オードリーの若林正恭と南海キャンディーズの山里亮太の半生をKing & Princeの髙橋海人とSixTONESの森本慎太郎が演じるドラマ「だが、情熱はある」の第8話が放送されました。
M-1準優勝で人生が激変した山里だったが、注目されるのはしずちゃんばかりでイライラが募る。
そんな山里が画策したことは?
若林はコンビ名をオードリーに改名!
春日のアパートで始めたライブが思わぬ仕事に⁉
『だが、情熱はある』第8話をネタバレありでどうぞ!
『だが、情熱はある』第8話あらすじ
M-1準優勝後の山里
2004年の年末にM-1グランプリで準優勝した南海キャンディーズ。
山里亮太(森本慎太郎)は今まで冷たくしてきた人たちの見事なまでの手のひら返しに合っていた。
ブレイクし、東京での仕事も増えてきた。
しずちゃん(富田望生)のキャラを壊さないために番組の事前アンケートをチェックしたり、自分が考えたネタでM-1を準優勝したんだから、今が一番大事な時と気負っていた。
オードリーのトークライブ
若林正恭(髙橋海人)は春日俊彰(戸塚純貴)とのコンビの名前をオードリーに改名した。
トークのスキルを磨くため、トークライブを計画するも会場を借りるのにもお金がかかり、悩んでいた。
春日の提案で会場代を0に抑えるため、春日の住むアパートのむつみ荘でライブを開催する。
花鈴の返事
山里は花鈴(渋谷凪咲)とご飯を食べていた。
忙しくてきちんといえてなかったから…とした時、客から「M-1の人…しずちゃんの相方…山ちゃん。」と声をかけられる。
食事が終わり、あらためて花鈴に話そうとすると高山マネージャー(坂井真紀)から電話が入り、もうすぐ出番だと言われる。
劇場に向かうため店を出ようとする山里に花鈴は「よろしくお願いします。」と言った。
山里は「ありがとう。」と言って劇場に急ぐ。
祖母が見るトークライブ
若林は智子(中田青渚)を家に呼んで、トークも頑張りたいと話していた。
今までは実家だから恥ずかしかったけど、自分の部屋でライブをやっている春日を見てどうでもよくなったのと、祖母の鈴代(白石加代子)には会わせたかったと智子に言った。
鈴代はお茶を智子に出し、自分もトークライブに行ってみたいと言い、智子も行ってみたいと言った。
トークライブの際は春日が駅まで客を迎えに行き、連れてくるのだ。
今日のライブには智子と鈴代も見に来た。
ライブが終わり春日が他の客を送るなか、若林は鈴代と今日の客のアンケートを見ていた。
若林は「今日ばあちゃんに来てもらうの恥ずかしかった。ちゃんとした会場じゃないし、なんかカッコ悪いじゃん。」と言うと鈴代は「カッコよかったよ。こういうところで恥ずかしい話をするのカッコつけてなくて、カッコよかった。」と言った。
山里の不満
多忙を極める南海キャンディーズ。
山里は意欲的に仕事に取り組むも、より面白いものを求められる。
打ち合わせでも質問はしずちゃんばかりに集中していた。
2人の仕事が終わり、しずちゃんだけは音楽番組の仕事があった。
山里は「よかった~。僕、音楽番組嫌いなんですよね~。先に帰ります。僕は。」と言い残し帰っていった。
ネタを書いているのは自分なのに、しずちゃんばかりが注目されていくことに不満を募らせていた。
キャラ
山里はしずちゃんに「自分は得体のしれない変な人間って自覚は持っててね。」と釘を刺した。
ロケ終わりにカメラの回っていないところで、謝る姿にも「謝って普通の人だったって噂回ったらどうすんの?」としずちゃんに言い、高山に「強要するのは違うよ。」と言われる。
それでも「コンビのことを考えて言ってるんです。」と反論。
しずちゃんも「私は普通の人間やから。」と言うと「私の方が仕事あるんだしとか言いたいわけ?」と山里は言い「言ってないし!」と高山が割って入る。
「とにかく、ネタを書いてるのは自分なんだからコンビのスタンスは守ってよ。」と山里は言った。
高山は「おしずにずっと同じ場所にいさせるつもりないから。」と言い、しずちゃんの背中を叩いた。
山里と島の出会い
東京でのレギュラー番組が決った南海キャンディーズ。
初めての打ち合わせに現れたのはプロデューサーの島(薬師丸ひろ子)だった。
どうしても南海キャンディーズと仕事がしたかったと言った島は山里に向かい「今日会えるのを楽しみにしていました。」と声をかけた。
今、幸せ?
オードリーのトークライブに谷ショー(藤井隆)がゲストで来てくれた。
ライブ終了後、谷ショーは「こんなに売れないことを楽しんでいる地下芸人、そうそういないと思う。でも今幸せでしょ?」と若林に聞いた。
「まあ、ちょっとだけ。」と若林は答えた。
しずちゃんの大きい仕事のオファー
山里は忙しい中で新しいネタを考え、劇場で披露するも、アンケートでの評判があまりよくない。
高山に呼ばれた山里は「時間がない中でネタ考えたのに、しずちゃんと合わせる時間もないし、あの子がもっと練習頑張ってくれれば…」と言い「おしずのせいにするのは違うよ。山ちゃんは頑張ってる。おしずもそれは分かってる。」と言われた。
その言葉に「俺から歩み寄って仲良くしろってことですか?」と不満そうな山里。
それよりも、すごい話があると台本を出した。
それは、しずちゃんに来た映画「フラガール」の台本。
高山は、しずちゃん本人にはまだ言ってないが、山里に先に知らせた。
役者のオファーの中で1番大きな仕事で、これが上手く行けば南海キャンディーズはもっと上に上がれると思うと嬉しそうに話す高山。
頑張ってるのは自分
だが、山里は「断ってください。しずちゃんがまだ知らないなら、本人に伝えず断ってください。」と高山に言った。
しずちゃんがフラダンスの練習や撮影している時はコンビの仕事が入れられない上に映画が終わって評価されるのはしずちゃんだけ。
自分はただ仕事が減っただけ。
しずちゃんの知名度が上がれば山ちゃんも引き上げられるよ。と言う高山の言葉にも
僕にしずちゃんを引き上げることはできても、しずちゃんに僕を引き上げる力はないです。
「フラガール」の仕事がしずちゃんにとって、プラスになるのは分かってるが断ると言う山里。
自分としずちゃんの差が広がるだけだから…ネタを書いているのは自分で頑張ってるのも自分だから。
今はしずちゃんにチャンスが来ているだけと言う高山にどっちかが売れればラッキーですもんね。しずちゃんが売れたらそれでいいんですよね。と返す山里。
そんなことを本気で言っている山里に私、過大評価してたわ。山ちゃんがこんなに視野の狭い人間だとは思わなかった。これ以上言うなら期待すんのやめる。と言われた山里は口をつぐんだ。
高山はしずちゃんに「フラガール」のオファーを話し、「やろう。」と言った。
しずちゃんは山里の機嫌が悪くならないか心配するが、そんなに性格悪くないよと高山は嘘でごまかした。
島の言葉
山里は荒れていた。
しずちゃんにわがままを言い、疲れもストレスもピークでネタが書けない。
漫才のクオリティが下がり、舞台で謝り、高山にプロ失格と言われる。
島との打ち合わせでもいい意見が出せず、考える時間がないと言うと、島は一緒に考えよう。と言ってくれた。
それでも、もう頭が動かない。なのに、みんなは好き勝手言うし、なんで頑張ってない人が頑張ってる人が批判できるんですか?と愚痴が止まらない。
島は、「そういう気持ちって覚えておける?今感じている不平不満、怒り、妬み、そういうのが絶対に将来の糧になる。表に出せない惨めな感情がきっと輝く時が来る。いつか、そういう仕事がしたいね。」と山里に言った。
そんなのがあり得るのかと聞く山里に「分かんない。私がやりたいだけ。」と島は答えた。
ラジオ番組
若林は深夜のラジオ「フリートーカージャック」のオーディションに挑んだ。
5分間フリートークをする番組なので、エピソードトークを何でもいいからしてくれと言われた。
若林は春日の話をした。
すると、「それでいい?人の話するんだね。なんでもいいって言ったよ。」と言われ、春日のアパートでのトークライブの話と智子と会うのにお金がなくて、外で会うから蚊に刺されまくっているという話をした。
話が終わると「きみ、その話面白いよ。人が本気で悔しかったり惨めだったりする話は面白いんだよ。」と言われた。
若林はオーディションに受かった。
深夜3時45分から若林のトークがラジオから流れた。
そのラジオを録音し、今は北海道に住む両親に送った。
敵ばっか
マッサージ店でマッサージ受けながら、何を考えてもネガティブな思考になっちゃう。何も考えたくない。仕事もしたくない。でもしなきゃならない。頑張りたいけど、頑張れない。みんな怖い。ほんっと辛いんです。と愚痴っていた。
すると「敵ばっかじゃないからね。」という声が聞こえ、カーテンを開けた隣のベッドから高山が顔を出した。
「今はみんな敵ばっかに見えるかもしれないけど、山ちゃんが敵を作ってるだけかもしれないよ。」と言って、高山はカーテンを閉めた。
ズレ
スズタリ(水沢林太郎)を呼び、開催したトークライブ。
春日のズレたトークからの自分の発した言葉に何かを思いつきそうな若林。
山里はしずちゃんとのズレが亀裂になっていた。
そんな若林と山里が同じ舞台に立つまで、もう少し。
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『だが、情熱はある』第8話感想
山ちゃんの暗黒期がひどい!
南海キャンディーズがブレイクして、山ちゃんが暗黒期に入りました。
自分がネタを書いてるのに、しずちゃんばかりが注目されるのが納得いかない気持ちも分からなくないですが、ひどすぎます。
もう、あんなの見せられたら、山ちゃんはあんな態度やあんな言動をしていて、よくしずちゃんと高山マネージャーに見捨てられなくて良かったね。それで今があるんだね。と思わずにはいられません。
「フラガール」のオファーもみ消しは有名な話ですが、水トちゃんのナレーションでも言っていたとおり、しずちゃんがフラガールに出演したことが、山ちゃんの奥様の蒼井優さんとの出会いのきっかけになることを知っているので、一生懸命もみ消そうとしてるのがおかしく見えちゃいますね。
最近、この暗黒期にしずちゃんが他の人から「山ちゃんとは解散したほうがいいよ。」といくら言われても、「自分は山ちゃんに拾ってもらったから、私から南海キャンディーズを解散することはない。」と言っていたことを知り、このドラマを見ているからこそ、そのエピソードに泣きそうになりました。
若林のトーク
若林がトーク力を磨きたいと始めたむつみ荘でのトークライブ。
ここで少しトーク力がついたのか、フリートークのラジオ番組でのオーディションに受かりました。
このオーディションシーンで若林に「その話、面白いね。」と言ってくれた放送作家さんは藤井青銅さん。
演じていたのは何とご本人でした!
藤井さんの「人が悔しがったり、惨めな話は面白い。」という言葉も「たりないふたり」に繋がっていそうな言葉でした。
そして、オードリーの今の形になるまで、もう少しといった感じでしたね。
島さん
山ちゃんが島さんと仕事をすることになりました。
このころ、誰もがしずちゃん、しずちゃんと言っていたのに、島さんは山ちゃんと一緒に仕事がしたいようでした。
そして、島さんがネガティブな感情が輝く時が来る。そんなことがいつかできたらいいね。という言葉にそんな時が来ることはあり得ないと思っている山ちゃんでしたが、「たりないふたり」への伏線となっていましたね。
W主題歌
今話からW主題歌となりました。
今までの主題歌SixTONESの「こっから」はオープニングになり、エンディングにKing & Princeの「なにもの」になりました。
King & Princeが2人体制になり、発表された新曲が「だが、情熱はある」の主題歌になると分かった時は、SixTONES「こっから」は途中で主題歌から外されるのかと、ネットがざわつきましたが、W主題歌ということで落ち着きました。
「こっから」はもう本当カッコよくてドラマにも合っているのは言わずもがなですが、「なにもの」も「こっから」とは正反対のような曲で新しいスタートを切ったキンプリを表すような爽やかな楽曲なのに、ドラマにも合ってるいい曲でした。
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『だが、情熱はある』次回は?
『だが、情熱はある』次回は
M-1敗者復活戦。
オードリーと南海キャンディーズが同じ舞台へ。
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