松本潤主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』第16話「信玄を怒らせるな」が放送されました。
家康が信玄を怒らせた？
武田の人質になっている義弟の源三郎を救い出せ！
家康の義理の弟・源三郎役の長尾謙杜さんが初登場！
信玄の息子・武田勝頼役の真栄田郷敦さんも初登場！
【PR】
 | どうする家康 前編 （NHK大河ドラマガイド） [ 古沢 良太 ] 価格:1,320円 |
 | どうする家康 後編 （NHK大河ドラマガイド） [ 古沢 良太 ] 価格:1,320円 |
『どうする家康』第16回「信玄を怒らせるな」をネタバレでどうぞ！
【PR】
 | 大河ドラマ どうする家康 完全版 第壱集 ブルーレイ BOX【Blu-ray】 [ 松本潤 ] 価格:9,781円 |
『どうする家康』第16話「信玄を怒らせるな」あらすじ
井伊虎松…後の井伊直政
遠江・浜松に移った徳川家康（松本潤）は少女たちの舞を鑑賞していた。
その時、踊り子の１人が家康に向かっていった。
本多忠勝(平八郎)（山田裕貴）や榊原康政(小平太)（杉野遙亮）を交わし、家康に飛びかかる。
家康は倒れたもののかすり傷で済んだ。
踊り子は「くそぉ。」と呟き、またも家臣たちを交わし逃げていった。
家臣たちは生け捕りにするため追いかけ、平八郎が見つけ捕らえる。
少女の踊り子の中にいたが、顔の美しい少年だった。
捕らえれても、なお暴れる少年をおとなしくさせようとする家臣たちに「待て。まだ子供ではないか。」と家康が制す。
誰に雇われたのかを聞いても自分の一存でやった。と言う。
どうやら個人的な恨みが家康にあるらしい。
「徳川家康は今川様を裏切り、遠江をかすめた。お前が全ての元凶じゃ。」
「遠江の民はみーんなお前を恨んでいる。徳川家康は疫病神の裏切り者じゃ。とみーんな申しておる。」
「遠江から出ていけ！」
と家康に叫んだ。
夏目広次（甲本雅裕）が「今川はもう力がない。誰かがこの地を治めなけりゃならんじゃろ。」と言うが
「武田様がおる。武田様はわしらの暮らしを助けてくれる。武田様こそ新たな国主様にふさわしい。」
「お前なんか武田信玄に滅ぼされるに決まっておる。ざまあみろ！」と反論される。
家康は武田信玄（阿部寛）の名が出たことに戸惑う。
鳥居元忠(彦右衛門)（音尾琢真）はその言葉に我慢ならず、少年を踏みつける。
だが、家康はやめるように言い「この者は放免せよ。」と命じる。
「大人になった時、また、われらの前に現れます。」と反対する家臣たちに「この者は遠江の民の姿。また現れる時に敵となっているか味方となっているかは我らの行い次第。」と家康は言った。
放免される時、「井伊虎松…我が名じゃ。」と名乗り帰っていった。
信玄の民への調略
井伊虎松のことを建築中の浜松城の中で、酒井忠次(左衛門尉)（大森南朋）や石川数正（松重豊）らに話し、頭を抱える家康。
「武田の刺客でもなく、自れの考えでやったということは、考えそのものを武田に仕込まれている。」と左衛門尉と数正は言う。
大久保忠世（小手伸也）の話だと、武田は遠江で甲州金をばら撒き、地侍を取り込み、民の暮らしを助けていて、武田の調略は遠江各地まで入り込んでいるようだ。
「切り取られますな。このままでは…。」との数正の言葉に武田は駿河、徳川が遠江と取り決めたはず。と家康は怒る。
「正しくは、武田は駿河から、徳川は遠江から。切り取り次第。力で奪った方のもの。」と数正に訂正される。
「腐れ坊主が！」と憤慨する家康に夏目が「落ち着かれませ。戦だけは避けねばなりません。」と冷静に言う。
織田信長からも「信玄だけは怒らせるな。」とキツく言われていることを忘れないように。とも付け加えられる。
家康の弟・源三郎
於大（松嶋菜々子）と久松長家（リリー・フランキー）の次男で家康の異父弟にあたる松平源三郎勝俊（長尾謙杜）は武田と盟約を交わした時に武田方に行った。
いわゆる、人質だ。
源三郎から息災でやっていると言う文が届いたが、於大にはそれが源三郎の字ではないように見え、源三郎に何かあったのだと思った。
於大は服部半蔵（山田孝之）を呼び、「甲斐に忍び入り、源三郎を救い出して参れ。」と命令する。
殿である家康の許しを得ねば…と言う半蔵に於大は自分が雇うから行ってこい。と言う。
半蔵は女大鼠（松本まりか）と甲斐に忍び込み源三郎を見つけた。
そこには、殴られたあとがあり、心身ともに病んでいる源三郎がいた。
半蔵は於大より先に家康に源三郎が毎日ひどい仕打ちに遭い、何度も逃げ出そうとしていたことを報告。
家康は「書状の通り、源三郎は息災であった。と母上には伝えよ。」と半蔵に申し付ける。
源三郎は家康に武田方に行くように言われた時「兄上も幼いころ方々に人質として行かされていた。その時があって、今の兄上がある。源三郎も喜んで行って参ります。」と言い武田へ人質として行ったのだ。
信玄を怒らせた
武田の手が奥三河の方まで伸びてきていた。
危機を感じた家康は信玄の長年の宿敵・越後の上杉謙信に書状を送る。と言い出した。
夏目は「信玄に知られたら、確実に怒らせます。」と言うが「内密に進める。書状を送るだけじゃ。」と実行する。
だが、越後に向かう途中、信濃でその書状を運んでいた者はやられ、書状も信玄の元に渡った。
上杉への書状が信玄の元に渡り、信玄が家康をなじる書状を方々に送り始めていると家康の元にも報せが入る。
どうやら、信玄を怒らせたようだ。
それでも戦は避けねばならない。と言う夏目に「避けられんだろう。信玄は遠江を切り取ると初めから決めておるんじゃ。怒らせようが怒らせまいが関わりない。」と家康は言う。
そして、半蔵を呼んだ。
源三郎奪還
半蔵と女大鼠が源三郎を助けるため甲斐に再び忍び込む。
城の敷地内で爆破を起こし、注意がそちら向いている隙に源三郎を連れ出す。
だが、見つかった。
源三郎を背負う半蔵へ千代（古川琴音）が矢を放つ。
女大鼠がその矢を自分の右腕で受け、半蔵と源三郎を先に逃がす。
源三郎は半蔵によって救い出された。
父と母とも再会できた。
家康は源三郎に謝り「信玄は何たる外道！」と憤るが源三郎はそれを否定する。
信玄は源三郎を甲斐の若い侍と同様に鍛えていただけ。
むしろ、一番甘くされていた。
その中でも、信玄の息子・武田四郎勝頼（真栄田郷敦）を厳しく鍛えており、彼の強さは怪物並。
「だれも甲斐の侍に勝てるものなどおりません。」と家康に伝える。
信玄は源三郎が奪いに来られることを知っていて、わざと行かせた。
源三郎にここで見たことをありのままに家康に伝えるように言い、家康への言づてを伝える。
信玄からの言づてを家康の耳元でささやく源三郎だった。
家臣会議
家康は家臣を集める。
信玄からの言づてを家臣たちに伝える。
「弱き主君は害悪なり。滅ぶが民のためなり。生き延びたければ我が家臣になれ。手を差し伸べるのは一度きりだ。」
家臣たちには妻子がいて、所領もある。
家康の一存だけでは決められない。と「家臣たちに各々で決めてよい。」と言う。
「うちの殿は頼りないぞ。」と忠次は言う。
「勝手にするから付いてこい。と言わないとは情けない。」と平八郎は言う。
「情けない殿の家臣よりは武田信玄の家臣の家臣の方がマシかもしれんの。」と数正は言う。
「信長とも手が切れます。代わりにこれからは信玄に媚びへつらって生きていけばいい。」と小平太は言う。
「美しい浜松も、苦労して手に入れた遠江も信玄にくれてやりましょう。」と大久保は言う。
「守り抜いた三河、岡崎も信玄にくれてやりましょう。」と平岩親吉(七之助)（岡部大）は言う。
「何もかんも信玄にくれてやりましょう。信玄のもとでみじめに生きていきましょう。」と彦右衛門は言いながら泣いている。
「戦っても十に九つは負けるんじゃぞ。」と家康は言うが「十に一つは勝てる。」と平八郎が言う。
「その一つを信長は桶狭間でやりましたぞ。信長はやりましたぞ！」と家康の目を真っ直ぐ見て言う平八郎。
「わしは信玄に何一つ及ばぬ。全て足りぬのじゃ。」と言う家康に今まで黙っていた夏目が口を開く。
「その代わり、殿にはこの家臣一同がおります。この一同で力を合わせ、知恵を出し合えば信玄に及ぶものと存じます。」と家康に言うのだった。
家康は涙を流した。
戦へ…
武田信玄はこの戦を人生最大の戦になろう。と言った。
信玄が目指すは織田信長。
その前に転がっている石ころをどかすと言い「これから浜松の徳川家康を討つ！いざ風の如く進め！」と武田軍は戦に出る。
浜松では家康が「この浜松を守り抜き武田信玄に勝つ！今こそ我らが桶狭間を成す時ぞ！」と信玄を迎え撃つ覚悟だった。
【PR】『どうする家康』を小説で読みたい方はこちら
 | 価格:1,650円 |
 | 価格:1,650円 |
『どうする家康』第16話「信玄を怒らせるな」感想
美しすぎる井伊虎政
家康に襲い掛かった井伊虎政…少女の踊り子たちに紛れるほどの美少年でした。
板垣李光人くんが美しすぎましたね。
そんな虎政を放免にすることを決めた家康。
これからの自分たちの行い次第で民が敵になるか味方になるかが決まる。と言った家康は見違えました。
石川数正がツボ
見違えた家康だが、数正や忠次の前では頭を抱えていました。
そんな中で、冷静に信玄が言ったことを正式に言い直す数正。
信玄に劣らぬところを問う家康に忠次たちが言いにくそうにしているところ「全て」と言い切ってしまう数正。
今回のツボでした。
なにわ長尾くん・郷敦初登場！
家康の異父弟にあたる源三郎役のなにわ男子の長尾謙杜くんが初登場でした。
登場から綺麗な長尾くんの顔が傷だらけでした。
家康と武田の戦に向かうための大切な言づてを担う重要な役でした。
そして、信玄の息子・勝頼役の真栄田郷敦さんも初登場！
源三郎いわく怪物級の強さを持つ勝頼。
さすが、千葉真一の息子！となるアクションでした。
父・信玄役の阿部寛さんと郷敦さんの親子って非常に濃い親子です。
家臣あっての家康
武田に家臣になるように言われた家康は自分だけでは決められぬ。と家臣に各々決めるように言った。
平八郎は「万に一つは勝てる。信長はそれをやった。」と家康を煽るように背中を押しました。
そして、事あるごとに「信玄との戦は避けねば。」と言っていた夏目広次が戦の後押しをしたことが大きかったですね。
前回の姉川合戦では冷静に先を見れる家臣に助けられ、今回も家臣から背中を押されました。
本当に夏目広次の言った通り、家康と家臣の力を合わせれば信玄以上になれる気がします。
信玄に勝てる？
戦の前に家臣の前で演説する信玄は岩の上に立ち、圧巻でした。
対する家康は城内だったこともあり、どう見ても信玄に勝てそうには見えなかったです…。
武田の侍は源三郎が付いていけないほどの鍛錬をしていて、誰も勝てないと言うほどの強さですし。
ただ、信玄は病を患っていそうでしたし、家康VS信玄はどうなるんでしょうか？
【PR】『どうする家康』全話配信はこちら
『どうする家康』次回は？
『どうする家康』次回は三方ヶ原合戦！
浜松に向かって来た信玄がまさかの素通り。
瀬名たちのいる岡崎が危ない！
家康はどうする？
コメント