2023年夏ドラマ、テレビ朝日木曜ドラマ「ハヤブサ消防団」第8話が放送されました。
ハヤブサ地区に広がるアビゲイル騎士団の影。
彩はまだアビゲイルと繋がっているのか?
「ハヤブサ消防団」第8話をネタバレありでどうぞ!
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「ハヤブサ消防団」第8話ネタバレ
彩は仲間
三馬太郎(中村倫也)は立木彩(川口春奈)の家を訪ねる。
だが、彩のアパートの前に現れたのはサイン会に現れた男だった。
男は弁護士の杉森(浜田信也)で彩が太郎には会えないと言っていると伝える。
そこに現れた真鍋明光(古川雄大)と彩。
杉森は彩を「我々の仲間」と言い、彩も太郎と言葉を交わさずに家に入っていく。
太朗が「アビゲイル…」と呟くと杉森は「アビゲイル騎士団はすでに解散しています。我々は聖母アビゲイル教団」と名乗った。
「まさか、省吾さんも?彩さんは…?」と言う太郎に「全てお答えする義務はありません。」と杉森は言うのだった。
あの事件のころ
家に入った彩は「これが私の使命なんです。」と言った。
アビゲイル騎士団の事件が起こった時、杉森は亡くなった12人が脱会を希望し、それを許さなかった教祖が監禁し死に至らしめたと信者たちに説明していた。
被害者の12人の中には彩の友人で彩を教団に連れてきた滝川明日香(金澤美穂)もいた。
教祖と幹部たちの暴走を止められなかったのは自分のせいだと言った杉森は彩に明日香たちの無念を晴らすために新しいアビゲイルを作りましょう。と言う。
それがハヤブサ地区の大半を領地にすることだった。
真鍋はアビゲイルの熱心な信者でアビゲイルのためなら何でもする。
山原賢作(生瀬勝久)が3年前に真鍋をハヤブサで見かけたのも、アビゲイルのために調査をしに来ていた時だった。
ソーラーパネルのためと言えば、疑うことなく土地を売ってもらえる。
そのためにアビゲイルと関係のない人でソーラーパネルの会社を作り、土地を買ってもらう。
資金面も問題はなかった。
少し前から一部の会員とオンラインサロンを通して加入者を増やし収益化をしてきていた。
あの事件を償い、二度とあのようなことが起きないために活動を続けたいという自分たちに賛同してくれる人もいた。
その1人が徳田省吾(岡部たかし)だった。
省吾は「僕がハヤブサにいたのも導かれとったんですね。」と言った。
「ハヤブサをアビゲイルの聖地とし、志を共にする全国の仲間が集まれるユートピアにするのです。」と杉森は宣言した。
彩は「アビゲイルはまだ続くんですね?」と聞き、はい。との杉森の答えに微笑んだ。
彩は自分は何をしたらいいのかと聞いた。
その答えがハヤブサに移住することだった。
なにをするわけでもなく、アビゲイルのことを隠して2年間ほどのんびり暮らすだけでいい。
映像ディレクターとしての仕事も手配してくれる。
彩がハヤブサにいることに意味がある。と杉森は言った。
「どうしてハヤブサなのか?」と彩は聞くが杉森は「ハヤブサでなければならないんです。」と答えるだけだった。
ハヤブサを乗っ取るアビゲイル
ハヤブサの町では空き家にも信者が何人かで住み始めていた。
信者が街に入り込んでいる。
すでに多くの土地を買い付けているアビゲイルがそこで何をしようが文句は言えない。
そこに信者が住み始めたら、たった1000人の人口の住人より信者の方が増えてしまう。
住民は受け入れるか居づらくなって出ていくかの選択を迫られる。
アビゲイルがハヤブサを乗っ取ろうとしていた。
老婆
太郎は担当編集の中山田洋(山本耕史)にハヤブサに来てもらった。
中山田はアビゲイルを追っていた記者からアビゲイルの教本を手に入れ、持ってきてくれた。
太郎の家でアビゲイルの教本を渡す中山田が急に叫び声を上げる。
太郎が背後を振り返ると、山の中で見かけた老婆(村岡希美)がいた。
山原展子(小林涼子)の写真を持った老婆は「さ…っか?」と太郎に聞いた。
「作家です。」と太郎が答えるが、老婆を捜しに来た男女が「映子さん、ダメだよ。人の家に入っちゃ。」と太郎に謝りながら、映子と呼ばれる老婆を連れて帰った。
映子を連れて帰ると、杉森が映子に挨拶をした。
映子が太郎の家にいたことを聞いた彩は動揺した。
太郎と彩
彩は太郎の家を訪ねた。
「聞きたいことがいっぱいあります。答えてくれますか?」と言う太郎に「答えられないこともあります。」と彩は返した。
「全部嘘だったんですか?」と聞く太郎に「嘘はつきたくなかったんです。」と答える彩。
「だったら、どこまで知ってたんですか?放火のこと…浩喜さんのこと。どこまで知ってたんですか?」と太郎は彩を問い詰めるが「何の話ですか?」と言う彩。
東京で省吾に放火した理由を問いただしてくると太郎が伝えたのは彩だけだった。
それを真鍋に伝えたのではないか?
彩は「伝えてない」と否定した。
「だったら、どうして省吾さんは殺されたんですか?なぜ…そんな宗教…」と太郎は彩に聞くが「三馬さんも他の人と一緒ですね。」と答える彩。
アビゲイルは特別なものを与えてくれた。
救ってくれたアビゲイルのために生きて行こうと決めた。
そう言った彩に「三馬さんと私の何気ない毎日はずっと続きますか?」と言った言葉は何だったのか?と太郎は聞いた。
彩の答えは「聖母アビゲイルの写真をここで見たので。」だった。
それは山原展子の写真。
「導かれるってこういうことなんですね。」と言った彩は「三馬さん、私たちの仲間になりませんか?」と太郎を勧誘した。
太郎の書く才能は自分たちといれば、もっと生かせる。また一緒に作品を作れるかもしれない。仲間になれば2人の毎日は続く。
そう言って太郎を勧誘する彩に「僕と一緒にいたのはそのためだったんですか?」と太郎は「フッ」と笑った。
「やっぱり、そういう反応ですね。じゃあこれでもう終わりです。さよなら。」と言って帰ろうとする彩を太郎は引き止めるが、彩は太郎の手を振りほどき行ってしまう。
聖母アビゲイル
山原展子がアビゲイルの聖母と呼ばれる人物なら、ハヤブサは聖母誕生の地ということになる。
だからアビゲイルはハヤブサを選んだのだ。
教本には聖母アビゲイルの生涯が書かれていた。
聖母アビゲイルは幼少期に母親を亡くし、孤独に育つ中、この世における自身の存在意義を考えるようになった。
百日の間、山を歩き続け、自然と一体となる。
夕日を浴び、円に真理が存在することを知るに至る。
この世の全ては始まりも終わりもない循環する円環構造である。
人の心を読み、癒し、道を示す力を得る。
また、円が全てを調和する新しい世界が開かれると予言。
同志たちをひとつの家族のように愛しみ、その力によって数多の人々に救いを与える。
円の調和を乱す者にシャクナゲを贈ることで警告。
改めぬ者には鉄槌を下す。
彩がハヤブサにいる本当の理由
彩はアビゲイル騎士団の広報用の動画を作ったころ、アビゲイル騎士団の教祖に会っていた。
そこで特別に聖母アビゲイルの御姿の拝謁を許された。
杉森に連れてこられた部屋に飾ってあったのは、山原展子の写真だった。
聖母アビゲイル教団を作ったころ、杉森はハヤブサでなければいけない理由を「聖母生誕の地だから。」と言った。
そして。自然と一体になることで悟りを開いた場所。
聖母は唯一無二の存在で、自分たちのような凡人が何年山にこもったところで開眼することは難しい。
だが、彩は違う。
彩は入会した時に「聖母の魂を受け継ぐものかもしれない。」と言われていたのだ。
彩がハヤブサに移住する理由…新たな聖母となるためだった。
消防団とアビゲイル
アビゲイルは波川が持っていた土地に集合住宅を建てようとしていた。
さんかくにはアビゲイルの信者が杉森を連れてきた。
店主の賀来(福田転球)は杉森だと分かると入店を拒否した。
先に飲んでいたハヤブサ消防団のみんなから全部聞いたから。と賀来は言った。
藤本勘介(満島真之介)は「省吾さん殺させたのはお前なのか?徳田省吾や。お前らが命令して放火させとったんやろ!」と杉森に言うが「私たちの仲間に放火犯のような犯罪者はいませんよ。」と答える。
放火の実行犯にして、余計なことを言う前に消したのだろうと賢作は言う。
観光客が増え、ここに移住する人が増え、何か困ることがあるんですか?
ハヤブサが昔のようににぎやかになればー観光客を増やさなければーそういった声がたくさんある。
自分たちがここにいることで経済効果がある。
我々によってハヤブサが救われる。
そう説明する杉森は「意地を張らずに一つの家族になりませんか?」と言った。
「放火して人まで殺してハヤブサが救われる?笑わせんなや!」と宮原郁夫(橋本じゅん)は言い、「僕らはあんたらを絶対に受け入れんぞ!」と森野洋輔(梶原善)も言う。
だが、「村岡町長はどうでしょうか?」と杉森は意に介さない様子だ。
村岡町長(金田明夫)は会見を開いていた。
町長は山原が不倫写真を盾にハヤブサ地区にアビゲイルの後継団体が入り込んでいるとの会見を開いてもらう約束をしていた。
だが会見では「観光客、大歓迎!どんどん来てください!」と言っていた。
町長がなぜあの会見を開いたのか…それは愛人がアビゲイルの信者だったから。
愛人に渡していた金がアビゲイルの献金になっていて、それをバラすと脅されたからだ。
山原展子…その兄
太郎と中山田は山原展子を捜していた。
手がかりを手に入れ、話を聞きに行った先で妾の子として生まれた山原展子は母の死後に父親の家に引き取られたという情報を得た。
妾に子供を産ませ、妾が亡くなり、その娘を引き取ったのは江西忠男という金貸しの男だった。
山原展子は父親とその妻から今でいう虐待を受けていた。
だが、兄が助けてくれていたという。
忠男の家にいた一人息子がいて、展子の親代わりになっていた。
その兄の名前は佑空…「今ごろ何しているんだろう?」という問いかけに「ハヤブサで住職をしています。」と太郎は答えた。
その頃、隋明寺にはアビゲイルの信者たちが大人数で押し寄せた。
「隋明寺住職・江西佑空です。」と名乗った住職(麿赤児)は「ハヤブサへようこそ」と手を広げ、信者を歓迎した。
居合わせたハヤブサ消防団は意味が分からなかった。
そこに太郎が現れ、住職にまっすぐ向かっていく。
「ハヤブサ消防団」第8話感想
ただのヤベー女
彩は結局、ただのヤベー女でした。
太郎と話している時も「他の人と一緒ですね。」とか「やっぱり、そういう反応なんですね。」とか言ってて、自分は正論言っていますみたいな感じが怖かったです。
放火や浩喜の殺しなどの犯罪のことは知らないみたいでしたが、完全にアビゲイル脳になってます。
しかも聖母とか崇められてるよー!
友人の死のためにアビゲイルに協力しているフリをしているのかと思いましたが、そうではなさそうです。
恋人関係にまでなった太郎ちゃん可哀相…
謎の老婆は?
謎の老婆の映子の正体は分かりませんでした。
登場した時の中山田の取り乱し方には笑っちゃいましたが、太郎の背後に現れた時はゾッとしました。
太郎に何か話したそうな映子さんは何者なのでしょう?
住職ー!
謎の写真の女・山原展子の正体はアビゲイル騎士団の創設者でした。
そして、その異母兄が住職ー!
最後の最後で衝撃展開!
そして、住職はアビゲイルを歓迎…
住職は妹がやっていたことを全て分かっていた?
最初からアビゲイルの仲間だったのか?
太郎に協力してくれていると思ったのに…。
住職に向かって行った太郎は…?
「ハヤブサ消防団」次回は?
「ハヤブサ消防団」次回は最終回
消防団最後の戦い!
そして辿り着く真実…
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