4月になり新ドラマが始まりました。
プライム帯のドラマの先陣を切って「だが、情熱はある」がスタートしました。
オードリー若林正恭と南海キャンディーズ山里亮太の半生をKing & Princeの髙橋海人とSixTONESの森本慎太郎が演じます。
ほぼ実話の「だが、情熱はある」の第1話をネタバレありでどうぞ。
「だが、情熱はある」キャスト情報はこちら
「だが、情熱はある」あらすじ
2021年の解散ライブ
オードリー若林正恭(髙橋海人)と南海キャンディーズの山里亮太(森本慎太郎)。
別々のコンビで活躍する2人が組んだユニット「たりないふたり」
12年に及ぶ活動の終止符をうつ「たりないふたり」の解散ライブ。
ただひたすら2人で漫才を繰り広げる無観客の配信ライブだ。
チケットの売れ行きは5万4000枚。
プロデューサーの島貴子(薬師丸ひろ子)は「東京ドームで漫才やるようなものだよね。」と言う。
「たりないふたり」の解散ライブが始まった。
2人の初対面
2人の初対面は2009年。
居酒屋で2人きりでメニューと睨みあっている。
若林は何を注文しても「面白く無いやつと思われそう。」とネガティブ思考がさく裂している。
山里は「自分から口を開いたら負けだ。」と思っている。
そんな2人の居酒屋に現れたプロデューサーの島貴子
島は2人の心情を手に取るように分かっている。
「2人は似ているから会わせたかった。」と島は言う。
そんな島の言葉に若林と山里はお互いに「似ているならぜったいに仲良くできない。」と思うのだった。
若林にとっての呪いの言葉
若林は幼少期に「心臓に穴が開いている。感情を表に出さないように。」とヤブ医者に言われる。
だが、両親はその医者の言葉を信じ、感情を露わにする正恭に父(光石研)は事あるごとに「死ぬぞ。」と感情を抑制することを強いられてきた。
こうして、自意識過剰のネガティブな男が出来上がってしまった。
山里の妬み嫉みの人生
山里亮太は保育園時代はバレンタインにはチョコをたくさんもらうような男の子だったが、モテ期は早々に去っていき、小学校時代から妬み人生が始まる。
そんな亮太に母(ヒコロヒー)は身体が大きくて入る服がなくても、テストで3点を取ってきても何でも「凄いね。」と褒めてくれる。
そんな母の言葉によって、妬み嫉みを燃料に自分を奮い立たせる男になっていった。
若林の青春
若林の高校時代。
文化祭実行委員に選ばれた1名だけが普段は別々の女子と交流できるのだ。
若林のクラスでは「面白い人」が選ばれることとなった。
だが、若林にはそんなこと関係ない。
前の席の春日(戸塚純貴)の後ろ髪を気付かれないように少しづつ切っている。
勝ちもせず負けもせず生きることを決める。
山里の青春
山里は高3。
進路に悩んでいた。
友だちの「時々、面白いからお笑い芸人になれば。」と言う言葉が嬉しかった。
クラスの可愛い女子も「面白い人が好き。」と言っているのも聞いた。
面白くなるためにモテるために努力した。
面白さで勝つことを決める。
2021年の解散ライブが終わる
そして、2009年の2人の出会い。
2021年の解散ライブが終わる。
その終了後、会場には救急車が到着。
ステージ上で倒れる若林がいた。
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「だが、情熱はある」感想
再現度高過ぎ!
楽しみにしていたドラマが始まりました。
放送前のビジュアルも再現度が高かったですが、始まってみると更に驚きました。
最初の島さんが呼びに行くシーンでは姿が見えない返事のシーンが若林さん役の海ちゃんの返事が若林さんそのものでした。
猫背気味の歩き方なども若林さんでした。
山里さん役の慎ちゃんもおかっぱ赤メガネ姿の再現度はもちろんですが、話す時の手の動かし方がまさに山ちゃん!
山里さん本人もTwitterでドラマの実況をしていて、絶賛していました。
森本くんすごい、手の動かし方全く一緒… #だが情熱はある
— 山里 亮太 (@YAMA414) April 9, 2023
そして、春日さん役の戸塚純貴さんも凄かったです。
もう話し方がオードリー春日そのもの。
さすが、リトルトゥースの戸塚さんです。
これから出てくるしずちゃん役の富田望生さんにも期待がかかります。
水卜ちゃんのナレーションがいい。
ドラマの語りを務めるのは水卜麻美アナウンサーです。
若林さんと山里さんとご一緒に番組をしていて、2人を良くしる水卜さん。
淡々と語るナレーションがいいですね。
友情物語ではないし、サクセスストーリーでもない。ほとんどの人が参考にならない…だが、情熱はある。
のナレーションが最高でした。
若林は面白い!
若林の高校時代、文化祭の実行委員を決めるのにクラスで1番面白い人投票。
春日は若林のことを面白いと思う。と言うのに対し、若林は「絶対に俺に入れるなよ。俺が恥かくだけだから。」と釘をさしていた。
投票当日、最後の1票に書いてあった名前は若林。
書いたのは若林でも春日でもない。
クラスメイトから「この票は無効。」と言われた若林の名前を投票した男子は「若林は面白いから。」とクラスメイトに殴りかかっていったのは衝撃でした。
若林の名前で「しらける。」とか「無効な。」とか言ったクラスメイトたちが感じ悪かったのでスカッとしましたけどね。
結局、若林の「おれは面白くないから。」と叫んで一件落着。
ただ、若林が「勘違いしてもいいのかな?」と芸人になる第一歩になるような出来事だったようです。
切ない山ちゃんの青春時代
母を喜ばせるために薬剤師になると決めていたのに、高校に入り好きな女の子が文系に進むのを見て、あっさり文系クラスを選択。
なのに、違うクラス、修学旅行も別日程、しかも一緒に行動するのは理系クラス。
その子が付き合ったのは理系クラスのサッカー部員。
進路まで変えたのに、裏目に出てしまう悲しさ。
今の同じクラスで好きになった子は「面白い人が好き。」と言っていたのに、東大を受験する部活でも全国大会に行っちゃうようなイケメンと付き合っちゃう。
ただ、そのに自分の自虐ネタをトークにして笑ってもらえ「山里くんって面白いね。」と言われたのが嬉しかった。
友だちにも背中を押され、芸人になることを決意しましたね。
いつも「凄いね。」と言うお母さんは自己肯定感を伸ばすのにいいんじゃない?と思って見ていましたが、最後に芸人になりたい。と父親に懇願する姿を見て「そんな恥ずかしいこと大声で言えるなんて凄いね。」と嫌味になっていました。
またやられた!エンディング曲!
そして、ドラマのエンディング曲!
またしてもSixTONESとSonyにしてやられました。
事前情報なしのSixTONESの新曲でした。
エンディングでもクレジットは出ませんでしたが、どう聞いてもSixTONES。
そして、放送翌日の「ZIP!」でエンディング曲がSixTONESの新曲「こっから」だという事が発表されました。
青ソニさんがインタビューで「SixTONESファンは気を抜かないで。」って言っていたのに、まさか「ABARERO」の発売直前に次の新曲情報が来るなんて…完璧に油断していました。
そんな青ソニさんのインタビューについての記事はこちら
「だが、情熱はある」初回視聴率は?
4月9日に放送された「だが、情熱はある」の第1話視聴率は4.6%でした。
同じ枠の前作「ブラッシュアップライフ」の初回視聴率が5.6%だったので視聴率は低めと言われています。
ですが、「だが、情熱はある」は本当に面白いですし、放送後にはネット上などでも主演の2人の好演が話題となっているので、これから視聴率が上がってくることを願っています。
「だが、情熱はある」次回
次回は芸人としての一歩を踏み出した2人。
海ちゃんがアフロに!
慎ちゃんはおかっぱ赤メガネ姿に!
次回も楽しみにしたいです。
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