『勝利の法廷式』第3話「記憶」が放送されました。
今回は事件を起こした母親を救いたい息子からの依頼。
黒澤が作る脚本は?
ゲスト出演者は宮崎美子さんと福山翔大さんです。
『勝利の法廷式』CASE「記憶」をネタバレありでどうぞ!
『勝利の法廷式』CASE3「記憶」あらすじ
依頼
神楽蘭(志田未来)の事務所に母の弁護をお願いしたいと訪ねてきた立花光(福山翔大)。
母・洋子(宮崎美子)は知人と口論になり、カっとなってその男を階段から突き飛ばしてしまった。
すぐに自ら通報したものの、相手の男は今も意識不明の重体。
相手の男は料理人の清水。
洋子は清水に店を騙し取られたと言う。
詐欺被害者?
その洋食屋は洋子が夫とやっていた。
5年前に夫が亡くなり、何とか店を守っていた。
ただ、洋子の目がぼやけてくるようになり、店を継いでくれる人を探していた。
清水は店に足繁く通い、いい料理人だと思った。
店の味も引き継いでくれると言うので契約を交わしたが、契約を交わした途端、店を潰して土地も売ると言い始めたのだ。
洋子と清水が出会ったのはM&Aのマッチングサービス。
会社を売りたい人と買いたい人をマッチングさせるサービスだ。
蘭は今回の事件では加害者だが、詐欺の被害者だった可能性もあると洋子の罪が少しでも軽くなるように情状酌量を狙う。
「そのためには詐欺に遭ったことを法廷で立証しなければならない。」と黒澤仁(風間俊介)は言う。
契約書
蘭と流川蒼(髙橋優斗)は洋子が利用したマッチングサービス・コネクトエアに話を聞きに行く。
社長の前田は洋子のお店と清水のマッチングは最高のマッチングだと思っていた。
2人の様子を聞くと、2人も満足していて特に洋子の方が素敵な方を紹介してくれた。と言っていた。
契約には社長の前田も立ち合い、特に気になる様子もなかったと話し。洋子と清水の間で交わされた事業譲渡契約書を見せてくれる。
契約書には事業を引き継ぐことのみが書かれていて、店を守る・味を引き継ぐなどの文言は一切なかった。
これでは詐欺の証明にならない。
清水が意図的に洋子を騙そうとしていたことを証明する必要があった。
事件を調べ直す
蘭は洋子の店を訪れ従業員の古川に話しを聞く。
古川は洋子はこの店を守りたかっただけだと思うと理解を示し、自分まで一緒になって清水の人柄に騙されてしまったことを後悔する。
古川は清水の働いている店にも行ったことがあると言い、店舗のある場所に連れてってもらうとそこには空き店舗だった。
その時、清水の周辺を調べていた蒼から裁判で証言してくれそうな人が見つかったと連絡が入る。
第1回裁判
第1回目の法廷。
洋子は起訴内容を認める。
審理に入り、蘭は事件の発端は清水に店を騙し取られたことだと言う。
清水が洋子に料理人であることを信用させるために自分の働いている店を見せた。
だが、それはその日だけ映画撮影の名目で組まれたセットだった。
流川が探し出した証人は不動産会社の取締役で過去に飲食店を見学し契約を交わした後に存在のない店舗だったこと発覚し実体のない会社を買わされていた。
被害届を出したが、証拠が見つからず犯人は今も捕まっていない。
その相手が清水だった。
清水が同じ手口で洋子を騙したのは明白だった。
洋子への検察側の尋問。
事件の際の被害者への様子を聞かれ、詳しく答える洋子に「カっとなって突き飛ばした割に冷静じゃないですか?騙された相手だから口論になる前から恨んでいたんじゃないですか?」と聞かれる「恨んでいたと思います。」と答える洋子。
目撃者
閉廷後、黒澤は蘭になぜ反論しなかった?と詰め寄るが蘭は「立花さんやっていないかもしれません。」と言うのだ。
事件現場を事件発生時刻と同じ時間に見ていた蘭は、真っ暗で何も見えなかったのを知っていた。
目がぼやけている洋子なら尚更、裁判で証言したような詳細は見えていなかったはずだ。
蘭は洋子に何か隠しているのではないか?と聞くが洋子は否定する。
洋子が何を隠しているか探るため、蘭と蒼は事件現場の公園で聞き込みを開始する。
夜になるとこの公園を毎日走っている人を見つけ話を聞く。
目撃者の話によると、事件当日階段の上に見えた2人の人影は男女だったが男性は清水ではないと言う。
もっと細身の背の高い男性がいて普通に話をしていた。
おそらく、洋子はこの男性をかばっている。
この状況で普通に話ができ、洋子がかばう人物は息子の光しか考えられなかった。
光の話
蘭と蒼は光に話しを聞きに行く。
光は実家をでて漫画の仕事をしていた。
店のことは従業員の古川から連絡をもらい、知っていて自分が育った家だから腹が立った。と話す。
母には自分が話をつけるから。と言ったが、その前に事件が起きたと話す。
光の話から成果をあげられなかった蘭は明日の公判をどうするか悩んでいた。
そんな時、蘭の子役時代の撮影現場に洋子の店がケータリングで来ていて看板メニューのクラムチャウダーが美味しかったことを黒澤に話すと「いけるかもしれない。」と黒澤は言う。
「証拠がなくても立花洋子に真実を語らせることができるかもしれない。お前がその味を覚えているなら。」と蘭に言った。
第2回裁判
蘭は洋子に目撃者の証言から洋子とは別に細身の男性が現場にいたことを問うが洋子は否定する。
そんな中、蘭がお腹を押さえ、うずくまった。
蒼が30分の休廷を申し出る。
傍聴席では黒澤が台本を書き直していた。
蘭は休廷中に新しい台本を黒澤から渡される。
改めて始まった裁判で蘭は洋子に現場にいたもう1人の人物について、詰問するが「知らない。」の一点張りだ。
蘭は質問を変えると言い、子役時代の洋子の夫とのクラムチャウダーの想い出を語り始める。
やってもいない罪でお店を守ろうとした。それはご主人の望んだことですか?と言うと洋子は涙を流し「光…」と息子の名を呼ぶ。
だが、光は事件現場には行っていないとハッキリ言った。
洋子も事件現場で光とは会っていない。
だが、洋子はある人物から光がやったと聞かされていたのだ。
改めて証言した洋子は
あの夜、電話がかかってきて現場に行くと清水が倒れていた。
息子がやったと思いパニックになるところを呼び出された人物に自分がやったと通報すれば息子のことはだまっててやると言われた。
洋子を呼び出して、現場にいた人物はコネクトエアの前田社長だった。
前田は清水と手を組んで詐欺行為をしていたことが黒澤の調べで裁判の直前で分かっていたのだ。
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『勝利の法廷式』CASE3「記憶」感想
蘭の子役時代
今回は蘭の子役時代がたくさん出てきました。
元・天才子役の蘭でセリフが短時間で入るからこそ、黒澤の台本の書き換えにも対応できました。
そして、蘭が子役時代の経験が今回の依頼の真相を暴くことになりました。
頑張る蒼くん
今回の相手は刑事事件だったので相手はお馴染みの流川綜合法律事務所ではなく検察でした。
そんな流川綜合法律事務所の代表の息子・蒼くん。
詐欺を証明する証人を見つけてきたり、蘭と聞き込みを頑張っていました。
でも、まだ鈍感なところがあり、黒澤に舌打ちされちゃってましたがね。
謎の男登場!
今回は黒澤の元に謎の男が来ていました。
その男とは黒澤が調べている事件について話していました。
黒澤がやはり目的を持って蘭に近づいたような会話もありました。
そして、謎の男は今回の依頼の件も黒澤に頼まれたことを調べていました。
黒澤の情報屋みたいなものでしょうか?
『勝利の法廷式』次回は?
『勝利の法廷式』次回はCASE4「正義」
特殊詐欺の受け子として捕まった男性の弁護。
闇バイトの裏側とは?
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