんだろうね。」と言った。

「十分だと思います…生きていくのには。」と九条は言った。

九条の悲劇

D組の生徒がみんなで歩く姿を後ろから見守っていた九条は背中に衝撃を受けた。

九条の背後にいたのは浜岡で「お前の…お前のせいで俺の人生が変わった。」と言った。

九条はその場に倒れた。

蓮と生徒たちは九条に駆け寄る。

相楽たちは浜岡を取り押さえた。

九条の見た景色

いつからだろう?

その瞬間、自分を信じて立ち上がることの強さを教師の自分の方が教えてもらうようになったのは…

2周目の人生で「教室を変える」と宣言したが、いつだって苦しい状況を変えてきたのは生徒自身だった。

本気で生徒とぶつかることを決めた。

でも反対にその本気に応えてくれたのは生徒の方だった。

私は生徒に教えられた。

白けず、本気で向き合うことで、それを誰かが応えてくれるということを。

私にとっての「最高の教師」は生徒の方だった。

そんなことを考えていた九条は病院で目を覚ました。

目の前には蓮がいて「生きてるぞ。」と言った。

目を覚ました九条の前にはD組の生徒がいた。

「そこにはこの1年で私が必死に変えてきた人生の全てが迎えてくれていた。」

九条の目には鵜久森の姿も見えた。

「2周目の人生の1年後、私は生徒に託された。この世界をこれからも生きて…変え続けることを。」

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「最高の教師 私は生徒に■された」最終回感想

突き落としたのはやっぱり…

九条を突き落したのは、やはり星崎でした!

やっぱり星崎はサイコパスのようでした。

九条の2周目の人生により、星崎にも変化はあった。

それでも自分は変われないという状況に絶望して九条を突き落とし、自分もその後、命を絶とうとしていた。

九条は星崎を止めるために、あえて卒業式に行くことを決意した。

それでも、星崎は柵を超えた…。

星崎も自分のことを心配してくれるクラスメイト全員の姿に色が付いて見えたことで、これからの人生に変化が表れるといいですね。

相楽頑張った!

前回、浜岡に会いに行き、西野の事を話した奴を教えろ。と言っていた相楽。

その時に星崎だと聞いていた相楽はずっと星崎が何かやらかすのではないかと思っていた。

だから卒業式の日に何か起こるのではないかとみんなに九条と星崎を捜してもらっていた。

そのおかげで、星崎の心にも少し変化が表れました。

九条を刺した浜岡の事もすぐに取り押さえたし…相楽、最後に頑張った!

いい旦那…

夫の蓮が優しすぎました。

優しすぎて、考察では逆に怪しいなじゃない?とか言われてました。

でも最後の最後も助けに来たし、ただただ優しい夫で終わりました。

1周目で離婚していたとは信じられないほどに…。

タイトルの意味

突き落とされる運命は回避した九条でしたが、最後まで浜岡…。

それでも、すぐに運ばれたことで死ぬという運命は変え、目が覚めた九条の前には夫と鵜久森を含めた30人の生徒の姿を見ることができました。

タイトルの「最高の教師」とは九条にとっての最高の教師が生徒だった。

「私は生徒に■された」は鵜久森に託された、この世界を”生きて変える”ということの私は生徒に託されただったんですね。

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