松本潤主演の大河ドラマ『どうする家康』第17話「三方ヶ原の戦い」が放送されました。
ついに信玄が浜松へ向けて進軍！
だが、まさかの浜松城をスルー？
瀬名たちのいる岡崎が危ない！
家康はどうする？
『どうする家康』第17回「三方ヶ原の戦い」ネタバレありでどうぞ！
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『どうする家康』第17話「三方ヶ原の戦い」あらすじ
合戦前
武田信玄（阿部寛）が浜松への進軍を開始した。
徳川の家臣たちの家族も大きな戦を前に不安の中で送り出す。
徳川家康（松本潤）は「ここで武田信玄を迎え撃つ。今こそ我らが桶狭間を成す時ぞ！」と家臣の前で宣言した。
武田軍の勢い
武田軍が進軍を開始し、恐るべき速さで城を落とされている。
多方から攻められ、信玄本人がどこにいるのかも分からない。
難攻不落と言われた高天神城も武田の手に落ちた。
わずか１月で家康の居城・浜松城は包囲されようとしていた。
信長からの加勢
こうなったら、美濃からの織田信長の加勢に懸かっている。
本当に信長からの加勢が来るのか不安の中、信長からの使者として、水野信元（寺島進）が家康の元へ着いた。
だが、信長は「この浜松で武田を食い止めろ。」と言うだけで、浅井・朝倉との戦に忙しいとこちらに手勢を送るつもりはないらしい。
それを聞いた家康は「では、信長殿にお伝えください。『久しぶりに鷹狩りをしよう。』と。」と水野に伝えた。
共に戦中の中で何を言ってんだ？と水野は言ったが、家康は「『共に２日だけ城を抜け出し、いつものところで鷹狩りをしよう。』そう伝えよ。」と改めて言った。
鷹狩り
織田信長（岡田准一）は家康の誘いに応じ、鷹狩りへと来た。
信長は早速「あれだけ、信玄を怒らせるな。と言ったろ。」と言うが「武田信玄の狙いはあなたですよ。」と家康は言った。
家康は「どうやる？策を貸せ。」と言う信長に「策は桶狭間。」と答え、続けて「エサは？」と聞く信長には「家康。」と答えた。
「俺も同じ考えだ。」と家康は言った。
信長の方の戦はひと月あれば終わると信長は言う。
家康は5000の兵を貸してくれるように交渉するが、信長は3000で譲らない。
そんな信長に「徳川と小田は一蓮托生であることをどうかお忘れなく。」と家康は言った。
家康の頬をつねった信長は「泣きそうな顔した大将じゃ誰も付いてこんぞ。」と言い「楽しめ！一世一代の大勝負を。」と続けた。
信長は家康との手を取り、互いに肩を組ませ「俺とお前は一心同体。ずっとそう思っとる。信玄を止めろ。俺は必ず行く。」と言い残し帰って行った。
夫婦の時間
鷹狩りの帰り、家康は瀬名（有村架純）に一目会っておきたくて、築山まで足を伸ばした。
久しぶりの夫婦の時間。
嫡男である信康（細田佳央太）が立派になったことを喜ぶ家康だったが、瀬名は寂しいと話した。
優しい息子が戦に出る武人になっていくことに寂しさを感じていた瀬名。
「なぜ戦はなくならぬのでしょう？」と言う瀬名に「弱さは害悪じゃ。」と言った家康。
「これはわしの弱さじゃ。ここに置いていく。」と自分で彫った木彫りの兎を瀬名に渡す家康だった。
「瀬名、そなたは何があっても強く生きろ。」と言った家康は「ここには指１本触れさせぬ。」と誓った。
「いつか、ここに取りに来て下さい。殿の弱くて優しい心を。瀬名はその日を待っております。」と瀬名は言った。
徳川の作戦
武田は次々に浜松城の周囲を落とし、残るはここ浜松城のみとなった。
信長は佐久間信盛（立川談春）や水野信元をはじめとした3000の兵を送ってくれた。
共に籠城して１か月を稼ぐ。
１か月で浅井・朝倉の西の兵を収めた木下藤吉郎（ムロツヨシ）や柴田勝家（吉原光夫）が浜松に加勢してくるタイミングで岡崎から信康の兵も加勢。
全ての加勢が来た時、満を持して家康が討って出る時。
城攻めに疲れた武田勢を織田・徳川の総がかりで武田勢を皆殺しにする。
浜松城と家康の首は信玄を食いつかせるエサ。
「食いつかせて１月耐え忍び一撃必殺で信玄の首を獲るのじゃ。天と地をひっくり返す。」と家康は言った。
武田の作戦と遠江
浜松・遠江では武田が進軍してきていることで、民たちが逃げていた。
その中で、家康を襲って放免された井伊虎松（板垣李光人）は戦見物にと団子を買う余裕だった。
真っ赤な武田軍が浜松城のすぐそこまで来ていた。
信玄は
「そこにいる相手の大将の身になってみよ。
その大将はひ弱で臆病。だが、己の弱さを知る賢い若者じゃ。」
と息子の武田勝頼（真栄田郷敦）に言った。
信玄を迎え撃つ覚悟だった徳川軍。
だが、武田軍は浜松城を通り過ぎようとしている。
「どうしてじゃ。わしはここにいるぞ。」と城の中から武田軍に向かって言う家康。
武田軍では山県昌景（橋本さとし）と穴山信君（田辺誠一）が「見えますか？家康の狼狽ぶりが？」と勝頼に言っていた。
「さーてどうする？遠江の民も見ておるぞ。」と言う信玄。
武田が千代（古川琴音）らを民に潜らせ「徳川様は武田が怖くて素通りさせたらしいよ。遠江は武田にくれてやることにしたってさ。」と噂を流させていた。
それを聞いていた虎松は納得がいかない。
スルーされた浜松城では？
浜松をスルーされたことで、信玄の読み通り徳川勢の意見は割れる。
このまま武田軍を行かせたら遠江の民が誰も付いてこない。討って出るしかないのか？と言う家臣。
佐久間信盛は信長から籠城するようにとの命を受けて来ている。戦になるのは話が違う。と言い出す。
水野信元も「織田勢は籠城じゃ。」と言った。
「武田軍を無傷で岐阜に行かせた方が切腹ものでは？」と榊原康政(小平太)（杉野遥亮）は言った。
石川数正（松重豊）は岐阜の前に三河・岡崎があるのを心配する。
岡崎を守らねばならない。と討って出ることを提案する家臣たちの中、本多忠勝(平八郎)（山田裕貴）が「討って出れば負ける。」と言った。
本多勢は山県昌景の軍と戦った時に武田軍の強さを身に染みて分かっているのだ。
家康の決断
家康がどうすべきか考えている後ろで家臣や織田勢が揉める。
家臣にご指図をと言われるが色んな事が頭を巡り決断できずにいる家康。
「信玄に勝るものがあるとすれば、この地を知っていることじゃ。」と家康は言った。
地の利を生かす。
信玄が現在進んでいる先に細い崖道になっている。
そこを後ろから攻めれば、かなりの兵を失わせることができる。
そうすれば、勝機がある。
家康は「直ちに武田を追い、後ろから追い落とす。出陣じゃー！」と討って出ることを決断した。
武田との戦い
家康が先陣を切って武田軍を追った。
それに家臣が続く。
家康と家臣が進んだその先に見たのは家康を待ち受けていた武田軍の陣だった。
「わっぱよ。戦は勝ってから始めるものじゃ。」と信玄は家康に言い家臣たちに「かかれー！」と声を上げた。
岡崎には知らせが入った。
信康の元に来た瀬名に「殿が…」と言う平岩親吉(七之助)（岡部大）。
七之助に「まことなのか？」と詰め寄る瀬名。
信康は「父上が…」と呟いた。
遠江から戦場へ走った井伊虎松が見たのは勝鬨をあげる武田軍の姿にいくつもの横たわる遺体。
運ばれていく遺体は金具足をつけ、金の兜をつけた首を武田軍は掲げていた…。
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『どうする家康』第17話「三方ヶ原の戦い」感想
合戦前…それぞれの家族との様子
武田信玄との大戦を前に、それぞれの家族も戦へ送り出しました。
酒井忠次（大森南朋）の妻・登与（猫背椿）は夫のために握り飯を握り、忠次は登与を抱きしめてから戦へ向かいました。
大戦ゆえに相当の覚悟で戦へ向かったのが伺えました。
そして、家康の息子・信康にとっては初めての戦。
いずれは参戦することになると言われた時の妹の亀姫はとても心配していました。
妻である五徳は初めての戦に夫を送り出す割には、どっしり構えていて、さすがの織田信長の娘でした。
信康たちは成長していて、今回から信康は細田佳央太さん、亀姫は當真あみさん、五徳は久保史緒里さんにキャストが変わっていました。
最強の武将・本多忠勝
武田軍の山県昌景と対峙した本多忠勝。
帰ってきては血まみれ姿で、「かすり傷ひとつ負っておらん。」と言い、「えっ、それ血…。」とツッコんだ大久保忠世（小手伸也）に食い気味に「返り血じゃ。」言った姿は今回一番のギャグパートだと思いました。
ただ、武田を討ちに行くべき。と言う家臣の中では相手の強さを認め、直接対峙した者として貴重な意見を出していました。
久しぶりの夫婦の時間
家康が浜松に行ってから久しぶりの夫婦２人のシーンでした。
瀬名は外で大きな声では言えないが、息子を戦に送り出すことが辛いようです。
命を落とす危険のある戦に喜んで送り出せる親なんていませんよ。
瀬名の言った「殿の弱さや優しい心をを取りにくるのを待っている。」というのは、「いつか戦がなくなり、家康が弱さや優しい心を隠さなくても生きていける世がくることを願っている」といった思いなのでしょう。
ただ、この先の史実を知っていると…家康と瀬名のシーンを見る度にこの２人の行く末がどのように描かれるのかが気になってしまいます。
信長と家康
家康は信長と２人で話すため、鷹狩りと称して呼び出しました。
信長を呼び出せるようになったとは家康も成長しましたね〜。
信長と家康は一心同体。
そう言った信長の言葉は、心からの本音のように思えました。
岡田信長と松潤家康のシーンが好き過ぎて、信長が本能寺までで退場してしまう史実が残念でならないです。
恐るべき信玄
今回の信玄、恐ろしかったです。
あんなに悩んだ家康が全て信玄の思ったとおりに動いていたとは！
あんなに意気揚々と武田軍を追って行った徳川軍が止まった先に見えたあの待ち構えた武田軍よ！
あのシーンは音もセリフもなく一層ドキドキでした。
そして、もう全てやられてしまったかのような徳川軍。
いやいや、史実で家康が死んでないのは分かってるんですよ。
じゃあ、あんなにやられた徳川軍の中で家康はどうなったのか？
他の家臣たちはどうなったのか？
気になって仕方ないです。
井伊虎松
そして、またまた出てきました井伊虎松（のちの直虎）
家康が浜松に来た時に襲った頃とは、家康に対する考え方も変わっていたようです。
千代が流布した家康についての事も信じられず、自分の目で確かめるために戦場まで見に行ったように思えました。
しかも、そこで見た家康が討ち死にしたかの状況にもショックを受けているように見えました。
虎松を演じる板垣李光人さんは、先日行われた浜松まつりに松潤と一緒に参加していましたね。
（平岩親吉役の岡部大さんと夏目広次役の甲本雅裕さんも一緒でした。）
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『どうする家康」次回は？
『どうする家康』次回は
家康討ち死に？
そんな知らせが全国を駆け巡る。
信長は信玄との戦を覚悟。
家康の運命は？
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