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【VIVANT】第8話ネタバレ!親子の再会!嫉妬のノコル!テントの実態も明らかに!

【VIVANT】最終回ネタバレ VIVANT
出典:公式サイト
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2023年夏ドラマTBS日曜ドラマ「VIVANT」第8話が放送されました。

今期1番の盛り上がりを見せる「VIVANT」

衝撃の乃木の裏切りで終わった第7話。

乃木は本当に裏切ったのか?

父であるノゴーン・ベキとついに対面。

乃木とノコルは兄弟なのか?

試される父への愛…

「VIVANT」第8話をネタバレありでどうぞ!

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「VIVANT」第8話ネタバレ

薫に届いた物

柚木薫(二階堂ふみ)の職場に届いた封筒。

差出人は乃木憂助(堺雅人)

中身は乃木名義の通帳と印鑑、不動産の登記簿と自宅の鍵だった。

同封された手紙には“これをあなたに託します。もうあまり残っていませんが君とジャミーンのため自由に使ってください。薫さんありがとう”と書かれていた。

試される乃木

テントで牢屋の中に入れられている乃木の元にノゴーン・ベキ(役所広司)が姿を見せた。

乃木と隣の牢屋に入れられている黒須駿(松坂桃李)は言葉を失う。

ベキは「どっちだ?」と聞きマタ(内村遥)は乃木の方を指した。

乃木の方を見たベキは隣の牢屋に入れるように指示をする。

黒須のいる牢屋に入れられた乃木にベキは自分の銃を差し出し「やれ」と日本語で言った。

戸惑う乃木に「本当に裏切ったのなら私の目の前で殺せ。」と言った。

黒須は「本当にやる気かよ?」と暴れ、座らせられた。

ベキの銃を受け取った乃木に「お父さんの銃が汚れる。」と言ったノコル(二宮和也)は自分の銃を使うようにと渡した。

乃木はノコルの銃を握り黒須に向けた。

「撃てー!」とのノコルが叫び、乃木は撃った。

だが、黒須が少し顔を避けたことで弾は当たらなかった

「国のためなら、いつ命を落としたってかまわない。だが、お前にやられるのはごめんだ!やるんだったらベキ!お前がやれ!」と叫ぶ黒須に銃を構えたまま近づく乃木。

乃木は黒須の眉間に銃を突きつけ、引き金を引いた。

だが、弾切れだった。

ベキは「もういい。」と言い、乃木の手から銃は回収された。

そこにバトラカ(林泰文)残りの別班4人は即死だったようだと報告した。

空港で見張っていたテントの仲間から4つの棺桶が公安の野崎守(阿部寛)バルカ警察のチンギスが見守る中、成田行の飛行機に積み込まれたという証拠の映像が届いていた。

それを聞いた黒須は「本当に殺しやがって…俺がお前を殺してやる…」と涙を流しながら乃木に言った。

ベキは乃木に近づき「我が組織の役に立てると言ったな?なら教えてくれ。ヴォスタニアとの会合をなぜ知っていた?」と聞いた。

乃木は別班がテントの衛星とサーバーを特定し、サーバー内の通信データを取ることに成功したと正直に答えた。

特殊なアプリに入るためのQRコードの役割をしていた乱数表をアリ(山中崇)から手に入れたことも話した。

アリを殺したのではなく、ベネズエラにいることも教えた。

アリを味方につけるために家族を殺したと乃木は言った。

ベキとノコル

乃木にアリを味方にするために家族を殺した時の映像がクラウドに残っていると教えられ、ベキの部屋で映像を確認する。

映像でアリの家族たちが実際には死んでいないことも確認できた。

ノコルがやってきてサーバー内に記録されていたログに空白があったことから、ブルーウォーカーが別班に手を貸したのは事実だと報告した。

アリの元にはバトラカに行ってもらい、「自由だ。」と伝えるとベキは言う。

ベキはアリが自分の家族が3人犠牲になっても自分の居場所を乃木に伝えなかったことに感謝していた。

ノコルと2人にしてもらったベキは「なぜ銃を変えた?」と聞いた。

「お父さんのためです。」と答えるノコル。

乃木が別班の仲間たちを撃ったところを自分の目で見ていたノコルは乃木の銃さばきを見事と言った。

ベキの銃の弾倉はいつも満タンだ。

乃木があの時、本当に黒須を撃っていたら、自分たちにできた一瞬の隙をつき、乃木が自分たちを撃っていたかもしれない。

だから1発だけ入れておいた自分の銃をノコルは渡したのだった。

あの時、ベキがもう1人の殺害を指示すると予想していたのかと聞かれたノコルは「私はあなたの息子ですよ。」と答えた。

1人になったベキは妻の乃木明美(高梨臨)と小さいころの乃木が映っている写真を見つめた。

「ヤツが憂助?いや…憂助は死んだはずだ。」と1人呟いた。

別班の情報

乃木はポリグラフ検査を受けさせられていた。

ノコルは「あのポリグラフの針が少しでも動いたら…」と乃木に言った。

乃木の映像とポリグラフの針の動きをベキも自分の部屋で見ていた。

まずは別班について話すように言われる乃木。

別班は内部の人間にも組織系統は教えられていない。

分かるのは直属の上司だけで、それは櫻井里美(キムラ緑子)

櫻井の詳しい素性は分からないが、任務に関する連絡は全て櫻井から下りてくる。

他の別班員で面識があるのは黒須と乃木が撃って即死した高田(市川笑三郎)和田(平山祐介)廣瀬(珠城りょう)熊谷(西山潤)の今回の作戦の実行メンバーだけだった。

基本的に個別行動が多いため、他の別班員は一度もあったことはないが、世界中のありとあらゆる場所に潜伏している。

だが人数や潜伏先、指揮系統は全て不明だった。

乃木のポリグラフの針は動きを見せず、言っていることに嘘はないと思われる。

乃木はどうやって別班に?

乃木はコロンビア大学在学中に911の同時多発テロを目の当たりにした。

家族のために軍隊に入っていく友人たちを見て、自分も幹部候補生として陸上自衛隊に入隊した。

自衛隊員として全ての分野で軒並み高い成績を残していた乃木は心理戦防護過程の試験を受けてみないかとの話が来た。

心理戦防護とは当時の諜報部隊の通称だ。

それから3日後に指定された場所に呼び出され、行われたのは面接試験だった。

面接では記憶に関する問題などが1時間近く続いた。

その後、一人で一時間程度待たされた後に後ろから名前を呼ばれた。

それが別班合格の通知だった。

それから東京大学院に入るように言われ、表向きは大学院生として、裏では別班員として特別訓練を受けた。

訓練は全て上官と2人きりで行われ、潜入・尾行・盗聴技術などをたたき込まれた。

最初の任務は大学院を卒業する時で、中国に国家機密を売り渡すていた当時の通産省の官僚を自殺に見せかけ殺すことだった。

その時に初めて人を殺した。

その後、丸菱商事に入社し中央アジアをはじめとする世界各地の情報を探るようになった。

ポリグラフ

ここからはイエスかノーで答えるようにノコルは言いながら折り畳み式のナイフを手にした。

「お前は別班の任務でここに来た。」「ノー」

「お前の本当の父親は日本にいる。」「ノー」

「お前はテントの指導者ノゴーン・ベキを殺しに来た。」「ノー」

「お前は父親に会うためだけにここに来た。」「イエス」

そこまで質問したノコルは「ふざけんなー」と机の上にあった乃木の手の指の隙間にナイフを突き立てた。

その瞬間だけ今まで動かなかった乃木のポリグラフの線は少しだけ動きを見せた。

ノコルは「たったそれだけのことで仲間殺して寝返って、頭イカレてんのか?全て嘘なんだろ。別班のお前ならポリグラフなんか簡単に処理できるはずだ。」と言った。

「そう思うんならDNA検査をしてください。そうすれば親子だと分かってもらえます。」と乃木は返す。

「もし違ってたらどうすんだ、お前?」とノコルに着かえた乃木は「その時は…殺してください。」とベキが見ているモニターのカメラを見つめながら言った。

息子の証

乃木の言葉でベキはノコルに電話をかけた。

ベキは「お前が本当の息子なら最後に別れた時の話をしろ。」との指示をノコルに伝えていた。

乃木はバルカにいた時のことは断片的にしか覚えていないと前置きをした。

だが、自分の記憶を掘り起こす。

遠ざかっていくヘリコプター。

泣き叫ぶお母さん。

それから逃げて…追われて…どこかの村でトラックに乗せられて、泣きながら叫び続けていた。

それが父と母との最後だったと思う。

「そのあと、どうした?」とベキはモニター越しに、乃木に聞いた。

人身売買のブローカーに連れて行かれたんだと後で分かった。

連れて行かれた先で、ブロックの壁に投げられ頭を打った乃木はその時のショックで自分の名前が分からなくなっていた。

いつものように、こじきをさせられていると懐かしい日本の言葉が聞こえた。

それが戦場ジャーナリストの飯田(和田聰宏)との出会いだった。

飯田は乃木が日本人の孤児と分かると、日本に連れて帰ってくれた。

船で京都の舞鶴に到着して、舞鶴の養護施設に入った。

自分の名前がわからなかったので“丹後隼人”という名前をつけてもらった。

それから二十歳の時、アメリカから一時帰国をしてテレビで乃木家の家紋を見て断片的な記憶がよみがえった。

すぐに島根の実家の伯父に会い、自分が乃木憂助だと知った。

乃木が説明を続ける中、ベキは「そうか…」と立ち上がり、モニターに映る乃木に近づいていった。

乃木をどうするか?

乃木への尋問が終わり、ベキと幹部で話し合う。

バトラカは乃木の言っていることが本当だとしたら辻褄は合うと言った。

ベキを救出した後、息子が日本に戻っているかもしれないと言うのでバトラカは何度も日本に問い合わせて捜していたが、あの時は見つからなかった。

ピヨ(吉原光夫)は名前が変わっていたら見つからないはずだと言う。

ベキは机の中から小さな刀を出しノコルがそれは何かと聞いた。

その刀は乃木を捕らえた時に押収した持ち物に入っていた物だった。

乃木家の家紋で、テントのマークが入るその刀を「乃木家の守り刀。代々受け継ぐ物だ。」とベキは答えた。

そんな物はすぐに複製できると言うノコルに「これは本物だ」とベキは答える。

乃木の守り刀とベキの乃木家の家紋が入った日本刀は同じ刀鍛冶が作った物だと言ったベキは守り刀の刃を握り締め、手からは血がこぼれた。

乃木のDNA検査をする。

バトラカが検査キットを持って3日で戻ると出発した。

日本では

神田明神で手を合わせる薫・ジャミーン・ドラム(富栄ドラム)に野崎が「退院おめでとう」と声を掛けた。

ジャミーンは野崎を見て薫の後ろに隠れてしまい、「まだダメか。」と野崎は言った。

薫は乃木についての情報を聞くが、まだ行方不明扱いだから何か分かったら連絡すると野崎は言った。

薫は乃木の家に住むことにしていた。

家の権利書まで預けられた薫は、乃木にもし、また会えるならこの家なのではないかと思っているからだった。

検査結果

バトラカがDNA検査の結果を持って戻った。

検査結果の入った封筒をベキは開けずに持ったまま乃木の元へ向かった。

「息子でなかったら殺して構わない。そう言ったな?」と確認したベキは乃木の前で検査の結果の封筒を開けた。

ベキにはピヨが銃を向けている。

検査結果を見たベキは乃木を見つめた。

息子と離れた時の光景を思い出すベキ。

ベキの手から落ちた検査結果には乃木とベキが親子である確率は99.99%との結果が示されていて、それを全員が目にした。

ピヨは乃木に向けていた銃を下ろした。

「よく…よく生きていた。」と乃木に声をかけたベキは牢屋の中にいる乃木の頬に触れた。

「お父さん…」と言った乃木に涙を流したベキだが、息子から手を離し、そのまま戻ってしまう。

乃木は「お父さん…どうしてー!」と叫ぶ。

ノコルはマタとシチ(井上肇)に黒須をどこかに連れて行くように指示した。

腕を掴まれ連れて行かれる黒須は「俺だけ殺すのか?息子だから許されるのか?」と叫ぶ。

ノコルは「あいつがいると、うっとうしいよな?」と言いながら乃木の頬に触れ「なあ、兄弟。」と言った。

乃木に背を向け去るノコルは悔しそうな表情で涙をこらえた。

ベキは1人、草原に立ち妻の明美と幼い乃木が映る写真に向かって「明美…憂助が生きてた…生きてたんだ」と涙を流しながら話しかけた。

乃木をどうするか?

ベキとの血の繋がりは証明され、乃木は衣服の支給など待遇は改善されたが、まだ檻の中だ。

そして、ベキは一向に乃木に会おうとはしないまま1週間が過ぎた。

乃木は見張り役のマタに黒須の経過を聞くと、経過は良好と聞かされる。

ノコルからは「お前の力を示せ。」と言われる。

乃木にはIQや語学・経済学・工学などの様々な知識を求める問題が与えられた。

結果はIQ137、その他の分野でも高い知力を持っていた。

ノコルは「このまま牢屋に入れとくつもりですか?血の繋がった息子を…」とベキに聞いた。

ベキは乃木が仲間を裏切り殺して、ここに来たことが息子とはいえ許せなかった。

だが「ここ半年が勝負時だ。他に代え難い能力ならば利用する。」とベキは言った。

金の動きから見るテントの実態

乃木にはUSBメモリーが渡された。

中身はテントの収支報告のデータだった。

テントの中でも幹部でしか知り得ない裏帳簿だ。

総売り上げは約7億3870万ドル。

その内訳は山本巧(迫田孝也)のようなモニターからの誤送金による収入。

驚くべき点は活発に行われていたテロ活動は請負いによるものだった。

テロの発注を受け、成功すれば巨額な報酬を得る仕組み。

テントにとってテロ活動はただの仕事。

報道されていたテロ以外にもサイバー攻撃、暗殺、誘拐などの様々な仕事を受け、大金を得ていた。

テロ活動よりそちらの方が多いくらいだ。

得体の知れない組織とされていたテントの全ての目的が金のためだった。

だからテントの活動には主義主張が見えず、犯行声明も出さなかった。

だが、武器の調達や実行部隊の訓練など莫大な費用が掛かるはずなのに経費には軍事に関する部分が見当たらない。

その翌日、頭から布をかぶせられた乃木は車で6時間近く移動させられた。

着いたところは軍事演習場だった。

バトラカが「あなたの感じた疑問の答えです。」と言った。

そこはバトラカが代表を務める民間軍事会社だ。

バルカでは政府が民間の軍事会社に頼っている。

紛争や災害の時にも要請が出る。

テントの仕事の兵士の徴収、訓練、武器購入全てがこの軍事会社の収益から出ているという

まだ疑問2つは残っていた。

1つはテントの収益から総支出を引いた5億9780万ドルの行方が分からないこと。

どこかに預けられている記録や翌年に繰り越している記録も残っていない。

もう1つは幹部への報酬だ。

ベキ名義に2200万ドル。

ノコル・バトラカ・ピヨ達にもほぼ同様の金額が振り分けられて、総額は約8000万ドル。

巨大組織の幹部報酬だとしても、あまりに桁外れな金額だ。

翌朝、また頭から布をかぶせられた乃木は、今度は複数の車で3時間近く移動した。

着いた先で耳にしたのは子供たちの楽しそうな声だった。

ベキやノコルに駆け寄る大勢の子供たち。

バトラカは「ベキ名義の支出2200万ドル、あの金はこのような児童養護施設の運営費に充てられたものです。」と乃木に説明した。

4つの民族が争った内乱でバルカは親を亡くした子供たちで溢れかえった。

ベキはその子らを救うため、複数の孤児院を創設した。

内乱が集結して19年経ち、孤児の数は減少したが、今度は格差社会が急激に広がった。

バルカの多くを占める貧困層の子供たちは、ろくな食事も教育も与えられないため、現在はそういった子供たちのために施設が使われている。

他の幹部も含めた総額8000万ドルの幹部報酬は全て子供たちのために使われている。

世界中の諜報機関に恐れられているテントの本当の姿は、テロなどの様々な仕事を受注し手に入れた大金を孤児たちの救済に充てていた。

テントの真の目的は孤児救済だった。

しかし、行き先不明の5億9780万ドルが、何に使われたのかは分からないままだった。

テント解明の鍵はきっと他にあると思われた。

ある施設で

子供たちにあてがう8000万ドルも今はひっ迫しているという。

ある青年養護施設でちょっとした問題が起き、ベキが直接話すために訪れた。

この施設では食材の高騰が続き、子供たちの食事を減らすしかないという。

ノコルは施設長のヤスダ(音尾琢真)に子供たちが聞いているから日本語で話すように言った。

他の施設ではそんな話は出たことがないというノコルにこの施設は育ち盛りの中高生がほとんどで、よく食べる子も多いからだとヤスダは説明する。

「もし、お疑いなら帳簿を確認してください。」と言うヤスダに連れられ、ベキとノコルは奥へ行く。

乃木は食堂に並ぶご飯を見て、バルカでこんなに良質なうるち米が振舞われていることに驚く。

シチの説明ではベキが子供たちのために日本からわざわざ取り寄せているのだ

それはこの施設だけではなく、テントが管理する施設全てでのことだという。

説明を聞きながら乃木は空の皿を持ち上げた。

戻って来たヤスダはベキに食材の高騰が収まるまで米をもう少し増やしてほしいと頼んでいた。

米は1人当たり3食分で450g分確保しているが、肉類、野菜を減らし始めると育ち盛りなのに体重を減らす子供たちが増えてしまうのだ。

ベキは「米はどれぐらい必要だ?」と聞き、ヤスダは1人1日150グラムほど増やしてほしいとお願いした。

ベキは次回の分から配給を増やすと言った。

そこに乃木が「お待ちください。」と声を掛けた。

乃木は手に乗せれば重さが分かるという特技を生かし、炊かれたご飯が、先ほど言っていた1人1食150グラムより少ないことを指摘する。

ヤスダは米を売りさばいてその金を懐に入れているのではないか?との乃木の見解を聞き、倉庫を調べるようにノコルは言った。

倉庫には“ロシア輸出分”と書かれた紙が貼ってある米が山積みとなっていた。

ヤスダが売りさばく用の米を貯め込んでいたことを聞くとノコルは財産没収と国外追放の処分をベキに提案。

ベキは子供達には病気で辞めたと伝えるように言った。

認める父

乃木と2人になったベキはご飯の皿を手に乗せ誤差はどのくらいかと聞いた。

「1キロにつき10グラム程度です。」と答えた。

ベキは「そうか…」と答えた。

その夜、乃木は新しい部屋を与えられた。

ベキはノコルのことを血の繋がりはないが、自分のれっきとした息子と言った。

「お前たちは兄弟。憂助が長男、ノコルが次男だ。ノコルお前の会社で兄を働かせなさい。兄弟で力を合わせていくんだ。」とベキは言い、ノコルは「はい。」と返事をした。

乃木には「お前の力を見せてくれ。憂助。」と言った。

ノコルの嫉妬

ノコルはどんなに知力があろうと、仲間を裏切り、殺してここに来た乃木を息子とは認めてなかったベキがなぜ急に態度を変えたのか分からなかった。

乃木に自分と同じ純白のデールまで着させていることも納得が行っていなかった。

2日後に乃木はノコルから呼び出しを受けた。

それはGFL社に通うために何度も訪れたクーダン議事堂前広場だった。

指定の時間の30分を過ぎたころに連絡係が近づいてきた。

渡されたメモには西側の黒いビルがノコルの会社で、その最上階に行くように書いてあった。

そのビルはGFL社の目の前だった。

会社名は“ムルーデル”で意味は“夢”だった。

乃木が指定された会社の最上階に行くと、会社で管理している孤児院・養護施設の財務データをノコルから渡される。

ベキ、ノコル、バトラカ、ピヨの名前がついた施設が各地にあり、記録上はそれぞれ独立しているようにしているが実際にはノコルの会社で一括管理・運営をしている。

ノコルは人件費・食費・子供の留学費用など全てを見なおして、1ドルでも多く浮かせるように乃木に命じた。

乃木はオフィスの中を見て、「これだけの従業員を抱えて、行っているのは孤児院や施設の運営だけですか?」と聞くが「お前には関係ない。」とノコルは言う。

「兄弟で助け合えと、お父さんが…」と言う乃木に「お父さんの言った通り、ともに歩んでいきたいとは思っているよ。だから、使える兄だと結果で示せ。」とノコルは返した。

乃木は経費削減案を作成するために、これまでの財務状況の変遷の把握が必要になると、ここ10年間のムルーデルの損益計算書がほしいと言ったが、ノコルは「いらねえだろ。」と言うだけだった。

土地購入

ゲルの自分の部屋に戻った乃木をバトラカが訪ねてきた。

バトラカはムルーデルの過去10年の損益計算書のデータを持ってきてくれた。

ベキが乃木に渡していいと言ったのだ。

ムルーデルの収入は5億9780万ドル…それはテントの行き先不明となっていた金額と全く一緒だった。

テントの金がマネーロンダリングされ、ムルーデルの儲けに変えられているのだろうか?

そこから人件費・オフィスの家賃・光熱費・その他の諸経費がかかり、その残りが全て土地の購入に充てられていた。

土地の購入が始まったのは3年前で、大規模なテントのテロが始まり、世界各国の諜報機関がテントをマークし始めたのと同じ時期だった。

土地購入が必要なり、大規模なテロ活動を請け負い始めたのだろうか?

3年より前は年間8000万ドル程度の仕事しか受けていなかったから、世界の諜報機関からマークされることもなかったはずだ。

この時まではテントは孤児救済のためだけに活動を行っていたはず。

3年前からは土地購入のために世界中の諜報機関からマークされることを覚悟の上で大規模なテロ活動を請け負い始めた。

ベキを突き動かすほどの何かが購入した土地にはあるのだろうか?

テントの最終標的地が日本なのも、関係しているのか?

テント解明の鍵は、この土地のあると断言していいだろう。

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「VIVANT」第8話感想

やっぱり乃木は?

乃木は本当に別班を裏切って、父親に会うためだけに来た?

テントの金の動きを見ている乃木はテントの実態を調べているように見えました。(ご丁寧に全部説明してくれて。)

でも別班のことについても、正直に話していたし…

ベキは気づいた?

ベキは米の件で乃木が重さを正確に分かることを知った。

ということは、黒須の2発目は拳銃に弾が入っていないことを分かって乃木は黒須を撃ったことベキは分かった?

その後、乃木のことを認めたベキ。

ベキは乃木が仲間を裏切っていないことを知ったから?

それとも、別班の任務として潜入していると分かってわざと近くに置かせたのか?

ベキの狙いはどちらなのでしょう?

嫉妬のノコル

乃木がベキの本当の息子と分かり、ノコルの嫉妬がヤバかったです。

やはり、ノコルはベキの本当の息子ではなかった…だからこそ、ベキと血の繋がりのある本当の息子が現れ、嫉妬している。

乃木がベキの本当の息子と分かった時の、悔しさを表情だけで表す二宮さんが上手かったです。

テントの目的は?

乃木が調べたテントの実態。

テントは孤児救済が目的だということが分かった。

テロも請け負いで行われていたこと…

だが、謎の土地購入を発見。

ベキも「ここ半年が勝負…」と言っていたこと。

前にテントのテロ活動のペースが速まっているという話がありました。

何かを急いでいるテント。

土地を購入するための資金を集めるのを急いでいて、資金を得るために請け負いのテロのペースが速まっている。

この土地購入の目的は…?

そして、孤児救済をして、本当に子供のことを第一に考えているテントの目的は”悪”なのか?

別班は本当に死んだ?黒須は?

4つの棺が運ばれ、別班の4人の死が確定?

でも棺の中は見えない…これはあの4人は死んでない可能性が高そうです。

そして乃木の隣の牢屋から連れて行かれた黒須はどこ行った~?

まだ乃木が別班を裏切っていない可能性が高いと見られます。

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「VIVANT」次回は?

「VIVANT」次回は

明かされる父の過去…息子への執念。

ベキは乃木をまだ疑ってる?

 

 

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