『それってパクリじゃないですか?』第3話「侵害予防調査」が放送されました。
ムーンライトプロジェクトの目玉商品の特許を出すために知財部が動く。
一方で亜季は先輩の柚月のことも助けたい。
『それってパクリじゃないですか?』第3話「侵害予防調査」をネタバレありでどうぞ!
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『それってパクリじゃないですか?』第3話あらすじ
侵害予防調査
月夜野ドリンクの一大プロジェクト・ムーンライトプロジェクトの目玉商品・カメレオンティーの試飲をさせてもらった知財部の藤崎亜季(芳根京子)、北脇雅美(重岡大毅)、熊井部長(野間口徹)。
カメレオンティーは空気に触れること特別な化学反応が起こり、時間が経つと色も味も変わる。
開発部長の高梨(常盤貴子)はカメレオンティーの特許の出願を知財部にお願いする。
北脇も「これは素晴らしい発明です。」と特許の申請に動く。
自分もカメレオンティーのために何かできることはありませんか?と北脇に亜季は侵害予防調査をお願いされる。
侵害予防調査とは他社の特許権を侵害していないかを調べること。
開発したものと同じ特徴が他社の特許にないことを調べること。
ないことを証明するのはあることを証明するより難しいこと。
他社の特許の見落としがあれば開発部や営業部が頑張っても一巻の終わり。
そういう仕事だと説明する北脇に「ちょっと負担が大きすぎるんでは…。」と熊井部長は言うが亜季は「大丈夫です。やれます。何か役に立てるなら。」と亜季は答える。
スムージーの開発
侵害予防調査に取りかかった亜季に開発部の柚木さやか(朝倉あき)が前に亜季に手伝ってもらって開発したスムージーの企画が実現しそう。と報告しにきた。
自然派カフェチェーンとの共同企画で開発されたスムージーが完成すれば全国にある52店舗で販売されることになる。
スムージーの試飲をした亜季に柚木は最近新しい製法でやってみたら自分の納得いくものができた。と張り切っていた。
柚木は高梨にムーンライトプロジェクトから外され、仕上げを任されたのは後輩の窪地(豊田裕大)だった。
だから柚木は今回の企画で頑張るしかないのだ。
特許侵害
カメレオンティーの侵害特許を調べていた亜季は柚木が開発したスムージーの侵害特許が気になった。
スムージーの方は先月、熊井部長が侵害特許を調べて問題がなかったと言うが、柚木が最近になって製法を変えたと言っていたので新しい製法で検索してみると、その製法は他社の特許を侵害していたのだ。
調べていた亜季に気が付いた北脇は「他社の特許を侵害している以上、製品化は無理です。来週のカフェへのプレゼンも中止するように。」と言い渡す。
柚木に特許侵害のことを言えずに悩んでいた亜季だったが、北脇が高梨部長にスムージーが他社の特許を侵害していたことを勝手に伝えていた。
柚木は高梨からスムージーが他社の特許を侵害していたことを知らされたうえ、来週のプレゼンは先方が覚えていてくれた窪地の案で出す。と言われる。
それでも、柚木は高梨に食い下がり、柚月のドリンクと窪地のドリンク2種類をプレゼンに出し、先方に選んでもらう形となった。
プレゼンまでの時間がない中、他社の特許を侵害しない新しい製法を考えないといけなくなった。
亜季もそんな柚木の力になりたい。とカメレオンティーの侵害予防調査と並行しながら、柚木の開発も手伝う。
亜季の両立
侵害予防調査と柚木の手伝いは並大抵なことではなかった。
柚木がスムージーを作る横でパソコンで侵害特許を調べる。
できあがるとすぐにスムージーの数字を測る亜季。
そんな亜季に柚木はもう手伝わなくてもいいよ。と言う。
柚木は亜季がスムージーを飲まずに数値ばっかり気にしている。
一番最初に出した人に飲んでもらえない商品をお客さんに出せるわけない。と開発部から出て行ってしまう。
亜季が柚木のところへ行くと2人で謝り合う。
上司の想い
柚木と亜季のスムージーの開発が苦戦している様子を見ていた高梨は北脇に「声をかけてあげたらどうですか?弟子が苦労していますよ。」言う。
北脇は「あなたこそ、彼女が1番弟子だと思っていましたが…。」と柚木のことを言う。
上司として北脇と高梨には同じ思いがあるようだ。
言葉による陣取り合戦の隙
スムージーの開発でいい方法が見つからず、何も考えられなくなった亜季と柚木。
亜季は柚木を次の日が休みだったためドライブに誘う。
ドライブがてら今回協力してくれている有機野菜の農園を見てみたい。と亜季が言うと柚木も「行ってみよっか。」と乗ってくれた。
営業部の松尾(高橋努)と総務部の五木(渡辺大知)らにも付き合ってもらい、農園に行き実際に野菜を収穫し、その野菜や果物を使ってスムージーを作ってみる。
農園の今井(やついいちろう)がごちそうしてくれた玄米から作ったライスミルクを飲んだ柚木はライスミルクをスムージーに使ってみると美味しくできた。
そこで亜季は他社の特許の文言、およびに注目。
およびの後の乳製品を調合したものを変えれば低音スチームはそのまま使えることに気がつく。
牛乳をライスミルクに変えればいいのだ。
まさに言葉による陣取り合戦の隙をついた形。
北脇にも確認し牛乳をライスミルクに変えれば問題ないことも確認し柚木に報告。
柚木はスムージーの完成を、亜季は侵害予防調査をやり遂げることを互いに誓う。
プレゼン
カフェでのプレゼン。
柚木のスムージーと窪地の開発したドリンクの2種類を試飲をしてもらう。
結果、選ばれたのは窪地のドリンクだった。
柚木は亜季に電話で報告し、「悔しいけど仕方ない。一緒に作ってくれたのにごめんね。」と涙を流す。
落ち込む柚木に高梨部長が声をかけた。
高梨は個人的には柚木のドリンクの方が美味しかった。と言う。
カメレオンティーの開発でも違う視点での意見が欲しかったが柚木は自分の考えに似ているから外しただけ。
柚木は自分と似ているから安心して違う商品の開発を任せている。
と高梨に言われた柚木はホッとした様子で目に涙を浮かべる。
報告書
亜季は侵害予防調査を何とか締め切りまでに終わらせ、報告書をまとめようとすると報告書がすでに出されていることを知る。
北脇に問い詰めると今回のは練習だった。商品の販売を左右する大事な調査だから初めての亜季には荷が重すぎる。と言った。
北脇から信用されて仕事を任されたと頑張ってきた亜季はショックを受ける。
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『それってパクリじゃないですか?』第3話感想
北脇VS高梨
取引のある会社が月夜野ドリンクが特許を取っているものを無断で使用していることが発覚。
北脇は申し立てを出そうとするが、その会社にはムーンライトプロジェクトにも協力してもらっている会社なので開発部の高梨が申し立てを止める。
だが、北脇は社長に知財に関する一切のことを任されているため、「私の言うことは社長の言っているのと同じです。」と高梨に言う。
それを言われると常務でも引き下がるのに、そこは負けない高梨部長。
「私は開発の一切を社長に任されています。だから私の言うことも社長の言っているのと同じです。」と言い返していました。
北脇VS高梨は迫力満点の言い合いでした。
結局、この件は営業の松尾が「とりあえず一緒に取引先に話しに行きましょう。」ととりなしていました。
亜季が忘れたもの
亜季は知財部の仕事も柚木の手伝いもしたいと両立をしようとしたばかりに、開発に対する思いと言うのを忘れてしまったようでした。
柚月に言われ、亜季は柚月の作ったスムージーを飲み、それに気が付く。
そんな亜季に柚月も言い過ぎたことを謝る素敵な先輩でした。
それぞれの上司の思い
北脇と高梨にはぞれぞれ、部下である亜季と柚月に何か思いがあるようでした。
ただ、高梨は柚月の実力を認め信頼していた。
北脇は亜季を信頼せずに報告書は自分で作っていた。
それぞれ正反対の思いとなっていました。
会社の一大プロジェクトですし、亜季には荷が重すぎると言う北脇の言い分も分かります。
でも亜季は北脇が信頼して任せてくれたと思っていただけに練習だったと知りショックを受けていました。
今回、本気で取り組んだ練習が今後の亜季の知財部での仕事の役に立つと思っての北脇の行動だと思いたいですね。
『それってパクリじゃないですか?』次回は?
『それってパクリじゃないてすか?」第4話は北脇は親会社からのスパイ⁈︎。
知財部のお仕事は商標出願!
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