2023年夏ドラマ、TBS金曜ドラマ「トリリオンゲーム」第7話が放送されました。
ハルの次の一手はトリリオンテレビの開局!
ドラゴンバンクも本気で潰しにかかってくる。
「トリリオンゲーム」第7話をネタバレありでどうぞ!
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「トリリオンゲーム」第7話ネタバレ
トリリオンTV開局
天王寺陽【ハル】(目黒蓮)はトリリオンTVを開局すると宣言!
トリリオンTVはネットテレビだ。
ハルはプチプチアイランドで稼いだ利益を全てトリリオンTVに賭けると言う。
まずは、天気予報専門チャンネルを買収し24時間ネット配信のノウハウをいただく。
そして、番組制作会社を買収し、美術・技術会社とも業務提携した。
祁同院一輝(吉川晃司)には買収したゴップロのタレントを雀の涙程度のギャラで出演てもらうことをお願いした。
その代わりに番組スポンサーとのCM契約をセットにすると提案。
そのためにはスポンサーを探さなければならなかった。
そして始まったトリリオンTVは、無料登録の手軽さとゴップロタレントを宣伝効果で会員数、視聴回数はどんどん伸びていった。
アクセスが集中し過ぎるとサーバーがパンクする。
だが、平学【ガク】(佐野勇斗)が「何があってもトリリオンTVを止めない。これが僕の仕事。」と徹夜続きでパソコンと向き合っているおかげで、アクセスが集中してもサーバーがパンクすることはなかった。
ハルは大口スポンサーを見つけてきた。
それはスマホのミスリルフォン工業だった。
桐姫が本気を出す
ドラゴンバンク社長・黒龍一真(國村隼)はトリリオンゲームTVの勢いを知り「久々に潰しがいのある若者が出てきて嬉しい。だが、新参者は必ず古参に潰される。既得権益に勝ったものはいない。」と言った。
黒龍キリカ【桐姫】(今田美桜)は「ぜひ、私にやらせてくださらない?」と父に言った。
祁同院は人気女子アナランキング10位に入る白虎あかり(百田夏菜子)の番組を見ていた。
そこに入ったニュース速報。
ドラゴンバンクがアメリカ大手配信サービスD-REXジャパンを買収したというニュースだった。
CEOに就いたのは桐姫。
桐姫が本気でトリリオンTVを潰しにきてるのだ。
ゲームの利益を全てトリリオンTVにつぎ込んでるトリリオンゲーム社はトリリオンTVが失敗すれば会社そのものがダメになる。
桐姫はD-REXジャパンの社員の前で、地上波の番組を買い先行配信することを提案。
それに1人だけ異議を唱えたのは日影(佐戸井けんた)だった。
地上波のテレビ局は自分たちの配信サイトを持っており、よそ者には売ってくれない。
それに先行配信などしたら、スポンサーが黙っていない。
というのが日影の意見だ。
桐姫はただ1人異議を唱えた日影を副社長に任命し、自分の意見も持たない他の人は解任すると言った。
日影の意見に桐姫は「自分たちがよそ者じゃなくなっちゃえばいい。番組スポンサーごと買い取っちゃえば文句などいう人はいなくなる。」と提案した。
ドラゴンバンクに勝つための一手
ドラゴンバンクを逆転する一手として、「報道にフルパワーでぶっこむ。」とハルは言う。
ハルは報道ディレクターの功刀(津田健次郎)に声を掛ける。
今は小さい番組制作会社にいる功刀だったが、昔はジャパンTVの花形プロデューサーだった報道のプロだ。
功刀がジャパンTVを辞めたのは、取ってきたスクープがスポンサー絡みだったことで潰されたことが原因だった。
「スポンサーの顔色を窺って、真実を報道しないのは、報道の死に値します。」と言い捨て辞めていた。
そんな功刀に「俺らは真実をねじ曲げるようなことはしません。一緒に戦いましょう。報道の未来のために。」とハルは力強く言った。
功刀は「そんな志はない。興味があるのは数字だけ。」と言い、「だったら俺らと視聴回数を稼ぎましょう。」とハルは返した。
そこに功刀に電話がかかってきて現場へ行くことに。
そこはテレビ局で、テレビ局の株を買い漁って番組放映権を交渉中の桐姫が出てくる姿を撮りたいがどの玄関から出てくるか分からないということだった。
功刀についてきたハルとガク。
「賭けをしませんか?」とハルは言った。
どこから桐姫が出てくるか当てたら、自分たちと組む。
外したら、2度と功刀の前には現れない。
功刀はその賭けにのったが、答えるのはガクと指名した。
ガクは桐姫が出てくるのは正面玄関と答えた。
次のアポや道路状況から考えた結果だ。
ガクの考えた通り、正面玄関から桐姫は出てきた。
車に乗り込む桐姫に手を振るハル。
気づいた桐姫も不敵な笑みで手を振り返して、車に乗り込む。
実はガクは計算したワケではなく、桐姫なら堂々と正面玄関から出てくるだろうと思い、ハッタリをかましただけ。
何はともあれ、ガクのおかげでトリリオンTVに報道のプロが来ることとなった。
トリリオンTVを訪ねてきたのは人気アナウンサーの白虎あかりだった。
自分をトリリオンTVで雇ってほしいと言う。
あかりは入社以来、報道志望だったがバラエティばかりやらされていた。
「トリリオンTVで真正面から報道に取り組んで視聴者に真実を届けたい。」とあかりは言う。
ハルは「共に戦い報道の未来を築いていきましょう。」とあかりと手を取った。
これで、報道のプロと人気アナウンサーが揃った。
疑う凜々と信じるガク
社長の髙橋凜々(福本莉子)はガクにハルはゲームの時みたいに報道も捨て駒にするつもりなのではと心配を口にした。
ゲームの時はたまたま上手くいったが、これ以上思い付きやハッタリで行動するのは…ゲームの時みたいにガクが何もかも1人で抱え込んでしまうのではないかと凜々は心配しているのだ。
それでもガクは「ハルくんとの友情パワーを信じたい。僕は大丈夫。」と言った。
トリリオンニュースが始まる
そして、トリリオンニュースが始まった。
あかりの電撃移籍は話題になっているものの、ニュース番組として見られているかどうかは疑問だった。
この間もD-REXは各局の人気コンテンツを独占配信して会員数を増やしていた。
功刀は報道ネットワークに入ってないから、情報収集力が弱いと言う。
ハルは一般人のSNS動画をピックアップすれば、ネットワークは1億人と言った。
地上波のテレビでは視聴者からの情報提供には金を払わない。
払い始めると、金目当てでガセネタが溢れる恐れがあった。
ハルは、だったら自分たちは有料で情報を提供してもらうと言う。
ガセネタかどうかを見破るにはAIの自動解析ソフトを作ると言ったガクに任せた。
立てこもり映像はどうやって?
動画投稿自体は増えていたが、ニュースにならないようなものばかりだった。
そんな中、立てこもり事件が発生した。
視聴者からの投稿動画で臨場感あふれる映像が届く。
ハルにはある人物から立てこもりの人質に仲間がいると連絡が来て、人質はカメラを仕込んだメガネで中の様子を撮影している映像が届く。
人質目線の映像は独占配信だった。
映像を見ながらあかりは冷静に現場の状況を伝える。
その映像のおかげで人質の人数と犯人のいる場所や犯人の動きも分かり、警察が突入し立てこもり事件は解決した。
あの映像は超有名情報系ユーチューバーのオサバキくんのおかげとハルは言った。
オサバキは先日、帰ろうとするあかりに絡んできていた。
そこをハルが捕まえ、トリリオンニュース専属の情報屋になるように交渉していた。
オサバキとその仲間に自分たちのチャンネルで稼げる額の3倍を払うとハルは言っていたのだ。
ハルの本当の目的
打ち上げの席で、功刀はハルのことをとんでもない二枚舌と言い、ハルが報道をやりたい本当の目的を聞いた。
ハルは「報道はただの釣り餌。莫大な広告料を取るための。」と答えた。
新興メディアに足りない信頼。大きい広告主を捕まえるために、信頼できる報道をやっている、ちゃんとしたメディアという外側が欲しかった。
そういうハルに「俺らの報道は飾りか~。」と功刀は笑う。
「あんたは数字のため。俺らは利益のため。お互いウィンウィン。」とハルは言った。
そんな2人の会話をガクと凜々が聞いていた。
初の独占スクープ
視聴者からの投稿動画で無理な充電でスマホが爆発したとの動画が寄せられる。
そのスマホはトリリオンTVの大口スポンサーのミスリルフォンの最新モデルだった。
ミスリルフォンに取材に行き、功刀とあかりは鉱社長(矢島健一)に話を聞いた。
だが、純正以外の充電はしないようにと説明書にも書いてあると瑕疵は認めない。
純正以外の充電器で充電しても他社のスマホはこういったことは起こらない。ミスリルフォンのシェアを考えれば無視できない問題。と功刀とあかりは言うが、ミスリルフォン側は仮に事故があったとしても示談で済むレベルのレアケースで公表するつもりはないとの考えだ。
功刀は今日のトップはミスリルフォンの発火問題でいくと決めた。
ミスリルフォン側にもそう伝えてきた。
トリリオンニュースにとっての初の独占スクープだ。
スポンサーだろうが、真実を伝えるのが報道の仕事。と放送の準備をする。
放送直前、ミスリルフォンの鉱社長と専務が乗り込みニュースを差し替えるように言った。
凜々が社長として対応すると、「どれだけスポンサーが大事か分かっているでしょう?」と言われる。
功刀は地上波キー局にいたころのスポンサーの顔色を窺い真実を報道できなかった時のことを思い出し、スタジオを出ようとするが、「ニュースの差し替えは行いません。」と言う凜々の声が聞こえた。
「当社は真実を報道します。これは社長判断です。」と凜々はハッキリと言った。
だが、そこにハルが宣伝部長と言って現れ、ミスリルフォンの報道は永久に出さないと言い出す。
その代わりCM出稿を増やして欲しいとお願いし、接待へと連れて行く。
ハルとスポンサーとの攻防
ハル、ガク、凜々、功刀、あかりと鉱社長と専務で中華料理を囲む。
中華料理を頬張りながらハルは次のCMキャンペーンのトップオフをもらいたいと頼む。
詳しい契約についてはこちらに…とミスリルフォンの最新機種を出し、発火問題の動画と同じように発電機で充電し始めるハル。
ハルはミスリルフォンに情報屋のオサバキ君が隣の部屋にマスコミ各社を集めていますと入力し円卓を回した。
隣の部屋からはざわめきが聞こえる中、ハルは大きい声で「ミスリルフォン最新機種の発火問題についても少しお話いただけます?」と言い、円卓を自分の方に戻した。
ここから酢豚を勧めるフリをして、ミスリルフォンを使ったハルとガクの攻防が始まる。
ハル:オサバキ君はうちに情報提供してくれる情報系ユーチューバーです。
鉱:完全に脅迫だ。
ハル:真実を晒すことは脅迫ではありません。
鉱:報道をやめる代わりにCM増額を要求する裏取引が明るみに出れば君らも終わりだ。
ハル:死ぬのは勝手に裏取引した俺一人。あなたらミスリルフォン工業は会社ごと死ぬ。
それを見た鉱は発電機の音が響く部屋で考える。
ハルはテーブルを叩き驚かせ「引かねえっすよ。俺。世界一のワガママ男なんで。」と言った。
鉱は大きな声で「きっちり報道していただきたい。法的に問題がなくても我が社のモットーはお客様の安全第一。全商品をリコールします。」と言った。
実は隣の部屋には誰もおらず、ざわめきはスマホとスピーカーで流していた。
またまたハルのハッタリだった。
それを聞いた功刀は笑い飛ばし「お前にとっちゃ釣り餌だもんな。」と言うが「まずい釣り餌にくいつく魚はいない。釣り餌だからこそ中身もちゃんと作る。」とハルは言った。
鉱社長にはとトリリオンニュースに出演し、発火問題について語ってもらった。
結果、ミスリルフォンは甚大なリコール費用と引き換えに真実を報道することで信頼と好感度が爆上がりした。
報道のおかげで、トリリオンTVも幅広く認知された。
凜々はガクの言っていた通り、ハルは真実を報道することも会社の利益も全部を取るために戦っていたのだと疑ったことを謝った。
何の話か分からないハルに「僕らの友情パワーは最強ってこと。」とガクは言った。
祁同院に近づくのは?
トリリオンTVは広告収入を激増させていた。
一方で有料サイトであるD-REXはユーザーの数も頭打ちだった。
「社会が大きく変わるゲームチェンジが必要ね。」と桐姫は言った。
祁同院は黒龍に呼び出される。
ドラゴンバンクのCMからゴップロのタレントを使わないと言われると思っていた祁同院。
黒龍は「その逆。君とはこれから仲良くしたい。」と言われる。
黒龍から差し出された酒を飲みほした祁同院は「いいっすねえ。」と答えた。
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「トリリオンゲーム」第7話感想
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トリリオンTV!
あれよあれよと言う間にネットテレビであるトリリオンTVが開局!
報道ディレクターと人気アナウンサー役で津田健次郎さんと百田夏菜子さんが今回から参戦しました。
ハルが報道をやるのが莫大な広告料を稼ぐための釣り餌と知っても、笑ってついてきてくれる功刀。
あかりの報道への想いやスキルもきちんと分かっていて、ハルはあかりをトリリオンTVに勧誘したみたいでした。
そして、ちゃっかりあかりに絡んできた情報屋まで抱き込んでました。
ハルのいくつもの作戦が功を奏し、順調な滑り出しのトリリオンTVでした。
容赦ない桐姫
トリリオンTVに対して本気を出してきた桐姫。
大手配信サービスを買い取り、そこで地上波の番組を独占配信するためスポンサーごと買っちゃう金にものを言わせて容赦ない桐姫。
自分に意見してきた人を副社長に抜擢し、それ以外は解任するというやり方にもカッコよささえ覚えます。
ハルとガクにとったら、敵なんだけどね…やっぱり桐姫も好きだわ!
ハルと桐姫のお手降りシーン!
容赦ないやり方でトリリオンTVを潰しにかかる桐姫ですが、車に乗り込むシーンではハルとお互いに笑顔で手を振り合う。
このやり取りにシビれました。
たったの1シーンでしたが、今回で1番印象に残るシーンでした。
最近は、直接のやり取りが減ってきたハルと桐姫ですが、次はどんなやり取りを見せてくれるのか期待です!
今回もやられるハルのハッタリ
天気予報専門チャンネルを買い取る時も、あかりと契約する時も、ハルのハッタリが炸裂!
その度にガクと凜々が「どの口が言う~?」と心の中でツッコミながらハルを見る目がいちいち面白い!
そして、大口スポンサーとのやりとりにもシビれました~。
ハルが報道しないと言って入って来た時にも何かあるとは思っていましたが、スポンサーを降りてもらうことなく、真実を報道させた。
しかも、その件でミスリルフォンは信頼と好感度も得た。
そこまで計算しつくしたハルはあっぱれでした。
祁同院と黒龍は?
祁同院と仲良くしたいと近づくドラゴバンクの黒龍…
それに「いいっすねえ。」と返事をした祁同院。
黒龍が祁同院の近づくのはハルとガクを潰すため…
それに乗ろうとする祁同院は本当にハルとガクを裏切るつもりなのか?
それともハルとガクのために、そう見せかけてるだけなのか?
この先が気になります。
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