『わたしのお嫁くん』最終回が放送されました。
穂香は山本と距離を置くことを決めた。
そこに古賀が山本へ「嫁に来ないか?」と誘う。
穂香と山本が選ぶ結末とは?
『わたしのお嫁くん』最終回をネタバレありでどうぞ!
『わたしのお嫁くん』最終回あらすじ
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古賀の誘い
山本知博(高杉真宙)は古賀一織(中村蒼)から「俺のとこに嫁に来ん?」と言われた。
古賀の真意は福岡の新会社に山本を連れて行きたいということだった。
山本は古賀が新会社に連れていきたいのは速水穂香(波瑠)だと思っていたため驚く。
古賀は穂香に山本を新会社に連れて行くことを相談していただけ。
「このまま総務に行くよりは、あっちに行った方が山本くんのやりたいことができると思う。」と言う古賀は穂香ならどう思うか聞いた。
「彼なら、絶対に使う人の目線に立った商品を作ることができる。私はその夢を諦めてほしくないです。」と穂香は答えていた。
そんな穂香の思いを知った山本は、だから穂香が距離を置こうと言ったのだと知る。
福岡行きを決める
次の日、山本は会社で穂香に謝る。
てっきり穂香が古賀に福岡に連れて行かれると思い、自分の企画開発部への面接もダメだったことから、穂香が福岡に行くのを止めるために焦って結婚を口にした。
山本は福岡には行きたいと思っている。と穂香に言った。
それなら行った方がいいと後押しする穂香に「でも俺、先輩のことも諦めませんから。」と山本は言った。
穂香が距離を置こうと言ったのは、嫁の位置にあぐらをかきそうになっていた自分に夢を思い出させるため。
ということは、穂香はまだ自分のことが大好きだから距離なんておく必要はない。と山本は言った。
家事特訓
距離なんて置いてる場合じゃなく、福岡に行くまでにやることがいっぱいある。と山本は穂香の家事教育をした。
山本が安心して福岡に行けるように穂香は家事を一人でこなせるように頑張るが、仕事の方もキャリアアップの話が出ており、ますます忙しくなる。
そんな穂香の姿を見て、山本は古賀に福岡行きの返事を正式にできずにいた。
山本は兄たち(竹財輝之助・古川雄大)にも「このまま福岡に行っていいのか?」と相談していた。
自分まで仕事人間になったら、仕事が忙しくて離婚した自分たちの両親になってしまうのではないかと心配する山本に兄たちは両親の離婚理由はそれではないし、うちの親はうちの親と言った。
山本は「大事なのは2人らしい形を見つけることだし、そのために速見さんも今頑張ってくれてるんでしょ?」と兄たちに言われた。
一緒にはいられない
兄たちと会ってから、帰った山本はコンロの火が点けっぱなしで、鍋が焦げついているのを発見する。
穂香が味噌汁を作ってる途中で、仕事をし始めそのまま寝てしまったのだ。
危うく火事になるところだった上に、洗濯物やゴミも片づけられていなかった。
山本は、穂香に「もう家事頑張らなくていいです。俺がやるんで。」と言った。
福岡には行くが、毎週末帰ってきて掃除や一週間分の料理を作っていく。と山本は決めた。
そんなの続かないし、山本が仕事にも集中できないと穂香は反対する。
それでも山本は「先輩と一緒に居れるなら、家事も仕事も頑張れる。だから先輩は無理に不得意なこと頑張る必要はないです。」と言った。
「何でいつも自分ばっかり…私も頑張っちゃダメなの?どっちかだけが頑張って、そんなんでずっと一緒に居られるわけない。」と穂香は怒るが「先輩が頑張った結果がこれじゃ、心配にもなるでしょ!」と山本は強い口調で言った。
「心配しなくて済むなら、俺だってそうしたい。」と言う山本の言葉に「じゃあ、もう無理じゃん。」と穂香は言った。
「私たちずっとそうじゃん。山本くんが私のところにお嫁さんに来てくれてから、山本くんに心配かけてばっかで、山本くんはいつも私のこと優先して。それを変えたくて頑張ろうとして…でも変えられなくて苦しいなら、もう無理じゃん。」と言った穂香は「知博くん、別れよう。私たち。」と山本に言った。
「一緒にいるために2人も無理して苦しくなっちゃうなら…知博くんは私のお嫁さんなんかやってる場合じゃないし、私ももうお嫁さんはいらない。」と穂香は決断した。
出発の日
2人が別れたあと、山本は古賀と福岡へ出発する。
花妻蘭(前田拳太郎)と赤嶺麗奈(仁村紗和)は2人が別れて嬉しいはずが、全然喜べずにいた。
穂香は有給を取っていた。
断捨離をするが、要らないものの一つ一つに山本との思い出がよみがえり涙する穂香。
山本の兄たちが穂香を訪ねてきた。
見送りを拒否された2人は山本から穂香に返しといてほしいと封筒を預かっていた。
そこには、お揃いで会社のキャラクターを付けていた家の鍵と「いってきます!」と書かれた山本からのメッセージだった。
穂香は空港へ走った。
赤嶺が「速見さんなら絶対に空港へ行くはず。」と穂香を送るために花妻と車で現れるが、穂香は行ったあとだった。
空港で飛行機に乗ろうとすると、古賀にメッセージが届いた。
メッセージを見た古賀は「忘れ物するなんて社会人失格。」と言い、意味の分からない山本に「とにかく、君はもうちょっとここで待っとき。」と古賀は言った。
花妻のところには、古賀から「ちゃんと待たせておく。」とメッセージが来た。
2人の思い
穂香は空港に着き、山本を見つけた。
「どうしても言いたいことがあって…」と言った穂香は「いってらっしゃい。」と山本に言った。
「それだけですか?」と拍子抜けする山本。
穂香は「お嫁さんって世間一般で言う家事をする人だと思ってて、山本くんをそれだけをさせる人にしちゃいけないって思って別れたんだけど…でもそれ全部間違ってた。私にとってお嫁さんってそういう存在じゃなかった。」と言う。
「使わない物を捨てようと思っても捨てられなくて、何を見ても思い出すのは山本くんが家事をしていた姿じゃなくて、私の隣にいて笑った瞬間とか…「ただいま」とか「おかえり」って言ってくれた瞬間だった。」
「私にとってのお嫁さんは…山本くんっていう存在だったの。」
「私にとってのお嫁くんは山本くんだけだったの。」
そう言った穂香はグラスを出して「いつか2人で特別なお祝いができるのを、私は待ってるから。」と言った。
飛行機ギリギリで来る穂香を「遅い!」と言った山本。
「俺は、嫁だから家事をしていたつもりはない。先輩が好きで大事で一緒に生活するのが楽しかったから。」
「でも先輩が別れを切り出してまで、俺の夢とか人生を考えてくれるなら、その気持ちに応えるのを最優先しようと思って…それで、またいつか絶対にただいまって言うんだって…」
「どんな先輩でも、俺はこれからはずっと先輩の嫁です。」と言った山本は穂香からグラスを受け取った。
「ずっとずっと大好きです。」と言う山本に「私も…大好きです。」と穂香も言った。
キスをした後、穂香は「いってらっしゃい。」と山本を笑顔で見送った。
1か月後
1か月後、穂香と山本は遠距離恋愛を続けていた。
穂香は家事代行サービスなどを使いながら、無理をせず生活していた。
山本が帰ってくる日も部屋は少し散らかっていたが、帰ってきた山本は「一緒に片づけましょう。」と言った。
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『わたしのお嫁くん』感想
ベタな終わり方
山本は福岡に行くことを決め、それでも一波乱あり、行くころには別れていた2人。
それを出発する空港に追いかけていって、そこで2人の気持ちを確認して復活!ってベッタベタな終わり方でしたね。
最終回もカオス
最終回にも顔を合わせた4人。
赤嶺は「推しの幸せは私の幸せ!グッドラック!速見さん。」
薫は「ボン・ボヤージュ!知博」
正海は「知博をよろしくお願いしま~す。速見さ~ん。」
みんな空に向かって叫ぶ。
それを見て、花妻は「やっぱり、この人たち空港に行かなくて正解だったな。」と言ってました。
最後までカオスなキャラ強めな面々でした。
それにしても、赤嶺は今回も高級車で現れていましたが、赤嶺の財源は謎のままでした。
そして、あの会社、自由に仕事を放りだしても大丈夫過ぎない?
最後まで、コメディ感が強かったですが、そこが面白かったです。
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