『それってパクリじゃないですか？』第７話が放送されました。
亜季と又坂が特許侵害の調査のため、相手の会社に潜入！
そこで明らかとなった特許を利用した違法ギリギリの商売。
月夜野が特許侵害？
『それってパクリじゃないですか？』第７話をネタバレありでどうぞ！
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『それってパクリじゃないですか？』第７話あらすじ
売り文句
藤崎亜季（芳根京子）は友人のゆみ（福地桃子）のカフェで猫用のシャンプーをもらう。
そのシャンプーには特許出願中の文字があり、ゆみも「すごいシャンプーみたい。」と言っていた。
だが、会社で弁理士の北脇雅美（重岡大毅）に「大したシャンプーではない。」と言われてしまう。
特許出願中なだけで、特許を取っているわけではない上に、大した技術でもないようなので特許は取れないだろう。と北脇は言う。
亜季は「騙すような書き方じゃないですか？」と言い、熊井部長（野間口徹）も「褒められた売り方ではないですね～。」と言った。
2000万円
営業部の松尾（髙橋努）が知財部の３人と開発部の高梨部長（常盤貴子）に、今宮食品という会社が特許を買わないか？と言ってきたと書類を見せた。
乳酸菌に関する特許で、優れた特許なら買うのもありだと熊井部長は言うが、要求金額は2000万円という高額過ぎる値段だった。
北脇は「話にならない。」と特許を買うことはしないと決めようとした時、高梨部長が止めた。
書類を見ていた高梨はこの特許が月夜野ドリンクが販売しているぐる～っとヨ～グルに使われている可能性があると言った。
今宮食品は月夜野が特許を侵害しているから2000万円払えと要求しているようだった。
ひとまず問題ない
北脇はグル～っとヨ～グルは発売前に侵害予防調査を行っていることを見つけ、特許を犯しているようなものはなかったと報告があった。
だとしたら、ひとまず問題ないと北脇は言う。
だが、今宮食品が特許を侵害されていると言っている特許を仮に009特許とし、念のため検証した方がいいとも言った。
そして、今宮食品の特許は買わないと知財部では決めた。
デマ拡散
だが、月夜野ドリンクが今宮食品の特許を侵害しているというビラが配布される。
そこには特許庁が調査に乗り出しているとデマまで書いてあった。
月夜野ドリンクでは販売店からの確認の電話が鳴りやまなかった。
弁理士の又坂（ともさかりえ）は今宮食品が悪評をたて、特許を買い取らせるためにやっているのではないか？と言った。
こんなことをする今宮食品とはどんな会社なのか気になるが、小さい会社で情報が少なかった。
だが、亜季は今宮食品が開催する新作の試飲会のお知らせを見た。
北脇はその試飲会に行って今宮食品がどんな会社か見てくるように亜季に言うと、又坂も一緒に行きたいと言った。
試飲会に潜入
今宮食品の青汁の試飲会にきた亜季と又坂。
又坂は青汁の成分について聞くが、社長の今宮は商品の詳細を説明することができない。
そこにアドバイザーの芹沢（鶴見辰吾）が来て、青汁の成分を教えてくれた。
特許も取っている技術を使っていると言う芹沢に又坂は何の特許かを聞くが、芹沢は答えず特許という言葉に群がった他の客に売り込み始める。
だが、青汁を定期購入にすると、簡単に解約できないような違法スレスレの仕組みになっていた。
会場内には青汁と全然関係ない商品も犯罪しており、そこにはゆみにお勧めされた特許出願中が売り文句の猫のシャンプーも販売していた。
猫のシャンプーをはじめとしたものは、今宮化学という会社が販売元となっていた。
今宮食品
その後の調べで今宮食品は今宮化学や今宮フーズと名前を変え商品を販売していると分かった。
開発だけを自分たちでして、製造は他の会社に業務委託をしているらしい。
特許がらみの商品を多く扱っているがその特許で他の会社にライセンス料を求めたり、訴訟を起こしたりしているみたいで今回は月夜野がターゲットとなったようだ。
そして、青汁の特許は青汁そのものではなく、粉末を入れているスティックに特許の技術が使われているだけだった。
亜季は「特許をこんなずるい使い方をする人がいるなんて悲しい。」と言うが又坂は「そういうヤツらもいるのよ。」と言った。
高梨部長 VS 又坂
そこに増田社長が血相を変えて北脇を探しに来た。
隠れる北脇だが、見つかり「えらいことになっとるやないか！どうするつもりだ！」と中傷ビラを目の前に出した。
社長に現段階では009特許がグル～っとヨ～グルに使われているか明言することはできないため検証する必要があると説明した。
社長は早急な解決を望んでいるが、それには和解金として要求通り2000万円を払うしかない。と熊井部長は説明する。
だが、「それはあまりお勧めできませんね。」と又坂が現れ言った。
こういった会社は一度要求を飲むと、かもにされ、二度、三度と要求しえてくる可能性がある。
北脇の言った通り、しっかり検証してこちらに非はないことを証明すればいいんです。と又坂は言った。
社長も又坂の言葉に納得したが「ちょっと待ってください。」と高梨部長が言った。
今宮食品のやり方を見ていると、このまま引き下がるとは思えない。
突っぱねてしまえば侵害訴訟を起こしてくることも考えられる。
訴訟を起こされたら、月夜野にはマイナスのイメージがついてしまう。と高梨は言う。
松尾もカメレオンティーの売り上げにも影響するという言葉に社長もそれはダメだと言う。
だが、又坂が裁判になっても勝てばいい話で、そうなれば後ろめたいことはないと世間にも主張できると言うのだ。
高梨は訴訟が長引いたら月夜野の評判は落ちる一方だと言い「カメレオンティーの発売までに訴訟に勝つという自信はあるんですか？」と又坂に詰め寄った。
又坂は答えに詰まり、高梨は「どうなんですか？北脇さん」と北脇に聞いた。
「正直、そこまでの保証はありません。」と北脇は答えた。
今、月夜野にとって大事なのは、ムーンナイトプロジェクトを成功させること。
裁判で貴重な時間やお金を無駄に浪費するくらいなら2000万円を払い、早く解決した方がリスクは最小限に抑えられる。
と高梨は増田社長に訴えた。
社長は「少し、考えさせてくれ。」と言った。
先行文献
このままでは2000万円を支払うことになるかもしれないと話す知財部。
北脇は別の方法として先行文献を探すことを提案した。
先行文献とは特許より先にそれに関する文献が発表されていた場合、特許の要件の新規性が失われ特許の向こうを証明できるのだ。
見つかる保証はないが、みんなで探し始める。
高梨と又坂がいつもと違う
今宮食品の青汁を飲んだ開発部の柚木（朝倉あき）は飲みやすさに驚き、どんな風に作っているのか気になる。
開発部の土居の分析によると、一般的な青汁と違って海藻エキスが入っていて、そこに秘密があるようだと言う。
これは特許を取れるレベルのものだと土居に言われるが、なぜ今宮食品は特許を取っていないのか亜季は疑問に思う。
開発部の窪地（豊田裕大）は今回の件で高梨部長が今までとは違い、やけに弱気なのが気になっていた。
亜季はそれよりもいつもと違う又坂が気になっていた。
又坂が肩入れする理由
亜季は又坂と話そうとするが、又坂は電話中で「私も今宮のようなあくどい会社は許せませんから。」と言っているのが聞こえてしまった。
又坂は亜季と北脇にさっきの電話は知り合いの発明家だと話した。
特許のことで相談に乗ったりして、個人発明家の知り合いが何人かいると又坂は言った。
今回の件にやけに肩入れしていないかと亜季と北脇は又坂に聞いた。
又坂は１枚の写真を見せて話してくれた。
それは、又坂の大学時代の先輩・中野誠司（板尾創路）たちが映った写真。
中野は才能あふれる天才肌で、大学時代に没頭していた研究があった。
ある時、太陽新社という会社が援助を申し出てきて、中野の発明品は完成し、特許として認められた。
だが、あとで調べてみると特許の権利者の名義は中野ではなく太陽新社にものになっていた。
特許の発明者も別人の名前だった。
そのうえ、ほかの発明も安く買いたたかれていた。
ショックを受けた中野は大学を去った。
又坂が弁理士を目指したきっかけとなった出来事だった。
あとで調べると太陽新社は悪名高いパテント トロールだったと又坂は言った。
パテント トロールとは特許を本来の事業目的には使わず、他の会社にライセンス料を要求したり、訴訟を起こして利益を得ようとする特許を悪用する怪物という意味だ。
さっきの電話の相手は、これまでにもいくつかの発明品を作っていた。
それを今宮食品が聞きつけ、手伝うと言いながら口車に乗せ、発明を安く買いたたいた。
そのうえ、発明を特許にするには大金が必要だと不当に金を巻き上げた。
「特許を食い物にするヤツらが許せないの。」と又坂は言った。
死蔵特許
今宮食品は個人発明家の発明を安く買いたたき、それを商品にして販売していたということかと熊井部長は言った。
亜季は青汁の特殊な成分がなぜ特許を取っていないのかが気になることを伝えると、北脇は本当に特許にないのか調べてみようと言った。
土居は青汁の飲みやすさは海藻エキスのアルギン酸ナトリウムだと教えてくれた。
アルギン酸ナトリウムで特許を調べると、１件ヒットがあり、13年も前に青山製薬堂という会社が特許を取得していた。
青山製薬堂は地方の小さな製薬会社で、今は営業を停止している会社だ。
又坂は「死蔵特許。」と呟いた。
死蔵特許とは権利者がいなくなった特許で、第三者が勝手に使うことは違法だけど、忘れ去られている特許ゆえ、使われていることにも気付かれないという。
今宮食品は死蔵特許を黙って使ってるってことになる。
これが証明できれば今宮食品の足元をすくえる。
又坂の指示で亜季と又坂が青山製薬堂に知らせに行くこととなり、北脇と熊井部長で009特許の侵害調査をすることとなった。
特許の本当の権利者
亜季と又坂は特許にある青山製薬堂の住所に行ってみる。
そこは普通の住宅街で、たまたま聞いた人が青山製薬堂はうちだと答えた。
青山理恵（ふせえり）は青汁の特許は亡くなった夫が昔、取ったものだと言い、夫が亡くなってからは会社の名前が残っているだけの状態だと教えてくれた。
又坂は理恵に今宮食品がその特許を無断で使って商品を販売していることを理恵に伝える。
売り方も違法スレスレで理恵の夫の特許がいいように使われている。
特許権侵害で訴えてはどうか？と又坂は提案した。
夫の特許が勝手に使われいるのは悔しいが、裁判をする余裕などないと、理恵は訴えることを拒否した。
最後まで諦めない
会社に戻り、理恵は訴訟を起こさないと報告する亜季に、北脇たちの方も成果がなかったため、週明けには今宮食品に和解金の2000万円を支払うことになりそうだと熊井部長は言った。
亜季は最後まで諦めたくないと週末に行われる今宮食品の試飲会に再度行くと言った。
北脇も最後まで諦めなければ手はあるかもしれないと言った。
一方の今宮食品では、アドバイザーの芹沢が又坂が弁理士で亜季が月夜野の社員であることを今宮に伝えていた。
明日の試飲会にもまた来るかもしれない…これは和解金の額をつり上げるチャンスかもしれないと芹沢は言った。
北脇は「大事なのは明日の試飲会で今宮食品をたたくんです。」と言った。
芹沢は「大事なのは明日の試飲会で月夜野をたたくんです。」と言った。
二度目の試飲会
試飲会の日、亜季と又坂に加え、北脇と総務部の五木（渡辺大知）も同行した。
青汁の試飲会に集まる人たちに本当のことを教えてあげましょうと言い、試飲をしている人に声をかけた又坂と亜季を今宮食品の社長と社員が捕まえ奥に連れて行く。
亜季と又坂、追いかけた五木に月夜野の社員と弁理士であることを突かれ「特許侵害に加え、営業妨害ですか？2000万円どころでは済まない話ですよ？」と言われてしまう。
だが又坂は「そちらこそ人のことどうこう言える立場なんでしょうか？」と言った。
青汁の特許はスティックに使われているもので、虚偽表示にあたる恐れがある。
青汁は青山製薬堂の特許を無断で使っているとやり方が悪質だと又坂は五木の陰に隠れながら言った。
亜季も、個人発明家から発明を安く買いたたいていることを言った。
だが、今宮は発明を金に換えなきゃ意味がないと特許を有効利用している我々に感謝してほしいと言った。
それを聞いた又坂は「あなたたちがやっていることは特許への冒涜です！」と今宮に言った。
それでも、特許と言えば無知な奴が財布の紐を緩める。特許とは便利なものだと今宮は言うのだった。
特許侵害が法律違反であることを又坂が伝えると、「裁判でも何でもすればいい。青山製薬堂にその体力があればの話だがな。」と今宮は余裕を見せた。
「では、そうさせていただきます。」と又坂は言った。
実は青山製薬堂の特許を月夜野が買い取っていたのだ。
買値に満足してもらい、正式に特許は月夜野の物となった。
なので、今宮食品の青汁は月夜野の特許を侵害していることになった。
月夜野が今宮食品を特許侵害で訴えれば、余罪もボロボロ出てくるでしょう。
と又坂は言った。
そこに今宮食品の社員が会場の客が次々に返金を求めてきていると知らせに来る。
その理由は亜季がカメラ付きの猫の首輪を手につけていて、今までのやりとりが会場にいる北脇がカメラの映像を映し出し、パソコンから全部流れていたのだ。
不穏な動き
芹沢は、月夜野ドリンクのホームページの社員紹介の高梨部長の写真を見ていた。
今宮食品から帰り際、誰も居なくなった今宮食品の事務所で又坂は太陽新社と書かれたファイルを見つけた。
社長が出て行った社長室で高梨はタブレットで今宮食品の会社情報を見ていた。
そこに五木が裁判所からの封筒を持ってきた。
特別送達と書かれた封筒を見た高梨の表情が変わった。
それは009特許を侵害しているという別の会社からの訴えだった。
又坂は今宮食品にあった太陽新社のファイルにあった書類の中に高梨部長の名前を見つけた。
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『それってパクリじゃないですか？』第７話感想
悪質な会社
今回は月夜野が特許を侵害しているということでした。
特許を食い物にしている会社だけあって、亜季たちが乗り込んだ時もまるでヤ〇ザでした。
まあ、そのやりとりを客に見せることで会社の悪行を知らせることができましたね。
不穏な動きが気になる
最後に不穏な動きが気になることだらけでした。
今宮食品のアドバイザーの芹沢は高梨のことを知っているようでした。
そして、高梨も今宮食品を気にしているようでした。
高梨が今宮食品との裁判を避けたかったのは自分が関わっていたことがバレたくなかったから？
そして、太陽新社というパテント トロールに高梨が関わっていた？
高梨は又坂の大学の先輩の中野と過去に繋がりがあったのを又坂は覚えていたようです。
この不穏な動きは次回に繋がっているようです。
亜季失恋？北脇チャンス？
まさかの五木に恋人発覚でした。
亜季は五木に恋愛感情なんてないように見えていましたが、しっかりショックを受けていました。
そして、北脇は亜季が五木を好きだと思っているので、気を遣った行動を取りつつも、その関係にヤキモキしているようです。
五木に恋人がいることが分かり、亜季と北脇の関係も変わっていくのでしょうか？
『それってパクリじゃないですか？』次回は
『それってパクリじゃないですか？』次回は
009特許で訴えられた！
訴えたのはあの人！
そして、高梨部長が過去に関わっていたのは…？
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