『波よ聞いてくれ』最終回が放送されました。
ミナレが恐れる母が襲来!
母が課すラジオパーソナリティーの条件とは?
そして、起こる大地震!
ミナレが届ける言葉とは?
ラジオの役割とは?
『波よ聞いてくれ』最終回をネタバレありでどうぞ!
『波よ聞いてくれ』最終回あらすじ
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ミナレの母・襲来!
鼓田ミナレ(小芝風花)は母が来ると聞いてから、変な夢は見るし、母からの襲撃を避けるため変装までしている。
ミナレは母が苦手だった。
なぜなら、母はきちんとしている人。
父親のダメさ加減と、母のダメ男好きを引き継いだミナレはハイブリッドダメ娘と言われ続けてきた。
今回、来るのもきちんとした人との見合い話を持ってくるつもりだろうし、断るつもりでいるが、理詰めで外堀を埋めてくるから押し切られそうと恐れていた。
瑞穂の部屋に帰ってから、ビールを何本も飲むが、全然酔えない。
ビールを買ってくると出た玄関の外には、母の唯(高島礼子)がいた。
逃げきれないと分かったミナレは母を投げ飛ばそうとするも、逆にミナレが投げ飛ばされてしまう。
母の襲撃後
次の日、南波瑞穂(原菜乃華)は麻藤兼嗣(北村一輝)にミナレが打ち合わせに来れないことを伝える。
母が襲撃した後、30分の説教の末、母の泊まるホテルに強制連行され、一晩中見合い写真を見せられていたらしい。
今日は、一日中ミナレのバイトを視察するらしい。
明後日には「波よ聞いてくれ」の放送時間繰り上げで尺も伸びた初回放送が迫っているのに、どうしたらいいかと瑞穂は悩むが、麻藤はネタがないなら母子ケンカ50分でいいと面白がる。
母の出した条件
カレー店・ボイジャーの閉店後、母はミナレの退職届を店長の宝田(西村瑞樹)に勝手に出す。
母は本気でミナレを北海道に連れて帰って、お見合い相手と結婚させる気なのだ。
絶対に帰りたくないミナレは自分には日本一のラジオパーソナリティーになるという夢があると言い、「ジューンブライドラジオ」というラジオイベント出演の候補に選ばれていることを話す。
すると、母は「ジューンブライドラジオ」の出演が決まらなかったら、北海道に帰る。出演が決まればミナレの自由にしてもいいという条件を出してきた。
ミナレは「『ジューンブライドラジオ』の出演、全力で勝ち取ってやんよ!」と宣言した。
ミナレとシセル光明
久連木克三(小市慢太郎)は麻藤にミナレの母親に会いに行って、シセル光明(小芝風花:2役)との関係を聞かなくていいのかと聞いた。
麻藤はシセル光明が北海道出身というのは聞いていたが、ミナレと関係があるのか確証もないから、わざわざ聞かなくてもいいと答えた。
シセルが北海道に帰ったあと、「姪っ子が口が達者で親が手を焼いているが、あれは芸人になったら面白い。」と言っていたのを覚えていた麻藤は、自分が喋りに惚れたミナレだったら、すごい偶然だと面白がった。
大地震発生!
「ジューンブライドラジオ」の出演が懸かる「波よ聞いてくれ」の放送当日。
母は瑞穂の部屋にいて、「波よ聞いてくれ」をスタジオで聞く気満々だった。
打ち合わせもあるし、そろそろラジオ局に向かいましょうと瑞穂が言うと地震が来た。
大きな地震で、辺り一帯停電だ。
ミナレには麻藤から電話が入った。
「さすがに今日の放送はないですよね?」と確認するミナレに麻藤は放送するから瑞穂と一緒にラジオ局に来るように言った。
「理由は来てから話す。ミナレ、こういう時だからこそ、お前の声をラジオで届ける意味があるんだよ。」と麻藤は言った。
心配して訪ねてきた中原に母を任せ、ミナレは覚悟を決めてラジオ局へ向かう。
ミナレの声を届ける意味
ラジオ局に着いたミナレに麻藤は
こんな大きな地震が起こり、停電で真っ暗な中、ラジオをつければアナウンサーが緊迫した声で災害情報を読み続ける。
そんな状況になると、人は不安に押しつぶされそうになる。
だからこそ、「波よ聞いてくれ」にしかできないことがあるんだよ。
お前がいつものように1人じゃない、大丈夫だって声を届けることに意味があるんだよ。
と伝えた。
自分は上の者が出勤してくるまでは陣頭指揮を取らなくてはいけないと、麻藤は瑞穂に「今日のディレクターはお前だ。」と任せた。
いつ終わるか分からない生放送のディレクターを任され、不安な瑞穂に箱坂富美(井頭愛海)は「大丈夫だよ。私も付き合うから。」と言った。
ミナレはブースに入り、「いつでもOK!」と声をかけた。
瑞穂も覚悟を決めて、カウントダウンを始めた。
「波よ聞いてくれ 特別放送」
ミナレはいつもの調子で「波よ聞いてくれ 特別放送」のタイトルコールをした。
リスナーに地震や停電の心配をする声をかけたあと、こんな時に放送するのもいかがなものかと自分でも思いつつ、みんなに元気に届けるために生放送を行うと紹介した。
「波よ聞いてくれ」ではリスナーからの災害情報を伝える。
真面目な投稿は優先しながら、ふざけたメールをも挟み、リスナーの気持ちを和らげるために緩急をつけると、ディレクターらしく瑞穂は言った。
炊き出し準備
中原はミナレの母をボイジャーに連れて行き、城華マキエ(中村ゆりか)や店長も来た。
停電で、食材をダメにする前に店長は炊き出しを行うと言い、ミナレの母も手伝うと言った。
「波よ聞いてくれ」を聞きながら、炊き出しの準備をするボイジャーのみんな。
ミナレはボイジャーが朝になったら、炊き出しをすることを宣伝した。
中原はミナレの母に「ミナレさんは行き当たりばったりでチャランポランに見えるけど、なんか強いんですよ。そういうところすげぇって思ってます。」と言い、マキエも「私もミナレさんのようになりたくてラジオ業界に入ったので。」と言った。
地震の夜が明けて
朝5時半、茅代まどか(平野綾)と久連木は歩いてラジオ局へ来た。
まどかは「後輩パーソナリティがかなりの長時間頑張ってるし、そろそろバトンタッチしてあげないと。」と言いラジオ局に入った。
朝6時、電気が復旧した。
炊き出しには「波よ聞いてくれ」のリスナーも来てくれた。
店長は「鼓田さんが辞めたいって言わない限り、放り出すわけにはいかないでしょ。あんな問題児。」と言い、中原とマキエはミナレのことを「何だかんだ言って、店長からも愛されてる。」と言った。
「波よ聞いてくれ 特別放送」終了
瑞穂は後は、まどかと久連木が引き受けてくれるから大丈夫とミナレに言った。
リスナーからの最後のメールは一晩中ミナレの声を聴き続け、一人じゃないと感じたという感謝のメールだった。
ミナレはメールの言葉に泣きそうになりながら、「何となく流されてやっていたラジオパーソナリティの仕事だけど、私の声はちゃんと届いていて、それを受け取ってもらうことにも意味がある…私はラジオパーソナリティやってるのがすっげー楽しいんだなって。それに気づかせてもらった。」と言い、「『波よ聞いてくれ 特別放送』に付き合ってくれてありがとう。」と番組を終わらせた。
ブースに戻ったミナレを麻藤は拍手で迎える。
まどかも「しっかり喋れてた。ここまで歩いてくる間、楽しませてもらった。」とミナレに言い、瑞穂や富美にも労いの言葉をかけた。
「バトンは受け取ったから、あとは任せてね。お疲れ様。」と言い、まどかはスタジオに入った。
「初めてちゃんと茅代さんに認められたって感じですね。」と瑞穂は言った。
母、帰る
疲れたミナレを麻藤は玄関まで送ると、ミナレの母がロビーで待っていた。
「ラジオお疲れ様。」と笑顔で迎えた。
麻藤が挨拶すると「これからも娘をお願いします。」と母は言った。
「あなたはあなたなりに、よく頑張って、みんなにも愛されてるってよく分かったから、母さん帰るね。」とミナレに言った。
結局…
麻藤はせっかくミナレの母に会ったからとシセル光明のことを聞くが、親戚でも何でもなかった。
ミナレに「じゃあ、お前なにもんなんだ?」と言った麻藤は「ジューンブライドラジオ」出演が決まったことも伝えた。
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『波よ聞いてくれ』最終回感想
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強烈な母
ミナレの母が襲来しました。
ミナレを投げ飛ばすような強烈な母。
しっかりしている母と、なぜあんなダメな父親が結婚したのかと思えば、ダメ男を好きになる遺伝子らしく、ミナレも受け継いでいるという…
そんなミナレを、しっかりした男と結婚させるために北海道に連れて帰りたいと躍起になってました。
母も認めざるを得ない
母は「ジューンブライドラジオ」に選ばれたら続けてもいいという条件を出しました。
でも、大地震の夜に一晩中の生放送をして、それを聞いていた母は認めざるを得ないですよね。
それも、ボイジャーのみんなにも愛されていることも分かりましたしねっ。
ちゃんと「ジューンブライドラジオ」の出演も決まってましたし、結果オーライです。
シセル光明
ミナレがシセル光明の姪っ子ではないかと思っていた麻藤でしたが、結局違いました。
シセル光明が北海道がふるさとで、喋りの達者な姪っ子がいると伏線を張っておき、全然違いました~っていうのが、このドラマらしかったですね。
『波よ聞いてくれ』全話視聴の感想
このドラマ、初回から引き込まれました。
今まで演じてきた役とは全く違う役を演じた小芝風花さんの喋りに圧倒されました。
しかも、茅代まどかとのやりとりが面白くて。
まどかが根底ではミナレのことを認めているのが分かるから、楽しく見ていられるんだな。と思いました。
そして、店長とのやりとりも楽しすぎました。
店長は本当にミナレに店を辞めてほしいのかと思っていたら、最終回で店長もあんな子、放り出せないでしょ?と愛されていることが分かりましたね。
店長を演じたばいきんぐ西村さんの役者としてのポテンシャルにも驚かされました。
瑞穂ちゃんもちょっと変わってるところもあったり、とにかく他のキャラクターもミナレに負けないくらいの濃さで面白かったです。
ぶっちゃけ、最初は期待していなかったドラマでしたが、毎週楽しく見ることができました。
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