オードリー若林正恭と南海キャンディーズ山里亮太の半生をKing & Princeの髙橋海人とSixTONESの森本慎太郎で描く『だが、情熱はある』の第7話「どんな夢見てますか?」が放送されました。
ついに目指すM-1の舞台!
南海キャンディーズを演じる森本慎太郎と富田望生の圧巻の漫才再現!
若林は意外な形でテレビ出演。
『だが、情熱はある』第7話「どんな夢見てますか?」をネタバレありでどうぞ!
『だが、情熱はある』第7話あらすじ
マネージャー
2004年
山里亮太(森本慎太郎)と山崎静代(富田望生)のコンビ・南海キャンディーズはネタの受けはいいものの、劇場での人気順では一軍に行くことができなかった。
そんな時マネージメント部の高山(坂井真紀)に呼び出された2人。
高山は2人に「納得がいかない。」と言った。
漫才は面白過ぎるのに、人気も評価も追いついていない。
どうしても、南海キャンディーズのマネージャーになりたいと言う高山だが、南海キャンディーズはまだマネージャーがつくようなレベルの芸人ではない。
そこで、高山はマネージャーをつけられるくらいになるために「とりあえず、M-1の決勝に行ってください。」と2人に言った。
「M-1の決勝に行けば会社も認めてくれる。2人の漫才ならできる!」と言う高山に「M-1決勝なんて、いつか行けたらいいなーって思ってたくらいで…」と言う山里だが、高山と静代には「だから?」と言われてしまう。
目標は?と高山に聞かれた山里は自分たちで決勝に行けるのかと高山に逆に聞き返すが「2人次第でしょ。」言われた。
目標
若林正恭(髙橋海人)は自宅でのネタ作りにやる気が出ないでいた。
その時テレビから流れてきた若手社長の目標が出来るとスケジュール帳に書く。それに向かった予定を立てていく。そうすると日々やることが明確化されていく。というインタビューを見た若林は実践してみることに。
今ある予定はスカスカだ。
その間にネタ作りやネタ合わせなど、やることを書いてもまだスカスカだ。
とりあえず、明日の予定に春日に説教をする。と書き込んだ。
そして、8月までにネタを仕上げる。10月までにテレビに出ると目標を書き込んだ。
だが、肝心の最終的な目標は12月にM-1優勝!と書き込んだ。
春日へ説教
若林は予定通り次の日、春日俊彰(戸塚純貴)に説教をした。
だが、春日には若林が何かを始めたことに気づかれ、昨日立てたスケジュール表を見せる。
今日は自分に説教する予定だと納得した春日は「それで、今年のM-1は優勝するんですね。」と言い、若林は春日からノートを取り上げた。
練習
一方の南海キャンディーズもM-1決勝に照準を合わせて、練習を開始した。
ネタを作り、舞台で披露し、お客さんの感触がいい物を探し、またネタを作り、練習し、舞台で披露する繰り返し。
そんな時、山里は静代に「いいネタできちゃった。ここから半年地獄かも。」と告げた。
作戦会議
5月
若林と春日は、作戦会議をしていた。
具体的なことを考えていた若林に対して、春日はお笑いを一生懸命頑張る。としか考えていなかった。
南海キャンディーズの作戦会議。
山里は強いネタが1本あれば、決勝までは行ける。
決勝ではもう1本必要なため、2本ネタがあればいけると考えていた。
この2本を徹底的に磨いて、お客さんの反応を見ながら修正していけばいいと静代に言った。
進化
6月
若林はバイトを始めた。
ホールに出ると暗くなるからと、外の木箱の中で弁当を売るように言われる。
山里はネタを進化させていた。
お客の反応からセリフを変え、静代のボケだけでウケるところは極力ツッコまず、ツッコミまでの秒数とウケの量を記録してベストを探った。
7月
若林はトレンドを勉強。
山里は最初に普通の漫才をやるコンビじゃないと分からせたいと言うと静代が登場の仕方を変えることを提案。
新しい登場の仕方を舞台で披露した。
ネタを終えると高山に「進化してんねー。」と言われた。
間違ってないかと山里が聞くと「うん、いいと思う。」と高山は言ってくれた。
評価
8月
若林は休むことをした。
春日のアパートで谷ショー(藤井隆)と3人でどうでもいいことで盛り上がる。
一方の南海キャンディーズは劇場でのランク分けを決めるバトルライブが行われた。
M-1決勝前にランクを上げて弾みをつけたかったが、ランクは下がり三軍になっていた。
山里はキャラに0点という評価をつけた劇場スタッフの朽木のところに「おかっぱ赤メガネと女の子のコンビが、なぜキャラ0点なのか?」と聞きに行く。
「売れる前に飽きられるって分かってるからな。私なんか。」と言われてしまう。
あまりの言いように、そばで聞いていた高山に心配されるが、「決勝に行って、最高のタイミングで一番嫌なこと言ってやるって目標できたんで。」と山里は言った。
とは言ったものの、花鈴(渋谷凪咲)と会っていても朽木への不満が消えず、花鈴に耳を塞いでいてもらって不満を吐き出す。
全部聞こえていた花鈴は「私は山里さんが面白いって分かってるから。」と言ってくれた。
M-1予選開始
9月
M-1のエントリーが近づいてくる。
2組ともエントリーシートを記入していた。
谷ショーと打ち合わせしていたプロデューサーの島(薬師丸ひろ子)はお笑い好きとしてM-1グランプリにどんな面白い芸人が出てくるのか楽しみにしていた。
そして、M-1グランプリの予選が全国各地でスタートした。
エントリー数は2617組。
1回戦は放送作家による審査で、およそ4分の1に絞られる。
持ち時間2分の戦い。
若林と春日のナイスミドルは1回戦を突破した。
南海キャンディーズはシードで2回戦からのスタート。
南海キャンディーズは2回戦を突破。
ナイスミドルは2回戦での敗退となった。
プレッシャー
次の3回戦で準決勝に進む70組が選ばれる。
3回戦を前に高山が山里の家を訪ねてきた。
「今年のM-1ファイナリストの部屋見ておこうと思って。」と来た高山に「プレッシャーかけないでくださいよ。」と返す。
インタビューの練習にダメ出しされた山里は「色々教えてほしいです。」と言った。
すると高山は「私、大阪来るの嫌だったんだよね。」と話し始めた。
そんな乗り気じゃなかった大阪で、この2人なら自信を持って売り出せると思ったのが南海キャンディーズだった。
それを聞いた山里は復讐ノートと書かれたノートを高山に見せた。
それには、今まで自分をバカにしてきた芸人や社員への恨みつらみが綴られていた。
「これまで、こういう奴らへの嫉妬や怒りを原動力に頑張ってきました。でも、最近応援してくれてる人達のために頑張れている自分に気がついた。それってエンジンが増えたってことですよね。」と言った山里はプレッシャーをかけてくれた高山にお礼を言った。
この後、南海キャンディーズは3回戦を突破し、準決勝に駒を進めた。
若林のテレビ初出演
2回戦で敗退した若林は落ち込んでいた。
春日が家に訪ねてきても、部屋から出てこない。
訪ねてきた春日と若林の祖母・鈴代(白石加代子)がテレビを見ていると、若林が映った。
それはアルバイト先の木箱の弁当屋を取材されたものだった。
放送されたのは、奇しくも若林がテレビに出ると目標を設定していた10月だった。
若林は12月に書いた最終目標のM-1優勝の文字を見て、ノートを投げつけた。
準決勝前の山里
準決勝を前にした山里は花鈴を喫茶店に呼び出した。
高校時代の友達・ためちゃんに電話をしてもらい、ためちゃんとの会話越しに花鈴が自分の好きな人だと伝えた。
「かっこいいのは、決勝に行ってからの告白だと思うんだけど…決勝に行ってからOKされちゃうと、この人有名になったからOKしたんだって思っちゃいそうで。」と花鈴に言った。
「決勝には行かないんですか?」と聞いた花鈴に「行くよ。行く行く。」と答え、山里はネタ合わせに走って行った。
準決勝
準決勝に挑む南海キャンディーズ。
70組から一気に8組に絞られる。
結果が貼り出される。
静代は来ておらず、1人で結果を見る山里。
決勝に進む8組の中に南海キャンディーズの名前があった。
そこに劇場スタッフの朽木がいた。
「朽木さん、僕たちまだ飽きられてないみたいですぅ〜。」と言い山里の復讐は終了した。
廊下で涙を流す山里の元に、高山が興奮してやってきた。
そこに「ごめん。寝てた。」と静代も合流。
3人で決勝進出を喜んだ。
決勝
そこからも、調整は続いた。
決勝前夜、山里の実家で静代を迎えて夕飯を囲む。
母の瞳美(ヒコロヒー)に山里のどこがよかったのか聞かれた静代は「いい方の答えだと天才だからです。」と答えた。
「努力の天才、天才的な執念、妬み嫉みの天才、陰湿の天才…」と続ける静代に「悪い方を言い過ぎじゃない?」と山里がツッコんだ。
そして、決勝当日。
結成1年での決勝進出。
男女コンビの決勝進出は初めて。
しずちゃんは女性初のファイナリストでもあった。
ステージに上がる前、「このネタ…」と言いかけた山里に「大丈夫。面白いから。」と静代は言った。
決勝のステージで漫才を披露する2人。
会場は沸いた。
テレビで見ていた山里の母は「すごい。すごい。すごいよ亮太」と言った。
高山はテレビの前で「イェイ。」と雄叫びを上げた。
花鈴もテレビの前で「すごい。」と呟き感動していた。
島は「こんなの見たことない。」と衝撃を受けていた。
テレビで見ていた若林は「こんなの、このコンビ優勝しなくても勝ちだよ。」と言い、春日も同意した。
南海キャンディーズは優勝は逃したものの準優勝と大きなインパクトを残した。
辞めたい
春日が南海キャンディーズのことを「これは2位でも売れるわ。」と言うと「バカじゃねえの?俺らこんなとこ行けるわけねえじゃん。何が年末のM-1グランプリで優勝だよ。夢にも程があんだろ。何もしないでさ。」と昔の自分への怒りを爆発させる若林。
「お前さ、芸人辞めたいって思わないの?」と春日に聞いた。
「楽しいですからね〜。」と答える春日に「俺と一生芸人やってくれる?」と若林は聞いた。
春日は「任せますよ。」と答えた。
春日が辞めたいって言ってくれたら、辞めれるのに。
辞めるって決めたのが自分になるのが嫌なんだよ。
やりたいって言ったのが自分だからって、辞めるのも全部自分が決めることになるのが嫌だ。
と春日へぶつける若林。
それでも春日から返ってきたのは「任せる。」だけで、若林は悶々とする。
改名
2005年、社長(チャンス大城)にお寿司を食べに連れて来てもらっていた若林と春日。
ドラコ(TAIGA)の提案でコンビ名を変えた方がいいと言った社長は、目の前に寿司ネタからうにいくらを提案。
それか、地味は2人だから、名前は派手にオードリーヘップバーンからオードリーも提案。
「うにいくらとオードリーどっちがいい?」と社長から選択を迫られた。
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『だが、情熱はある』第7話感想
山ちゃんの努力
M-1ネタの山ちゃんの努力は凄かったです。
ツッコミまでの時間とウケの量をデータにしてベストなタイミングまで計っていたんですね。
結成1年目で2つのネタだけに磨きをかけて、あの決勝の舞台に立っていたのかと思うと、凄いです。
それも、南海キャンディーズのマネージングをしたいと熱い思いをぶつけてくれた高山さんという人がいたから。
結果は分かっているのに、決勝進出の中に南海キャンディーズの名前を見た時は涙が出てきました。
漫才
南海キャンディーズを演じる2人の漫才の再現が圧巻でした。
2003年のM-1決勝の南海キャンディーズが一瞬で甦りました。
山里さん本人も絶賛。
同ドラマのプロデューサーである河野さんは漫才の再現は無理だと思っていて当初は漫才のシーンは作る予定はなかったと語っています。
ですが、森本さんと富田さんの2人の演技を見ているうちに「この2人ならできる。」と確信して、漫才のシーンを決めたそうです。
漫才の再現はセリフだけでなく、間や言い回しなども重要になってくるだけに、完璧な再現シーンから演じられる2人の相当な努力が伺えます。
ドラマ内では放送されなかったフルVer.はYouTubeで見ることができます。
フルで見るほど、2人の後ろに山里さんとしずちゃんが見えます。
ちなみに南海キャンディーズが準優勝した2004年のM-1グランプリの優勝はアンタッチャブルでした。
優勝したアンタッチャブルも納得の優勝だったくらい面白かったのを思い出しました。
2位でも売れる
南海キャンディーズの決勝を見ていた若林と春日が「2位でも売れる。」「こんなところに行けるわけない。」と言う度にあなたたち数年後には決勝の舞台に立って2位で売れるんですよ。と思わずにはいられませんでした。
オードリーが2位でインパクトを残したM-1も思い出しちゃいました。
そして、ナイスミドルからオードリーへの改名がこの時期だったんですね。
オードリーとつけたのはチャンス大城さん(社長役)でしたね笑笑
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『だが、情熱はある』次回は?
『だが、情熱はある』次回は
舞台は2004年。
M-1準優勝で人生が変わった山里だが、しずちゃんに嫉妬。
オードリーに改名した2人も思わぬ形で仕事に繋がる。
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