オードリー若林正恭と南海キャンディーズの山里亮太の半生をKing & Princeの髙橋海人とSixTONESの森本慎太郎が演じる『だが、情熱はある』の第11話が放送されました。
「たりないふたり」の後、深夜ラジオとエッセイの連載と新しい仕事に励む2人。
そんな中で、山里はしずちゃんから新たな挑戦の話をされる。
そして、若林には悲しい別れも…
『だが、情熱はある』第11話をネタバレありでどうぞ!
『だが、情熱はある』第11話あらすじ
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新たな仕事
2010年、山里亮太(森本慎太郎)は深夜ラジオで新たな番組が始まった。
2時間1人で喋り続けて、自分を吐き出す。
若林正恭(髙橋海人)はエッセイでの連載が始まる。
自分の自意識過剰な恥ずかしさをエッセイに綴る。
しずちゃんのボクシング
しずちゃん(富田望生)はドラマでボクサー役を演じたことでボクシングにのめり込む。
その才能は開花し、ボクシング界で頭角を現す。
山里はスパーリングで腫らした顔で仕事に来るしずちゃんに「もっとお笑いを頑張ってほしい。」と本人にも聞こえるように高山(坂井真紀)に文句を言う。
だが、山里はしずちゃんがボクシングでオリンピックに行ける可能性があると知る。
これは話題になると思い、担当しているスッキリのニュースコーナーでしずちゃんの話題が上がるたびに「応援している」と調子のいいことを言い出す。
山里の調子のよさを、しずちゃんは嫌がり、コンビ関係は更に悪化した。
漫才が2人を引き寄せる
しずちゃんは自分のためにボクシングをし、春日(戸塚純貴)は我が道を行く。
そして、漫才が山里と若林を引き寄せる。
島(薬師丸ひろ子)から「たりないふたり」の漫才をテレビでやると言われた2人。
祖母の死
若林の祖母・鈴代(白石加代子)が亡くなった。
若林は祖母との思い出や感謝をエッセイに綴った。
クリー・ピーナッツ
2012年、期間限定で放送した「たりないふたり」がHip-Hopグループ・クリー・ピーナッツ(賀屋壮也・加賀翔)に深く刺さった。
2人は「たりないふたり」がライブをした中野サンプラザの前で「俺ら中野サンプラザなんて埋められることあるのかな?」と呟く。
2014年、また期間限定で放送した「たりないふたり」は更に深く2人に刺さる。
M-1グランプリ
2015年、山里はしずちゃんから改めて話をされる。
ボクシングを頑張って、オリンピックには届かなかったけど、必死にやった。
そして、それと同じくらいの頑張りを山里がお笑いに向けていたことに気が付いた。
自分ではお笑いを頑張ってるつもりだったが、全然だった。
お笑いを頑張りたい。
M-1にもう1回出たい…漫才がやりたい。
しずちゃんのその言葉に「僕は…覚悟が必要です。」と山里は答えた。
山里は後日、自分のラジオでしずちゃんに電話でゲスト出演してもらった。
2人の初めての会話やコンビ結成の話をする中で、山里は「しずちゃん、M-1出たい?」と聞いた。
「出たい。」というしずちゃんの答えに「出るか!M-1!出よう!」と山里は答えた。
山里は自らのラジオ番組で7年ぶりのM-1グランプリ出場を表明した。
父の入院
若林の父・徳義(光石研)は肺を悪くして入院していた。
若林は毎日、仕事前に病院により、仕事終わりも病院に顔を出していた。
徳義は、かなり苦しそうに咳をしてもナースコールを押すことを拒否する。
「たりないふたり」のCD
2016年、若林はスズタリ(水沢林太郎)から「たりないふたり」というタイトルのCDを渡される。
聞いてみると、まんま「たりないふたり」のことを歌っているようだが、本当にこんなヒップホップなんていうカッコいいところに届いていたら嬉しいと喜ぶ。
若林と父
若林の父は、もう先が長くなかった。
若林が見舞いに行っていた夜に、父はソフトクリームが食べたいと言い、若林が買ってきたソフトクリームを「美味い」と言いながら、時間をかけて食べていた。
そんな父を見て「幸せが簡単に届くところにいるんだな。と思ったら、あれもこれも嫌。あれも恥ずかしい。っていろんなことを、斜から見てるのがもったいないのかなと思った。」と谷ショー(藤井隆)に話した。
「四の五の言っても幸せになったもん勝ちよ。」と谷ショーは言った。
若林は外出許可をもらい父を本屋に連れだした。
父がずっと読んでいないと言っていた、若林のエッセイを書籍化した本を読んでいたことも分かった。
「親父はさ…今幸せ?」と若林が聞くと「死にたくないと思うぐらい幸せかなぁ。」と父は答えた。
父の言葉に若林は涙を流す。
若林の父は亡くなった。
合う人に会う
若林は父の死をエッセイに綴った。
会いたい人に会えないという絶対的な事実が会うということの価値を急激に高めた。
誰と会ったか、誰と合ったか。
もう、ほとんど人生は合う人に会うってことでいいんじゃないかと思った。
誰とでも合う自分じゃないから合った人に会えるように頑張る。
今、幸せ?
谷ショーが急死した。
若林は谷ショーの思い出をエッセイに綴る。
「幸せになったもん勝ちよ。」と言っていた谷ショーさんは幸せだったんだろうか?
と綴りながら、谷ショーの「ねえ。今、幸せ?」の言葉を思い出した。
僕は今、幸せなのだろうか?と若林は考えた。
クリー・ピーナッツと会う
父の死、谷ショーの死を経験した若林は合う人に会うことにした。
「たりないふたり」のCDを出したクリー・ピーナッツの2人に会った。
自分がヒップホップ好きだから、そんな世界に入れてもらえたのが嬉しかったと2人にお礼を言った。
クリー・ピーナッツの2人は会ったら怒られるんじゃないかと緊張していた。
若林はクリー・ピーナッツの2人に会ったことを山里に話した。
「届く人には届くんだな~。」という若林の言葉に山里は気合を入れ直した。
南海キャンディーズのM-1グランプリ2016
7年ぶりのM-1グランプリに挑む山里は恐怖からネタ作りが全然進まなかった。
1回戦から緊張がマックスだった。
仕事終わりにネタを作り、「何で今頃M-1なんか…」という陰口への怒りをガソリンに変え、ラジオのスタッフに見てもらいながら、納得のいく漫才を作り上げ準決勝まで勝ち進んだ。
だが、南海キャンディーズは準決勝敗退だった。
スケジュールの都合で敗者復活戦にも出場はできなかった。
お互いに謝る2人。
山里は「やってみたいことがある。」としずちゃんを自分のラジオへ出演してくれないかと頼んだ。
2人はラジオで決勝で披露するはずだった漫才を披露した。
それを見守る高山は涙を流して拍手を送った。
南海キャンディーズのM-1グランプリ2016は終わった。
若林から見た山里亮太
2018年、山里は以前出版した「天才になりたい」の内容を大幅に書き換え「天才はあきらめた」が出版された。
山里は自分の本に若林が書いてくれた解説ページを読んでニヤついていた。
若林は山里を初めて見た2004年のM-1グランプリ決勝での冒頭のフレーズに衝撃を受けたこと。
初めて会った飲みの席で同期だと知り、「こんな天才が同期にいるのかと」愕然としたこと。
山里の単独トークライブを見て、凄すぎて悔しいと思ったこと。
彼が言われたら一番困る言葉であり、一番言われたい言葉を言おう。
「山里亮太」は天才である。
と綴り、最後は「たりないふたり」の漫才がやりた過ぎる。と〆た。
山里も「やりたいなあ。若ちゃんと漫才。」と呟いた。
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『だが、情熱はある』第11話感想
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父との時間
若林の父が病気になってから、朝も晩もお見舞いに行っていたんですね。
昔は父がいる食卓はとーっても雰囲気が悪くなり、とくに若林とは仲の悪かった父なのに、あんな毎日見舞いに行ける若林はすごいな…と。
最後の「死にたくないと思うくらい、幸せ。」と言う父の言葉には涙でした。
谷ショーさん
谷ショーさんの死もありました。
谷ショーさんのモデルが前田健さんなのは分かっていたので、この回が来ることは分かっていましたが…やっぱり辛い。
「ねえ。今、幸せ?」の谷ショーさんには涙です。
M-1挑戦!
南海キャンディーズのM-1グランプリ挑戦。
しずちゃんがボクシングに打ち込んだことで、それと同じくらい山ちゃんがお笑いを頑張っていたことに気が付いた。
しずちゃんがお笑いを頑張りたい。と言ったことがM-1挑戦のきっかけだったんですね。
あんなに嫌がっていたしずちゃんの女優の仕事やボクシングのことをネタに織り込んだり、このM-1挑戦がコンビの仲を修復させたようでした。
まだまだ2人の演技が凄い!
今回、エッセイの連載を始めた若林。
エッセイを読む海ちゃんの話し方がまた変わり、最近の若林さんに近かったような気がします。
そして、深夜ラジオが始まった山ちゃん。
ラジオで話す慎ちゃんは、これまた山ちゃん。
2人とも、この年代の若林さんと山ちゃんの話し方に寄せて来てるんだなと、ラストに近づいているのに、まだまだ凄いなと思わせる2人の演技力でした。
『だが、情熱はある』次回は?
『だが、情熱はある』次回は最終回!
世の中は未曾有の事態。
そんな中で「たりないふたり」は12年の集大成となる解散ライブを無観客ネット配信で行う。
驚きの演出とは?
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