『Dr.チョコレート』最終回が放送されました。
本当のめ様は北澤睦美だった!
睦美のもとにいる唯が危ない!
Teacherは唯を救えるのか?
チョコレートカンパニーのみんなは?
Teacherと唯の結末は?
『Dr.チョコレート』最終回をネタバレありでどうぞ!
『Dr.チョコレート』最終回あらすじ
唯が危ない!
北澤睦美(香椎由宇)が寺島葵(安達祐実)と一緒にサーチュイン遺伝子の研究をしていたと知ったTeacher(坂口健太郎)は寺島唯(白山乃愛)とが危ないと奥泉渚(西野七瀬)と北澤家へ向かう。
だが、北澤夫妻はすでに軽井沢へ行った後だった。
その頃、唯は軽井沢で睦美と食事をしていた。
唯は朝からいない北澤司郎(眞島秀和)を心配したが、「具合でも悪くなっちゃったかな?」と睦美は涼しい顔をしていた。
寝室のクローゼットのドアが開き、中からは北澤が倒れて出てきた。
Teacherは自分が研修医となった頃、睦美は既に専業主婦で葵と同じ研究者だったことは知らなかった。
奥泉は刑事の与田(平子祐希)に軽井沢の家の場所を調べるようにお願いした。
その頃、警察では沢入徹(福山翔大)が出頭してきていて、取り調べが行われていた。
沢入の出頭により、め組の薮下(石川恋)も逮捕されていた。
Teacherは奥泉に自分のスマホからチョコレートカンパニーのみんなに「唯が危ないから軽井沢に集まるように。」とメッセージを送ってもらった。
本当のめ様
軽井沢の北澤家に着き、インターホンを鳴らすと睦美が出てきた。
Teacherはそのまま中に入り、唯を探す。
すると倒れている北澤を見つける。
「大丈夫ですよ。眠ってるだけですから。」と言う睦美に「唯は?唯に何した?」と言うTeacher。
その声に唯が「Teacher?」と反応した。
リビングにいた唯はTeacherに驚くが、Teacherは唯を抱きしめ「よかった。」と言った。
その後「北澤睦美さん、あなたがめ様ですね?」とTeacherは聞いた。
「唯の両親を殺せって言ったのは、あんたなんだろ?」と聞くTeacherの言葉に唯は驚く。
睦美はフッと笑った後、「遅すぎですよ。気づくのが。もっと早く気づいてほしかったな。」と言った。
「ふざけんな。じゃあ、何で今まで黙ってたんだ?」と聞くTeacherに「だって…怖かったから。」と言った睦美は「ごめん。唯ちゃん」とキッチンに向かい、ナイフを手にした。
自分にナイフを向ける睦美から「何のつもりだ?」とTeacherはナイフを落とした。
「死なせて。」と言う睦美。
「あんたには、まだやるべきことがあるだろ!唯は家族を奪われたんだ。普通の人生も子供らしい生活も、全部あんたに奪われたんだ!何でそうなったのか説明しろ!今ここで!」
「唯の目の前で話すんだ!俺たちはこの2年間そのために必死に生き抜いてきたんだ。話せ。」
Teacherは涙を流す睦美に言った。
め様の真実
睦美と葵は同じ大学の同じ学部で研究室も一緒だった。
卒業後も同じ研究所で共にサーチュイン遺伝子ついて研究していた。
プライベートも一緒で、葵の紹介で寺島光一(山本耕史)の同僚の北澤と出会い家族ぐるみの付き合いだった。
だか、国の研究費の削減が原因で5年前に睦美だけが、研究所をリストラされた。
そして、その後に葵がサーチュイン遺伝子の研究で素晴らしい成果を挙げたことを知った。
それは、本人からではなく、ニュースで知った。
あの時は悔しいとか羨ましいとかではなく、そんな単純な感情じゃなかった…いまでもあの時の気持ちは言葉に表せない。
その頃は夫の北澤も医局長になることに躍起で夫婦の会話もなかった。
自分は社会からも家庭でも誰からも必要とされていない。
それなのに、葵は研究でも成果を挙げ、優しい夫と唯がいた。
睦美は気がついたら、めをさませというアカウント名で「あの研究成果は嘘ッパチでサーチュイン遺伝子なんて存在しないし、あの研究所で行われているのはディープステートによる人類を選別するための邪悪で危険な研究だ。」と書き込んでいた。
もちろん、それが事実ではないことは分かっている。
その頃、世界中で陰謀論が流行っていて、それを真似ただけの気晴らしのつもりだった。
だが、なぜか一部にウケて、ブログに来る相談に「全部ディープステートの陰謀」って適当に答えてたら、なぜかもっとウケてしまった。
社会に必要とされることって、こういうことかと思った。
睦美はあのタトゥーを首元に入れていた。
タトゥーは自分がどれだけの人に必要とされているかを試すために入れた。
すると次々に同じタトゥーを入れる人が増えた。
すごく満たされた。
爆発事件の真相
そして、ブログに「邪悪な研究者はこの世にいない方がいいんじゃないでしょうか?」とコメントが来た。
深く考えずに「その通りです。」と答えた。
直後に葵の家が爆発に遭った。
すぐに、彼らの犯行だって分かったが、怖くて言えなかった。
自分が葵と光一を殺したようなものだから。
だから、ブログも消したのに、違うめ様が現れて、終わらなかった。
「私が…私が…私が…」って頭がおかしくなりそうだった。
だから早く気づいてほしかった…楽になりたかった。
唯ちゃんだけは自分が引き取って守らなきゃと思った。
唯が!
「ごめん。ごめんね。」と睦美は唯に謝った。
「謝ってもパパとママは帰ってこない。パパとママには会えないの。でも…でも唯はただパパとママに会いたいの。会いたいだけなの。」と唯は泣いた。
泣く唯をTeacherは抱きしめた。
その隙を見て、睦美が再びナイフを手にして、自分に向けた。
唯が睦美を止めようとしたその時…唯の腹部にナイフが刺さり唯は倒れた。
「Teacher痛いよ…」と言う唯に喋らなくていいからとTeacherはナイフを固定した。
睦美は唯にナイフが刺さってしまったことにパニックになり、気を失って倒れた。
Teacherの決断
そこにカンパニーのみんなが到着した。
刺されて倒れる唯の姿に驚くみんなに、Teacherはどれだけ血管が傷ついてるか分からないから、腹部を開いて確認しないと…と言う。
カンパニーのみんなは準備に取りかかるが残高(小澤征悦)が「誰が執刀するんだ?」と言い出した。
唯は「Teacherやって。」と言った。
「何言ってんだ俺は…」と言いかけるTeacherに本当はたくさんシュミレーションしてたのを知ってると言った唯は「Teacherとずっと一緒にいたいからお願い。」とお願いした。
残高も「俺たちもいる。大船に乗ったつもりで、やれ。」と言い、カンパニーのみんなが次々に「やれ。」とTeacherに言った。
Teacherはうなぎ(斉藤由貴)からオペ着を受け取った。
「Teacherまた会おうね。」と言う唯に「当たり前だ。」と言ったTeacherはカンパニーのみんなに指示を出した。
「命はひとつ。誰にも平等に。」とTeacherは言い「Dr.チョコレート」とカンパニーのみんなは答えた。
手術
Teacherは足湯(鈴木紗理奈)からメスを受け取る。
前にオペができなかったことを思い出し、メスを持つ手が止まるが、唯たちの言葉を思い出し、唯の腹部にメスを入れた。
ナイフを抜くと血圧が下がりアラームが鳴る。
カンパニーのみんなも手際よく動き、Teacherをサポートする。
唯は両親に会う夢を見る。
「パパもママもずっと唯のそばにいるからね。また会おう。」と言った両親は2人で歩いて行った。
唯は目を覚ました。
Teacherはホッとし、カンパニーのみんなは大喜びする。
「ほら、できた。Teacherはちゃんとお医者さんだね。」と唯は言った。
解散
唯とTeacherはカンパニーのみんなに今まで危ない目に遭わせたことを謝り「Dr.チョコレートは終わり。我々は解散です。」と告げた。
唯とTeacherの2人は、とりあえず警察から逃げると言った。
去っていくカンパニーのみんなに「ありがとうごさいました。」と唯とTeacherは言い、カンパニーのみんなも「ありがとう。」とお礼を言って出て行った。
その後
それから3か月後。
奥泉は北澤睦美のルポを書いていた。
与田はそんな奥泉にチョコレートカンパニーのみんながどこにいるのか知っているのか聞いた。
だが、与田は奥泉が軽井沢の北澤家の住所を調べてほしいと言った時に、そこでDr.チョコレートと仲間たちが集まると気づいていたのにスルーしていた。
奥泉はTeacherへ宛てた手紙としてペンを取った。
沢入、堤(佐野弘樹)、薮下は逮捕され、裁判が始まる。
タトゥーショップの顧客リストはめ組の名簿として、名前が載ってた者は軒並み捕まった。
事件を扇動したのは、あくまで町野管理官(戸次重幸)で、北澤睦美が罪に問われることはなかった。
睦美は今は精神科病棟に入院していた。
自分のしたことが罪に問われないことが睦美を苦しめていた。
せめてもの罪滅ぼしとして、実名を出してルポを書くことを奥泉に許可した。
そんな睦美には夫の北澤が付き添い「一緒に罪を償っていこう。」と言っていた。
警察はDr.チョコレートの仲間の後を追っているが与田がとぼけたふりをして、6人を守っていた。
残高と足湯は海王病院で働いていた。
うなぎは医師になるために医大を目指しているいた。
出川(古川雄大)は兄とホームレスを支援する団体を立ち上げた。
お笑い(前田旺志郎)は彼女と同棲を始めて、仕事をお笑い一本に絞った。
ギルベルト(葵わかな)はあの遊園地の広報の仕事をしていた。
唯とTeacherはガーナ共和国で無料診療所を開き、チョコレートを報酬に診療をしていた。
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『Dr.チョコレート』最終回感想
め様の真実
め様である北澤睦美は悪意を持って犯罪を扇動していたワケではなかったようです。
ただ自分の存在意義を確かめたかった。
それを沢入をはじめとしため組のメンバーの暴走が寺島家の爆発に繋がった。
自分が直接命令したわけじゃないが、怖くなってしまって、今まで言えなかった。
唯を預かったのも、危害をくわえるためではなく、守るためだったんですね。
それだけは救いだった…でも意図せず唯に刺さってしまうなんて…
最後の手術
最後の手術は唯を救うためにTeacherがメスを握り、見事トラウマを乗り越え、唯を救う流れが最終回!という感じで良かったです。
カンパニーのみんなのサポートも、グッジョブでした。
カンパニーのみんなのその後
みんなが今も捕まらず普通に生活できていました。
しかもみんなが、それぞれ抱えていた過去を乗り越えて前より順調な日々を送っていましたね。
やっぱり不要
奥泉との恋愛話はやっぱり不要!
軽井沢に行く時も奥泉が居る必要はなかった。
唯のオペをする時も奥泉がそこにいる意味あった?
手術を迷うTeacherにも誰よりも先に「私がついています。」とか声かけて、は?となりました。
カンパニーのみんなの声かけだけでよかった。
ラストも奥泉が唯とTeacherの所に行く意味…しかも何あの服装?「愛の手錠」のヒロインの真似?
そもそも、あの「愛の手錠」とかいう韓国ドラマもいらなかったと思います。
Dr.チョコレートを追う新聞記者という役はあっても良かったと思いますが、それが女でTeacherはとの恋愛が絡んでくるのはどう考えても要らなかった。
ラストも唯とTeacherは外国で無料診療所を開いていました。で終わりで良かったのに。
2年前の事件の真相を追う…とかめ組のことが明らかになっていくストーリーは面白かっただけに、不要な恋愛話だけが残念でした。
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