【それってパクリじゃないですか？】第８話ネタバレ！本物の怪物から和解金１億の要求！

『それってパクリじゃないですか？』第８話が放送されました。

決着したはずの009特許で１億円の和解金の要求！

要求してきたのは、あの芹沢だった。

高梨部長がパティントトロールの幹部だったことが明らかに！

『それってパクリじゃないですか？』第８話をネタバレありでどうぞ！

【それってパクリじゃないですか？】第７話ネタバレ！高梨部長 VS 弁理士・又坂

『それってパクリじゃないですか？』第７話のネタバレありのあらすじ・感想です。亜季と又坂が相手企業に潜入！月夜野に2000万円の要求⁉対応を巡り、高梨部長と又坂の意見がぶつかる！

『それってパクリじゃないですか？』第８話あらすじ

訴えられた月夜野ドリンク

月夜野ドリンクのぐるっとヨ～グルに使われてる可能性のある009特許を今宮食品から買い取った総合発明企画という会社が特許権侵害で月夜野を訴えてきた。

009特許の先行文献を探していた時に心当たりがあると言ってくれた教授が探してくれている。

先行文献が手に入れば、相手の訴えは退けられそうだ。

営業部の松尾（髙橋努）が熊井部長（野間口徹）に訴えてきた総合発明企画の代表が明日、月夜野ドリンクに来ることになったと知らせに来た。

和解金１億円

総合新社の代表が月夜野ドリンクを訪れた。

藤崎亜季（芳根京子）と弁理士の又坂（ともさかりえ）は総合新社の代表が今宮食品のアドバイザーと言っていた芹沢（鶴見辰吾）だと気付く。

芹沢は今宮食品から月夜野からの特許侵害で被害を受けていると相談され、特許を買い取り代わりに訴えた。

弁理士の北脇雅美（重岡大毅）と又坂が009特許の新規性を無効にすることもできると言い、訴えを取り下げた方がいいと暗に示すと、検討すると答え、和解金１億円という法外な値段を要求してきた。

払えないなら、訴訟を続けるという芹沢に月夜野の増田社長（赤井英和）は、こっちに非はないからと裁判でもなんでも受けて立つと宣言。

本当に非がないのかと意味ありげに言った芹沢は、猶予を１週間と言い、今日は帰ることとなった。

高梨部長と芹沢

帰り際、芹沢は開発部の高梨部長（常盤貴子）を見かけ、「高梨さんじゃないですか？太陽新社にいた高梨さんですよね？」と話しかけた。

高梨は「ええ、その会社にいましたが。」と認め、芹沢は高梨に挨拶をして、帰って行った。

又坂が太陽新社とは人の発明を不当に奪い取っていた悪名高いパテントトロールだと説明した。

開発部のみんなは高梨が人の発明を奪い取ってたのかとざわつく。

北脇は「本人が認めていた。」と言い、「つまり、そういうことよ。」と又坂が言った。

亜季も高梨部長が？と信じられない様子だった。

重要な選択

又坂は亜季と北脇に今宮食品から持ち出した太陽新社の資料を見せ、高梨が太陽新社の役員であったことを話した。

社長にも高梨が太陽新社というパテントトロールにいたことが知らされ、木下常務（相島一之）と熊井部長、松尾がそんな会社にいた人が開発部長を務めてることが世間に知られたらまずいのではないか？

カメレオンティーもどこかのパクリだと言われて、不買運動に繋がった場合、損害は１億円にも上る。

芹沢が１億円を要求してきたのも、高梨のことの口止め料もプラスされてのことなのかもしれない。

要求通り、１億円を払うか、裁判を続けるか、月夜野の命運が懸かった重大な選択になる。

と社長に提言した。

芹沢の持ちかけてきた話

総合発明企画は自分達では何も作らず特許権を買い取って他の会社にライセンス料を求めたり、訴訟をぶつけてはお金を奪い取っている会社で特許の怪物と言われるパテントトロールだが、今宮食品とは段違いの本物の怪物のようだと又坂は言った。

月夜野は、そんな本物の怪物とターゲットとなった上に高梨部長の弱みまで握られているのかと北脇は言う。

又坂はどうして芹沢が高梨の過去を知っていたのかが引っかかっていた。

高梨は芹沢から連絡をもらい会った。

芹沢は月夜野は知財の管理が甘いから狙ったと高梨に言い、まさか高梨が月夜野にいるとは思わなかったと話した。

芹沢は増田社長が高梨を買っていることもあり、スキャンダルから守るためなら1億を出すと見ている。

昔のよしみと言って協力するなら値引きしてもいいと高梨に言う芹沢。

協力とは月夜野の開発中の発明を総合発明企画に売ること。

「昔は、そうやって一緒にやってきたじゃないですか？」と芹沢は高梨に言った。

先行文献である学会誌

009特許について、共同開発をした大学の小日向教授（綾田俊樹）がイギリスにいたころ、見た記憶があると、学会誌と映った写真を見せてくれた。

だが、肝心の学会誌は手元になく、小日向の頭の中にあるだけで、証明ができなかった。

それでも、どこかには必ず学会誌が残っているはずと砂漠の中から米粒を探す作業を亜季達はすることとなった。

中野の発明

亜季と開発部のみんなが、先行文献が見つかるかどうか分からず、裁判になるかもしれない…それなら1億払った方が…そのうえ高梨部長のスキャンダルまで…と話しているのを聞いてしまった高梨は、その場から去ろうとした。

すると、又坂に「ひとつ聞きたいことがあるんですけど。」と話しかけられた。

又坂は自分の先輩で太陽新社に発明を奪われ、大学を去った中野誠司（板尾創路）を知っているかと高梨に聞いた。

中野の発明は高梨が専門としている分野に近かったことから、中野の発明を奪ったのは高梨ではないか？と言う又坂の質問に「その通りです。私が中野さんの発明を奪いました。」と高梨は答えた。

その場を去ろうとする高梨は「その罪は必ず償いますから。」と言い、去って行った。

知財部設立の経緯

高梨が仕事中に出かけることが増えたと怪しむ開発部は窪地（豊田裕大）に高梨を尾行させる。

高梨はハッピースマイルの知財部員と会っていた。

亜季は尊敬する高梨が人のことを騙したりするはずないって信じたいと熊井部長に話した。

熊井は自分が信じたいものを信じていいと思うと亜季に言った。

そして、月夜野の知財部を作ったのは高梨だと言った。

熊井の話だと高梨は何年も前から月夜野に知財部を作るべきと社長に提案していたが、社長が渋っていた。

すると、高梨は親会社に直談判をし、親会社から言われて月夜野の知財部が設立したのだ。

高梨が月夜野に知財部を作りたかったのか理由までは分からないと熊井は言った。

ハッピースマイルに来た理由

熊井の話を聞いた亜季は高梨の考えをちゃんと知りたいとハッピースマイルに行くことを決めた。

中野からの話も聞きたいと言う亜季に研究室を去った中野と怖くて会えなかったと言った又坂も亜季を見習わなきゃと中野のことは自分に任せてほしいと言った。

ハッピースマイルに北脇も一緒に行くと言う。

ハッピースマイルの弁理士・田所（田辺誠一）に高梨が来た理由を聞くが教えてもらえない。

北脇は憶測ですがと前置きし、総合発明企画について聞きに来たのではないかと聞いた。

北脇は総合発明企画のことを調べていてハッピースマイルが過去に訴えられていたことを突き止めていたのだ。

田所もパテントトロールは自分達では何も産み出さずに奪い取るだけの害虫のようなものと言い、高梨がお互いに情報交換をしようと持ちかけて来たことを認めた。

高梨は何としてでも月夜野を守りたいようで、他にも総合発明企画の被害に遭っている会社を回っているようだった。

田所は高梨が太陽新社にいたことも知っていた。

高梨の過去

亜季と北脇は帰ろうとしていた高梨を呼び止め、田所から聞いた話をした。

昔、高梨がいた会社は保守的な会社で奇抜なアイデアが煙たがられていた。

そんな時に芹沢と出会った。

太陽新社は芹沢が代表を務めていた会社だったが表向きは代理人として弁理士資格もないのに知財回りの手続きを行っていて、役員名簿にも載っていない。

芹沢は高梨を研究者としての腕を買い、コンサルタントとして役員待遇で引き抜いたり

そして、最初に担当したのが中野誠司だった。

高梨は中野の研究を親身になってサポートして研究を完成させたが、その裏で芹沢が中野を巧みに騙して悪い条件で契約を結ばせていた。

そのせいで、中野の研究は権利者も発明者も中野ではなくなっていたのだ。

その時に高梨は初めて太陽新社の正体を知った。

高梨は警察に内部告発をしようとしたが、その動きを察知した芹沢が太陽新社を畳み、自分がいた痕跡も全て消した。

知財部を作った理由

「高梨部長は発明を奪ったのではなく、守ろうとした。中野さんも高梨部長が騙したわけではないですよね。」と言う亜季に「結局、中野さんの発明は取り返せなかった。あのころの私に特許や知財の知識がちゃんとあったら、あんなことにはならなかった。私にとっては知らなかったということが罪なの。」と高梨は言った。

「だから月夜野に知財部を作った。二度と同じことを繰り返さないために。」と北脇は言った。

たが高梨は「意味なかったのかもしれない。月夜野もパテントトロールに狙われてしまった。狙われたら最後。逃げ場は塞がれ余計に痛い目に遭う。特に芹沢は悪事の証拠になるようなことは一切残さない。戦いようがないのよ。」と言った。

「私は諦めたくないです。だから部長は知財部を作って、みんなの汗と涙の結晶を…」と言った亜季に高梨は「そのことなら大丈夫。もう、これ以上みんなに迷惑はかけないから。」と言って出て行ってしまった。

コストより大事なもの

あとは先行文献の学会誌が見つかればいいが、まだ途方もない数に当たらなければならなかった。

芹沢との話し合いは明日。

どうしても相手の言いなりになるのが嫌だと言う亜季にコストを考えたら1億円払った方がいい。ビジネスに正義なんてない。と北脇も言っていたと松尾は言う。

北脇は「確かにビジネスに正義なんてない。だけど時にはあってもいいんじゃないですか？コストより大事なものが。」と言い、それを聞いた開発部、総務部、営業部と社員総出で学会誌探しにあたった。

再会

又坂は現在、理科の非常勤講師をしている中野に会いに行った。

「私、弁理士になりました。」と又坂は中野に報告した。

その後、高梨のことを聞くと、もちろん覚えていると言って手紙の束を出した。

それは高梨からの詫びの手紙で、気にしなくていいと返事をしたが、それでも毎年送られてくると中野は言った。

今になって、あの時のことを冷静に思い出せると言った中野は「特許の出願書には僕の名前が書いてあったと思ったけど思い違いだったかなー？」と言った。

それを聞いた又坂は「本当にご自分の名前があったんですね。記憶があるんですね？」と中野に確認した。

そのころ高梨は社長に退職願を出していた。

対決

次の日、芹沢が月夜野ドリンクを訪れた。

芹沢に回答を聞かれ、北脇は「我々は和解金を支払うつもりはありません。以上です。」と答えた。

裁判で負けることになると言う芹沢に「負けるつもりはありません。」と答え、亜季がパソコン画面を見せた。

それは、あの先行文献となる学会誌で、この論文によって009特許の新規性は失われると説明するが、芹沢は訴えを取り下げるつもりはないと言った。

「勝ち負けなんて、どうでもいい。それより、そちらにはもっと大事なことがあるでしょう。」と高梨が過去に人の発明を奪い取るような会社にいたと言った。

高梨は「それを黙ってる代わりに和解金を支払えと言うんですか？それなら、払いません。私は今日限りで会社を辞めます。もう月夜野とは関係ありません。」と芹沢に言った。

そして、芹沢が太陽新社の首謀者であったことを世間に訴え、自分も批判を厳粛に受け止めるとした高梨は芹沢に「あなたにも罪をきっちり償わせます。」と言った。

それでも芹沢は自分は太陽新社とは関係ないし名誉毀損とまで言った。

高梨が会社を辞めたところで、これは月夜野の問題であって、世間からは大バッシングだろうと余裕の構えだ。

決着

その芹沢の言葉にキレたのは増田社長だった。

「やれるもんなら、やってみろ。高梨がいなかったら今の月夜野はない。高梨がいてこその月夜野だ。高梨の批判は全部自分が受け止める。」と言った社長は高梨の退職願を破いた。

そこに入ってきたのは又坂。

又坂は芹沢の前まで歩み寄り、中野誠司に会ってきたことを話した。

中野が話していた特許出願の書類にあった自分の名前が公報には別人の名前になっていた。

おそらく、中野な色々な書類にハンコを押させられていた中に特許の名義人変更届けがあったのだろう。

そして、特許の名義人の変更手続きをした者の名前は特記庁に残っている。

そう言った又坂は１枚の書類を出し、中野の発明の特許の変更手続きをしたのが芹沢であることを示した。

これで、芹沢が太陽新社と関わっていたのは明らかだった。

「たった１枚の紙切れで…」と言う芹沢に「たった１枚の紙切れで、あなたを表に引っ張り出すことができる。探せば被害者はいくらでも出てくる。となれば集団訴訟になるかもしれません。高梨部長のことを世間に流せば、あなたのことも公になる。和解金を支払うのは我々ではない。あなただ。」と北脇は言った

「月夜野ドリンクは徹底的に戦います。」と宣言した亜季に続き、「戦う覚悟はあるんですか？」と北脇が言い、社員も「私たちは負けない。」と芹沢に詰め寄った。

芹沢の前に出た増田社長は「和解金支払ったるわ。」と財布から一万円を出し「ここまでの交通費として。」と芹沢のポケットに一万円を入れると「お引き取りください。」と言った。

芹沢は一万円だけを受け取り帰って行った。