『ペンディングトレイン』第5話が放送されました。
突如として現れた6号車。
6号車の乗客は敵なのか味方なのか?
6号車の乗客として萩原聖人さん、ウエンツ瑛士さんが登場!
『ペンディングトレイン』第5話をネタバレありでどうぞ!
『ペンディングトレイン』第5話あらすじ
6号車
萱島直哉(山田裕貴)、白浜優斗(赤楚衛二)、畑野紗枝(上白石萌歌)が男の子に案内された先には自分たちと同じ電車の6号車があり、その乗客たちがいた。
リーダー格のIT企業社長の山本俊介(萩原聖人)に案内された6号車の乗客が住むところは、調理場やトイレ、風呂まで作ってあった。
工務店勤務の植村憲正(ウエンツ瑛士)や加古川(西垣匠)の協力あってのことだと山本に紹介された直哉は加古川の風貌が加藤祥大(井之脇海)が刺されたあとに、逃げた男と似ていることの気が付く。
乗客みんなが協力的で助かると話した山本の言葉に「楽しそうで良かったですね。こっちはケガ人まで出てるんですよ。あんたらなんて全然信用できない。」と直哉は言った。
「それに関してはお詫びします。」と頭を下げる山本の横で加古川が土下座をしながら「申し訳ありませんでした。こっちも分からなくて…誰かいる…敵なのか、味方なのか…未来人ってやつなのか…」と話した。
案内してくれた男の子・将がもう1台車両があり、自分たちと同じく苦労をしている乗客がいることを知りお詫びに行こうと思っていたところだったと山本は話した。
「今後はどうか歩み寄って協力していけたらと思っています。」と言う山本に対し、優斗は「戻ってその言葉は伝えます。」と言った。
自分たちの名前を名乗ると6号車の乗客の男性から、紗枝を冷やかすような声が聞こえた。
優斗は紗枝の手を握り、自分の婚約者だと言った。
紗絵は加古川が未来人と言ったことからなぜここが未来だと思うのかを聞いた。
「確証があるからです。」と山本は言い、6号車の乗客なりに話し合った結果だと言い、5号車の人たちの意見も聞きたいそうだ。
山本が「どうして、ここに来たのか?どうやったら帰れるのか?」と言うと「帰れる」と言った言葉に優斗と紗枝は反応する。
「来たからには帰る方法も必ずある。」と山本は言った。
玲奈の気持ち
渡部玲奈(古川琴音)は昔、学校の先生に「お前はいつも何かに怒っている。怒りは後悔に変わる。」と言われたことがあった。
何でこんな家に生まれてきたんだという怒り。
どんなに働いても楽にならない怒り。
私はあんたちとは違うという怒り。
ネイリストとして働くようになっても、新人のくせに先輩の客を取ったと陰口を叩かれる。
そんなことがあっても、後悔なんてするものか。と思って生きてきた。
玲奈は乗客以外は誰もいなくなった今の状況を最高だと思っていた。
6号車の話を聞いた5号車
優斗が5号車に帰り、6号車のことと山本の言葉を伝えると帰れる方法があるの?と歓喜の声が上がる。
まだ6号車の方で仮説をたててる段階だと優斗は説明し、紗枝は6号車からもらった魚を出す。
久々の魚に喜ぶみんなの中で玲奈は「うさんくさ。」と声を上げる。
そんな甘いこと言うやつは怪しすぎると言う玲奈に続き直哉も「ケガもさせられたし。油断するなよって話。」と言った。
山本が何て言っていたのかと聞かれ優斗は「見つけたそうです。船を…」と答えた。
2026年に起こったこと
山本が森の中で見つけた船を見せてもらう5号車の乗客。
山本は船舶免許を持っているため、船の無線を動かすと一時的に電波がつながったという。
途切れ途切れだったが、おそらくカナダの山の中に繋がったらしい。
その無線で今は2060年だと言ったいた。
どうやら、2026年に大災害が起こったらしい。
太平洋に隕石が落下。
日本のみではなく。南北アメリカ、オーストラリア沿岸都市に大洪水が発生、世界各地で群発地震が起き、隕石衝突で起きた粉塵が成層圏に到達し日光が遮られ作物が取れなくなってしまった。
そもそも、隕石の落下には原因があった。
それはスペースデブリ…宇宙ゴミだ。
みんながいた2023年頃、国家が宇宙開発を民間企業に委託し始め人工衛星の打ち上げや宇宙ステーションの建設などが相次いで発表されていた。
そんな中で、ある探査機がデブリとぶつかり、小惑星と衝突して軌道を逸らしてしまった。
それが落下した隕石なのだ。
これは天災じゃなくて、人災。
何かが起こって色んな現象が重なりここに来たことは運命だ。
この国の人類の未来を知ったことには意味があるはずだ。
帰りましょう。そして、この未来を家族に…大切な人に伝えましょう。
山本はそう話すと、「何でもいいから皆さんと情報を共有したい。一緒に帰りましょう。お願いします。」と頭を下げた。
自分たちの使命
5号車に戻った優斗は山本から聞いた話で、自分たちがここに来て、未来を知ったのには理由があるはず。
もし、帰れることができたのなら、この未来を変えるのが自分たちの使命。と話していた。
直哉は「まだ、何か分かったわけじゃない。それで未来を変えるって無理でしょ。」と反論した。
「無理でも何でも希望は捨てない。それが今できる精一杯のことだろ。」と優斗は言った。
戻ったら何がしたいかと聞いた紗枝に以前約束したお好み焼き屋さんに一緒に行こう。と優斗は言い、直哉も誘った。
直哉は「いいよ。」と言いつつも「百歩譲ったとしても、そんな日は来ない。戻れたとしても、みんな元の生活に戻るだけ。会うことなんてない。今ここにいる理由をつけたいかもしれないけど、使命があるとか言って自分を安心させたいだけなんじゃないの?俺は信じない。」と続けた。
「帰れるなんて思ってない。」と言った直哉は車両から出て行った。
佳代子のやる気
外で寝ていた直哉は寺崎佳代子(松雪泰子)に起こされる。
6号車の人に教えてもらって、風呂を作っているから手伝うように言われた。
佳代子はここの環境を整えて6号車と手を組んで、なぜここに来たか分析して帰る方法を突き止めることにやる気を出していた。
みんなも直哉を実は頼れる人と言って、直哉も風呂作りに協力する。
そんな、みんなの姿を玲奈は1人見つめていた。
優斗が頑張る理由
みんなで協力して5号車の風呂ができた。
みんなが順番に風呂に入る。
優斗が入浴中に直哉が来た。
目隠し越しに話す2人。
こんなに綺麗なのにもう誰もいないのかと空を眺めながら優斗は言った。
みんな死んじゃったのかね?という直哉の言葉に「助けてもらったのになあ。」と優斗が話し始める。
先輩を負傷させてしまってどん底だった時、消防士を辞めようかと思っていた。
だが、「辞めればいい。でも優斗が助かった理由があると思う。見つけるまでは踏んばれ。」と言ってくれたお好み焼き屋の真緒(志田彩良)の言葉だった。
優斗のスマホについているキーホルダーは真緒からもらった物だった。
あの時、踏んばれたのは真緒がいたから。
「戻って未来を変えるなんてできるのか?と思うけど、今ここにいる理由を見つけた気がするから、やるしかない。」と直哉に言った。
直哉は「俺も弟に会いたいって、助けてやりたいって思うけどさ…もうやめてくれよ。そういうの。一番しんどいのは期待して裏切られた時。楽観的な希望聞くとイライラするんだわ。」と言った。
生きてるということ
直哉がその場を去ろうとすると、薪を抱えた紗枝がそこに立っていた。
紗枝は直哉に、優斗が誘ってくれたお好み焼き屋が優斗を支えた真緒がいる店だと知り「ポジティブ過ぎてバカみたい。」と言った。
直哉は相手は過去の人だと言い、今そばにいるのは紗枝だから落ち込むなと励ます。
紗枝は直哉に「やっぱり優しいですね。」と言った。
風呂に入っている直哉に佳代子が「畑野さんに優しい言葉かけてあげてたね。」と話しかけてきた。
佳代子は直哉が紗枝に惚れてるかのようなことを言うので、直哉は「全然そういうんじゃないですよ。からかうと楽しいっていうか…」と言うが佳代子は「そういうのは恋って言うんだよ。」と言った。
こんな生きてるのが大変な状況で?と笑う直哉に「ただ生きてることに、そういう感情って含まれるんじゃない?むしろ、それが生きてるってことなんじゃない?」と佳代子は言った。
緑の石
5号車を出て、1人森の中で生活している田中弥一(杉本哲太)が6号車の人たちが石を土の中に隠すように埋めているのを見たと報告してきた。
その話を聞いた直哉たちは森の中に入り、見たこともない緑色っぽい石を見つけた。
直哉は「何かの欠片で何かに関係のある何かかもしれない。」と言い、優斗も「念のためこのままにしておこう。」と緑の石をそのまま置いておいた。
田中は6号車にいて、「こういう情報をこれからも持ってくるので、食料を少し分けてもらえないでしょうか?」と山本に交渉し、同意を得ていた。
6号車に向かう玲奈
朝になり、玲奈が車内から出ると、人影があった。
それは6号車の植村と加古川で山本に「緑色の石を探すように。帰る方法の手掛かりになるかもしれない。」と言われたと説明し、帰って行った。
それを聞いた玲奈は6号車へと向かう。
それを見た紗枝が危ないから誰かと言った方がいいと追いかけてくる。
「あっちのトップと話してくるだけだから。帰る方法って何?うさんくさい。」と言う玲奈に「帰る方法が見つかったんですか?私たち帰れるんですか?」と紗枝が聞いた。
だが、玲奈は「私は帰らなくていいの。ここが私の居場所。」と言った。
紗枝に「幸せそうだもんね。」と言い
私は誰も待っていない。家族も友達も元カレもみんな自分から切った。だから生きているだけでスペシャルなここで生き延びた方がいい。
だから、向こうは本気で帰るつもりなのか聞いてくる。
と紗枝が止めるのも聞かずに6号車へ向かった。
襲撃
紗枝は1人じゃ危ないからと玲奈の腕を掴むが振り払われた。
振り払われた紗枝が手をついたその場所には埋まっている人間の耳と頭部が見えた。
驚いて逃げようとする紗枝と玲奈の行く手を6号車の乗客3人が阻んだ。
1人が紗枝のカバンを引っ張る中、玲奈は反撃し1人で車両へ走り「向こうの奴らが襲ってきた。」と伝える。
「畑野さんと歩いていたら、金髪の死体があって…」と説明する玲奈に優斗が「畑野さんは?」と聞くと「分からない。」と玲奈は答えた。
それを聞いた直哉と優斗は森の中へ走る。
紗枝は必死に逃げていた。
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『ペンディングトレイン』第5話感想
6号車!
6号車の乗客と顔を合わせました。
IT企業の社長の山本を中心に5号車よりもしっかりと生活の基盤を築いていました。
みんなが協力的と言っていたけど、紗枝を冷やかし最後には襲ってきたガラ悪い男達はいたし、加藤を刺したヤツはいるしで、直哉の言うように6号車の人達は信用ならないです。
一見リーダーでいい人のように見える山本の時折見せる、いい人だけでは終わらなそうな表情も気になります。
あと、山本が5号車のみんなに説明した2026年の隕石落下の話…船の無線は途切れ途切れでよく分からなかったと言っていたのに、2026年にの隕石の落下やそのことについて、詳しく知り過ぎじゃありません?
この2026年の天災の話は、そもそも本当なんでしょうか?
せっかくのバディが
いい感じになってきた、直哉と優斗のバディでしたが、6号車の出現と帰れるかもしれないということで、意見が分かれました。
優斗は自分がここに来たのは現代に帰って未来を変えるための使命のためだと思う。
でも直哉はそんなことは不可能だと思い、期待させることを言う優斗にイライラしてしまう。
せっかく分かり合えたと思えた2人だったのに〜。
ただ、直哉も現代に帰った後に紗枝が自分の働いている店に来て、優斗と行くお好み焼き屋に誘ってくれる夢を見ていたので、帰りたい気持ちはある…でも期待して裏切られるのが怖く、帰れるということに期待をしないようにしているようでした。
帰れる希望と帰りたくない人
6号車の山本が言っていた「帰れる可能性があるかも。」という言葉に5号車の乗客も歓喜しました。
だが、玲奈は現代では誰も待ってないと戻りたくないと思ってました。
まあ、あんな性格だったら、現代で誰も待っていないというのも分かりますね。
玲奈も、やっとみんなと協力して変わりつつあるかと見直していたのに、帰りたくないという気持ちから、また暴走しそうです。
恐怖の田中
回を追うごとに狂気に満ちていく田中。
今日はわら人形みたいなのに、名前つけて話しかけてましたよ。
そして、5号車に6号車のことを教えにきたかと思えば6号車にも5号車の情報を流して、どちらにもいい顔をしていました。
6号車には情報と引き換えに食べ物までもらえるように交渉。
それが、彼なりの生き残る術なんでしょうが…。
金髪の遺体
紗枝と玲奈が見つけた埋められた金髪頭の遺体。
これは、田中が読んでいた新聞に載っていた事件の犯人で、現代の刑事達が追ってた人でしょうか?
その犯人が6号車に乗っていた?
紗枝と玲奈はこの遺体を見てしまったから、襲われたのでしょうか?
次回、山本が6号車で起きた事件について語るそうなので、金髪の遺体についても明らかになるのでしょうか?
『ペンディングトレイン』次回は?
『ペンディングトレイン』次回は
危険に晒された紗枝の身は?
5号車 VS 6号車!
山本が語るある事件とは?
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