芳根京子主演のドラマ「それってパクリじゃないですか?」の第1話が放送されました。
知的財産エンターテインメントとなっている今回のドラマ。
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そんな「それってパクリじゃないですか?」の第1話「盗まれた発明」をネタバレありでどうぞ!
『それってパクリじゃないですか?』第1話あらすじ
デザインが使えない!
月夜野ドリンク開発部の藤崎亜季(芳根京子)は新しいドリンクの開発で自分のボトルデザインが採用され喜んでいた。
亜希が提案したキラキラボトルのサンプルが届いたころ、先輩の柚木さやか(朝倉あき)がライバル社のハッピースマイルビバレッジがキラキラボトルの特許を申請していたと駆け込んでくる。
ハッピースマイルビバレッジの特許を申請したのは、亜季が大学時代にゼミが一緒で、数か月前に飲み会で会っていた青木香苗だったことから、亜季がキラキラボトルの事を話したと会社には疑われてしまう。
亜希には覚えがないが、開発部部長の高梨伊織(常盤貴子)から開発部の仕事から外れるように言われる。
弁理士・北脇の登場
今回の件が親会社でも問題になっていて、親会社から月夜野ドリンクに弁理士が来ることとなった。
来たのは弁理士の北脇雅美(重岡大毅)。
弁理士とは知財・知的財産権の専門家。
北脇は「月夜野は知財に関する意識が甘すぎるように思えます。」と指摘。
知財とは価値のあるアイデア・創作物を総称した知的財産のこと。
北脇は亜希からキラキラボトルの説明を受けた後、開発部に聞きにいく。
北脇の調べによると、ハッピースマイルは他社のアイデアの隙をついて特許を申請しているような会社だと言う。
今回のキラキラボトルに関しても「偶然のレベルを超えている。間違いなくアイデアの盗用だ。」と北脇は言う。
「アイデアをいつ思いついたかより、先に特許庁に出願した方が特許権を得られる。早い者勝ち。それが知財のルール。」と北脇に教えられる。
そこに現れた部長の高梨は相手の特許に触れずに発売する方法を探す。など開発部としてやれることをやりなさい。と開発部に発破をかける。
冒認出願
特許出願の手伝いをしてくれるという弁理士の又坂市代(ともさかりえ)が月夜野ドリンクにやってくる。
又坂は北脇とは昔からの知り合いのようだ。
又坂から今回の件は冒認出願だと教えられる。
冒認出願とは第三者が他人のアイデアを盗んで出願すること。
今回の件はハッピースマイルの出願が月夜野ドリンクから盗んだものだと証明できれば特許を無効にできるのだ。
問題はどう証明すればいいかだ。
北脇は「月夜野ドリンクの社員がハッピースマイルの社員とたまたま飲み会に一緒に参加し、開発情報を喋ってしまった。その時にいつも持ち歩いているノートも見せてしまった。」と証言することを提案。
亜希が自分で開発情報を喋ってしまった。と認めなければいけないのだ。
喋っていない亜希は拒否するが、北脇は「これしかハッピースマイルの特許を無効にする方法はない。これまで開発費やプロジェクトの予想収益1億円を失うことになる。」と言う。
ハッピースマイルと直接対決
開発部長の高梨は特許のことで、ハッピースマイルに行くからと亜希も誘う。
ハッピースマイルでは弁理士・田所ジョセフ(田辺誠一)と特許を出願した亜希のゼミが一緒だった青木香苗も同席していた。
田所はライセンス料の話しだと思っていたが、高梨はキラキラボトルはうちの方が早く開発していたと言うが、何か知らないか?と青木に問う。
亜希も「どうやって、うちの開発情報を知ったんですか?」と聞くが、田所に遮られる。
高梨はライセンス料の話しを断り「あのボトルは弊社の開発部員たちが作りだした物だと確信していますから。特許権は必ず取り返しますから。」と宣言して帰っていく。
亜希が喋っていないと証言
亜希と同じゼミで開発情報が漏れたとされる同窓会に開発部の窪地(豊田裕大)も出席していた。
窪地は亜希をライバル視しており、亜季が開発情報を漏らした証拠を掴もうと靑木に会いに行っていた。
だが、青木が「亜希はどんなに聞いても何も喋らず、いつも持っているノートも絶対に見せなかった。」と証言したのだ。
だが、北脇は特許を取り返すのは冒認出願を主張すること。亜希に明日の社長も出席する役員会議で喋ってないことを喋ったと証言するようにと言うのだ。
亜希は「開発情報を漏らしたなんて証言したら私は会社にいられなくなります。そんなのはどうでもいいことなんでしょうね。そうやって会社の利益を守ることがあなたの仕事なら知財の仕事は最低な仕事ですね。」と言い帰っていく。
役員会議
役員会議に出席した亜希は覚悟を決め、開発情報を漏らしていない。と言う。
冒認出願が出せない。と怒る木下常務(相島一之)に「あのボトルを超えるものをまた作ります。」と宣言する。
話しを聞いた北脇はいきなり「きゅるんきゅるん」と言い出し、「自分からもちょっといいですか。」と話し始める。
北脇は月夜野ドリンクのキラキラボトルとハッピースマイルの明細書を見て再現したキラキラボトルを持って、「月夜野の方がきゅるんきゅるんしている。つまり滑りにくい。手触りが違う。それはなぜ?」と亜希に聞く。
亜希の説明だと、キラキラ度合いを高めるためにコーティングを改良した結果、手触りがよくなったのだ。
だが、ハッピースマイルの方はコーティングの改良までは知らなかった。
亜希の同窓会の時にはコーティングを改良していたことから、同窓会の前にはハッピースマイルには情報が漏洩していたのだ。
その原因は増田社長(赤井英和)が定期的に行っている講演会で、興味を持って話しかけてきた男にキラキラボトルの試作品を見せていたのだ。
その男は高梨と亜希がハッピースマイルで見かけた社員だった。
社長がハッピースマイルの社員にキラキラボトルの試作品を見せている動画を冒認出願の証拠として提出することをハッピースマイルの田所に伝える。
それが公になるとマズいハッピースマイルはキラキラボトルの特許を無償で譲渡することを約束するのだった。
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『それってパクリじゃないですか?』第1話感想
いつもと違う芳根京子と重岡大毅
いつも、ハツラツとして元気なイメージがある芳根京子さんと重岡大毅さん。
今作では芳根さんはソフトボール部でも補欠で、自分に自信がない…でも真面目な女性を演じています。
重岡さんは仲良くなる必要はない。と歓迎会の誘いを断り、ビジネスに正義は不要!と言い切るも、仕事はきっちりこなす弁理士を演じています。
お2人とも、普段の姿とは真逆のように見える役ですね。
重岡さんの人より歯が多く見えてしまう笑顔が見られないのは残念ですが、真面目な顔で「きゅるんきゅるん」と言い出した時は面白かったです。
中畑清が監督役で出演!
落ち込む亜希を友人の根岸ゆみ(福地桃子)が気分転換に母校のソフトボール部へ連れ出してくれたシーンでソフトボール部の監督役で中畑清さんが出演してました。
ジャイアンツファンの私、中畑さん好きなので嬉しかったです。
「絶好調!」も聞けました。
カッコいい開発部長
開発部の部長を演じる常盤貴子さん。
最初は、亜季の味方なのか分からなかったですが、ライバル社に行き、「うちの社員を信じています。」と言い切ったところはカッコ良かったです。
最後に、遅れてやってきた社長が亜希を責める中、情報を漏らしたのが社長本人だと言えずにいる男性陣とは違って、「藤崎は無関係です。情報を漏らしたのは増田社長です。」と言えちゃうのもさすがでした。
いい味出してる脇を固める皆さん
今作は脇を固める役者さんがいい味出してるな。と感じました。
野間口徹さん演じる熊井法務部長・高橋努さん演じる営業部の松尾、渡辺大知さん演じる総務部の五木のトリオがいいですね。
そして、ともさかさん演じる特許事務所を立ち上げた弁理士・又坂も明るく衣装も素敵で画面を華やかにしてくれます。
ですが最後は「知財の仕事は誰かが作り出した汗と涙の結晶を守ること。」と北脇をフォローしていて素敵な役ですね。
あと、最後に出てきた赤井英和さんのポンコツ社長ぶりが絶妙に合っていて良かったです。
『それってパクリじゃないですか?』主題歌
主題歌はAARONの「ユニーク」に決定。
TikTokでの人気の高いAARONさん。
「皆さんの応援歌になることを願っています。」とコメントされています。
オープニング曲はドラマ出演者の重岡大毅さんが所属するジャニーズWESTの「パロディ」です。
踊り出したくなるようなジャニーズWEST流ディスコポップとなっています。
『それってパクリじゃないですか?』初回視聴率は?
『それってパクリじゃないですか?』の第1話視聴率は6.0%でした。
同じ時間帯に放送されたフジテレビの「わたしのお嫁くん」は6.1%だったので、ほぼ引き分けですかね?
次回以降の視聴率はどうなるんでしょうか?
『それってパクリじゃないですか?』次回は?
開発情報の漏洩が亜希のせいではないと分かったのに、開発部に戻れず…。
これを機に作ることとなった「知財部」に異動となってしまった亜希。
メンバーは亜希と熊井部長と…キラキラボトルの件が片付き親会社に戻ったと思われていた弁理士の北脇だった。
次回から本格的に月夜野ドリンクの知財部が動き出します。
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