『あなたがしてくれなくても』第9話が放送されました。
みちと新名はセックスレスで悩んでいたはずなのに…拒否してしまった。
妻とのこれからを考える陽一に、夫を試す楓!
始まる妻の逆襲…楓が陽一に会いに行く!
『あなたがしてくれなくても』第9話をネタバレありでどうぞ!
『あなたがしてくれなくても』第9話あらすじ
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できなかった日の翌朝
吉野みち(奈緒)が夫の陽一(永山瑛太)とのセックスを拒否してしまった次の朝。
みちは陽一のことを嫌いになったわけではないのに…と謝ろうとしたところ、陽一の方から「みちの気持ちも考えずに、俺のこと許したわけじゃないのに…」と謝られた。
みちも自分の方こそごめん。と謝り、コーヒーを淹れながら「私の方こそ新名さんとのこと言えずにいるし…」と思っていた。
新名誠(岩田剛典)の妻・楓(田中みな実)とセックスをできなかった次の朝。
新名が仕事に出たあと、楓はスーツケースを持って家を出た。
家を買うということ
陽一はカフェに飾ってあるピースを無くしたパズルに自分で作ったピースを埋めたが、色が浮いていた。
オーナーの高坂(宇野祥平)に「適当なもんで埋め合わせてもこうなる。」と言われてしまう。
そんな高坂は妻に浮気がバレたと話し、前回浮気がバレた時は家を買って許してもらったと家を買うことは一生に一度の買い物だから、高いラブレターと言った。
その夜、陽一は今のマンションを更新せずに、マンションを買うのはどうかとみちに提案する。
すでに内見の予約を取ったと言う陽一が見せた間取りは1LDKで、みちは陽一が子供が産まれたらとは考えていないのかと思う。
内見の当日、みちはあまり乗り気じゃなかったが、陽一は子供部屋もある2LDKを見せてもらえばいいと提案。
実際に内見に行った2人だが、みちは子供部屋を見て、「もしレスじゃなかったら、今頃どうなっていたのか?愛し合って子供ができて、家庭を作って…それがこんなにも遠くかんじるなんて…」と思ってしまう。
家を出た楓
楓は家に帰らず、ホテルに泊まることにした。
新名にはしばらくホテルに泊まるとメッセージを送ったものの、帰ってこいという言葉もなかった。
新名は自分は楓のそばにいていいのかと考えていた。
相変わらず、夫からの連絡がない楓は仕事でもミスを連発していた。
ビールを飲みながら…
みちは後輩の華(武田玲奈)から、「物にも人にも思い出を添付したら、捨てづらくなるだけ。それ、愛着じゃなくて執着ですから。」と言われる。
「1人は楽ですね~。」と言う華の言葉に、みちは1人になることが頭をよぎる。
陽一に夕飯のメニューを何でもいいと言われたみちは「夕飯どころか、この先の未来も何も決まっていない。こんな時に、新名さんだったら…」と考えているところで新名に声をかけられ驚く。
いつものベンチに座って、話し始めると新名はビールを買ってくると走った。
戻ってきて新名の新しい会社について、話す2人だったが、みちはビールを開けることはしない方がいいと言い、それぞれ帰って飲むことにした。
新名が家に帰ると、楓が帰ってきていた。
迎えに行かなかったことを謝る新名に、どこに行っていたのかと楓は聞いた。
夜風に当たって寄り道していたと言った新名に「帰ってきてごめんね。」と言って、部屋に入った楓は「誠は、まだあの人と会っている。」と気づいた。
みちは新名からもらったビールを飲みながら「もう、新名さんに頼っちゃいけないのに。」と考えていた。
新名はビールを飲みながら「これ以上、楓を傷つけたくない。」と考えていた。
楓と陽一
楓はみちのことを調べてもらっていた。
その調査書を頼りに、陽一のカフェに客として入った。
陽一に「奥様は毎日おいしいコーヒーが飲めて羨ましい。奥様ってどんな方です?」とみちの話を遠回しにし始めた。
同席していた高坂がみちのことを、陽一をずっとそばで支えてくれたいい子だと言うと、「ずっとそばに…」と呟いた楓は「そう思っているのはご主人だけかも。知らないうちに、気付いたらふと隣にいない…例えば浮気してたりして。」と言い出した。
今までそう思ったことはないのかと聞く楓に別に。と陽一は答える。
夫婦だから。と言う陽一に「夫婦だから分かります?私の夫は浮気してましたよ。案外、分からないものですよ。夫婦って他人だから。」と楓は言った。
「あなたの奥さん…」と楓が言いかけると、高坂が夫婦だろうと始まりは他人同士…と割って入った。
「他人同士だったけど、今は夫婦だから。」と言う陽一に「それでも裏切られたらどうしますか?ずっとそばにいるのに、裏切られて傷つけられたら?」と楓は聞いた。
「それはそれだ、俺のせいなんで。」と言い切る陽一に楓は絶句した。
店を出た楓は「私は何をしようとしてたの?もう誰かのせいになんてできないのに。」と自分は最低だと思った。
だが、陽一は楓が帰ったあと、「みちが浮気?まさか…」という思いが頭をよぎっていた。
編集長の言葉
ここ数日の様子を見て、ひどい顔をしている楓に編集長の圭子(MEGUMI)がどうかしたのかと声をかけた。
圭子の優しい言葉に泣きながら謝る楓に「謝らない。泣いて謝る時は負けた時。楓はまだ負けてない。」と圭子は言った。
自分の意見と前置きした圭子は「自分の心を壊してまで一緒にいることに何の意味があるのかな?」と楓に言った。
母の言葉
新名は再入院した母の幸恵(大塚寧々)の見舞いに来ていた。
家のことをやって無理したのだろうと、少しは父にやってもらうように新名は言うが、それを拒否する幸恵。
「私の生きがいだから。誠なら分かるでしょ?大切な人がおいしいって顔をして食べてくれる幸せ。家の中でも外でもその人らしくいてくれたら、いい。それが私の生きがい。」という言葉に幸恵が持っていた楓が作っている雑誌を見つめる新名。
「夫婦なんて、足並み揃わない方が多いんだから。そんな時は、ちゃんと立ち止まりなさい。」と幸恵は言った。
二人三脚のように、ほどけそうになった紐はちゃんと結び直す。で、2人で息を合わせて…父とはそうして繋いできた絆があると幸恵は誠に言った。
新名が楓と向き合う
新名はその夜、楓と話をした。
最近、無理をさせていたのを分かっていたのに、どう向き合えばいいのか分からなかったと謝った。
だから、正直に話すと言った新名は「楓とセックスできなかったのは、男としての愛情が戻らなかったからなんだ。」と話し、「ごめん。」と楓に謝った。
楓は「初めて誠の本音を聞けた気がする。」と答えた。
みちと陽一の話し合い
陽一はカフェの前で困っている親子連れを助けたことで、みちとの子供がいる生活を想像してみるが、いまいちピンと来なかった。
みちは上司から昇進試験の話をもらう。
自分がバリバリ働くことなんか想像したこともなく、陽一と家庭を築いていくものだと思っていた。
陽一からマンションのことをどうするか聞かれたみちは「今のままじゃマンションなんて買えない。私たちの将来のこともっと話し合わなきゃ。」と言った。
みちは陽一に本当に子供が欲しいか聞くが、「子供は欲しくない。」という答えが返ってくる。
自分が子供が欲しいのを知っていたのに、何でそんな大事なことを黙っていたのか?と聞くみちに「言ったら、俺から離れていくだろ。俺はみちと一緒にいたくて結婚したんだよ。」と陽一は言った。
みちは寝室に行き、1人涙を流した。
サヨナラ
新名が退社の挨拶をするが、見送る社員の中にみちの姿はなかった。
華は気持ちは分かると夕飯にラーメンに誘う。
店に行くと、こちらも華に言われて来ていた新名がいた。
みちには華からちゃんとサヨナラしてきてください。とメッセージが届いた。
新名とみちは並んでラーメンを食べることに。
ラーメンを食べながら、みちは新名と桜を見ながら話した時のことを思い出し「こんな気持ちでサヨナラできるかな?」と思っていた。
2人で歩く帰り道、「それでもサヨナラしなくちゃいけないんだ。」とみちは思いながら、何気ない会話をしながら笑い合う。
橋の上でサヨナラと言った2人は別々の方向へ歩き始めた。
「彼女の笑顔、彼女の体温、彼女の全てを忘れることなんてできなかった。どんなに自分をごまかそうと思っても、ごまかしきれなかった。本当はサヨナラなんてしたくなかった。」
そう思った新名は引き返し、みちを追いかけ、みちの手を取り走った。
そのまま、バスに乗ろうとするが、みちは新名の手を引き、バスには乗らなかった。
みちは「もうどこにも逃げたくない。」と思ったのだ。
それぞれの決断
新名は家に帰った。
出迎えてくれた楓は退職したことを労い、お祝いの準備をしていてくれた。
そんな楓に新名は話があると言った。
新名は楓に「離婚しよう。」と言った。
「分かった。離婚しよう。」と楓は答えた。
みちは家に帰り、陽一に話があると言うと「子供のこと?俺作ってもいいよ。」とみちに言った。
その言葉に「作ってもいいなんて言われて、私が喜ぶと思った?私はもう、その場しのぎの言葉はいらないの。」とみちは言った。
「今まで、どんなに傷ついても、陽ちゃんへの愛情があったから、一緒に居られた。」
「私と離婚してください。」とみちは言った。
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『あなたがしてくれなくても』第9話感想
楓の苦悩
今回は楓の苦悩が描かれてました。
思えば、楓だけは浮気してないんですもんね。
陽一に浮気されたものの、新名とのことがあるみちには罪悪感もあるわけで…。
そのうえ、夫の浮気は心の浮気…そう考えると楓の苦しみは相当ですよね。
あんなに打ち込んでいた仕事でもミスを連発。
みちへの復讐なのか、陽一に会いに行き、みちの浮気について話をしそうに…それでも陽一の「妻が浮気したとしても、自分が悪い。」という言葉で誰かのせいになんてできない…と思ってしまっちゃうんですね。
ずっと楓を見てきた圭子は夫婦の問題に悩んでいると気付いて、優しい言葉をかけてくれ、その圭子の言葉で涙を流したことで気持ちが楽になったのかもしれません。
そして、夫の気持ちがなくなったとの言葉にも取り乱すことなく、本音が聞けたと吹っ切れた感じでした。
吹っ切れたことで、離婚の話にも素直に応じたのかもしれません。
何か違う陽一の頑張り
陽一もみちとやり直すために努力をしているのは分かるんですけどね。
家を買うことは高いラブレターと聞けば、家を買おうとするものの、子供について考えてないことが透けて見えて、みちを傷つける。
なら、子供のいるところを見せてもらえばいいと言いながら、みちに本音を聞かれると、「子供はいらない。」と言うし…。
みちの言う通り、きちんと言うべきでしたね。
陽一はどうしても、みちと離れたくはないんでしょうね。
「子供を作ってもいいよ。」とか言ったけど…言い方よ!
そんな覚悟で子供を持とうとするな!
もう、ことごとく間違ってんだよな…
ついに決断!
みちと新名はそれぞれ離婚を決意しました。
決意をしたのは、2人の関係をスタートさせるためなのでしょうか?
みちは、違う将来を見ている陽一とはやっていけないだろうし、愛情もないとハッキリ言いました。
新名夫婦も、もう気持ちがなくなっていることも伝えてましたし、楓もある程度の覚悟はあったのでしょう。
夫の離婚の申し入れもすんなり受け入れていました。
はたして、陽一はみちからの離婚話にどんな反応を見せるのでしょうか?
『あなたがしてくれなくても』次回は?
『あなたがしてくれなくても』次回は
それぞれの決断…
陽一と新名が直接対決!
みちと新名の2人は…?
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