スポンサーリンク

【NHK大河ドラマ】『どうする家康』第25話ネタバレ!築山事件を古沢脚本はどう描く?

【NHK大河ドラマ】「どうする家康】ネタバレ! 「どうする家康」
出典:公式サイト
スポンサーリンク

松本潤主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』第25回「はるかに遠い夢」が放送されました。

瀬名の謀が全国に知れ渡った。

信長にも知られた家康はどうする?

築山事件の終焉を古沢脚本はどう描く?

『どうする家康』第25回「はるかに遠い夢」をネタバレありでどうぞ!

【PR】

どうする家康 前編 (NHK大河ドラマガイド) [ 古沢 良太 ]

価格:1,320円
(2023/7/6 00:10時点)

どうする家康 後編 (NHK大河ドラマガイド) [ 古沢 良太 ]

価格:1,320円
(2023/7/6 00:11時点)

スポンサーリンク

「どうする家康」第25回あらすじ

世に知れ渡る築山の謀

瀬名(有村架純)の謀が世に知れ渡った。

それは、武田四郎勝頼(眞栄田郷敦)の裏切りによるものだった。

築山の謀が漏れていることは徳川家康(松本潤)の耳にも入った。

信長は?

築山の謀は、もちろん織田信長の耳にも入った。

信長の元に来た家康。

佐久間信盛(立川談春)には「岡崎で謀反の噂。信康殿とお方様が武田と手を結び、徳川殿もそれに加担している。虚説であろう?虚説でなきゃいけませぬ。」と言われる。

一方、信長は「お前の家中で起きたこと。俺は何も指図せん。」と言った。

雨の中で頭を下げ続ける家康に「お前が自分で決めろ。」とだけ言い残し、信長は家康の前から去った。

信長が去ると佐久間に「何をせねばならぬかお分かりでしょうな?」と家康は言われた。

築山にて

瀬名と信康(細田佳央太)五徳(久保史緒里)が待つ築山へ戻った家康。

信康は自ら「私は腹を斬ります。」と申し出るが、家康はそれを止める。

家康は「お前を死なせるくらいなら、わしが腹を斬る。」と言い「それこそ徳川が滅ぶこと。」と信康が反論する。

家康と信康のやりとりに割って入るように、瀬名は五徳に信長へ書状を書くように言った。

「私と信康の悪行の数々を書き連ねるのです。」

瀬名はこのように書くように、言うが五徳は「そんなことは書けませぬ。」と拒否する。

やらなければ、信長に五徳までこちらの仲間と思われてしまうことを懸念している瀬名に五徳は「仲間でございます。母上と信康さまと志を同じくした仲間でございます。」断言する。

だが、瀬名は「そなたには2人の姫を育てあげる務めがあろう。」と言い、五徳はそれ以上言い返せなかった。

瀬名は家康にも「何なりとご処断くださいませ。」と頭を下げた。

家康の決断

家康は、暫し考え「わしは決めたぞ。」と3人の方を振り向いた。

「瀬名と信康には責めを負ってもらう。

五徳は瀬名の言うとおり信長に書状を書け。

そういうことにするんじゃ。信長を…世を…欺く」

それが家康の決断だった。

信長に報告

瀬名と信康の処遇についての報告をしに酒井忠次(左衛門尉)(大森南朋)が安土城へ入った。

「築山殿も信康様、共にご自害いただく所存にございます。」と左衛門尉は信長に報告した。

逃げない信康

家康のもとには服部半蔵(山田孝之)瀬名と信康に似た格好に者を何人か見つけ、2人に成敗のためによそへ移ってもらう道中で服部党の手によって身代わりとすり替え、逃がすことにすると報告に来ていた。

出発の日、信康は五徳に別れの挨拶をした。

五徳は「これから、どこに行こうと私は岡崎殿と呼ばれとうございます。お許しくださいますか?」と聞き、信康も「もちろんじゃ。」と笑顔で答えた。

家臣たちが涙で信康を見送った。

家康の元に報告に来た半蔵は、信康が身代わりとすり替わることなく成敗のための堀江城に入ったと言った。

しくじりに怒る家康に「若殿が拒まれました。」と半蔵は言った。

家康は、今度こそは逃がすようにと信康を大久保忠世(小手伸也)のいる二俣城へ連れて行くことを半蔵に命じた。

二俣城で、半蔵になぜ逃げないのかと聞かれた信康は「母上がお逃げになってからじゃ。」と答えた。

瀬名の出発

築山には家康の母・於大(松嶋菜々子)、その夫・久松長家(リリー・フランキー)今川氏真(溝端淳平)、妻の糸(志田未来)が来ていた。

「私は、そなたを誇りに思うぞ。見事に務めを果たされよ。」と於大は言った。

於大は「家康があの2人を死なせるわけなかろう。きっと裏で手を打ってるに違いない。」と瀬名に再び会えると信じていた。

瀬名は出発の時、着物の袖に家康が「わしの弱い心」と置いていった木彫りの兎を着物の袖に入れた。

鳥居元忠(彦右衛門)(音尾琢真)が迎えに来て、侍女に扮した大鼠(松本まりか)がついていく。

築山を出る瀬名に石川数正(松重豊)「お方様、どうか殿のお指図どおりに。」と声をかけ、瀬名も頷いた。

瀬名の決断

湖を渡ると、大鼠が瀬名に藪の中で着替えてもらうと言い、身代わりににすり替わる準備に入ろうとする。

瀬名は「信康は逃げたのか?」と彦右衛門に聞いた。

答えに詰まる彦右衛門に自分の身代わりは?と聞いた。

自分の身代わりになる女性に「行くがよい。」と手を取り「家にお帰り。」と瀬名は言った。

女性は涙を流し頭を下げ、走って行き、彦右衛門は驚く。

すると、瀬名は一歩ずつ湖に向かって歩き座った。

そして、刀を手に取った。

「お待ちくだされ。」と止める彦右衛門に「彦、介錯を頼む。」と瀬名は言う。

「できませぬ。」と彦右衛門が言うと、瀬名は大鼠に頼んだ。

大鼠は見張りから刀を奪い、瀬名に刀を振りかざし、彦右衛門に止められる。

「殿が城で待っておられます。」と彦右衛門が瀬名を説得するが「行けなくなったと伝えてくれ。」と瀬名は答える。

すると、湖の中から船に乗った人影が見えた。

それは家康の姿だった。

信康の覚悟

二俣城に籠る信康に大久保と平岩親吉(七之助)(岡部大)「お発ちくだされ。力ずくででもお逃がしせよと殿の命にございます。」と言い、半蔵も現れた。

それでも信康は「母上は?母上がお逃げになってからと言うたはず。」と動かない。

半蔵が「お方様は無事お逃げになりました。」と言うが、信康は信じない。

「誠のことでございます。殿が直々に説得なさいました。」ととある村の寺にいると半蔵は言うが「お前は忍のくせに嘘が下手じゃのう。」と信康に言われてしまう。

「ご自害なさったのじゃな。」と信康は言った。

「全ては若殿に生き延びてもらうためにございます。お逃げください。」と言われた信康は呆然としながらも「手を貸してくれ。」と七之助に頼んだ。

七之助が信康に手を貸し、立たせ歩き始めたその時、信康は七之助の刀を抜いた。

止める間もなく信康は刀を自分の腹に刺した。

信康に駆け寄る七之助に「七、わが首を信長に届けよ。」と言った。

「わしが徳川を守ったんじゃ。信康は見事務めを果たしたと父上に…」と半蔵の元に這っていく信康。

苦しむ信康を介錯しようとする半蔵は七之助にどくように言うが、七之助は信康から離れようとしない。

大久保が七之助を信康から離し「楽にしてあげよう。」と言うが、七之助は「ダメじゃ。離せ。」と泣きながら言う。

半蔵が「御免」と言い、信康に向かって刀を振りかざしたー。

悲しみに包まれる

浜松で於愛(広瀬アリス)の笛が響く中、井伊万千代(板垣李光人)が家康の元へ報告に来た。

「ご自害なさいました。」

その言葉を聞いた家康は、フラフラと立ち上がり歩き出したが、倒れてしまう。

久松長家と於大も悲しみに暮れた。

数正も涙を流した。

五徳も涙に暮れる。

今川氏真の元にも知らせが入り糸がは涙を流し、氏真は無念の表情を浮かべた。

武田の元にも知らせは入り、報告した千代(古川琴音)はそのまま行き先を言わず、どこかへ行った。

信長は全てが終わり、佐久間に「二度と顔を見せるな。」と告げた。

家康と瀬名の最後

倒れた家康は、湖でのことを思い出していた。

刀を手にする瀬名に「死んではならん。」と舟を降りた家康は言った。

瀬名の元に行き「生きてくれ。」と言うが「それはできませぬ。」と瀬名は返事をした。

「私たちは死なねばなりませぬ。

本当は信康だけはどんな形でも生きてほしいけど…あの子はそれを良しとしないでしょう。

私も共に逝きまする。」

「嫌じゃ。」と言う家康に「それはワガママ。」と瀬名は言う。

「わしは、かつて一度そなたたちを見捨てた。

わが手に取り返した時、わしは心に決めたんじゃ。

二度とそなたたちを見捨てんと。

何があろうと、そなたたちを守っていくと。」

そう言った家康は瀬名に「守らせてくれ。」と涙ながらに懇願した。

「あなたが守るべきは国でございましょう。」と言う瀬名に「国なんてどうでもいい。そなたたちを守りたいんじゃ。」と家康は言う。

「いつか父と母に言われました。

『いつか私の大切なものを守るために命を懸ける時が来る。』と。

今がその時なのです。きっと父と母も『ようやった。』と褒めてくれるでしょう。

すべてを背負わせてくださいませ。」

世の者が悪辣な妻と語り継ぐことに納得がいかないと言う家康に「平気です。本当の私はあなたに心におります。」と瀬名は言った。

家康は泣きながら瀬名を抱きしめた。

「相変わらず、弱虫、泣き虫、鼻水垂れの殿じゃ。」と瀬名は笑った。

「覚えておいででございますか?ずーっと昔、私たちだけで隠れてこっそり、暮らそうと話したのを?あれが瀬名のたったひとつの夢でございました。はるか、はるか遠い夢でございましたな。」

そう言った瀬名は家康に城に戻るように言った。

本多忠勝(平八郎)(山田裕貴)榊原康正(小平太)(杉野遙亮)「殿をお連れせよ。そして、殿と共にそなたたちが安寧の世を作りなさい。」と瀬名は言いつけ二人も返事をした。

「そんなことわしには出来ぬ。」と泣く家康に木彫りの兎を渡し「兎はずーっと強うございます。狼よりもずっとずっと強うございます。あなたならできます。必ず。」と瀬名は言った。

家康の手を離した瀬名は「瀬名はずっと見守っております。」と言った。

涙を拭った家康は瀬名に笑顔を見せ、その場を立ち去った。

舟に乗った家康は木彫りの兎を手に、瀬名とのこれまでを思い返していた。

「やっぱりダメじゃ。」と舟の上で立ち上がり瀬名の元に戻ろうとする家康を平八郎と小平太が必死に止める。

「こんなのは間違っておる!」「瀬名~」と湖で泣き叫ぶ家康の目の前で瀬名は首を切った。

元忠は膝をつき、大鼠が介錯をした。

家康の叫び声が響いた。

 

【PR】「どうする家康」配信はU-NEXT

スポンサーリンク

「どうする家康」第25回感想

あー切ない

あーもう、家康と瀬名の別れが切ないです。

瀬名は謀が知れ渡った時から、もしかしたらそれより前から家康が何と言おうと自分が責めを負う覚悟ができていたのでしょう。

そして、家康もそんな瀬名の覚悟に気づいたからこそ、あの湖に向かったんでしょうね。

泣きじゃくる家康は瀬名の言うとおり、「弱虫、泣き虫、鼻水垂れ」のころの家康に戻っていました。

物語が始まって半年間、瀬名はこの物語の癒しとして描かれていただけに、史実にあるとおり、この日が来ることが分かっていても「築山事件は起こらないで」と思ってしまうほど、瀬名の退場は寂しいし、悲しい。

そして、今回の瀬名の謀と「安寧の世を作ってほしい」という瀬名の最後の願いが、これから戦国時代を終わらせることになる徳川家康の根幹になるかのようでした。

そして、「どうする家康ツアーズ」が松潤と架純ちゃんでまた切なくなる…という第25回でした。

信康と七之助

瀬名と同じく信康も逃げ延びることを良しとしなかった信康。

きっと瀬名と身代わりとは変わらずに自害することは決めていたのでしょう。

そんな信康に最後まで寄り添った七之助。

家臣団の中でも、一人岡崎に残り、信康を支えるために寄り添ってきた七之助だからこそ、信康の最期に涙する姿が切なかったです。

芸人ながら、そんな姿を上手く魅せてくれたハナコの岡部さんの演技が素晴らしかったです。

そして、21歳という若さながら、信康の壮絶な最期を演じた細田さんも素晴らしかったです。

信長の本当のところは?

「どうする家康」の家康と信長の関係を見ていると、信長は瀬名と信康を死なせる決断を望んでいたワケではないように思えます。

信長は家康に直接命じたワケではなく、家康本人に決めろと言ったこと(佐久間信盛が「分かってるよな。」と圧をかけた)

左衛門尉が信長に瀬名と信康の処遇について報告した時も驚いていたし、全部が終わったあとも「よかった」と言った佐久間にキレていたし…(家康に圧をかけた佐久間に怒ったのか、徳川をちゃんと見張ってなかったから怒ったのか?)

最後の「家康…」と呟いた信長の心は、妻と子を亡くした家康への心配からでしょうか?

古沢脚本の魅せ方

史実では築山事件で瀬名と信康の処遇を指示したのは家康自身と言われていますが、それは信長を欺くための指示で本当は2人を逃がすつもりだった。

信長に五徳が築山殿は悪女と知らせたことが残っている史実を、それは瀬名が五徳に書かせた。

家康と瀬名の最後はこの着地で描くために悪女と言われた瀬名を一貫して優しい妻で家康とも思い合っていた本当にいい夫婦だったと描いていたんでしょうね。

今回についても、瀬名が自害したことを先に信康の口から視聴者に伝え、みんなが瀬名と信康の死に悲しむ様子を見せたあとに、倒れた家康が思い出す形で、最後の最後に瀬名の最期を持ってきた。

瀬名の最期が話の終わりに来たことで、亡くなることは分かっているのに、悲しさ倍増したように思えます。

スポンサーリンク

「どうする家康」次回は?

『どうする家康』次回は「ぶらり富士遊覧」

妻と息子を亡くしながら、信長に今だ従順な家康に家臣の一部は不満を抱える。

家康は信長に接待を申し出、富士遊覧饗応が始まる!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました