2023年夏ドラマ、テレビ朝日オシドラサタデー「ノッキンオン・ロックドドア」第7話が放送されました。
再び美影からの挑戦!
絡み合ういくつもの事件!
穿地は追い込まれる…
「ノッキンオン・ロックドドア」第7話をネタバレありでどうぞ!
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「ノッキンオン・ロックドドア」第7話ネタバレ
穿地からの依頼
御殿場倒理(松村北斗)と片無氷雨(西畑大吾)に穿地決(石橋静河)から依頼の電話が入る。
穿地からの依頼ということは糸切美影(早乙女太一)の事件ということだ。
事件は今話題となっている検事の射殺事件だ。
この事件が美影の指南した事件のようだ。
「ある意味、美影からのラブレター。」と氷雨は言い、「お望み通り、返信してやろうぜ。」と倒理は言った。
事件の概要
被害者は検事の片桐道隆(朝井大智)。
この事件の背景には過去に彼が担当した料亭放火殺人事件が関係していた。
10年前、高級料亭の支配人・森田広也が殺害され、板前の見習い・堂島健太郎が逮捕された。
店の売上金を盗もうとしたところを支配人に見つかり、殺害し火をつけた。
逮捕後、堂島は一貫して無罪を主張したが、検察に起訴され裁判で無期懲役の刑が確定した。
その後、NPO団体の懸命な支援活動により、堂島に新たなアリバイの証拠が見つかった。
再審請求を受け、裁判所は認めたが、それだけで再び裁判が行われるわけではない。
再審は開かずの扉…いくつものハードルがある。
検察が不服申し立てをすれば、開きかけた扉が簡単に閉ざされる。
この事件の担当検事だった片桐道隆の父は東京高検の検事長でである片桐浩介だ。
次期総長の呼び声も高い人物であり、検察が不服申し立てをするかが注目された。
結局、開かずの扉は開かなかったのだ。
その一週間後に片桐道隆は自宅で射殺された。
ターゲットの見えない狙撃
倒理と氷雨は事件現場である被害者の検事・片桐の自宅へ向かう。
妻の片桐佳代子(入山法子)が応対した。
穿地のいる書斎に行く。
「今回は算段の平兵衛。」と1枚の紙を出した。
そこには、“そうだ。算段の平兵衛に相談しよう。”と書かれていた。
今朝、差出人不明で届いた物だった。
美影がこの事件を算段の平兵衛の落語に掛けたのは”いくら巧妙に真実を葬っても、それを知る者は確実にいる”ということを示唆しているのだろうと氷雨は読む。
倒理は「相変わらず物好きなヤツだよ。」と笑った。
被害者は昨晩8時過ぎに帰宅し、入浴と夕食後にいつものように持ち帰った仕事を片付けるために書斎にいた。
妻の佳代子と同居している父の浩介は1階のリビングにいた。
そして22時頃、2階からドンという音が聞こえ、浩介に言われた佳代子が見に行った。
書斎は片桐の大事な仕事部屋だったため、勝手に入ることは禁止され掃除も片桐自らやっていた。
何度声を掛けても返事がないため、佳代子は仕方なくドアを開けると、片桐は射殺されていた。
小坪清太郎(駒木根隆介)から事件の詳細を聞いていた倒理は絨毯の上に虫の死骸を見つけていた。
穿地は事件発生時の写真を見せた。
弾は被害者の心臓に命中し即死。
使われたのは消音機付きのライフル。
目撃情報によると、書斎の窓から見える公園で怪しい人影があったらしい。
銃弾の入射角が30度なことから、狙撃場所はその公園だと思われる。
そして、弾痕はカーテンにも残っていた…ということは狙撃された時にカーテンが閉まっていたということだ。
穿地は「だから、お前たちを呼んだ。」と言う。
倒理は手を叩き「ターゲットが見えないのに狙撃は不可能。美影ブラボー!」と指を突き上げ喜び、穿地に蹴りを入れられる。
銃撃を警戒
そこに父の浩介が現場に来た。
警察は何をやっている?と怒る浩介は「犯人はすぐに絞り込める。」と言った。
片桐は周囲を警戒していたというのだ。
家中のカーテンを閉め、窓から1mには絶対に近づかなかったという。
片桐は職場でも警戒した様子だったという。
日本で射撃に警戒するのは珍しかった。
重要参考人
穿地が重要参考人に話を聞きに行くと言うので倒理もついて行った。
それは無実の堂島を支援し続けたNPO団体アカルイミライの上野美貴(市川由衣)だ。
美貴は他人の支援なんかには興味がなかったが、団体を設立したのが高校の同級生の宍戸大樹の「誰かの為に自分にできることをやってみたい。」と言った言葉から一緒に活動をしていた。
同席している倒理はターゲットが見えない狙撃のトリックを考え話を聞いていないようだったが、美貴の話を「究極の自己満話」と言った。
だが、その言葉は宍戸自身も言っていたのだ。
「そんな彼の遺志をあなたが引き継いだ。」と言う穿地の言葉に倒理のペンが止まる。
美貴は入賞するほどの腕を持つライフル射撃の選手だったが、1年前に引退していた。
穿地は「糸切美影」と言い、美影は自分の大学の同級生で卒業前に失踪し、今は犯罪コンサルタントをしていると説明した。
「あなたは糸切美影に事件を指南を受けたんですね?」と言うが「知りません。そんな人」と美貴は答える。
いくつもの事件
穿地は倒理に「私は公安にマークされている。だから時間がない。」と言った。
倒理は「宍戸っていう聖人君子、この世にはいないのか?」と聞いた。
「そう。表向きは不慮の事故ということで。」と穿地は答える。
「今回の検事射殺事件、いくつもの事件が複雑に絡み合っている。」と穿地は言った。
1年前、歩道橋を降りようとした上野美貴と宍戸大樹は後ろから来た男性と衝突し、地面に転落した。
宍戸は即死で、巻き込まれた美貴は一命は取り留めたものの重傷を負った。
美貴は捜査に当たっていた刑事に「事故じゃなく殺人だ。」と主張していた。
歩道橋から転落した時に、美貴は薄れゆく意識の中で1人の男が宍戸に向かって「お前が睨んだ通り、支配人を殺したのは俺だ。でもあの検事が俺はやってないって認めてくれたんだよ。」と言っているのを見ていた。
その頃、宍戸は再審請求の為に料亭殺人事件の調査を行っていた。
そして、犯人とされた堂島健太郎にはアリバイがあり、真犯人は出入り業者であった佐伯克己の可能性が高いことまで突き止めていた。
歩道橋で宍戸にぶつかってきた男こそ佐伯だった。
野に放たれた真犯人が真相を悟られそうになり、事故を装って突き落としたということ。
この事故で、佐伯は過失致死の罪に問われ、執行猶予判決を受けただけだった。
全貌を知った片桐は保身のために公にはしなかった。
接点
片桐が狙撃を警戒していたということは、ライフルを扱う美貴の存在を知っていたことになる。
片桐と美貴には接点があったということだ。
「その接点は驚くべきことじゃないね。」と氷雨は倒理に防犯カメラ映像を見せた。
事件の1週間前、美貴と片桐の妻の佳代子が一緒に映っている映像だった。
美貴と接点があったのは佳代子だ。
「事件の鍵を握るのは被害者の奥さんだ。」と氷雨は言った。
倒理もトリックも解けたと言った。
ターゲットが見えない狙撃ができたのは狙撃を偽装したからで、窓とカーテンの弾痕はフェイクだという。
被害者は別の場所で撃たれた後に、室内で寝かされた。
フェイクの弾痕はどうやって作るのかという氷雨の質問に頭を使えば出来ないことはないと倒理は答えるが、自信のなさは一目瞭然だった。
美影なりのルール
「開かずの扉…それによって、いくつもの真実が闇に葬られた。でも今回の事件を解けば扉は開くかも。きっとそこまで美影は視野に入れている。」と氷雨は言った。
「ただし、鍵は僕たちで捜すしかない。それが美影なりのルール。」とも氷雨は言った。
教授と美影
倒理と氷雨たち、そして美影の恩師でもある天川孝四郎(渡部篤郎)を訪ねたのは美影だった。
美味しい和菓子でもてなす天川に「怒らないんですね。」と言う美影。
美影は「今回、僕が作った謎、それが解けた時、みんなに会おうかと思って。」と言った。
天川は「6年前の事件を解くためにかな?」と聞いた。
6年前の事件とは倒理の首の傷を作ったあの事件だ。
美影は「解くべきかどうか迷っています。」と答えるが「解かない方がいい謎なんて、この世には存在しない。」と天川は言った。
「重要なのは出した答えをどう扱うかだ。」
例えば、密室に閉じ込められたとする。
鍵が見つかれば2つの選択肢が生まれる。
外に出るか、部屋にとどまるか。
鍵の使い時は君の自由。
「部屋にずっといるつもりなら、鍵は必要ありません。」と美影は答えた。
「でも、君は部屋を出たくなった。だからここに来た。」と天川は言う。
「教授は僕が選んだ道、正しかったと思いますか?」と美影は聞いた。
何も答えない天川に「やっぱり、ちょっと怒ってますね。」と美影は言う。
「かつての君の仲間に期待するよ。謎を解いて君と対決することを。」と天川は答えた。
穿地の爆弾
穿地は伯父である参事官の砂貝(佐戸井けんた)に呼び出されていた。
美影との関係を追及される穿地。
穿地は説明もさせてもらえなかった。
倒理は氷雨に電話で「破裂だ。穿地の抱えていた爆弾が。穿地が警察を辞める。」と言った。
穿地はどんな処分が下ろうと、今回の事件だけは必ず解決すると言っている。
どのみち、穿地が刑事を辞めるなら、倒理と氷雨が美影の事件に関わるのもこれが最後となる。
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「ノッキンオン・ロックドドア」第7話感想
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最後の事件?
今回、穿地が美影との関係を問われ、警察を辞めることを決意。
美影もこの事件が解けたら、3人と会うことを決意していたり、倒理と氷雨が美影の事件に関わるのも最後となりそうです。
そんな美影からの最後の挑戦状。
トリックも動機も、分かりそうで、あと一歩のところまで来ていそうです。
犯人も大体分かっている。
だが、美影の指南ということもあり、簡単には解けそうもない。
そして、被害者の奥さんと犯人と思われる美貴の接点とは?
奥さんは夫が殺されるのに、美貴に協力していたのでしょうか?
喜ぶ倒理と蹴る穿地
カーテンが閉まったままで、ターゲットが見えない狙撃のトリックを「最高の事件」とか「美影ブラボー!」とか大喜びしちゃう倒理。
その度に、倒理の弁慶の泣き所に思いっきり蹴りを入れる穿地!
倒理と穿地のコンビも最高!
受け入れる教授
教授のもとを訪れた美影。
倒理の上を行く変わり者っぽい教授だけあって、美影をすんなり受け入れた!
そんな教授だから、美影も話をしたくなり、訪れたのかもしれません。
やっぱり、教授も美影の進んだ道が正解だったとは思っているわけではなく、倒理、氷雨、そして穿地が謎を解き、美影と再び会うことを望んでいるのが分かりました。
この事件が解決し、美影が6年前の倒理の事件を解くことになるのでしょうか?
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「ノッキンオン・ロックドドア」次回は?
「ノッキンオン・ロックドドア」次回は
事件の裏にある真実とは?
ついに、美影が3人の前に現れる!
明かされる4人の秘密!
「ノッキンオン・ロックドドア」第8話は9月16日(土)23時からテレビ朝日で放送です。
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