『unknown』第７話が放送されました。
結婚式の夜に虎松の父の遺体のそばにはアイスピックを持ったこころ。
こころは逮捕…
そして、衝撃のラストへ…
『unknown』第７話をネタバレありでどうぞ！
『unknown』第７話あらすじ
逮捕
20年前の殺人事件の容疑者で死んだと思われていた朝田虎松（田中圭）の父・一条彪牙（井浦新）が殺された。
結婚式の夜、一条の遺体のそばで血の付いたアイスピックを持っていた虎松の妻・闇原こころ（高畑充希）は銃刀法違反で逮捕された。
虎松とこころの弟・闇原漣（井上祐貴）は身内ということで捜査から外される。
こころの取り調べをするのは、こころのジム仲間で占い師と名乗っていた暁凛（MEGUMI）でこころは驚く。
凛は警視庁未解決事件捜査班の刑事だった。
父親と対面
虎松と漣と合流したこころの母・闇原伊織（麻生久美子）は２人が捜査から外されたと聞き、「誰がこころを助けてくれるの？こころがあんなことするわけないでしょ？」と言ってフラつく。
虎松は一条の遺体との対面をためらったが、先輩の世々塚幸雄（小手伸也）に「いち警察官として行ってこい。」と背中を押され、遺体と対面した。
一条の顔を見た虎松は20年前の事件を目撃した時のことと、自分の目の前で父親が身を投げた時のことを思い出して「何なんだよっ。」と悔しそうに言った。
その時、虎松の背後に居酒屋どんぞこの店主・庭月源治（酒向芳）がいて、虎松は驚く。
高校の教師だった一条と同じく高校の教師だった源治は同僚だった。
源治も一条の子供が虎松だとは思っていなかった。
「最低の人間ですよね。」と言う虎松に「俺はそうは思わないけどなあ。」と源治は言った。
スタンガンの傷
取り調べでのこころは凛の質問に何も答えなかった。
出前を頼もうと凛がこころにメニューを見せようとした時、左肩に傷があるのを見つける。
凛はそれがスタンガンを当てられたものだと気づき、誰にやられたのかを聞いた。
シミュレーション
一条との対面を終えた虎松をナイトドクターとして、働くこころの父・闇原海造（吉田鋼太郎）が待っていた。
「こころが心配で仕方がない。これは正当防衛ってことはないか？」と海造に「その可能性はあると思います。」と答えた虎松。
「そうか。じゃあやってみようか。」と言った。
病院内で海造が考えるこころの正当防衛をシミュレーションする虎松と海造。
何者かに呼び出されたこころは一条にスタンガンのようなもので襲われ、痺れながらも後ろの一条のポケットから凶器を奪い刺した。
海造の指示で、大げさな演技で大声を出していると、世々塚と源治が駆けつけた。
シミュレーションをやめた海造は「君の力でこころを守ってやってくれ。」と虎松に頼んだ。
宗像一家の真実
誰もいないどんぞこで、源治は虎松に父である一条のことを真面目で生徒思いのいい教師だったと話し、家でもいい父親だったんじゃないかと虎松に聞いた。
虎松も、仕事で忙しいなかで休みの日は絶対に遊びに付き合ってくれるいい父親だったと答えた。
どの父親が本当の父親なのか分からないし、事件の動機も結局分からないままだったと話した虎松に源治はある事実を教えてくれた。
当時の一条は学校でサッカー部の顧問をしていた。
ある日、部員の生徒が怪我をした。
よくある怪我だったが、そんお両親は学校に乗り込んできて、責任を取れ。金を払え。と一条に理不尽な要求をしてきた。
それが、事件の被害者だった宗像の両親だった。
最後の方は家族をむちゃくちゃにしてやると脅され、一条は相当悩んでいた。
源治は、だからといって、あんな事件が起きるとは思っていなかったと虎松に話した。
父からの言葉
どんぞこには加賀美圭介（町田啓太）や世々塚、梅ばあ（木野花）もやってきた。
梅ばあは預かっていた結婚式のご祝儀を虎松に渡し、１つだけ名前が書いていないご祝儀があったことを伝えた。
世々塚がこころがまだ何も話していないことを伝えると虎松は心配した。
虎松が家に帰ると、海造と伊織が来ていた。
２人もこころが心配で落ち着かないらしい。
虎松は２人に名前のないご祝儀が１つあったことを伝え、親父かもしれませんと言い、中身を見た。
そこには虎松結婚おめでとう。どうか幸せになってほしい。と書かれたメモが入っていた。
「今さら何言ってんだよって感じですよね。」と言う虎松に「どんな親でも子供には無条件で幸せになってほしいものだ。」と海造は言い、「お父さん、トラちゃんにただひと目、会いたかったのかな。」と伊織は言った。
虎松は「あんな事件起こして、逃げて、20年隠れて、勝手に出てきて、勝手に死んで…ワケわかんねぇ。」と言い、泣き崩れた。
そんな虎松に優しい言葉をかけた伊織と海造。
だが、海造は一条が虎松に会いにきただけなら、こころを襲うことはない。正当防衛じゃなかったとしたら、こころがなぜ一条を刺したのか？あのシミュレーションは一体、何だったんだ？とパニックになった。
家宅捜索？
こころと虎松の家で寝ていた伊織に漣から電話があり、警察が家の周りをウロウロしているから家宅捜索が入るのかもと言った。
今、家宅捜索が入り、吸血鬼に必須の血やマントなどが見つかったら、更にこころが疑われると虎松を連れて急いで帰る。
裏口から入った虎松たちは漣と一緒に、吸血鬼に関連しそうなものは屋根裏部屋に隠した。
その時、チャイムが鳴り、南十字初（新納慎也）ら警察が訪ねてきた。
結局、南十字は家宅捜索ではなく、聞き込みに来たのだった。
黒いレインコート
自宅に帰った虎松の前に加賀美が現れ、車の中でアイスを食べながら、連続殺人犯は吸血鬼かという話をしていた。
「吸血鬼は人間に何か恨みでもあるんですかね？でも吸血鬼からしたら人間は食糧か？」なんて加賀美が言っていると、五十嵐大五郎（曽田陵介）が来たのが見えた。
虎松が大五郎に声をかけると、「家の前にこれがあった。」とビニール袋に入った物を見せた。
それは黒いレインコートで、虎松は預かることにした。
世々塚は誰かに電話をかけて、「俺ね、結婚式の日に見たんですよ。血まみれのレインコートーを着て逃げ去る奴を…。一度２人で話せませんか？」と言っていた。
凛の質問に相変わらず何も話さないこころ。
その時、南十字が入ってきて、「先ほど、犯行に使われたと思われるレインコートがクリーニング店に持ち込まれた。そこから一条彪牙の血液が検出された。おそらく犯人が直接…。」と言い、凛に耳打ちした。
凛は立ち上がり「嫌疑不十分で釈放でーす。」とこころに言ったあと「でも、私はあんたのことまだ疑ってるけどね。」と続けた。
そして、取り調べ室を出て行く時にこころ耳元で「朝田虎松は元夫で～す。」と言い驚きを隠せないこころに「じゃ、またジムでね。」と出て行った。
疑い
警察署を出るこころを虎松が迎えに来た。
こころろの手を引いて帰る虎松を見ながら、こころは「私はこの人を心の中で疑っている。」と思っていた。
結婚式の日、裏庭にこころを呼びだしたのは虎松からのメッセージだった。
帰ったこころは、虎松に凛と元々ジム友で、虎松の奥さんだったことを取り調べの時に初めて知ったことを話した。
「向こうは初めから分かってて近づいたのかな？」と言うこころに「いやっ、偶然だろ。」と虎松は言った。
「そんな偶然ある？」とこころはキツめに言ってしまう。
虎松はこころに事件のことをどれくらい覚えているのか聞いてきた。
覚えてないと答えるこころに「なんで裏庭に行ったのかも？」と聞いた。
こころは答えず「疲れちゃったから休むね。」と寝室に行った。
仕事復帰をしたこころは加賀美に事件の日、虎松からのメッセージで裏庭に行ったことを話した。
そのあと、誰かに襲われ気が付いたら虎松の父親が倒れていた。
もし、虎松の父親が自分を襲おうとして、助けるために虎松が父親を刺していたら…と思うと取り調べでは話せなかった。
怖いけど虎松に聞いてみようと思うとこころは言ったあと、「トラちゃんが犯人だったら、どうしよう。」とこころは不安がった。
衝撃のラストへ…
虎松は凛から連絡を受けて、カフェで会っていた。
凛は虎松にこころから事件の日、何があったか聞き出してほしいと頼んだ。
誰をかばっているか知らないけど、絶対に何かを隠していると凛は言った。
気づくと、カフェの外にこころがいた。
虎松が元妻と会っているのを見て、こころはその場から去ってしまう。
こころを追いかけた虎松。
「事件のこと聞き出してこいって言われたの？元奥さんに。」とこころは言った。
虎松何で取り調べで何も言わなかったのか聞くと「トラちゃんのこと疑ってたからだよ。」とこころは答えた。
「私はトラちゃんのこと守るって決めたから、だから本当のことはトラちゃんの口から聞きたかった。」と言うこころに「俺が殺人犯だって疑ってたってこと？…殺人犯の息子だから？」と虎松は聞いた。
それは違うと否定するこころに「逆に俺は吸血鬼が犯人で、それにこころが巻き込まれただけじゃないかって思ってた。」と虎松は言った。
今どきの吸血鬼は人を襲ったり、血を吸ったりしないと否定するこころに「本当に全部の吸血鬼がそうなの？血が足りなくなって絶体絶命になっても人間を殺さないって言える？」と聞く虎松に「殺さない。私はやってない。」ろこころは答える。
「俺もやってない。」という虎松に「じゃあ何で私を裏庭に呼びだしたの？」とこころは聞いた。
こころにメッセージ画面を見せられた虎松は「俺はこんなの送ってない。」と言った。
「じゃあ…誰が…？」と２人で話していると、後ろから衝撃音がした。
後ろを振り向くと、世々塚が血を流して倒れていた。
世々塚に２人は駆け寄り、必死に名前を呼ぶと、世々塚は「犯人は…吸血鬼…を狙っている。」と言った。
『unknown』第７話感想
事件は一体…
今回はこころが逮捕されてしまいました。
それでも、こころは何にも話さず…というのも、虎松を疑っていたから。
こころを裏庭に呼びだしたのが真犯人だったと思っていましたが、呼びだしたのは虎松。
だが、虎松には呼びだした覚えがありませんでした。
結婚式のどさくさに紛れて、犯人が虎松のスマホからメッセージを送った？
犯人はこころにアイスピックを持たせて罪をなすりつけたかと思いましたが、こころが勾留中にレインコートをクリーニング店に持って行き、それがきっかけで、こころは釈放されました。
犯人の目的もよく分からないですね。
こころは釈放されたものの、事件をきっかけにこころと虎松の距離も離れてしまったような気がします。
そして、20年前の虎松の父親の事件も実は同僚であった源治により、宗像家の親がモンペだったことも判明しました。
父親は虎松のことを守るために、殺したのか？本当は違う犯人がいるのか？
20年前の事件も真相が気になりますね。
凛さん、やっぱり！
前回で、虎松と知り合いであることが分かった、こころのジム友の凛さんは、やっぱり虎松の元妻でした。
こころに近づいたのは事件前だったので、何でだったのでしょうか？
元妻としてより、虎松の父親の事件を追っている刑事としてのような気がしますね。
今回も絶好調の海造パパ
娘のこころが逮捕されたにも関わらず、海造パパは絶好調でした。
病院ではこころの正当防衛のシミュレーションをして、家宅捜索に来たと思って、カジュアルな格好に着替えるよう言われたら、なぜかジョーカー姿で現れる。
着替えてきたかと思えば、吸血鬼！と大暴れでした。
もう振り切っちゃっていて、南十字さんも逆に吸血鬼だとは思いもしていなかったでしょう。
衝撃のラスト！
そして、衝撃のラスト！
よよさんが…。
イヤホンで聞いてた私、衝撃音にビビりました！
結婚式の日に真犯人と思われる人物を見ていたらしく、２人で会って話をしたいと言っていたので、真犯人に殺されたのでしょう。
なぜ、捜査本部には言わずに、犯人と２人で会うことを決めたのか？
そして、世々塚が犯人と思わられる人物との電話を切ったあと、電話を切る伊織の姿が映りましたが、それはミスリードだと思いたい。
世々塚の最期の言葉は犯人は吸血鬼を狙っている…今までの被害者が吸血鬼だったワケでもないですし…どういう意味なんでしょう？
よよさん、ちょっと、怪しいと思っていたりしたけど退場は悲しすぎます。
本当の父親と父親と思っていたよよさんが立て続けに死んでしまった虎松も心配です。
『unknown』次回は？
『unknown』次回は
物語は最終章へ…
世々塚の最期の言葉の意味とは？
ついに連続殺人犯判明！
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